長野市温室効果ガス排出量見える化・削減支援事業補助金
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
導入しやすい補助率と上限額
新規導入者は年額利用料の2分の1(上限7万5千円)、継続利用者は3分の1(上限5万円)の補助を受けられます。クラウドサービスの利用料という比較的少額な経費に対する補助であり、導入のハードルが低く設計されています。
全業種が対象
製造業、小売業、サービス業、建設業など、長野市内に事業所を有するすべての業種が対象です。業種を問わず脱炭素への取り組みを促進する包括的な制度となっています。
排出量の把握から削減行動への橋渡し
温室効果ガスの排出量を可視化するクラウドサービスの導入を支援することで、排出状況の把握を起点として具体的な削減計画の策定・実行につなげる仕組みです。
地域ぐるみの脱炭素推進体制
長野地域脱炭素実現推進協議会への加入が申請要件となっており、単独企業の取り組みにとどまらず、地域全体での脱炭素化を推進する体制に組み込まれます。
継続利用にもインセンティブ
令和5年度から継続してサービスを利用している事業者にも補助が適用されるため、長期的な排出量モニタリングの継続が奨励されています。
ポイント
対象者・申請資格
組織要件
- 申請日時点で長野市内に事業所等(本社、事業所または工場)を有していること
- 長野地域脱炭素実現推進協議会に加入していること
- 市税の滞納がないこと
代表者・役員要件
- 代表者または役員が暴力団員または暴力団関係者でないこと
事業要件
- 温室効果ガス排出量の削減を検討するために見える化クラウドサービスを導入しようとするものであること
- 利用契約期間が令和7年10月1日から令和8年9月30日までの1年間であること
- 年額利用料を交付決定日の属する年度の3月31日までに一括して支払うこと
- 利用契約前に交付申請を行うこと
報告義務
- 令和9年3月31日までに温室効果ガスの排出量・削減量および削減に向けた取り組みを報告すること
ポイント
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申請ガイド
ステップ1:長野地域脱炭素実現推進協議会への加入
補助金申請の前提条件として、まず協議会に加入してください。協議会のウェブサイトから加入手続きが可能です。
ステップ2:見える化クラウドサービスの選定
自社の事業所に適した温室効果ガス排出量の見える化クラウドサービスを調査・選定します。この段階ではまだ契約せず、見積りの取得にとどめてください。
ステップ3:交付申請書の提出
交付申請書(様式第1号)と関係書類を、長野市環境保全温暖化対策課に提出します。持参(市役所第二庁舎3階、平日8:30-17:15)または郵送が可能です。必ずクラウドサービスの利用契約前に申請してください。
ステップ4:交付決定の受領とサービス契約
市からの交付決定通知を受領した後に、見える化クラウドサービスの利用契約を締結します。契約期間は令和7年10月1日から令和8年9月30日までの1年間とします。
ステップ5:利用料の支払いと実績報告
年額利用料を交付決定日の属する年度の3月31日までに一括で支払い、実績報告書(様式第6号)と関係書類を提出します。
ステップ6:補助金の請求と受領
交付確定後、補助金交付請求書(様式第7号)を提出し、口座振込にて補助金を受領します。
ステップ7:取組報告書の提出
令和9年3月31日までに、温室効果ガスの排出量・削減量と今後の削減に向けた取り組みについて取組報告書(様式第3号)を提出します。
ポイント
審査と成功のコツ
クラウドサービスの適切な選定
申請タイミングの管理
排出量データの事前整備
削減計画への展開意識
ポイント
対象経費
対象となる経費
クラウドサービス利用料(1件)
- 温室効果ガス排出量見える化クラウドサービスの年額利用料(税込)
対象外の経費
対象外の経費一覧(7件)
- クラウドサービス以外のソフトウェア購入費
- コンサルティング費用
- 省エネ設備の購入・設置費用
- 排出量計測機器のハードウェア購入費
- 人件費
- 通信費
- 契約期間外のサービス利用料
よくある質問
QJグランツで申請できますか?
いいえ、Jグランツでの申請は受け付けていません。長野市環境保全温暖化対策課への持参(市役所第二庁舎3階、平日8:30-17:15)または郵送で申請してください。
Q補助金の上限額はいくらですか?
新規導入の場合は年額利用料の2分の1で上限7万5千円、令和5年度から継続利用の場合は年額利用料の3分の1で上限5万円です。
Q長野地域脱炭素実現推進協議会に加入していない場合はどうすればよいですか?
申請日時点で協議会に加入していることが要件のため、まず協議会への加入手続きを行ってください。協議会のウェブサイトから加入手続きが可能です。
Qすでにクラウドサービスを契約してしまった場合は申請できますか?
利用契約前に交付申請を行うことが条件のため、すでに契約済みの場合は原則として申請できません。必ず契約前に交付申請を行ってください。
Q対象となるクラウドサービスの契約期間はいつですか?
