募集中全国対象
普通
準備期間の目安: 約14

令和8年度石油製品販売業環境保全対策事業費補助金(災害時に備えた地域におけるエネルギー供給拠点の整備事業のうち緊急時石油製品供給安定化対策事業に係るもの)

基本情報

補助金額
1.9億円
補助率: 定額(10/10)
0円1.9億円
募集期間
2026-02-27 〜 2026-03-19
残り17
対象地域日本全国
対象業種分類不能の産業
使途安全・防災対策支援がほしい

この補助金のまとめ

本補助金は、災害時における石油製品の安定供給体制の構築を目的とした制度です。民間団体等が揮発油販売業者(ガソリンスタンド事業者)に対して行う、災害対応能力強化に向けた人材育成研修等事業の経費を補助します。補助率は定額(10/10)で、事業全体の上限額は1億9,000万円です。近年頻発する大規模災害において、ガソリンスタンドは「地域のエネルギー供給拠点」として重要な役割を果たしており、本事業はその災害対応力を高めるための人材育成を支援するものです。間接補助方式を採用しており、経済産業省から執行団体を通じて事業が実施されます。

この補助金の特徴

1

補助率10/10の全額補助で人材育成を支援

本事業は定額補助(10/10)が適用され、災害対応能力強化に向けた人材育成研修等にかかる費用が全額補助されます。研修の企画・運営・実施にかかる費用を自己負担なく実施できるため、広範な揮発油販売業者に対する研修プログラムの提供が可能になります。

2

災害時のエネルギー供給拠点としての機能強化

近年の大規模災害(地震・台風・豪雨等)では、ガソリンスタンドが地域の緊急エネルギー供給拠点として機能することが求められています。本事業は、そのための人材育成に特化した補助金であり、災害時の初動対応や復旧支援に必要なスキル・知識を体系的に習得する機会を提供します。

3

間接補助方式による全国的な研修展開

執行団体を通じた間接補助方式により、全国規模での研修事業の展開が可能です。執行団体が一元的に研修プログラムを設計・管理することで、研修品質の均一化と効率的な事業執行が期待できます。

4

事業規模1億9,000万円の大型予算

事業全体の補助上限額が1億9,000万円と大型の予算が確保されており、充実した研修プログラムの設計と広範な事業者への展開が可能です。災害対応のための本格的な人材育成事業として取り組めます。

ポイント

本補助金の最大のポイントは、災害時のエネルギー供給を支える「人材」への投資である点です。設備投資ではなく人材育成研修に特化しているため、ハード面の整備では実現できない現場対応力の向上が期待できます。1億9,000万円という大型予算を活用し、全国の揮発油販売業者の災害対応力を底上げする効果が見込まれます。

対象者・申請資格

事業形態の要件

  • 本公募は執行団体(民間団体等)の募集です
  • 揮発油販売業者は執行団体を通じた間接補助の対象となります

執行団体の基本要件

  • 日本に拠点を有していること
  • 当該補助事業を適切に遂行できる体制を有していること
  • 事業の遂行に必要な能力、知識、経験を有していること
  • 事業を円滑に遂行するために必要な経営基盤を有し、資金等の十分な管理能力を有すること

法令遵守要件

  • 予算決算及び会計令第70条及び第71条の規定に該当しないこと
  • 経済産業省所管補助金交付等の停止及び契約に係る指名停止等措置要領の措置要件に該当しないこと
  • 暴力団排除に関する誓約事項に該当しないこと
  • 政府からのEBPMに関する協力要請に応じること

ポイント

本公募は執行団体の募集であり、揮発油販売業者が直接応募するものではありません。執行団体には「事業遂行に必要な能力・知識・経験」が求められており、災害対応研修の企画・運営実績を有する団体が有利です。石油業界団体や防災関連の専門機関が想定される応募主体といえます。

