募集終了全国対象
普通
準備期間の目安: 約30

令和5年度既存賃貸集合住宅用小型省エネルギー型給湯器導入促進事業費補助金

基本情報

補助金額
185億円
補助率: 定額(10/10)
0円185億円
募集期間
2023-11-21 〜 2023-12-13
対象地域日本全国
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業 / 農業、林業 / 鉱業、採石業、砂利採取業 / 運輸業、郵便業 / 卸売業、小売業 / 金融業、保険業 / 不動産業、物品賃貸業 / 学術研究、専門・技術サービス業 / 宿泊業、飲食サービス業 / 生活関連サービス業、娯楽業 / 教育、学習支援業 / 医療、福祉
使途エコ・SDGs活動支援がほしい

この補助金のまとめ

令和5年度既存賃貸集合住宅用小型省エネルギー型給湯器導入促進事業費補助金は、経済産業省 資源エネルギー庁が実施する省エネ推進施策です。本補助金は、既存の賃貸集合住宅(マンション・アパート等)に設置された従来型給湯器を、エコジョーズ(ガス潜熱回収型給湯器)やエコフィール(石油潜熱回収型給湯器)などの小型省エネルギー型給湯器へ交換・導入することを促進するために設けられました。家庭部門における給湯分野はエネルギー消費量が大きく、省エネ型機器への切り替えによる温室効果ガス削減効果が期待されています。補助率は定額(10/10)で、補助金執行団体が設定した補助額が直接利用者に支給される仕組みです。予算規模は185億円と大規模であり、全国の既存賃貸集合住宅オーナーや管理業者が対象となります。なお、本公募は補助金を実際に執行する団体(執行団体)を選定するものであり、最終的な補助金申請は執行団体を通じて行います。ステータスは終了(closed)となっており、令和5年度分の申請受付は締め切られています。

この補助金の特徴

1

大規模予算と高い補助率

本補助金は予算規模185億円を確保した国の重点施策です。補助率は定額(10/10)が基本となり、機器購入・工事費の実質的な自己負担が大幅に軽減される設計となっています。賃貸集合住宅オーナーが抱える省エネ改修コストの障壁を下げる狙いがあります。

2

対象機器:小型省エネルギー型給湯器

補助対象となる機器は、エコジョーズ(ガス潜熱回収型給湯器)・エコフィール(石油潜熱回収型給湯器)等の「小型省エネルギー型給湯器」です。従来型と比較してエネルギー効率が高く、CO₂排出量削減にも直接貢献します。

3

既存賃貸集合住宅が対象

新築ではなく「既存」の賃貸集合住宅が対象です。すでに稼働中のマンション・アパートの給湯器を交換・更新する場面で活用できます。空室対策や物件価値向上を目的とした設備更新を検討しているオーナーにとって有力な選択肢です。

4

執行団体経由の申請方式

本公募は補助金の執行を担う団体(メーカー・業界団体等)を選定する入口となっています。エンドユーザーである賃貸オーナーは、選定された執行団体が用意する窓口を通じて申請を行う間接方式が採用されています。

5

国の脱炭素・省エネ政策に直結

本事業は政府の「2030年度温室効果ガス46%削減」目標に直結する施策です。家庭部門の給湯分野はエネルギー消費の大きな割合を占めるため、本補助金による機器交換が実現すれば、長期にわたる省エネ効果が期待されます。

ポイント

本補助金の最大の特徴は、補助率10/10(定額)という手厚い支援と185億円の大規模予算です。既存賃貸集合住宅の給湯器交換という具体的かつ実施しやすい省エネ対策に的を絞っており、オーナーの初期費用負担を大幅に軽減しながら物件の省エネ性能向上と資産価値維持を同時に実現できます。

対象者・申請資格

補助対象者

  • 既存賃貸集合住宅の所有者(個人・法人オーナー)
  • 賃貸集合住宅の管理会社(オーナーから委任を受けた場合)
  • 補助金の執行団体として採択されたメーカー・業界団体等(本公募における直接対象)

補助対象建物

  • 既存の賃貸集合住宅(マンション・アパート等)
  • 新築物件は対象外
  • 住宅用途の集合住宅であること(店舗・事務所等の非住宅用途は一般的に対象外)

