募集終了全国対象
非常に難しい
準備期間の目安: 約90

令和6年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(大型実証 非ASEAN加盟国)(一次公募:大型実証事業実施事業者の募集(補助))

基本情報

補助金額
40億円
補助率: 1/2以内、中小企業のみ2/3以内
0円40億円
募集期間
2025-06-18 〜 2025-07-17
対象地域日本全国
対象業種建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 卸売業、小売業 / 金融業、保険業 / 学術研究、専門・技術サービス業 / 生活関連サービス業、娯楽業 / 医療、福祉
使途販路拡大・海外展開をしたい

この補助金のまとめ

グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(大型実証 非ASEAN加盟国)は、経済産業省が推進する大規模な海外展開支援制度です。南西アジア・中央アジア・中東・アフリカ・中南米・太平洋島嶼国等のグローバルサウス諸国(ASEAN加盟国を除く)において、本邦企業が行う大型実証事業の費用を補助します。補助額は下限5億円超、上限40億円と非常に大規模で、補助率は1/2以内(中小企業は2/3以内)です。グローバルサウス諸国が抱える産業、保健、防災、食糧等の課題解決を通じて、日本の経済安全保障の確保と国内産業の活性化を目指しています。日本企業のグローバルサウス進出を強力に後押しする、国の重点施策です。

この補助金の特徴

1

最大40億円の超大型補助

補助額は下限5億円超、上限40億円と、国内の補助金制度の中でも最大級の規模です。グローバルサウス諸国での大規模な実証事業に必要な資金を強力に支援します。

2

中小企業は補助率2/3の優遇

通常の補助率は1/2以内ですが、中小企業基本法に規定する中小企業者のみの場合は2/3以内に引き上げられ、より手厚い支援を受けられます。

3

幅広い対象地域

南西アジア、中央アジア、中東、アフリカ、中南米、太平洋島嶼国等、ASEAN加盟国を除くグローバルサウス諸国が対象です。世界中の新興市場への進出機会を提供します。

4

社会課題解決型のビジネスモデル

グローバルサウス諸国が抱える産業の脆弱さ、保健・防災・食糧問題等の課題解決を通じた事業展開が求められ、社会的インパクトのあるビジネスを支援します。

5

経済安全保障との連動

日本の経済安全保障の確保と国内イノベーション創出を目的に含んでおり、単なる海外進出支援にとどまらない戦略的な位置づけの補助金です。

ポイント

本補助金は、日本企業のグローバルサウス戦略を本格的に推進するための超大型制度です。40億円という上限額は、インフラ整備や大規模プラント等の実証事業をカバーできる規模であり、経済安全保障の観点からも国策として位置づけられています。5億円超の下限がある点に注意が必要で、相応の事業規模と実行力が求められます。

対象者・申請資格

申請者の基本要件

  • 募集要領に記載の応募資格の要件を全て満たす企業・団体等であること
  • 日本国内に拠点を有する本邦企業であること

中小企業の優遇

  • 中小企業基本法第2条第1項に規定する中小企業者は補助率2/3以内
  • それ以外の事業者は補助率1/2以内

対象地域の要件

  • ASEAN加盟国を除くグローバルサウス諸国での実証事業であること
  • 対象地域:南西アジア、中央アジア、中東、アフリカ、中南米、太平洋島嶼国等
  • 対象国の判断に迷う場合は補助金事務局に相談すること

事業規模の要件

  • 補助額の下限は5億円超(総事業費はさらに大きくなる)
  • 補助額の上限は40億円

対象業種

  • 建設業、製造業、電気・ガス・熱供給・水道業、情報通信業
  • 卸売業・小売業、金融業・保険業
  • 学術研究・専門技術サービス業、生活関連サービス業・娯楽業
  • 医療・福祉

ポイント

本補助金は5億円超という高い下限額が設定されており、大規模な実証事業を遂行できる事業体制と財務基盤が必須です。中小企業は補助率の優遇がありますが、事業規模から考えると大企業や企業コンソーシアムでの申請が現実的です。対象国については事務局への事前相談を強くお勧めします。

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申請ガイド

1

ステップ1:対象国・事業分野の選定

グローバルサウス諸国の中から進出先を選定し、その国・地域が抱える課題と自社技術・ノウハウとの適合性を検討します。対象国の判断に迷う場合は、早い段階で補助金事務局(inquiry_lsna@gshojo.jp)に相談してください。産業振興、保健医療、防災、食糧安全保障、インフラ整備など、社会課題解決に資する事業分野を明確にします。