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申請ガイド

1

ステップ1:公募要領の確認

経済産業省 資源エネルギー庁が公表する公募要領を入手し、事業内容・応募資格・提出書類・審査基準等を確認します。不明点は燃料流通政策室に問い合わせてください。

2

ステップ2:事業計画の策定

揮発油販売業者に対する人材育成研修等の具体的な事業計画を策定します。研修内容、対象者数、実施地域、スケジュール、経費内訳等を具体的に記載します。

3

ステップ3:応募書類の作成・提出

公募要領の様式に従い、必要書類を作成します。暴力団排除に関する誓約事項への同意も必要です。令和8年3月19日の締切までに提出してください。

4

ステップ4:審査・採択決定

提出書類に基づく審査が行われ、執行団体が採択されます。採択結果は経済産業省のウェブサイト等で公表されます。

5

ステップ5:事業実施・報告

採択後、事業計画に基づいて人材育成研修等を実施します。事業完了後は実績報告書を提出し、補助金の精算を受けます。

ポイント

公募期間は令和8年2月27日から3月19日までの約3週間と短期間です。問い合わせ先は経済産業省 資源エネルギー庁 資源・燃料部 燃料流通政策室です。事業計画では、研修プログラムの内容と対象者への普及方法を具体的に示すことが重要です。

審査と成功のコツ

災害対応研修の専門性を明示する
過去の災害事例に基づいた実践的な研修プログラムを提案することが重要です。座学だけでなく、実地訓練やシミュレーション演習を含む研修計画を策定し、具体的なカリキュラムを提示しましょう。
全国的な研修展開計画の提示
事業予算が1億9,000万円と大型であることを踏まえ、全国の揮発油販売業者に対して効果的に研修を展開できる計画を示すことが求められます。地域ブロックごとの実施計画や、オンライン研修の活用等、効率的な展開方法を具体的に記載しましょう。
事業効果の測定方法を明確化する
EBPM(証拠に基づく政策立案)への協力が求められているため、研修効果の測定方法を具体的に示すことが重要です。研修前後のスキル評価、アンケート調査、災害対応訓練の実施結果等、定量的な効果測定の計画を盛り込みましょう。
石油業界とのネットワークを活用する
全国の揮発油販売業者に対して研修を普及させるためには、石油業界団体や地域の石油商業組合等とのネットワークが不可欠です。既存のネットワークを活用した参加者募集や研修会場の確保等、実現可能性の高い計画を提示しましょう。

ポイント

採択の鍵は、災害対応研修の「質」と「普及力」を具体的に示すことです。過去の災害事例を踏まえた実践的な研修内容と、全国の揮発油販売業者に効果的に届ける展開力をアピールすることが最も重要なポイントとなります。

対象経費

対象となる経費

研修企画・運営費(4件)
  • 研修プログラムの企画・設計費用
  • 研修教材・テキストの作成費用
  • 研修会場の借上費用
  • 講師謝金・旅費
人材育成事業費(3件)
  • 災害対応訓練の実施費用
  • シミュレーション演習の実施費用
  • オンライン研修システムの利用費用
事務費(3件)
  • 執行団体の事業管理に要する事務費
  • 参加者募集・広報にかかる費用
  • 事業効果測定のための調査費用

対象外の経費

対象外の経費一覧(6件)
  • 人材育成研修に直接関係しない設備投資費
  • 既に他の補助金で補助を受けている経費
  • 事業期間外に発生した経費
  • 公募要領に定めのない経費項目
  • 通常の営業活動に要する経費
  • 執行団体の一般管理費のうち事業に直接関連しないもの

よくある質問

Qこの補助金は誰が申請できるのですか?
A

本公募は「執行団体」の募集です。直接の応募資格があるのは、日本に拠点を有し、補助事業を適切に遂行できる体制・能力・知識・経験を有する民間団体等です。ガソリンスタンド(揮発油販売業者)は、採択された執行団体が実施する研修の受講者・受益者という位置づけになります。

Qどのような研修が実施されるのですか?
A

災害時における石油製品の安定供給体制の構築に関する研修が実施されます。一般的には、災害時の初動対応手順、緊急供給体制の構築方法、地域防災機関との連携、安全管理・危機管理に関する知識習得などが想定されます。具体的な研修内容は、採択された執行団体の事業計画に基づいて決定されます。

Q補助率10/10とはどういう意味ですか?
A

補助率10/10(定額補助)とは、対象経費の全額(100%)が補助されるという意味です。人材育成研修等の企画・運営・実施にかかる費用について、執行団体の自己負担なく事業を実施できます。事業全体の補助上限額は1億9,000万円です。

