募集中全国対象
非常に難しい
準備期間の目安: 約30

令和7年度デジタルライフライン整備加速事業

基本情報

補助金額
6.7億円
補助率: 定額
0円6.7億円
募集期間
2026-02-04 〜 2026-03-06
残り3
対象地域日本全国
対象業種情報通信業
使途新たな事業を行いたい / 販路拡大・海外展開をしたい

この補助金のまとめ

令和7年度デジタルライフライン整備加速事業は、経済産業省が「デジタルライフライン全国総合整備計画」に基づき、デジタル時代の社会インフラを全国に整備するための補助事業です。対象は2つの事業領域で構成されています。第一に「ドローン航路整備事業」として、国内に新たなドローン航路を整備するための事業性評価、データ整備、航路設計等を行う事業です。第二に「地下埋設物等の設備データ整備事業」として、電力・ガス・通信・上下水道などの公益事業者の設備データを一元管理するインフラ管理DXシステムの全国展開に向けたシステム開発等を行う事業です。補助金上限額は約6億6,900万円(定額補助)で、民間事業者やコンソーシアムが応募可能です。EBPMへの協力が応募要件に含まれており、政策効果の検証を重視した先進的な事業設計となっています。

この補助金の特徴

1

ドローン航路の全国整備を推進

物流や点検などに活用されるドローンの飛行航路を国内に整備するための基盤事業です。事業性の評価からデータ整備、航路設計まで、実運用に必要な一連の準備作業を包括的に支援します。

2

インフラ管理DXシステムの開発支援

電力・ガス・通信・上下水道などの地下埋設物データを一元管理するシステムの全国展開を見据えた開発事業です。道路工事時の埋設物損傷事故の防止や、効率的なインフラ維持管理の実現を目指しています。

3

約6億6,900万円の大規模定額補助

補助金上限額が約6億6,900万円と大規模であり、社会インフラとしてのデジタルライフライン整備に対する国の強い推進意思が反映されています。

4

コンソーシアム形式での申請が可能

複数の民間事業者がコンソーシアムを組んで応募できるため、ドローン運航事業者、データプラットフォーム事業者、システム開発事業者など、異なる専門性を持つ企業が連携して事業に取り組めます。

5

EBPM(証拠に基づく政策立案)への協力が要件

経済産業省のEBPMに関する取り組みへの協力が応募要件に含まれており、事業成果の定量的な評価とフィードバックを通じた政策改善に貢献することが求められています。

ポイント

本事業の戦略的重要性は、日本のデジタル社会インフラの基盤を構築する「先行投資型」の政策である点にあります。ドローン航路とインフラデータの一元管理は、いずれも実用化すれば社会全体の効率性と安全性を大幅に向上させるポテンシャルを持っています。採択事業者には技術力だけでなく、全国展開を見据えた事業設計力と、EBPMに基づくエビデンス創出能力が問われます。

対象者・申請資格

基本要件

  • 日本に拠点を有していること
  • 本事業を的確に遂行する組織、人員等を有していること
  • 本事業を円滑に遂行するために必要な経営基盤を有し、資金等について十分な管理能力を有していること

欠格要件

  • 経済産業省からの補助金交付等停止措置が講じられていないこと
  • 経済産業省からの指名停止措置が講じられていないこと

EBPM協力要件

  • 経済産業省におけるEBPM(Evidence-Based Policy Making:証拠に基づく政策立案)に関する取り組みに協力すること

コンソーシアム形式の場合

  • 幹事者を決定し、幹事者が事業提案書を提出すること
  • 幹事者が業務の全てを他の者に再委託することは不可

対象事業の要件

  • ドローン航路整備事業:国内に新たにドローン航路を整備するための事業性評価、データ整備、航路設計等
  • 地下埋設物等の設備データ整備事業:公益事業者の設備データを一元管理するインフラ管理DXシステムの開発等

ポイント

応募の核心は「全国展開を見据えた事業遂行能力」の証明です。ドローン航路整備であれば航空法規制への対応力と地域調整能力、インフラデータ整備であれば公益事業者との連携実績が重要な評価ポイントになります。コンソーシアム形式での申請が可能なため、自社単独では満たせない要件を補完するパートナー戦略が有効です。

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申請ガイド

1

ステップ1:公募要領の確認と事業選択

経済産業省商務情報政策局情報経済課の公募情報を確認し、ドローン航路整備事業と地下埋設物等の設備データ整備事業のいずれか(または両方)に応募するかを決定します。

2

ステップ2:コンソーシアムの組成(必要な場合)