補助対象機器

  • エコジョーズ(ガス潜熱回収型給湯器)
  • エコフィール(石油潜熱回収型給湯器)
  • その他執行団体が定める小型省エネルギー型給湯器
  • 設備が一定の省エネ基準を満たしていること

申請経路

  • 本公募への申請者:補助金執行団体(メーカー・業界団体等)
  • 最終受益者:執行団体が選定した後に設けられる申請窓口経由で賃貸オーナーが申請

ポイント

補助の直接対象は執行団体であり、賃貸オーナーは採択された執行団体の窓口を通じて申請します。個人オーナーから大手管理会社まで幅広く活用できますが、対象は必ず「既存」の「賃貸」「集合住宅」に限られます。自己所有・居住の一戸建てや新築物件は対象外となるため注意が必要です。

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申請ガイド

1

ステップ1:執行団体の公募・採択(本公募の対象)

経済産業省 資源エネルギー庁が補助金執行団体(給湯器メーカー・ガス会社・業界団体等)を公募します。採択された執行団体が補助金の交付・管理業務を担当します。

2

ステップ2:執行団体による申請窓口の開設

採択された執行団体は、補助金申請を受け付けるためのポータルサイトや窓口を開設します。申請方法・要件・補助額等はこの段階で詳細が確定します。

3

ステップ3:対象機器の選定・見積取得

賃貸オーナーまたは管理会社は、補助対象となる小型省エネルギー型給湯器の機種を選定し、施工業者から見積書を取得します。機器がリスト掲載品かどうか事前に確認が必要です。

4

ステップ4:補助金申請(執行団体窓口)

執行団体が定める申請書類(見積書・工事計画書・建物情報等)を揃えて申請します。申請後、執行団体が審査を行い、交付決定通知が届きます。

5

ステップ5:工事実施・完了報告

交付決定後に工事を実施します(交付決定前の着工は補助対象外となる場合が多いため注意)。工事完了後は完了報告書・工事写真・領収書等を執行団体に提出します。

6

ステップ6:補助金受取

審査通過後、指定口座に補助金が振り込まれます。振込時期は執行団体のスケジュールによって異なります。

ポイント

最も重要なのは「交付決定前に工事を開始しない」点です。補助金申請から交付決定までの期間を考慮した工事スケジュールの立案が成功の鍵です。また、執行団体ごとに申請書式や対象機器リストが異なるため、申請前に執行団体の公式案内を必ず確認してください。

審査と成功のコツ

観点1:執行団体の選定と早期情報収集
本補助金は執行団体経由の申請方式です。採択された執行団体によって対象機器・補助額・申請期間が異なります。給湯器メーカー(東京ガス・大阪ガス等のガス会社、ノーリツ・リンナイ等のメーカー)の公式サイトやお問い合わせ窓口で最新情報を収集することが採択への第一歩です。
観点2:早期申請による予算確保
予算規模は185億円ですが、年度内に先着・審査ベースで採択されます。申請が集中した場合は予算上限に達した時点で受付が終了します。公募開始後はなるべく早期に申請書類を揃えて申請することが重要です。
観点3:交付決定前着工の回避
補助金申請において最も多いミスの一つが「交付決定前の工事着手」です。一般的に、交付決定通知を受け取る前に工事を開始すると補助対象外となります。工事業者との契約・着工時期を交付決定後に設定するよう、業者との日程調整を事前に行っておくことが大切です。
観点4:申請書類の事前準備
建物の登記簿謄本・現状給湯器の型式・設置場所の写真・見積書など、申請に必要な書類は多岐にわたります。執行団体の案内が公開された段階で必要書類リストを確認し、不足書類を早めに準備することで、申請作業をスムーズに進められます。
観点5:省エネ効果の数値化と入居者への訴求
エコジョーズへの交換によって年間のガス代が一般的に10〜15%程度削減されます。省エネ効果を数値で示すことで、入居者の満足度向上・入居促進につなげることができます。補助金取得後の効果測定と入居者向けの案内文作成も合わせて検討することを推奨します。

ポイント

成功の鍵は「情報収集の速さ」と「書類準備の徹底」です。執行団体が公募開始後すぐに行動に移すことで予算枠を確保できます。また、工事着工のタイミングを誤ると補助が受けられなくなるため、業者との調整を交付決定後を前提に進めることが不可欠です。