令和7年10月1日から令和8年9月30日までの1年間の契約が対象です。この期間の年額利用料を交付決定日の属する年度の3月31日までに一括で支払う必要があります。
Q補助金を受けた後に報告義務はありますか?
はい、令和9年3月31日までに温室効果ガスの排出量・削減量と、今後の削減に向けた取り組みについて報告する義務があります。この報告義務に違反すると交付決定が取り消される可能性があります。
Qどの業種が対象ですか?
製造業、建設業、小売業、サービス業、医療福祉など、長野市内に事業所を有するすべての業種が対象です。業種による制限はありません。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
本補助金は温室効果ガスの「見える化」を支援する入口的な制度であるため、排出量の把握後に実際の削減に取り組む際には他の補助金との併用が効果的です。長野市や長野県が実施する省エネ設備導入補助金、再生可能エネルギー設備導入補助金などと組み合わせることで、見える化から削減実行まで一貫した支援を受けられます。また、環境省の脱炭素化推進関連の補助金や、中小企業庁の省エネルギー投資促進に向けた支援策も検討の価値があります。長野地域脱炭素実現推進協議会に加入することで、協議会を通じた最新の補助金情報の入手や、他の会員企業との情報交換が可能になります。見える化データを活用して自社の削減ポテンシャルが明確になった段階で、最適な設備投資補助金を選択するという段階的なアプローチが推奨されます。
詳細説明
長野市温室効果ガス排出量見える化・削減支援事業補助金の概要
長野市温室効果ガス排出量見える化・削減支援事業補助金は、長野市内の事業者が温室効果ガス排出量を可視化するクラウドサービスを導入する際の費用を一部補助する制度です。パリ協定に基づく2050年カーボンニュートラル実現に向けて、まず事業者が自社の排出状況を「見える化」することで、具体的な削減行動につなげることを目的としています。
補助率・上限額の詳細
補助率と上限額は、導入状況によって2段階に設定されています。新規導入者(令和5年度からの継続利用ではない事業者)は、年額利用料(税込)の2分の1、上限7万5千円が補助されます。一方、令和5年度から継続して見える化クラウドサービスを導入している事業者は、年額利用料の3分の1、上限5万円となります。新規導入者の補助率を高く設定することで、まだ取り組みを始めていない事業者の参入を促進しています。
対象となるクラウドサービスについて
温室効果ガス排出量の見える化クラウドサービスとは、事業所のエネルギー使用量(電気、ガス、燃料など)を入力し、そこから温室効果ガスの排出量を算定・可視化するサービスです。「目に見えない温室効果ガスがどのくらい排出されているのか」を数値化し、グラフや表で分かりやすく表示することで、削減すべきポイントや削減可能な量を把握できるようになります。
申請要件と注意事項
申請にあたっては、まず長野地域脱炭素実現推進協議会への加入が必須です。この協議会は、長野地域における脱炭素化を地域ぐるみで推進するための組織であり、加入することで最新の環境施策情報や他の事業者との交流の機会も得られます。
また、重要な注意点として、見える化クラウドサービスの利用契約前に交付申請を行う必要があります。先に契約してしまうと補助の対象外となるため、十分にご注意ください。対象となる契約期間は令和7年10月1日から令和8年9月30日までの1年間で、年額利用料は交付決定日の属する年度の3月31日までに一括で支払う必要があります。
交付条件と報告義務
本補助金の交付を受けた事業者には、令和9年3月31日までに以下の内容を報告する義務があります。第一に、令和7年10月1日から令和8年9月30日までの間の温室効果ガスの排出量と削減量です。第二に、令和8年10月以降の温室効果ガス排出量の削減に向けた取り組みです。この報告義務に違反した場合は、補助金交付決定が取り消される可能性があるため、計画的に対応してください。
申請手続きの流れ
申請から補助金受領までは7つのステップがあります。まず交付申請書(様式第1号)と関係書類を提出し、交付決定を受けた後にサービス契約を締結します。利用料支払い後に実績報告書(様式第6号)を提出し、交付確定を経て補助金が口座振込で支払われます。最後に取組報告書(様式第3号)を提出して完了です。申請は長野市環境保全温暖化対策課(市役所第二庁舎3階)への持参、または郵送で受け付けています。
なぜ見える化が重要なのか
温室効果ガスの排出量削減に取り組むにあたり、まず現状の排出量を正確に把握することが不可欠です。「どこから」「どのくらい」排出されているかを知ることで、削減の優先順位が明確になり、効果的な対策を立てることができます。本補助金を活用した見える化は、脱炭素経営の出発点として位置づけられています。見える化で把握した課題に基づき、省エネ設備の導入や再生可能エネルギーの活用など、次のステップへとつなげていくことが期待されています。