単独での応募が難しい場合は、関連分野の専門事業者とコンソーシアムを組成します。幹事者を決定し、役割分担と責任体制を明確にしてください。

3

ステップ3:事業提案書の作成

事業の具体的な実施計画、組織体制、予算計画、スケジュール、期待される成果等を記載した事業提案書を作成します。EBPM協力の具体的な方針も盛り込んでください。

4

ステップ4:事業提案書の提出

経済産業省商務情報政策局情報経済課宛に、応募期限(令和8年3月6日)までに提案書類を提出します。問い合わせ先メールアドレスに事前に確認事項がある場合は連絡してください。

5

ステップ5:審査・採択

提出された提案書は審査を経て採択が決定されます。交付決定前の発注・契約は補助対象外となるため、交付決定通知を受けてから事業を開始してください。

ポイント

提案書作成にあたっては「全国総合整備計画との整合性」を明確に示すことが不可欠です。単なる技術開発の提案ではなく、全国展開のロードマップを含む実用性の高い提案が求められます。また、交付決定前の発注は補助対象外となるため、事業開始のタイミング管理を慎重に行ってください。

審査と成功のコツ

デジタルライフライン全国総合整備計画との整合性
2024年6月に策定された同計画の方針と具体的な目標を熟読し、提案内容がその実現に直結することを明確に示してください。計画の優先課題にフォーカスした提案が高評価を得やすいです。
全国展開を見据えたスケーラビリティ
特定地域での実証にとどまらず、全国への展開を前提とした設計思想を提案に盛り込んでください。標準化、相互運用性、横展開の容易さが重要な評価ポイントとなります。
EBPM対応の具体化
政策効果の検証に資するデータ収集・分析の計画を具体的に提案してください。KPIの設定、データ収集方法、効果測定の手法まで踏み込んだ内容が求められます。
コンソーシアムの強みの最大化
ドローン事業では航空事業者・測量会社・自治体、インフラデータ事業では公益事業者・IT企業・建設会社など、多様な専門性を持つ事業者との連携体制が事業の実効性を高めます。
補助金適正執行への理解と体制
補助金適正化法に基づく管理体制を明示し、不正防止の仕組みを提案に盛り込んでください。取得財産の管理、契約手続きの適正性確保など、コンプライアンス体制も重要です。

ポイント

採択の鍵は「計画段階の事業をいかに実用的かつスケーラブルに設計できるか」です。ドローン航路は航空法規制との調整、地下埋設物データは公益事業者間のデータ共有の合意形成が最大の課題です。これらの課題に対する具体的な解決アプローチを示せるかどうかが、他の提案との差別化ポイントとなります。

対象経費

対象となる経費

ドローン航路整備関連(4件)
  • 事業性評価に要する調査・分析費
  • 航路データの整備費
  • 航路設計に要する技術開発費
  • 飛行環境の測定・評価費
インフラ管理DXシステム関連(3件)
  • 設備データ一元管理システムの開発費
  • データ連携基盤の構築費
  • システム導入初期の環境整備費
共通経費(4件)
  • 事業管理に係る人件費
  • 外部専門家への委託費
  • データ収集・分析に係る経費
  • 会議・調整に係る経費

対象外の経費

対象外の経費一覧(6件)
  • 交付決定前に発注・完了した経費
  • 汎用的なオフィス機器の購入費
  • 土地・建物の取得費
  • 補助事業に直接関係しない一般管理費
  • 飲食・接待に係る経費
  • 補助金交付等停止措置中の事業者との契約費用(100万円以上)

よくある質問

Qドローン航路整備事業と地下埋設物データ整備事業の両方に応募できますか?
A

公募要領の詳細をご確認ください。2つの事業領域それぞれに応募条件が設定されている場合がありますので、経済産業省商務情報政策局情報経済課にお問い合わせいただくことをお勧めします。

Qコンソーシアム形式で応募する場合の注意点は?
A

幹事者を決定し、幹事者が事業提案書を提出する必要があります。ただし、幹事者が業務の全てを他の者に再委託することはできません。各構成員の役割分担と責任体制を明確にしてください。

Q交付決定前に事業を開始してもよいですか?
A

いいえ、経済産業省からの補助金交付決定通知前に発注等を完了させた経費は補助金の交付対象外となります。必ず交付決定後に事業を開始してください。

QEBPMへの協力とは具体的に何をしますか?
A

EBPM(Evidence-Based Policy Making)は証拠に基づく政策立案のことです。事業成果の定量的なデータ収集・分析に協力し、政策効果の検証に資するエビデンスを提供することが求められます。

