募集終了全国対象
非常に難しい
準備期間の目安: 約21

水力発電導入加速化事業費_執行団体公募(令和7年度)

基本情報

補助金額
12.4億円
補助率: 定額
0円12.4億円
募集期間
2025-02-03 〜 2025-02-25
対象地域日本全国
対象業種電気・ガス・熱供給・水道業
使途新たな事業を行いたい / 設備整備・IT導入をしたい

この補助金のまとめ

水力発電導入加速化事業費は、経済産業省 資源エネルギー庁が実施する水力発電の普及拡大を目的とした補助事業です。本公募は「執行団体公募」であり、最終的な補助金の受益者(間接補助事業者)に対する交付事務等を担う「補助事業者(執行団体)」を募集するものです。事業内容は大きく2つに分かれます。第一に、水力発電の事業初期段階における地点調査・測量・概略設計等を支援する「初期段階支援事業」。第二に、既存の水力発電設備について増出力・増電力量に向けた調査・設備更新等を支援する「既存設備有効活用支援事業」です。再生可能エネルギーの中でも水力発電は安定的なベースロード電源として重要な位置づけにあり、2050年カーボンニュートラル実現に向けた国のエネルギー政策の柱の一つです。予算規模は12.4億円(定額補助)と大型であり、コンソーシアム形式での申請も認められています。申請にはJグランツ(電子申請システム)の利用が必須条件となります。

この補助金の特徴

1

執行団体としての役割

本事業は間接補助スキームを採用しており、採択された執行団体が間接補助事業者への公募・審査・交付・管理等の事務を一括して担います。国の補助事業を代行する重要な役割です。

2

2つの支援メニュー

(1)初期段階支援事業:未開発地点の調査・測量・概略設計等を支援。(2)既存設備有効活用支援事業:既存水力発電所の増出力・増電力量のための調査・設備更新を支援。それぞれ異なるニーズに対応します。

3

大型予算・定額補助

予算総額12.4億円、補助率は定額方式。執行団体として採択されれば、事務費を含む事業運営費が措置されます。

4

コンソーシアム申請可

単独法人だけでなく、複数団体によるコンソーシアム形式での申請が可能です。専門性を持つ複数機関が連携して執行体制を構築できます。

5

Jグランツによる電子申請

申請はJグランツ(補助金申請システム)を通じて行う必要があり、GビズIDの取得が前提条件となります。

ポイント

水力発電の導入加速化に向けた執行団体を公募する大型事業(12.4億円)。初期段階の調査支援と既存設備の有効活用支援の2メニューがあり、コンソーシアム形式での申請も可能。Jグランツでの電子申請が必須です。

対象者・申請資格

法人格要件

  • 一般社団法人、一般財団法人、公益社団法人、公益財団法人等の法人格を有すること・民間企業(株式会社等)も申請可能・国との補助金事務の実績があることが望ましい

事務執行能力

  • 間接補助事業者への公募・審査・交付決定・確定検査等の事務を適切に遂行できる体制を有すること・補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律に基づく事務処理が可能であること・内部管理体制(経理・監査等)が整備されていること

技術的知見

  • 水力発電事業に関する技術的知見を有すること(コンソーシアム構成員として確保することも可)・エネルギー政策や再生可能エネルギーに関する理解があること

コンソーシアムの場合

  • 代表団体を定め、構成員間の役割分担を明確にすること・共同申請協定書等を締結すること

ポイント

執行団体としての法人格、補助金事務の執行能力、水力発電に関する技術的知見が求められます。コンソーシアム形式の場合は代表団体を定め、役割分担を明確にした上で共同申請協定書の締結が必要です。

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申請ガイド

1

ステップ1:GビズIDの取得

Jグランツでの申請にはGビズIDプライムが必要です。未取得の場合は早めに申請してください(取得に1-2週間程度かかる場合があります)。

2

ステップ2:公募要領の精読

資源エネルギー庁の公募ページから公募要領・様式一式をダウンロードし、執行団体に求められる要件・業務内容を正確に把握してください。

3

ステップ3:体制構築・コンソーシアム組成

単独申請の場合は社内体制を整備。コンソーシアムの場合は構成員の選定、役割分担の決定、共同申請協定書の作成を行います。

4

ステップ4:事業計画書の作成

間接補助事業者への公募・審査・管理の具体的な実施計画、事務体制、スケジュール、予算計画等を記載した事業計画書を作成します。

5

ステップ5:Jグランツでの申請

申請期間内(2025年2月3日〜2月25日)にJグランツ上で必要書類をアップロードし、電子申請を完了させます。締切直前はシステム混雑の可能性があるため余裕を持って申請してください。

