募集終了全国対象
やや難しい
準備期間の目安: 約21

【農林水産省】令和7年度食品ロス削減等緊急対策事業

基本情報

補助金額
2億円
補助率: 定額となります。
0円2億円
募集期間
2025-12-18 〜 2026-01-07
対象地域日本全国
対象業種漁業 / 製造業 / 情報通信業 / サービス業(他に分類されないもの) / 農業、林業 / 運輸業、郵便業 / 卸売業、小売業 / 宿泊業、飲食サービス業
使途研究開発・実証事業を行いたい / エコ・SDGs活動支援がほしい

この補助金のまとめ

本事業は、循環型社会の実現を目指し、事業系食品ロスの削減とフードサプライチェーン全体の課題解決を支援する農林水産省の補助制度です。補助金総額は最大2億円で、補助事業者の運営管理経費(2,500万円以内)と間接補助事業者による実証事業(1億7,500万円以内)の二段階構成となっています。実証事業では、食品リサイクルの効率化等モデル支援、未利用食品の供給体制構築緊急支援、食品ロス削減緊急対策モデル支援の3つの取組が対象です。食品製造業、食品流通業、外食業等の食品企業における未利用食品の寄附促進やリサイクル推進を具体的に支援する実践的な事業です。農林水産省大臣官房新事業・食品産業部が所管し、全国の食品関連事業者が幅広く活用できる制度となっています。

この補助金の特徴

1

二段階の補助構造

補助事業者(事業全体の運営管理者)と間接補助事業者(実証を行う食品企業等)の二段階構造です。本公募は補助事業者を募集するもので、採択後に間接補助事業者の公募が行われます。

2

3つの実証テーマ

間接補助事業者は(1)食品リサイクルの効率化等モデル支援、(2)未利用食品の供給体制構築緊急支援、(3)食品ロス削減緊急対策モデル支援の3テーマから選択できます。

3

最大2億円の定額補助

運営管理費2,500万円以内、実証事業費1億7,500万円以内の合計最大2億円が定額で助成されます。食品ロス対策に取り組む企業の自己負担を最小化します。

4

フードサプライチェーン全体の課題解決

製造・流通・外食等のサプライチェーン全体を視野に入れた包括的なアプローチで、個別企業だけでなく業界横断的な課題解決を目指します。

5

事例集作成と情報発信

補助事業者は間接補助事業者の取組成果を事例集として取りまとめ、情報発信を行います。個別の成功事例を業界全体に普及させる波及効果が期待されています。

ポイント

この補助金は「補助事業者」の選定公募です。採択された補助事業者が間接補助事業者を公募・選定するため、食品企業が直接的な恩恵を受けるのは次のステップです。補助事業者には事業全体の運営管理能力と食品業界のネットワークが求められ、業界団体やコンサルティング企業が有力な候補です。食品ロス削減に取り組む企業は、補助事業者の選定後に開始される間接補助事業者の公募に注目してください。

対象者・申請資格

補助事業者の応募要件(本公募の対象)

  • 公募要領別表の事業内容1の事業実施主体の欄に掲げる者であること
  • 本事業を行う意思及び具体的計画並びに的確に実施できる能力を有すること
  • 経理その他の事務について適切な管理体制と処理能力を有すること
  • 定款、役員名簿、事業計画書・報告書、収支決算書等を備えていること

成果の公益利用

  • 事業により得られた成果の利用を制限せず、公益の利用に供すること

所在地・責任能力

  • 日本国内に所在すること
  • 補助事業全体及び交付された補助金の適正な執行に責任を負えること

欠格事由

  • 法人等の役員等が暴力団員でないこと

間接補助事業者の対象(参考)

  • 食品製造業者
  • 食品流通業者
  • 外食業者
  • フードバンク等の食品関連団体

ポイント

補助事業者には「間接補助事業者の公募・審査・選定・交付管理・進捗管理」という運営管理機能が求められます。食品業界での事業運営実績とネットワークが評価の鍵となります。実証事業に取り組みたい食品企業は、補助事業者が決定した後の間接補助事業者公募をお待ちください。

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申請ガイド

1

ステップ1:公募要領の確認

農林水産省ホームページ(https://www.maff.go.jp/j/supply/hozyo/kanbo/251218_042-1.html)から公募要領をダウンロードします。注意:jGrantsでの申請受付は行っていません。別表に記載された事業実施主体の要件を特に確認してください。

2

ステップ2:運営管理計画の策定

間接補助事業者の公募・審査・選定方法、補助金交付手続き、進捗管理の方法、事例集作成・情報発信計画など、補助事業者としての運営管理業務の全体計画を策定します。

3

ステップ3:実証事業の方針設計

3つの実証テーマ(食品リサイクル効率化、未利用食品供給体制構築、食品ロス削減モデル)について、どのような間接補助事業者を募集し、どのような成果を目指すかの方針を設計します。

