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令和7年度構造木質化に係る大臣認定取得費用補助金

基本情報

補助金額
金額未定
補助率: 交付要綱または募集要領をご確認ください。
募集期間
2025-03-31 〜 2026-03-15
残り12
対象地域東京都
対象業種建設業 / 分類不能の産業 / 農業、林業 / 不動産業、物品賃貸業 / 学術研究、専門・技術サービス業
使途新たな事業を行いたい / 研究開発・実証事業を行いたい / 資金繰りを改善したい / 雇用・職場環境を改善したい / 安全・防災対策支援がほしい / エコ・SDGs活動支援がほしい

この補助金のまとめ

本補助金は、東京都内で国産木材を使用した構造木質化建築物を建築するために必要な、建築基準法に基づく防耐火構造の大臣認定取得費用の一部を支援する制度です。木造・木質化建築においては、防耐火構造の性能評価を受けて大臣認定を取得する必要がある場合が多く、その費用が建築主や設計事務所にとって大きな負担となっています。本制度では性能評価に係る手数料の2分の1を補助し、上限額の設定はありません。都内で実質的な事業活動を行い、事業実績がある事業者が対象で、延べ面積500平方メートル以上の建築物に適用する認定であることが要件です。国産木材の活用による構造木質化の技術的課題を解決し、都市部における木造建築の普及を加速させることを目的としています。

この補助金の特徴

1

補助率と上限額

性能評価に係る手数料の2分の1が補助され、上限額の設定がないという非常に手厚い制度設計です。高額な性能評価手数料が発生するケースでも、費用の半額をカバーできます。

2

防耐火構造の大臣認定が対象

建築基準法に基づく防耐火構造の大臣認定取得に必要な性能評価手数料が補助対象です。木質化建築の規制対応で最もハードルの高い部分を経済的に支援します。

3

国産木材の使用が前提条件

補助対象は国産木材にて構造木質化を図るために取得した防耐火構造に係る認定に限定されており、国内林業の振興にも寄与する制度です。

4

都内での事業実績が必要

補助対象者は、都内の本店または支店で実質的な事業活動を行っている者であり、都内での事業実績があることが求められます。

5

都内建築物への適用が原則

取得した認定は、都内に建築する建築物へ適用するか、都内建築を想定した建築物へ積極的に活用することの誓約が必要です。

ポイント

上限額が設定されていない点が本補助金の最大の魅力です。大臣認定の取得には数百万円から数千万円の費用がかかることもあり、その半額が補助される効果は極めて大きいといえます。特に新しい木質構造の開発に取り組む企業にとって、技術開発投資のリスク軽減に直結します。

対象者・申請資格

事業者としての要件

  • 都内の本店または支店において実質的な事業活動を現に行っていること
  • 都内において事業実績があること
  • 大臣認定取得費用を負担する方であること

認定の要件

  • 延べ面積500平方メートル以上の建築物に適用する認定であること
  • 国産木材にて構造木質化を図るために取得した防耐火構造に係る認定であること
  • 都内に建築する建築物へ適用すること、または都内に建築を想定している建築物へ積極的に活用することを誓約すること

対象エリア

  • 事業者の本店または支店が東京都内にあること
  • 認定の適用先が東京都内の建築物であること(または都内を想定した誓約)

対象外となるケース

  • 都内に事業拠点がない事業者
  • 延べ面積500平方メートル未満の建築物への適用
  • 国産木材以外の木材のみを使用する認定

ポイント

都内での「実質的な事業活動」と「事業実績」の両方が求められる点に注意が必要です。新規参入企業の場合は、都内での過去の実績を具体的に示せるよう準備しておくことが重要です。

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申請ガイド

1

ステップ1:認定取得計画の策定

構造木質化を図る建築物の設計方針を確定し、取得が必要な防耐火構造の大臣認定の内容と範囲を明確にします。性能評価機関との事前相談も有効です。

2

ステップ2:費用の見積もり取得

性能評価機関から、建築基準法施行規則に基づく手数料の見積もりを取得します。補助対象となる手数料の範囲を正確に把握しておくことが重要です。

3

ステップ3:申請書類の準備・提出

東京都都市整備局のホームページから交付要綱・様式をダウンロードし、申請書類一式を作成して提出します。都内での事業実績を証明する書類や、国産木材使用計画も必要です。

4

ステップ4:交付決定・認定取得の実施

交付決定通知を受領後、性能評価機関に依頼して大臣認定の取得手続きを進めます。交付決定前の着手については要綱の規定を確認してください。

5

ステップ5:実績報告・補助金受領

認定取得完了後、実績報告書を提出します。手数料の支払いを証明する書類等を添付し、補助金額の確定を受けた後に補助金を受領します。

ポイント

性能評価機関との事前相談を早期に行い、必要な手数料の全体像を把握しておくことが成功の鍵です。認定取得には通常数か月から1年程度を要するため、補助金の申請スケジュールと認定取得スケジュールの両方を見据えた計画が不可欠です。

審査と成功のコツ

性能評価機関の選定と事前相談
大臣認定の取得には専門の性能評価機関への依頼が必要です。実績のある評価機関を選定し、認定取得に必要な試験内容や期間、費用を事前に詳細に確認しましょう。
国産木材の樹種と仕様の明確化
認定を取得する防耐火構造に使用する国産木材の樹種、等級、寸法等を具体的に定め、認定内容と整合性のある計画を策定することが重要です。
都内建築物への適用計画の具体化
認定を都内の建築物に適用する計画を具体的に示すことで、補助金の趣旨に合致した申請となります。適用予定の建築物の概要を明確にしておきましょう。
手数料の範囲を正確に把握
補助対象となる手数料は建築基準法施行規則の規定に基づく特定の手数料に限定されています。対象外となる費用を含めないよう、事前に正確に区分しておくことが必要です。
技術的な裏付けの充実
性能評価の審査では技術的な根拠が厳密に求められます。構造計算や耐火試験データなど、技術的な裏付け資料を充実させることで、認定取得の確実性が高まります。