Qガソリンスタンド事業者として研修を受けるにはどうすればよいですか?
A

まず執行団体が採択されるのをお待ちください。執行団体が決定した後、その団体が研修プログラムの参加者募集を行いますので、案内に従って申し込みを行ってください。執行団体の採択結果は経済産業省のウェブサイト等で公表される見込みです。研修の参加費用は補助金で賄われるため、一般的には受講者の自己負担は発生しません。

Q予算決算及び会計令第70条・第71条とは何ですか?
A

予算決算及び会計令第70条は契約の相手方の制限、第71条は競争入札への参加制限に関する規定です。具体的には、破産手続中の者や、契約の履行にあたって不正行為があった者などが該当します。一般的な事業運営を行っている団体であれば、これらの規定に該当することはまれです。

QEBPMへの協力要請とは具体的に何をするのですか?
A

EBPM(Evidence-Based Policy Making:証拠に基づく政策立案)への協力とは、政府が本事業の政策効果を検証するために必要な情報提供に協力することを意味します。具体的には、研修の実施実績や参加者数のデータ提供、研修効果に関するアンケート調査への協力、事業の成果報告などが想定されます。

Q他の防災関連補助金と併用できますか?
A

同一の経費について他の国庫補助金との重複受給はできません。ただし、本事業は人材育成研修に特化しているため、設備投資を対象とする防災関連補助金(例:燃料備蓄のための設備整備補助金等)とは経費項目が異なり、併用が可能な場合があります。併用を検討される場合は、経済産業省 資源エネルギー庁 燃料流通政策室に事前確認を行ってください。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は経済産業省所管の補助金であるため、同一の経費について他の国庫補助金との重複受給はできません。ただし、本事業は「人材育成研修」に特化した補助金であるため、設備投資を対象とする他の補助金(例:災害時に備えた社会的重要インフラへの自衛的な燃料備蓄の推進事業費補助金等)とは経費項目が異なり、一般的には併用が可能と考えられます。また、地方自治体が独自に実施する防災関連の補助金・助成金との併用については、各自治体の規定を確認する必要があります。併用を検討される場合は、必ず執行団体および経済産業省 資源エネルギー庁 燃料流通政策室に事前確認を行ってください。

詳細説明

事業の背景

近年、日本では大規模な地震、台風、豪雨などの自然災害が頻発しています。こうした災害時において、ガソリンスタンド(サービスステーション:SS)は地域のエネルギー供給拠点として極めて重要な役割を果たしています。自動車燃料の供給はもちろん、暖房用灯油の提供や、自家発電設備を備えたSSでは電力供給の拠点としても機能します。

事業の目的

本事業は、揮発油販売業者(ガソリンスタンド事業者)の災害対応能力を強化するための人材育成研修等を支援することを目的としています。災害時に石油製品の安定供給を確保するためには、設備面の整備だけでなく、現場で対応する人材のスキル・知識の向上が不可欠です。

事業の仕組み(間接補助方式)

本補助金は間接補助方式を採用しています。経済産業省(資源エネルギー庁)から執行団体として採択された民間団体等に補助金が交付され、その執行団体が揮発油販売業者向けの人材育成研修等を企画・実施します。

  • 補助の流れ:経済産業省 → 執行団体(民間団体等) → 揮発油販売業者(研修受講者)
  • 本公募の対象:執行団体となる民間団体等の募集
  • 最終的な受益者:災害対応研修を受講する揮発油販売業者

補助内容

補助率は定額(10/10)であり、対象経費の全額が補助されます。事業全体の補助上限額は1億9,000万円です。人材育成研修等の企画・運営・実施にかかる費用が対象となり、充実した研修プログラムの設計が可能です。

想定される研修内容

公募要領に基づき、以下のような研修内容が想定されます。

  • 災害時の初動対応手順の習得
  • 石油製品の緊急供給体制の構築方法
  • 地域の防災関係機関との連携体制の確認
  • 安全管理・危機管理に関する知識の向上
  • 過去の災害事例に基づくケーススタディ

申請スケジュールと問い合わせ先

本公募の申請期間と問い合わせ先は以下のとおりです。

  • 公募開始:令和8年2月27日
  • 公募締切:令和8年3月19日
  • 問い合わせ先:経済産業省 資源エネルギー庁 資源・燃料部 燃料流通政策室

公募期間が約3週間と比較的短いため、応募を検討される場合は速やかな対応が求められます。

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