対象経費

対象となる経費

給湯器本体費用

エコジョーズ・エコフィール等の省エネ型給湯器本体の購入費

工事・施工費用

既設給湯器の撤去・廃棄および新機器の設置工事に要する費用

配管工事費

給湯器交換に伴う配管変更・接続工事費

付帯工事費

電気工事・ガス工事等、設置に必要な付帯工事費

諸経費

現場管理費・搬入費など施工に直接関連する諸経費

対象外の経費

対象外の経費一覧(6件)
  • 従来型(非省エネ型)給湯器
  • 新築建物への設置費用
  • 自己所有・居住用住宅
  • 交付決定前に発生した費用
  • 消耗品・補修部品
  • 設計費・コンサルティング費

よくある質問

Q賃貸マンションのオーナーですが、この補助金を直接申請できますか?
A

本公募は補助金執行団体(給湯器メーカー・ガス会社・業界団体等)を選定するものです。賃貸オーナーは採択された執行団体が開設する申請窓口を通じて補助金を申請します。直接、経済産業省へ申請するものではありません。

Qエコジョーズへの交換で、どのくらい光熱費が削減できますか?
A

一般的に、エコジョーズは従来型ガス給湯器と比較してガス使用量を約10〜15%削減できます。使用量・料金プランによって効果は異なりますが、入居世帯1戸あたり年間数千円程度の削減が期待できます。

Q自分が居住している持ち家のマンションでも対象になりますか?
A

本補助金の対象は「既存賃貸集合住宅」です。自己居住用の持ち家マンションは対象外となります。賃貸として貸し出している物件の給湯器交換が対象です。

Q新築の賃貸集合住宅を建設予定ですが、対象になりますか?
A

本補助金は新築ではなく「既存」の賃貸集合住宅が対象です。新築工事に伴う給湯器設置費用は対象外となります。

Q補助金申請中に工事を先に始めてもいいですか?
A

一般的に、交付決定通知を受け取る前に工事を開始すると補助対象外となります。必ず交付決定後に工事を着手するよう、施工業者との日程調整を行ってください。

Q令和6年度以降にも同種の補助金はありますか?
A

本補助金は令和5年度で終了しています。後継施策については経済産業省 資源エネルギー庁の公式サイトや補助金ポータルで最新情報をご確認ください。省エネ促進の国の方針は継続しており、類似施策が設けられる可能性があります。

Q管理会社が複数の物件をまとめて申請できますか?
A

一般的には、オーナーから委任を受けた管理会社が複数物件をまとめて申請できる場合があります。ただし執行団体の規定によって異なるため、採択された執行団体の申請要領を確認してください。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は省エネ給湯器の導入に特化していますが、賃貸集合住宅の省エネ改修にはほかにも活用できる施策があります。 まず、環境省の「既存建築物省エネ改修支援事業(SHIFT事業)」は建物全体の省エネ改修に幅広く対応しており、給湯器以外の空調・照明・断熱改修も対象となります。本補助金で給湯器を交換しながら、SHIFT事業で断熱材や窓サッシの交換を行うことで、物件全体の省エネ性能を包括的に引き上げることが可能です。 次に、国土交通省の「住宅・建築物安全ストック形成事業」や地方自治体が実施する省エネ改修補助金との組み合わせも検討できます。自治体によっては給湯器交換に別途補助金を設けているケースもあるため、物件所在地の市区町村に問い合わせることを推奨します。一般的に、国の補助金と地方自治体の補助金は補助対象費用が重複しない範囲で併用できる場合があります。 また、省エネ改修に伴う減税制度(所得税の住宅省エネ改修特別控除)とも組み合わせることで、キャッシュフローを最大化できます。ただし、補助金受給額は取得費用から差し引いて税額控除の対象額を計算する場合があるため、税理士への確認を推奨します。 なお、本補助金は令和5年度で終了(closed)していますが、同趣旨の後継施策が後年度に設けられる可能性があります。資源エネルギー庁の公式サイトや補助金ポータルサイトで継続的に情報収集することをお勧めします。