ポイント

GビズID取得→公募要領確認→体制構築→事業計画書作成→Jグランツ申請の流れです。申請期間が約3週間と短いため、GビズIDの事前取得と公募要領の早期確認が重要。コンソーシアムの場合は構成員との調整時間も確保しましょう。

審査と成功のコツ

執行実績のアピール
過去に国や自治体の補助金事務(執行団体・基金設置法人等)を担った実績があれば具体的に示しましょう。事務処理の正確性や効率性を客観的に説明できると評価が高まります。
専門性の明確化
水力発電やエネルギー分野における技術的知見、業界ネットワークを具体的に記載してください。間接補助事業者の発掘・支援にどう活かせるかを明確にすることが重要です。
実効性ある執行体制
公募・審査・交付・管理の各フェーズで誰が何を担当するのか、具体的な人員配置と業務フローを示しましょう。コンソーシアムの場合は各構成員の強みを活かした役割分担が鍵です。
間接補助事業者への波及効果
執行団体として採択された後、どのように間接補助事業者を広く募集し、水力発電の導入加速化に貢献するかの具体的ビジョンを示してください。

ポイント

執行団体としての事務処理実績、水力発電分野の専門性、具体的な執行体制、間接補助事業者への波及効果の4点が審査のポイントです。特に補助金事務の実績と専門性の組み合わせが採択の鍵を握ります。

対象経費

対象となる経費

事務局運営費(5件)
  • 事務局人件費
  • 事務所賃借料
  • 通信運搬費
  • 消耗品費
  • 印刷製本費
審査・評価関連費(3件)
  • 外部審査委員謝金
  • 審査会場借料
  • 審査関連旅費
公募・広報費(3件)
  • 公募に係る広報費
  • 説明会開催費
  • ウェブサイト構築・運営費
管理・監査費(3件)
  • 経理処理費
  • 監査費用
  • 報告書作成費
間接補助事業者支援費(3件)
  • 技術相談対応費
  • 現地調査旅費
  • 成果とりまとめ費

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 執行団体自身が行う水力発電の調査・設計等の直接事業費
  • 間接補助事業の対象外となる既存設備の通常メンテナンス費用
  • 土地取得費・不動産購入費
  • 飲食・接待に関する経費
  • 事業に直接関係のない一般管理費
  • 他の補助金で措置されている経費
  • 消費税(仕入税額控除できる場合)

よくある質問

Q「執行団体公募」とは何ですか?通常の補助金公募とどう違いますか?
A

執行団体公募とは、補助金の最終的な受益者(間接補助事業者)を直接募集するのではなく、間接補助事業者への補助金交付事務を代行する団体(執行団体)を選定する公募です。通常の補助金公募では申請者自身が補助金を受け取りますが、執行団体公募では採択された団体が国に代わって間接補助事業者の募集・審査・交付・管理を行います。いわば補助金事務の「運営者」を選ぶ公募であり、補助金適正化法に基づく厳格な事務処理能力が求められます。

Qコンソーシアム形式で申請する場合、どのような体制が必要ですか?
A

コンソーシアム形式で申請する場合は、代表団体を1者定め、構成員との間で共同申請協定書を締結する必要があります。代表団体が国との窓口となり、補助金の受領・管理の最終責任を負います。構成員間の役割分担(例:代表団体が事務管理、構成員が技術審査を担当等)を明確にし、事業計画書に具体的に記載してください。水力発電の専門知識を持つ機関と補助金事務に精通した機関が連携することで、より実効性の高い提案が可能になります。

Q水力発電の「初期段階支援事業」と「既存設備有効活用支援事業」の違いは何ですか?
A

初期段階支援事業は、まだ水力発電所が建設されていない未開発地点を対象とし、地点調査・水量測定・測量・概略設計等の初期調査費用を支援するものです。一方、既存設備有効活用支援事業は、すでに稼働中の水力発電所を対象とし、増出力(発電容量の増加)や増電力量(年間発電量の増加)を実現するための調査・設備更新費用を支援します。前者は新規開発の促進、後者は既存資産の最大活用という異なる政策目的を持っています。