2

ステップ2:現地パートナーとの連携体制構築

グローバルサウス諸国での大型実証事業には、現地政府機関や企業との連携が不可欠です。現地パートナーの選定、役割分担、事業実施体制を構築します。JETRO(日本貿易振興機構)やJICA(国際協力機構)の現地事務所を通じた情報収集も活用しましょう。

3

ステップ3:大型実証事業計画の策定

5億円超の事業規模に見合う詳細な事業計画を策定します。実証の目的、具体的な事業内容、技術的な実現可能性、事業化に向けたロードマップ、リスク管理計画を盛り込んだ計画書を作成します。日本の経済安全保障への貢献や国内産業活性化への波及効果も明確に記載してください。

4

ステップ4:申請書類の作成と提出

募集要領に基づき、事業計画書、経費明細書、資金計画、企業概要等の申請書類を作成します。GビズIDを取得し、jGrantsポータルから電子申請を行います。大型補助金であるため、書類の精度と完成度が特に重要です。

5

ステップ5:審査・採択後の事業実施

外部有識者による審査を経て採択が決定します。採択後は現地での大型実証事業を計画に沿って実施し、定期的な進捗報告と適切な経費管理を行います。事業完了後は実績報告書を提出し、実証成果を取りまとめます。

ポイント

40億円規模の大型補助金であるため、審査は非常に厳格です。事業計画の精緻さ、技術的実現可能性、現地パートナーとの連携体制、経済安全保障への貢献が総合的に評価されます。事務局への事前相談を十分に活用し、申請の方向性を確認してから書類作成に取り掛かることが重要です。

審査と成功のコツ

社会課題解決と事業性の両立
審査では、グローバルサウス諸国の社会課題を解決しつつ、持続的なビジネスモデルを構築できるかが最も重視されます。社会的インパクトと事業採算性の両方を具体的に示してください。
日本の経済安全保障への貢献
本補助金は経済安全保障の文脈で位置づけられています。日本のサプライチェーン強靱化、資源・エネルギーの安定確保、技術的優位性の維持など、国益に資する要素を明確にアピールしてください。
現地政府・パートナーとの強固な連携
大型実証事業の成功には現地との連携が不可欠です。現地政府の支持・承認、現地企業との協力体制、事業終了後の現地での自走化計画を具体的に示しましょう。
実証後の事業化計画の明確性
実証事業の先にある本格的な事業展開のビジョンを示すことが重要です。実証で得られた成果をどのように事業化し、スケールアップしていくかの道筋を明確にしてください。
リスク管理体制の充実
海外での大型事業には様々なリスクが伴います。政治リスク、為替リスク、安全管理、知的財産保護など、想定されるリスクとその対策を包括的に示してください。

ポイント

本補助金の審査では「日本とグローバルサウスの共創による新たな価値創造」が問われます。一方的な技術移転ではなく、双方にとってWin-Winとなるビジネスモデルの構築が採択の鍵です。経済安全保障や国内イノベーション創出への波及効果を具体的な数値で示すことが高評価につながります。

対象経費

対象となる経費

設備費(4件)
  • 実証設備・機器の購入・リース費
  • 実証プラント・施設の建設・設置費
  • 計測・分析機器の導入費
  • 現地でのインフラ整備費
事業費(4件)
  • 現地調査・市場調査費
  • 実証試験の実施費用
  • データ収集・分析費
  • 安全管理・品質管理費
人件費(3件)
  • 実証事業に従事する技術者の人件費
  • 現地スタッフの雇用費
  • 専門家・コンサルタントの謝金
旅費・渡航費(3件)
  • 現地への渡航費
  • 現地での宿泊・滞在費
  • 国内出張旅費
外注費(4件)
  • 技術開発の外注費
  • 現地工事の施工費
  • 翻訳・通訳費
  • 法務・会計等の専門サービス費
その他(3件)
  • 保険料(現地での事業保険等)
  • 現地でのライセンス・許認可取得費
  • 報告書作成費

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 日本国内での通常業務に係る経費
  • 汎用的な事務機器・備品の購入費
  • 本社事務所の賃借料・光熱費
  • 接待・交際費
  • ASEAN加盟国での事業に係る費用
  • 実証事業に直接関係のない研究開発費
  • 補助金申請書類の作成代行費
  • 事業終了後の通常の運営費

よくある質問

QASEAN加盟国での事業は対象になりますか?
A

いいえ、本公募はASEAN加盟国を除くグローバルサウス諸国が対象です。ASEAN加盟国での大型実証事業は、別の枠で公募されています。詳細は経済産業省のウェブサイトまたは事務局にお問い合わせください。

