令和6年度展示会出展助成事業(第9回)
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
最大150万円・助成率2/3の手厚い支援
展示会出展にかかる経費の2/3以内(上限150万円)が助成されます。つまり、225万円の出展経費であれば150万円の助成を受けられる計算です。展示会の出展料は数十万円から百万円以上になることも珍しくなく、装飾費や輸送費を含めると中小企業にとっては大きな負担です。本助成金を活用することで、自己負担を大幅に軽減しながら効果的な展示会出展が実現できます。
幅広い経費が助成対象
出展小間料だけでなく、ブース装飾費、展示品の輸送費、通訳・翻訳費用など、展示会出展に関連する幅広い経費が助成対象です。これにより、ブースの見栄えを良くしたり、海外展示会にも挑戦しやすくなるなど、出展効果を最大化するための投資が可能になります。
東京都の公的支援で信頼性が高い
東京都中小企業振興公社という公的機関が運営する助成事業であるため、信頼性が高く、採択実績も豊富です。過去の採択企業事例も公開されており、申請にあたっての参考情報が充実しています。また、採択後のフォローアップ体制も整っており、安心して活用できます。
販路拡大の即効性が高い
展示会は、短期間で多数の見込み顧客と直接接点を持てる貴重な機会です。Webマーケティングだけでは到達できない層にもアプローチでき、製品のデモンストレーションや商談を通じて、具体的なビジネスにつながりやすい特徴があります。助成金を活用して出展規模を拡大することで、より大きな成果が期待できます。
ポイント
対象者・申請資格
企業形態の要件
- 中小企業者(会社・個人事業主)であること
- 東京都内に主たる事業所を有すること
- 法人の場合、東京都内に登記簿上の本店または支店を有すること
業種・規模の要件
- 中小企業基本法に定める中小企業者であること
- 資本金・従業員数が業種ごとの基準以内であること
- 製造業:資本金3億円以下または従業員300人以下
- 卸売業:資本金1億円以下または従業員100人以下
- サービス業:資本金5千万円以下または従業員100人以下
- 小売業:資本金5千万円以下または従業員50人以下
事業内容の要件
- 展示会への出展等を通じて販路拡大を目指す事業であること
- 出展する展示会が助成対象として認められるものであること
- 同一テーマでの申請が過去に採択されていないこと
その他の要件
- 東京都税及び国税を滞納していないこと
- 過去に公社の助成金で不正受給がないこと
- 暴力団関係者でないこと
ポイント
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申請ガイド
ステップ1:事前準備と情報収集
まず、東京都中小企業振興公社のWebサイトで最新の募集要項を確認します。出展予定の展示会が助成対象となるか、申請書類の様式をダウンロードして内容を把握しましょう。過去の採択事例も参考になります。
ステップ2:出展計画の策定
出展する展示会を決定し、具体的な出展計画を策定します。出展の目的、ターゲット顧客、期待される成果、出展内容、予算計画などを明確にまとめます。この段階で見積書の取得も進めておきましょう。
ステップ3:申請書類の作成
募集要項に基づき、申請書類を作成します。事業計画書では、自社の事業概要、展示会出展の目的・必要性、期待する販路拡大効果を具体的かつ説得力のある内容で記載することが重要です。
ステップ4:申請書類の提出
申請受付期間(令和6年12月1日~12月20日)内に、必要書類を公社に提出します。電子申請の場合はシステムの締切時間に注意してください。書類の不備がないよう事前にチェックリストで確認しましょう。
ステップ5:審査・採択後の手続き
書類審査や面接審査を経て採択が決定されます。採択後は、交付決定通知に従い事業を実施し、完了後に実績報告書を提出します。経費の証拠書類(請求書・領収書等)は確実に保管してください。
ポイント
審査と成功のコツ
出展目的の明確化が最重要
数値目標の設定で説得力アップ
出展実績・事業の成長性をアピール
予算計画の妥当性と経費の根拠
申請書類の完成度を高める
ポイント
対象経費
対象となる経費
出展小間料(2件)
- 展示会の出展スペース使用料
- 小間の基本装備費用
ブース装飾・設営費(4件)
- ブースの設計・施工費
- 装飾パネル・看板の制作費
- 照明・電気工事費
- カーペット・家具のレンタル費
展示品輸送費(3件)
- 展示物の搬入・搬出費用
- 梱包・養生費用
- 展示品の保険料
印刷・制作費(3件)
- パンフレット・カタログの印刷費
- ポスター・チラシの制作費
- ノベルティグッズの制作費
広報・PR費(2件)
- 展示会出展に関するプレスリリース配信費
- Web広告・SNS広告費
通訳・翻訳費(2件)
- 海外展示会での通訳費用
- 外国語カタログ・資料の翻訳費
対象外の経費
対象外の経費一覧(7件)
- 展示会場までの交通費・宿泊費
- 飲食に関する費用(来場者への接待費含む)
- 助成事業に直接関係のない一般管理費・人件費
- 消費税及び地方消費税
- 他の助成金・補助金で助成を受けている経費
- 助成対象期間外に発生した経費
- 振込手数料・代引手数料等の金融費用
よくある質問
Q個人事業主でも申請できますか?
