募集中全国対象
非常に難しい
準備期間の目安: 約30

「ウラノス・エコシステムの実現のためのデータ連携システム構築・実証事業」の公募

基本情報

補助金額
金額未定
募集期間
2026-03-06 〜 2026-04-13
残り36
対象地域日本全国
対象業種学術研究、専門・技術サービス業
使途研究開発・実証事業を行いたい

この補助金のまとめ

本事業は、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)が推進する「ウラノス・エコシステム」の実現に向けた大型委託事業です。データ連携基盤の構築と実証を通じて、産業横断的なデータ流通エコシステムの確立を目指しています。欧州のGaia-Xやカテナ-Xといった国際的なデータ連携の潮流を踏まえ、日本独自のデータ連携アーキテクチャを構築する国家的プロジェクトに参画できる貴重な機会です。受託型の事業であるため補助率という概念はなく、委託費として事業遂行に必要な経費が支払われます。データ連携技術、セキュリティ、業界固有のユースケース開発など、高度な技術力と実証フィールドを持つ事業者が求められます。応募にあたっては、NEDOの公募要領を精査し、技術提案と実施体制の両面で説得力のある提案書を作成することが採択の鍵となります。

この補助金の特徴

1

NEDO委託事業としての高い信頼性と大規模予算

本事業はNEDOが管理する国家プロジェクトであり、経済産業省のデジタルインフラ政策と直結しています。委託事業のため、採択されれば事業遂行に必要な経費が委託費として支払われ、自己負担なく最先端技術の研究開発に取り組むことが可能です。NEDOの実績管理のもと、安定した事業運営が期待できます。

2

産業横断データ連携エコシステムへの参画機会

ウラノス・エコシステムは、製造業・エネルギー・モビリティなど複数産業をまたぐデータ連携基盤を目指す構想です。本事業に参画することで、日本のデータ連携インフラの設計段階から関与でき、将来的なビジネス展開における先行者優位を確保できます。

3

国際的なデータ連携標準との整合性

欧州のGaia-X、カテナ-Xなど国際的なデータスペースの動向を踏まえた設計が求められるため、グローバルなデータ連携標準に準拠した技術開発の知見を蓄積できます。国際連携の可能性も広がる事業です。

4

実証フィールドを活用した社会実装の加速

単なる技術開発ではなく、具体的な産業ユースケースでの実証が求められます。実データを用いた実証を通じて、技術の社会実装可能性を検証し、事業化への道筋を具体化できる点が大きな特徴です。

ポイント

本事業はNEDO委託型の大型プロジェクトであり、採択されれば自己負担なく最先端のデータ連携技術開発に取り組める点が最大の魅力です。国のデジタルインフラ政策に直結するため、成果が国家標準に組み込まれる可能性もあり、参画企業にとっては技術力の証明と将来のビジネス基盤構築の両面でメリットがあります。

対象者・申請資格

法人格の要件

  • 日本国内に拠点を有する法人であること
  • 企業、大学、国立研究開発法人、一般社団法人等が対象
  • 個人事業主は対象外となる可能性が高い

技術力・実績の要件

  • データ連携基盤の設計・開発に関する技術力を有すること
  • 関連分野での研究開発実績があること
  • 情報セキュリティに関する十分な管理体制を有すること

実施体制の要件

  • 事業を確実に遂行できる組織体制・人員を確保できること
  • コンソーシアム形式での応募も可能(幹事機関の明確化が必要)
  • プロジェクトマネジメント能力を有すること

その他の要件

  • NEDOの委託事業に係る経理等の管理体制が整備されていること
  • 反社会的勢力との関係がないこと
  • 過去にNEDO事業で不正行為がないこと

ポイント

NEDO委託事業は高い技術力と確実な実施体制が求められます。単独での応募が難しい場合はコンソーシアム形式も検討すべきです。特にデータ連携技術の実績と、セキュリティ管理体制の整備状況が審査のポイントになるため、応募前に自社の強みと補完すべき領域を明確にしておくことが重要です。

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申請ガイド

1

ステップ1:公募要領の精査と事業理解

NEDO公式HP(https://www.nedo.go.jp/koubo/IT2_100384.html)から公募要領・仕様書等の関連資料を入手し、事業目的・求められる成果・評価基準を正確に理解します。不明点はNEDOの担当部署に問い合わせましょう。

2

ステップ2:実施体制の構築

必要に応じてコンソーシアムパートナーを選定し、役割分担・責任体制を明確にします。データ連携技術、実証フィールド、プロジェクト管理の各領域をカバーできる体制を整えます。

3

ステップ3:提案書の作成

公募要領に定められた様式に従い、技術提案・実施計画・経費計画を含む提案書を作成します。技術的な独自性と実現可能性のバランスを重視し、具体的なマイルストーンを設定します。

4

ステップ4:応募書類の提出

締切日(2026年4月13日)までに、NEDO所定の方法で応募書類を提出します。電子提出が基本ですが、要領で指定された方法を必ず確認してください。

5

ステップ5:審査対応(ヒアリング等)