Q補助額の下限が5億円超とありますが、それ以下の事業では申請できませんか?
A

はい、本公募の補助額の下限は5億円超です。それ以下の規模の事業については、同じグローバルサウス事業の「小規模実証・FS事業」の枠をご検討ください。

Q中小企業でも申請できますか?
A

はい、中小企業も申請可能です。中小企業基本法に規定する中小企業者は補助率が2/3以内に優遇されます。ただし、5億円超の大型事業を遂行できる体制が必要です。企業コンソーシアムの一員としての参画も検討してください。

Q対象国かどうかの判断はどうすればよいですか?
A

南西アジア、中央アジア、中東、アフリカ、中南米、太平洋島嶼国等のグローバルサウス諸国が対象ですが、判断に迷う場合は補助金事務局(inquiry_lsna@gshojo.jp)に相談してください。

Q複数企業のコンソーシアムで申請できますか?
A

詳細は募集要領をご確認ください。一般的に、複数企業が連携して一つの大型実証事業を実施する場合、代表企業が申請者となりコンソーシアムとして事業を実施する形態が考えられます。

Q実証事業の期間はどのくらいですか?
A

事業期間の詳細は募集要領に記載されています。大型実証事業であるため、複数年度にわたる事業も想定されますが、具体的な期間は事務局にご確認ください。

Qウクライナ復興支援事業も含まれますか?
A

いいえ、ウクライナ復興支援・中東欧諸国等連携強化に係る事業は本公募とは別の枠です。本公募はASEAN加盟国を除くグローバルサウス諸国での大型実証事業に限定されています。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金は大型実証に特化した制度ですが、海外展開の各段階で他の支援制度を組み合わせることが効果的です。実証前のFS(フィージビリティスタディ)段階では、同じ「グローバルサウス未来志向型共創等事業」の小規模実証・FS事業(別枠)の活用を検討してください。また、JETROの海外展開支援事業やJICAの民間技術普及促進事業など、政府系機関の支援制度も併用の候補となります。国内での技術開発段階では、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の各種補助金や、経済産業省の研究開発系補助金の活用も考えられます。ただし、同一事業・同一経費への重複支援は認められませんので、各制度の対象範囲を明確に区分してください。事業化段階では、JBICやNEXIの金融支援も視野に入れた総合的な支援活用戦略を策定することをお勧めします。

詳細説明

グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(大型実証 非ASEAN加盟国)の詳細解説

制度の背景と目的

グローバルサウス諸国は、世界人口の約85%を占め、急速な経済成長が見込まれる一方、産業基盤の脆弱さ、保健・防災・食糧問題等の深刻な課題を抱えています。日本政府は、こうした課題の解決に日本企業の技術とノウハウを活用することで、グローバルサウス諸国との経済連携を強化し、日本の経済安全保障の確保と国内産業の活性化を目指しています。本補助金は、その戦略の中核をなす制度です。

対象地域

ASEAN加盟国を除くグローバルサウス諸国が対象です。具体的には、南西アジア(インド、バングラデシュ等)、中央アジア(カザフスタン、ウズベキスタン等)、中東、アフリカ、中南米、太平洋島嶼国等が含まれます。対象国の判断に迷う場合は、補助金事務局に相談してください。なお、ASEAN加盟国での実証事業は別枠で募集されています。

補助額と補助率

項目 内容
補助額下限 5億円超
補助額上限 40億円
補助率(通常) 1/2以内
補助率(中小企業のみ) 2/3以内

対象となる事業分野

グローバルサウス諸国が抱える社会課題の解決に資する幅広い分野が対象となります。インフラ整備(エネルギー、交通、通信等)、製造業の振興、保健医療システムの構築、防災・減災技術の導入、農業・食糧生産の効率化、デジタル化の推進など、日本企業の強みを活かせる多様な事業が想定されています。

他の関連事業との違い

本事業は、令和6年度補正「グローバルサウス未来志向型共創等事業」の一部です。同事業には他に、大型実証(ASEAN加盟国)、小規模実証・FS事業(補助)、ウクライナ復興支援・中東欧諸国等連携強化に係る事業がありますが、本公募はこれらとは異なります。対象地域と事業規模を確認の上、適切な枠に申請してください。

申請に必要な体制

5億円超の大型実証事業を遂行するためには、十分な事業体制と財務基盤が必要です。現地政府機関や企業との連携体制、プロジェクトマネジメント能力、リスク管理体制を備えた上で申請してください。企業コンソーシアムでの申請も検討に値します。

問い合わせ先

令和6年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(大型実証 非ASEAN加盟国)事務局にメール(inquiry_lsna@gshojo.jp)でお問い合わせください。

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