はい、個人事業主の方も申請可能です。ただし、東京都内に主たる事業所(事務所・店舗等)を有していることが条件となります。開業届を提出しており、確定申告を行っている個人事業主であれば対象となります。なお、中小企業基本法に定める中小企業者の定義に該当する必要がありますが、個人事業主の場合は従業員数の基準のみが適用されます。申請時には、開業届の控えや確定申告書の写しなどの提出が求められる場合があります。
Q海外の展示会も助成対象になりますか?
海外で開催される展示会も助成対象となる場合があります。ただし、出展する展示会が助成事業の対象として認められるかどうかは個別に判断されるため、申請前に東京都中小企業振興公社に確認することをお勧めします。海外展示会の場合、通訳費や翻訳費なども助成対象経費に含まれる場合があり、初めての海外展開を目指す企業にとっては大きなメリットがあります。ただし、渡航費(航空券)や宿泊費は助成対象外となるのが一般的です。
Q過去に一度採択されていますが、再度申請できますか?
過去に採択された経験がある場合でも、異なるテーマ・展示会での申請であれば再度申請可能な場合があります。ただし、同一テーマ・同一展示会での再申請には制限がある場合があるため、募集要項を確認するか、公社の窓口にお問い合わせください。過去の出展実績がある場合は、その成果を踏まえた上で、今回の出展でどのような新たな展開を目指すかを明確に示すことで、審査においてプラスの評価を得やすくなります。
Q申請から助成金の受け取りまでどのくらいの期間がかかりますか?
申請から助成金受領までの一般的なスケジュールは以下の通りです。申請受付後、書類審査に約1〜2ヶ月、面接審査を経て採択通知まで約2〜3ヶ月程度かかります。その後、交付決定を受けてから展示会出展(事業実施)を行い、事業完了後に実績報告書を提出します。実績報告の審査・確認を経て助成金が交付されるため、申請から受領まで全体で6ヶ月以上かかることが一般的です。事業実施前に助成金が支払われることはないため、出展費用は一時的に自社で立て替える必要があります。
Q助成対象経費の見積書は何社分必要ですか?
助成対象経費の見積書は、原則として2社以上から取得することが求められます。これは経費の妥当性を確認するためであり、不当に高額な経費を排除する目的があります。特にブース装飾費など金額が大きい項目については、複数社の見積もりを比較検討し、最も合理的な金額を選択していることを示す必要があります。見積書には、内訳が明確に記載されていることが重要で、一式表記ではなく項目ごとの単価と数量が分かるものを準備してください。
Qオンライン展示会も助成対象ですか?
オンライン展示会(バーチャル展示会)が助成対象となるかどうかは、募集回ごとの要項によって異なります。近年のデジタル化の流れを受けて、オンライン展示会やハイブリッド型の展示会も対象に含まれるケースが増えていますが、具体的な条件は公社にご確認ください。オンライン展示会の場合、出展プラットフォームの利用料、コンテンツ制作費、動画制作費などが助成対象経費として認められる可能性があります。ただし、自社の通常業務で使用するPC等の機器購入費は対象外です。
Q複数の展示会にまとめて申請できますか?