4

ステップ4:課題提案書の作成と提出

公募要領に定められた様式に従い課題提案書等を作成し、原則として電子メールで提出します。公募期間(令和7年12月18日〜令和8年1月7日)内の提出が必要です。

5

ステップ5:審査と事業開始

課題提案書の審査が行われ、得点の高い提案から補助金交付候補者が選定されます。採択後は速やかに間接補助事業者の公募を開始し、実証事業の推進に着手します。

ポイント

申請はjGrantsではなく電子メールで行うことに注意してください。運営管理業務の計画では「間接補助事業者をどう募集し、どう審査し、どう管理するか」の具体的なフローが問われます。過去の類似事業の運営管理実績があれば大きなアドバンテージとなります。

審査と成功のコツ

食品業界のネットワーク活用
食品製造業、流通業、外食業等の幅広い業界ネットワークを持つことが重要です。間接補助事業者の公募では多くの応募者を集める周知力が必要であり、業界団体としてのネットワークや過去の事業での連携実績が評価されます。
運営管理の実績と体制
過去に補助事業の運営管理を行った実績を具体的に示します。間接補助事業者の審査・選定、交付管理、報告書確認等の実務経験が高く評価されます。専任のプロジェクトマネージャーの配置も重要です。
3テーマへの対応力
食品リサイクル、未利用食品の供給体制、食品ロス削減の3テーマすべてについて知見を持ち、的確な審査・支援ができることを示す必要があります。各テーマの専門家をアドバイザーとして確保する計画も有効です。
成果の普及・情報発信力
事例集作成や情報発信の具体的な計画を提示します。ウェブサイト、セミナー、業界誌等を通じた効果的な普及策を提案することが高評価につながります。

ポイント

審査では「食品業界全体を巻き込む力」が重視されます。補助事業者としての運営管理能力に加え、間接補助事業者の成功を支援するメンタリング能力も問われます。過去の食品ロス削減関連事業の成果実績があれば、必ずアピールしてください。

対象経費

対象となる経費

運営管理費(補助事業者)(4件)
  • プロジェクト管理の人件費
  • 間接補助事業者の公募・審査費
  • 交付管理・進捗管理費
  • 事例集作成・情報発信費
食品リサイクル効率化(間接補助事業者)(3件)
  • リサイクル設備の実証費
  • 効率化モデルの構築費
  • データ収集・分析費
未利用食品供給体制構築(間接補助事業者)(3件)
  • フードバンクとの連携構築費
  • 物流・保管体制の整備費
  • マッチングシステム開発費
食品ロス削減モデル(間接補助事業者)(3件)
  • 削減技術の実証費
  • 需要予測システム導入費
  • 啓発活動・研修費
共通経費(4件)
  • 旅費・交通費
  • 会議費
  • 消耗品費
  • 外部委託費

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 団体の経常的な運営経費
  • 本事業に直接関連しない費用
  • 土地・建物の取得費
  • 汎用的な事務機器の購入費
  • 飲食費・接待費
  • 事業開始前に発生した費用
  • 成果の公益利用を制限する活動の費用
  • 補助対象者の通常業務に係る人件費

よくある質問

Qこの補助金は食品企業が直接申請できますか?
A

本公募は補助事業者(事業全体の運営管理を行う団体)を募集するものです。食品企業が実証事業に取り組む場合は、採択された補助事業者が実施する間接補助事業者の二次公募に申請してください。

Q3つの実証テーマは同時に申請できますか?
A

間接補助事業者は(1)食品リサイクルの効率化等モデル支援、(2)未利用食品の供給体制構築緊急支援、(3)食品ロス削減緊急対策モデル支援の3テーマのいずれかを選択して申請します。補助事業者は3テーマ全てについて間接補助事業者を募集・管理します。

QjGrantsで申請できますか?
A

いいえ、jGrantsでの申請受付は行っていません。課題提案書の提出は原則として電子メールで行います。詳細な申請手続きは農林水産省ホームページ(https://www.maff.go.jp/j/supply/hozyo/kanbo/251218_042-1.html)で確認してください。

Q補助金額はいくらですか?
A

補助金総額は最大2億円です。内訳は、運営・管理(補助事業者の業務)が2,500万円以内、実証等(間接補助事業者の取組)が1億7,500万円以内です。補助率は定額(全額補助)で、原則として自己負担はありません。

Qフードバンク活動も支援対象ですか?
A

はい、3つの実証テーマのうち「(2)未利用食品の供給体制構築緊急支援」はフードバンク等への未利用食品の寄附促進を含みます。食品企業からフードバンクへの効率的な供給体制(物流・保管・マッチング等)の構築が支援対象です。