Q不正受給が発覚した場合のペナルティは?
A

補助金交付決定の取消、受領済み補助金の返還(年10.95%の加算金付き)、最大36か月間の新規補助金交付停止措置、事業者名と不正内容の公表が行われます。

Q補助金で取得した設備を処分できますか?
A

処分制限期間内に処分する場合は、事前に経済産業大臣の承認を受ける必要があります。補助金の交付目的に反する使用、譲渡、交換、貸付、担保提供が制限の対象です。

Q応募期限はいつですか?
A

令和8年3月6日が応募期限です。公募期間は約1か月と短いため、早めに公募要領を確認し、提案書類の準備を進めてください。

Q問い合わせ先はどこですか?
A

経済産業省商務情報政策局情報経済課(担当:森下、原田)です。メールアドレスは公募要領に記載されています。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本事業はデジタルライフラインの基盤整備に特化した補助金であるため、関連するデジタル化推進の支援策と組み合わせることで、より包括的な事業展開が可能です。国土交通省のドローン関連実証事業や、総務省のICTインフラ整備に関する補助金は、技術的に隣接する分野をカバーしています。また、内閣府のスマートシティ関連事業と連携することで、ドローン航路やインフラデータの利活用を都市全体のデジタル化に結びつけるアプローチも考えられます。ただし、同一経費への二重交付は厳しく禁止されているため、各補助金の対象経費を明確に区分する必要があります。コンソーシアム構成員が他の補助事業にも参画している場合は、費用按分の明確化が特に重要です。デジタル田園都市国家構想関連の交付金なども活用候補に挙げられます。

詳細説明

事業の概要と目的

令和7年度デジタルライフライン整備加速事業は、経済産業省が「デジタルライフライン全国総合整備計画」(2024年6月策定)に基づき実施する補助事業です。デジタル時代の社会インフラである「デジタルライフライン」を全国に整備することを目的とし、補助金上限額は約6億6,900万円(定額補助)です。対象となるのは2つの事業領域で、民間事業者やコンソーシアムが応募できます。

ドローン航路整備事業

第一の事業領域はドローン航路整備事業です。物流、インフラ点検、災害対応などへのドローン活用が急速に拡大する中、安全かつ効率的な飛行を実現するためには、体系的な航路の整備が不可欠です。本事業では、国内に新たにドローン航路を整備するにあたり必要な事業性の評価、データ整備、航路の設計等を行います。将来的には全国的なドローン航路ネットワークの構築を見据えた基盤事業として位置づけられています。

地下埋設物等の設備データ整備事業

第二の事業領域は地下埋設物等の設備データ整備事業です。電力・ガス・通信・上下水道をはじめとする公益事業者の設備データを一元的に管理するインフラ管理DXシステムの全国展開を見据え、導入初期に要するシステムの開発等を行います。現状、地下埋設物の位置情報は各事業者が個別に管理しており、道路工事時の事故リスクや非効率な調整作業が課題となっています。このシステムにより、インフラ管理の安全性と効率性の大幅な向上が期待されます。

応募資格と要件

応募できるのは、日本に拠点を有し、事業遂行に必要な組織・人員と経営基盤を備えた民間事業者等です。コンソーシアム形式での応募も可能で、幹事者を決めて事業提案書を提出します。ただし、幹事者が業務の全てを他者に再委託することは認められていません。

特徴的な要件として、経済産業省におけるEBPM(Evidence-Based Policy Making:証拠に基づく政策立案)に関する取り組みへの協力が求められています。事業成果の定量的な評価を通じて、政策の有効性を検証するためのエビデンスを提供することが期待されています。

補助金適正化に関する注意事項

本事業は補助金適正化法に基づいて運用されます。いくつかの重要な注意点があります。まず、交付決定前の発注は補助対象外です。また、提出書類における虚偽記載は厳禁であり、不正受給が認められた場合は補助金の返還(年10.95%の加算金付き)と最大36か月の交付停止措置が講じられます。さらに、補助金で取得した財産の処分には事前の大臣承認が必要です。100万円以上の契約については、交付停止措置中の事業者との契約も原則不可となっています。

公募スケジュールと問い合わせ先

公募期間は令和8年2月4日から3月6日までです。問い合わせ先は経済産業省商務情報政策局情報経済課(担当:森下、原田)で、メールでの連絡が可能です。公募要領の詳細は経済産業省のウェブサイトで確認してください。

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