詳細説明

補助金の背景と目的

令和5年度既存賃貸集合住宅用小型省エネルギー型給湯器導入促進事業費補助金は、経済産業省 資源エネルギー庁が所管する省エネルギー推進施策です。日本の家庭部門におけるエネルギー消費のうち、給湯分野は全体の約3割を占める大きな割合を持ちます。特に、既存賃貸集合住宅では設備更新のインセンティブがオーナー・入居者ともに働きにくい構造的課題(いわゆる「オーナーと入居者の利益相反問題」)があり、省エネ型機器への切り替えが進みにくい状況にありました。本補助金はこの課題を打開し、既存賃貸集合住宅の給湯器をエコジョーズ・エコフィール等の高効率機器へ転換することで、家庭部門の省エネ・脱炭素化を加速させることを目的としています。

対象となる設備

補助対象となる主な機器は以下のとおりです。

  • エコジョーズ(ガス潜熱回収型給湯器):排気ガスに含まれる潜熱を回収して熱効率を高めた高効率ガス給湯器。熱効率95%以上を実現。
  • エコフィール(石油潜熱回収型給湯器):灯油を燃料とする潜熱回収型給湯器。従来型と比較して燃費が大幅に向上。
  • その他、執行団体が認定した省エネ基準を満たす小型給湯器。

機器の具体的な対象モデルは、採択された執行団体が公開するリストで確認できます。申請前に必ず最新のリストを参照してください。

補助スキームの構造

本補助金は「間接補助方式(執行団体経由)」を採用しています。経済産業省 資源エネルギー庁が補助金の執行業務を担う団体(給湯器メーカー・ガス会社・業界団体等)を公募・採択し、採択された執行団体が実際の補助金申請受付・審査・交付を行います。

このため、賃貸オーナーや管理会社は直接経済産業省に申請するのではなく、採択された執行団体が開設する申請窓口(ポータルサイト等)を通じて申請します。執行団体ごとに補助額・対象機器・申請期間が異なる場合があるため、複数の執行団体の案内を比較したうえで申請先を選ぶことが重要です。

補助額・補助率の詳細

補助率は定額(10/10)で、一般的には機器本体費用および工事費の全額または上限額まで補助が受けられます。予算総額は185億円で、令和5年度において全国規模で実施されました。補助額の上限・下限については執行団体が詳細を定めるため、申請前に確認が必要です。

申請の流れ

  1. 情報収集:資源エネルギー庁の公式サイトや給湯器メーカーのウェブサイトで、採択された執行団体と申請窓口を確認します。
  2. 対象機器・施工業者の選定:執行団体が公表する対象機器リストを参照し、交換する給湯器のモデルを選定。施工業者から見積書を取得します。
  3. 申請書類の準備:建物の登記情報、既設給湯器の情報、見積書、工事計画書等を揃えます。
  4. 申請:執行団体の申請ポータルまたは窓口から申請書類を提出します。
  5. 交付決定の受領:審査後、執行団体から交付決定通知が届きます。この通知受領後に工事を開始します。
  6. 工事実施:交付決定後に給湯器交換工事を実施します。工事完了後は完了報告書・工事写真・領収書等を提出します。
  7. 補助金受取:審査完了後、指定口座に補助金が振り込まれます。

賃貸オーナーにとってのメリット

  • 初期費用の大幅削減:定額10/10の補助により、給湯器交換の自己負担が実質ゼロまたは大幅削減。
  • 物件の省エネ性能向上:エコジョーズ等への交換で建物全体のエネルギー効率が改善し、入居者の光熱費削減にも貢献。
  • 資産価値の維持・向上:省エネ性能の高い設備は入居者から選ばれやすく、空室対策にも有効です。
  • 脱炭素への貢献:CO₂排出量削減に取り組む姿勢は、ESG意識の高い入居者・投資家への訴求にもなります。

注意事項

  • 本補助金は令和5年度で終了(closed)しています。令和6年度以降の同種施策については資源エネルギー庁の最新情報をご確認ください。
  • 交付決定前の着工・発注は補助対象外となる場合が多いため、工事スケジュールの管理に注意が必要です。
  • 申請書類に不備があると審査が遅延・不採択となる場合があります。
  • 補助金収入は法人・個人事業主ともに課税対象となる場合があります。税務処理については税理士に相談することを推奨します。

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