書類審査通過後、ヒアリング審査が実施される場合があります。提案内容を簡潔に説明し、審査員からの質問に的確に回答できるよう準備します。

ポイント

NEDO委託事業の採択率は一般的に高くないため、提案書の品質が勝負を分けます。特に「なぜ自社(コンソーシアム)が最適な実施者か」を技術実績と体制の両面で説得力を持って示すことが重要です。公募説明会が開催される場合は必ず参加し、事業の意図を正確に把握しましょう。

審査と成功のコツ

公募要領の徹底分析と事業意図の理解
公募要領に記載された評価基準を逐一確認し、各基準に対して明確に応える提案構成にすることが必須です。ウラノス・エコシステム構想全体の中で本事業がどう位置づけられるかを理解し、政策目標との整合性を示しましょう。
差別化された技術アプローチの提示
データ連携技術は競合他社も提案してきます。相互運用性・セキュリティ・スケーラビリティの観点で独自の技術的優位性を具体的に示すことが重要です。既存の研究成果やプロトタイプがあれば積極的にアピールしてください。
実証フィールドの具体性と説得力
実証事業である以上、「どの業界・どの企業と・どのようなデータを・どう連携するか」を具体的に示す必要があります。実証パートナーとの事前合意(LOI等)があれば提案の説得力が大幅に向上します。
強固なプロジェクトマネジメント体制
大規模プロジェクトでは技術力だけでなく管理能力も重視されます。プロジェクトマネージャーの実績、進捗管理手法、リスク管理計画を明確にし、確実に成果を出せる体制を示してください。
国際動向への深い理解と連携可能性
ウラノス・エコシステムは国際的なデータ連携との相互運用を視野に入れています。Gaia-X、IDSA、カテナ-Xなどの国際標準やフレームワークへの理解を示し、可能であれば海外パートナーとの連携可能性にも言及すると評価が高まります。

ポイント

NEDO委託事業の採択で最も重要なのは「実現可能性の高い具体的提案」です。壮大なビジョンだけでなく、具体的な技術手段・実証計画・期待成果を数値で示せるかが勝負の分かれ目になります。過去のNEDO採択案件の傾向分析も有効な準備です。

対象経費

対象となる経費

人件費(3件)
  • 研究員・技術者の人件費
  • プロジェクトマネージャーの人件費
  • 事務補助員の人件費
設備費・備品費(3件)
  • サーバー・ネットワーク機器の購入費
  • 実証用ハードウェアの調達費
  • ソフトウェアライセンス費
消耗品費(3件)
  • 実験用消耗品
  • 記録媒体・電子部品
  • 印刷用紙・文具類
旅費・交通費(3件)
  • 国内出張旅費
  • 海外出張旅費(国際連携関連)
  • 実証サイトへの移動交通費
外注費・委託費(3件)
  • 専門技術の外部委託費
  • システム開発の一部外注費
  • 試験・評価の外部委託費
その他経費(4件)
  • 会議費・会場借料
  • 通信・郵便費
  • クラウドサービス利用料
  • 知的財産権関連費用

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 事業に直接関係のない一般管理費や本社経費
  • 土地・建物の取得費
  • 事業完了後に汎用的に使用できる設備の購入費
  • 飲食を主目的とした会合の費用
  • 他のNEDO事業や国の補助事業と重複する経費
  • 事業開始前に発生した経費
  • 交際費・寄附金・罰金等

よくある質問

Qウラノス・エコシステムとは何ですか?
A

ウラノス・エコシステムは、経済産業省が推進する日本版のデータ連携基盤構想です。欧州のGaia-Xに対応する取り組みで、製造業・エネルギー・モビリティなど複数産業をまたぐデータの安全な流通と利活用を実現することを目指しています。データ主権を確保しながら、企業間・産業間のデータ共有を促進し、新たな価値創造やイノベーションを加速させる基盤として位置づけられています。

Qこの事業は補助金ですか?委託事業ですか?
A

本事業はNEDOの「委託事業」です。補助金とは異なり、採択された事業者はNEDOと委託契約を締結し、事業遂行に必要な経費が委託費として支払われます。補助率という概念はなく、認められた経費は原則として全額が委託費の対象となります。ただし、NEDOの経理規程に基づく厳格な経費管理と成果報告が求められます。

Q個人や小規模企業でも応募できますか?
A

公募要領の詳細はNEDO HPで確認する必要がありますが、一般的にNEDOの大型委託事業は高度な技術力と実施体制が求められるため、個人での応募は困難です。ただし、コンソーシアムの一員として参画することは可能です。中小企業やスタートアップでも、特定の技術領域で強みがあれば、大企業や大学との連携により参画できる可能性があります。

Q応募の締切はいつですか?
A

応募期間は2026年3月6日から2026年4月13日までです。NEDO HPに掲載される公募要領で提出方法と締切時刻を確認し、余裕を持って提出してください。締切間際はシステムの混雑が予想されるため、少なくとも数日前までに提出準備を完了させることをお勧めします。