Qどのような成果が期待されていますか?
A

各実証テーマにおけるモデル的な取組の成功事例を創出し、それを事例集として取りまとめ、業界全体に情報発信することが期待されています。個別企業の取組を超えて、食品業界全体の食品ロス削減を加速させる波及効果を目指します。

Q公募期間が短いのですが、準備のポイントは?
A

公募期間は約3週間(令和7年12月18日〜1月7日)と短期間です。事前に農林水産省HPから公募要領を入手し、課題提案書の骨子を準備しておくことが重要です。特に、間接補助事業者の公募・審査・管理の実施計画は、過去の類似事業の経験を活かして具体的に記載してください。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本事業は食品ロス削減に特化した実証型の補助金であり、同じ農林水産省の「食品産業プラスチック資源循環対策事業」と合わせて活用することで、食品産業の環境対策を包括的に推進できます。ただし、同一の経費に対する重複補助は認められません。 間接補助事業者として実証事業に取り組む食品企業にとっては、実証で得られた知見を基に本格的な設備投資を行う際に、中小企業庁の「ものづくり補助金」や「事業再構築補助金」との連携が考えられます。 また、食品リサイクルの取組については、環境省の「循環型社会形成推進事業」や「脱炭素化先行地域づくり事業」との連携も有効です。食品ロスの削減がCO2排出量の削減にもつながることから、脱炭素の文脈での補助金活用も視野に入ります。 地方自治体独自の食品ロス削減補助制度や、フードバンク支援制度との併用も検討すべきです。特にフードバンクとの連携構築においては、自治体の社会福祉関連の補助制度も活用できる可能性があります。

詳細説明

食品ロス削減等緊急対策事業の詳細解説

事業の背景

日本では年間約472万トン(令和4年度推計)の食品ロスが発生しており、そのうち事業系食品ロスは約236万トンを占めています。2030年度までに事業系食品ロスを2000年度比で半減させる目標が設定される中、フードサプライチェーン全体での取組推進が急務となっています。

事業の目的

循環型社会の実現を目指し、事業系食品ロスの削減に向けたフードサプライチェーン全体における課題解決、食品企業における未利用食品の寄附促進につながる供給体制の構築、食品リサイクルの効率化等の取組を支援します。

事業の構造

1. 運営・管理(補助事業者の業務)

補助事業者は以下の業務を担当します。

  • 間接補助事業者の選定のための事業周知・公募の実施
  • 間接補助事業者の審査・選定
  • 補助金の交付事務
  • 事業の進捗管理
  • 事例集の作成・情報発信

運営・管理に要する経費は2,500万円以内です。

2. 実証等(間接補助事業者の取組)

間接補助事業者は以下の3テーマのいずれかに取り組みます。実証事業費は合計1億7,500万円以内です。

(1) 食品リサイクルの効率化等モデル支援

食品廃棄物のリサイクルを効率化するためのモデル的な取組を支援します。回収・分別の効率化、リサイクル技術の改善、再生利用製品の品質向上など、サプライチェーン全体でのリサイクル率向上を目指します。

(2) 未利用食品の供給体制構築緊急支援

食品企業から発生する未利用食品(規格外品、余剰在庫等)をフードバンク等に効率的に寄附するための供給体制を構築します。物流・保管・マッチングの仕組みづくりを支援します。

(3) 食品ロス削減緊急対策モデル支援

食品ロスの発生を未然に防止するためのモデル的な取組を支援します。需要予測の高度化、製造・流通工程の改善、消費者への啓発等、サプライチェーン全体での食品ロス削減を推進します。

補助金額

区分金額
運営・管理2,500万円以内
実証等1億7,500万円以内
合計2億円以内

補助率は定額(全額補助)です。

対象業種

食品関連産業を中心に、幅広い業種が対象です。

  • 製造業(食品製造業)
  • 卸売業・小売業(食品流通業)
  • 宿泊業・飲食サービス業(外食業)
  • 運輸業・郵便業(食品物流業)
  • 農業・林業・漁業(一次産業)
  • 情報通信業(フードテック等)
  • サービス業(廃棄物処理、リサイクル等)

申請方法

課題提案書の提出は原則として電子メールで行います。jGrantsでの申請受付は行っていません。詳細は農林水産省ホームページで確認してください。公募期間は令和7年12月18日から令和8年1月7日までです。

問い合わせ先

農林水産省大臣官房新事業・食品産業部外食・食文化課食品ロス・リサイクル対策室発生抑制班
電話番号:03-6744-2066
メール:loss-non★maff.go.jp(★を@に置換)

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