Q申請期間が短いですが、事前に準備すべきことは何ですか?
A

まず、GビズIDプライムアカウントの取得が最優先です(未取得の場合、発行に1〜2週間かかることがあります)。次に、公募要領を入手して執行団体に求められる要件を確認し、自組織(またはコンソーシアム)がそれを満たすか検証してください。並行して、事業計画書の骨子(執行体制、間接補助事業者の公募・審査方法、スケジュール、予算配分等)の検討を始めることをお勧めします。コンソーシアムの場合は構成員との協議・協定書作成にも時間が必要ですので、公募開始前から候補先との事前調整を進めておくことが重要です。

Q執行団体に採択された後、どのような義務が発生しますか?
A

採択後は、国との補助金交付規程に基づき、間接補助事業者の公募・審査・採択、交付決定、事業の進捗管理、中間・完了検査、補助金の支払い、国への実績報告・精算等の一連の事務を適正に遂行する義務があります。補助金適正化法の規定に従い、経理書類の整備・保管(5年間)、会計検査院の検査への対応も必要です。また、事業の透明性確保のため、間接補助事業者の採択結果の公表等も求められます。不適切な事務処理があった場合は補助金の返還命令等の措置が取られる可能性があります。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本事業は執行団体の公募であるため、一般的な補助金の併用とは性格が異なります。執行団体として採択された場合、間接補助事業者に対して交付する補助金の原資は本事業から措置されます。執行団体自身が他の補助金と直接併用するケースは基本的に想定されていません。 ただし、間接補助事業者の立場から見た場合、水力発電に関連する他の支援制度との関係を理解しておくことは有益です。例えば、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の再生可能エネルギー関連研究開発事業や、環境省の脱炭素関連補助金、自治体独自の再生可能エネルギー導入支援制度などが関連する可能性があります。 執行団体としては、間接補助事業者からの申請を審査する際に、他の補助金との重複がないか確認する義務が生じます。補助対象経費の重複排除は補助金適正化法上の重要な要件であり、執行団体の事務として適切に管理する必要があります。

詳細説明

水力発電導入加速化事業費とは

水力発電導入加速化事業費は、経済産業省 資源エネルギー庁が令和7年度に実施する補助事業です。日本のエネルギー政策において、水力発電は太陽光や風力と並ぶ重要な再生可能エネルギーであり、天候に左右されにくい安定したベースロード電源として高く評価されています。本事業は、未開発の水力発電地点の開拓と既存設備の有効活用の両面から水力発電の導入拡大を図るものです。

なお、本公募は「執行団体公募」です。最終的に補助金を受ける事業者(間接補助事業者)を直接募集するものではなく、間接補助事業者への交付事務等を一括して担う「補助事業者(執行団体)」を選定するための公募です。

事業の2つの柱

(1)初期段階支援事業

水力発電の新規導入を検討する事業者に対し、事業の初期段階で必要となる地点調査、水量測定、測量、概略設計等の費用を支援します。水力発電は立地選定から稼働まで長期間を要するため、初期段階のリスクを軽減することで事業化の可能性を広げることが目的です。

(2)既存設備有効活用支援事業

すでに稼働している水力発電所について、増出力(発電容量の増加)や増電力量(年間発電量の増加)を実現するための調査・設備更新等を支援します。老朽化した設備のリプレースや最新技術の導入により、既存資産の価値最大化を図ります。

執行団体の役割と責任

採択された執行団体は、以下の業務を担います。

  • 間接補助事業者の公募・審査・採択
  • 交付決定・交付額の確定
  • 事業の進捗管理・中間検査
  • 完了検査・実績報告の確認
  • 補助金の支払い事務
  • 国への報告・精算

補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律(補助金適正化法)に基づき、適切かつ透明性の高い事務処理が求められます。

予算規模と補助形態

本事業の予算総額は12億4,000万円です。補助率は定額方式であり、執行団体としての事務運営費および間接補助事業者への補助原資が措置されます。大型の国庫補助事業であり、執行団体には相応の事務処理能力と財務管理能力が求められます。

申請方法と注意事項

申請はJグランツ(国の補助金電子申請システム)を通じて行います。Jグランツの利用にはGビズIDプライムアカウントが必要です。また、コンソーシアム形式での申請も認められており、水力発電の技術的知見を持つ機関と補助金事務に精通した機関が連携して応募することが可能です。

申請期間は2025年2月3日から2月25日までと比較的短期間です。公募要領を十分に確認の上、計画的に準備を進めてください。

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