Qコンソーシアムで応募する場合の注意点は?
A

コンソーシアムで応募する場合は、幹事機関(代表提案者)を明確にし、各参画機関の役割分担と責任範囲を提案書に明記する必要があります。経費配分の根拠も具体的に示してください。また、コンソーシアム間での知的財産の取扱いについて、事前に合意しておくことが重要です。NEDOの過去の委託事業では、コンソーシアム内の連携体制の具体性も評価ポイントとなっています。

Q採択後の報告義務はどのようなものですか?
A

NEDO委託事業では、定期的な進捗報告(通常は四半期ごと)、年度末の成果報告、事業終了時の最終報告が求められます。また、経費については月次または四半期ごとの経理報告が必要です。NEDOの担当者による現地調査やヒアリングが実施されることもあります。委託事業の透明性確保のため、研究ノートの記録や証憑書類の適切な管理も義務付けられています。

Q事業期間はどのくらいですか?
A

具体的な事業期間は公募要領で定められますが、NEDOの大型委託事業は通常2〜5年程度の複数年度にわたるものが多いです。年度ごとに成果評価が行われ、次年度の継続が判断される場合もあります。詳細な事業期間と実施スケジュールについては、NEDO HPの公募要領をご確認ください。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本事業はNEDOの委託事業であるため、同一の研究開発内容について他の国庫補助金・委託費との重複受給は認められません。ただし、研究テーマや経費の対象が明確に区分できる場合は、他の公的資金との併用が可能なケースもあります。例えば、本事業でデータ連携基盤を構築しつつ、別の事業で個別産業のアプリケーション開発を行うといった切り分けが考えられます。併用を検討する場合は、必ず事前にNEDOの担当者に相談し、経費の区分管理について承認を得てください。なお、地方自治体独自の補助金(DX推進補助金等)は国庫補助金とは別枠のため、事業内容が重複しない範囲で活用できる可能性があります。また、本事業の成果を活用した後続の事業化フェーズでは、経済産業省のSBIR制度やJST(科学技術振興機構)の社会実装プログラムなど、フェーズに応じた支援制度の活用も視野に入れておくとよいでしょう。

詳細説明

ウラノス・エコシステムとは

ウラノス・エコシステムは、経済産業省が推進する日本版データ連携基盤構想です。欧州のGaia-Xに相当する日本独自のデータスペースを構築し、産業間のデータ流通を促進することで、Society 5.0の実現を加速させることを目的としています。製造業のサプライチェーン、カーボンニュートラル、モビリティなど、複数の産業領域をまたぐデータ連携を実現するための技術基盤とガバナンスルールの確立が求められています。

本事業の目的と概要

NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)が公募する本委託事業は、ウラノス・エコシステムの実現に向けて、具体的なデータ連携システムの構築と実証を行うものです。データの相互運用性を確保しつつ、セキュリティとプライバシーを担保する技術的基盤の開発が中心的なテーマとなります。

求められる技術領域

  • データ連携アーキテクチャ:異なるシステム間でのデータ流通を可能にする標準的なアーキテクチャの設計・実装
  • データカタログ・メタデータ管理:データの発見可能性と利活用を促進するカタログシステムの構築
  • 認証・認可・データ主権管理:データ提供者のコントロール権を確保しつつ、安全なデータ共有を実現する仕組み
  • トレーサビリティ:データの来歴・利用履歴を追跡可能にする技術
  • 相互運用性テスト:国際標準との整合性を検証するテストフレームワーク

事業の実施形態

本事業はNEDOからの委託事業として実施されます。補助金とは異なり、採択された事業者はNEDOとの委託契約に基づき事業を遂行し、委託費として経費が支払われます。そのため、自己負担は基本的に発生しません。ただし、NEDOの経理規程に基づく厳格な経費管理が求められます。

応募にあたっての留意事項

本公募は2026年3月6日から4月13日までの期間で受け付けられます。応募にあたっては以下の点に留意してください。

  • 公募要領の熟読:NEDO HPに掲載される公募要領・仕様書を必ず確認し、求められる成果物・評価基準を正確に把握すること
  • コンソーシアム形成:単独での応募が難しい場合は、技術補完関係にあるパートナーとのコンソーシアム形成を検討すること
  • 実証計画の具体性:どの産業領域で、どのようなデータを対象に実証を行うかを具体的に計画すること
  • 知的財産の取扱い:委託事業における知的財産の帰属・利用条件についてNEDOの規程を確認すること

期待される成果と波及効果

本事業を通じて構築されるデータ連携システムは、将来的に日本の産業データ基盤の標準となることが期待されています。事業参画者は、データ連携技術のフロントランナーとしての地位を確立できるだけでなく、構築した基盤上でのサービス展開という新たなビジネス機会を獲得できます。また、国際的なデータスペース間の相互運用が実現すれば、グローバルなデータエコノミーへの参入機会も広がります。