1回の申請で複数の展示会への出展をまとめて申請できるかどうかは、募集要項の規定によります。一般的には、助成対象期間内に開催される複数の展示会について、1つの事業計画としてまとめて申請することが認められる場合があります。ただし、助成限度額は合計で150万円が上限となるため、複数の展示会の経費を合算した上で助成率2/3以内が適用されます。戦略的には、最も効果が見込める展示会に集中して予算を配分する方が、審査でも高い評価を得やすい傾向があります。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
本助成金は東京都中小企業振興公社が実施する制度であり、同一経費について他の公的助成金・補助金との重複受給はできません。ただし、異なる経費項目であれば、他の支援制度と組み合わせて活用することは可能です。 例えば、展示会出展費用は本助成金でカバーし、展示会で紹介する新製品の開発費用は「ものづくり補助金」や「小規模事業者持続化補助金」を活用するといった戦略的な組み合わせが考えられます。また、展示会後のフォローアップとしてWebサイトのリニューアルやECサイト構築を行う場合は、IT導入補助金の活用も検討できます。 東京都独自の支援制度としては、「新製品・新技術開発助成事業」や「市場開拓助成事業」なども併せて検討すると良いでしょう。ただし、東京都中小企業振興公社の他の助成金との併用には制限がある場合があるため、申請前に必ず公社に確認してください。 戦略的には、展示会出展を起点として、前後の事業活動に対して複数の支援制度を組み合わせることで、投資効果を最大化するアプローチが有効です。
詳細説明
展示会出展助成事業の概要
東京都中小企業振興公社が実施する「展示会出展助成事業」は、都内中小企業の販路拡大と経営基盤強化を支援するための助成制度です。展示会への出展にかかる経費の一部(2/3以内、上限150万円)を助成することで、中小企業が積極的に市場開拓に取り組める環境を整備しています。
助成金額と助成率
助成限度額は150万円、助成率は助成対象経費の2/3以内(千円未満切捨て)です。例えば、助成対象経費が225万円の場合、その2/3にあたる150万円が助成上限となります。助成対象経費が100万円の場合は、約66万円が助成されます。
対象となる展示会
国内外で開催される展示会・見本市が対象です。ただし、以下のような条件があります。
- 販路拡大を目的とした展示会であること
- 自社の製品・サービスを展示・PRする出展であること
- 公社が助成対象として認める展示会であること
助成対象経費の詳細
展示会出展に直接必要な以下の経費が助成対象となります。
- 出展小間料:展示スペースの使用料
- ブース装飾費:設計・施工、パネル・看板制作、照明工事等
- 輸送費:展示品の搬入・搬出、梱包費用
- 印刷物制作費:パンフレット、カタログ、チラシ等
- 広報費:出展に関連するPR費用
- 通訳・翻訳費:海外展示会での言語サポート
申請から助成金受給までの流れ
本助成事業の手続きは以下の流れで進みます。
- 申請書類の提出:受付期間内に必要書類を提出
- 書類審査:申請内容の審査が行われます
- 面接審査:書類審査通過者に対して実施
- 採択通知:審査結果の通知と交付決定
- 事業実施:交付決定後、計画に基づき展示会に出展
- 実績報告:事業完了後に実績報告書を提出
- 助成金交付:報告内容の確認後、助成金が交付されます
申請時の注意点
申請にあたっては、以下の点に特に注意が必要です。
- 申請受付期間が令和6年12月1日から12月20日と短期間です
- 展示会の開催日が助成対象期間内であることを確認してください
- 見積書は複数社から取得し、金額の妥当性を示しましょう
- 過去に同一テーマで採択されている場合は申請できません
効果的な出展のポイント
助成金を最大限に活用するためには、以下のポイントを押さえることが重要です。
- 明確な出展目標の設定:新規商談数、名刺交換数などの具体的なKPIを設定
- ターゲットの明確化:どのような来場者にアプローチしたいかを明確に
- ブースの訴求力向上:限られたスペースで自社の強みを最大限にアピールする設計
- 事後フォローの計画:展示会後の商談フォロー体制を事前に整備
よくある質問への回答
展示会出展助成事業について、多くの企業から寄せられる質問にお答えします。個人事業主も申請可能ですが、都内に主たる事業所があることが条件です。海外の展示会も助成対象となる場合がありますが、事前に公社へ確認することをお勧めします。また、同一年度に複数の展示会への出展を計画している場合でも、1申請で複数の展示会をまとめて申請する必要がある場合があるため、募集要項をよく確認してください。