ポイント

本補助金を最大限活用するには、個別プロジェクトだけでなく汎用性のある認定を取得することを検討するとよいでしょう。一度取得した認定は複数の建築物に適用可能であり、中長期的な事業展開の基盤となります。

対象経費

対象となる経費

性能評価手数料(2件)
  • 建築基準法施行規則第11条の2の3第3項第4号に基づく別表第2の手数料
  • 同条第5項に定める手数料
関連試験費用(3件)
  • 耐火性能試験に係る手数料
  • 防火性能試験に係る手数料
  • 載荷加熱試験費用

対象外の経費

対象外の経費一覧(5件)
  • 建築基準法施行規則第11条の2の3第5項第1号による場合の同条第2項第1号に規定する国土交通大臣が定める額
  • 設計・コンサルティング費用
  • 試験体の製作費用
  • 交通費・宿泊費等の間接経費
  • 認定取得後の維持管理費用

よくある質問

Q大臣認定の取得にはどのくらいの期間がかかりますか?
A

認定取得には通常6か月から1年程度を要します。性能評価機関での試験内容や認定の複雑さにより期間は異なりますので、計画段階で評価機関に事前相談されることをお勧めします。

Q設計事務所が申請者になれますか?
A

大臣認定取得費用を負担する方が補助対象者となりますので、設計事務所が認定取得費用を負担する場合は申請可能です。ただし、都内に本店または支店があり、都内での事業実績があることが条件です。

Q補助上限額が設定されていないとのことですが、認定取得費用の全額が対象ですか?
A

補助対象は建築基準法施行規則で定められた特定の性能評価手数料の2分の1です。すべての関連費用が対象となるわけではなく、規則に定める手数料のうち一部は対象外となります。

Q過去に取得した認定の費用も補助対象になりますか?
A

本補助金は令和7年度の事業です。過去に取得済みの認定費用が対象となるかについては、交付要綱の規定をご確認いただくか担当窓口にお問い合わせください。

Q複数の認定を同時に申請できますか?
A

同一年度内に複数の認定取得について補助を申請できるかどうかは、交付要綱の規定により異なります。詳細は東京都都市整備局にご確認ください。

Q都内以外の建築物にも認定を適用したい場合はどうなりますか?
A

都内に建築する建築物への適用が原則ですが、都内に建築を想定している建築物へ積極的に活用することの誓約でも要件を満たす場合があります。詳細は交付要綱をご確認ください。

Qスプリンクラー設備等設置補助金と同時に申請できますか?
A

本補助金とスプリンクラー設備等設置補助金は補助対象経費が異なるため、それぞれ別に申請することが可能です。両制度を併用することで木質化建築の規制対応コストを総合的に軽減できます。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は、同じく東京都が実施する「構造木質化の推進に係るスプリンクラー設備等設置補助金」と非常に相性が良い制度です。大臣認定の取得費用を本補助金で、スプリンクラー設備の設置費用をスプリンクラー補助金でそれぞれカバーすることで、構造木質化建築における規制対応コストを総合的に軽減できます。また、国の林野庁が実施する「CLT活用建築物等実証事業」や「木材利用促進関連補助金」との併用も検討の余地があります。ただし、同一経費に対する二重受給は認められませんので、補助対象の範囲を明確に分けて申請する必要があります。さらに、大臣認定を取得した技術を活用して建築する際には、環境性能に関する「ZEB実証事業」や「省エネ改修促進事業」なども組み合わせることが可能です。

詳細説明

補助金の概要

令和7年度構造木質化に係る大臣認定取得費用補助金は、東京都が都内における国産木材を活用した構造木質化建築の技術的基盤を整備するために設けた制度です。建築基準法では一定規模以上の建築物に対して防耐火構造が求められますが、木造・木質化建築でこれらの基準を満たすためには大臣認定の取得が必要となるケースが少なくありません。本制度はこの認定取得に係る性能評価手数料の一部を補助することで、木造建築の技術開発と普及を後押しします。

制度の背景と意義

都市部における木造建築の普及には、防耐火性能の確保が技術的な最大の課題です。大臣認定の取得には専門機関での性能評価が必要であり、その手数料は数百万円から数千万円に及ぶことがあります。この費用負担が木質化建築への参入障壁となっている現状を踏まえ、東京都が認定取得費用を補助することで、より多くの事業者が木質化建築に取り組める環境を整備しています。

補助内容の詳細

補助対象は性能評価に係る手数料であり、建築基準法施行規則で定められた特定の手数料の2分の1が補助されます。本制度の大きな特徴は上限額が設定されていない点であり、高額な性能評価が必要な場合でも十分な支援を受けることが可能です。ただし、国土交通大臣が定める特定の額については対象外となるケースがありますので、詳細は交付要綱をご確認ください。

対象事業者の要件

補助を受けるためには、都内の本店または支店において実質的な事業活動を現に行っている方で、都内において事業実績がある方であることが必要です。建設会社、設計事務所、木材メーカーなど、大臣認定取得費用を実際に負担する事業者が対象となります。

対象となる認定の条件

補助対象の認定は、延べ面積500平方メートル以上の建築物に適用するもので、国産木材にて構造木質化を図るために取得する防耐火構造に係る認定に限ります。また、都内に建築する建築物への適用、または都内建築を想定した建築物への積極的な活用を誓約することが求められます。

申請の流れ

申請にあたっては、東京都都市整備局のホームページから交付要綱・様式をダウンロードし、必要書類を整備して提出します。認定取得の計画や性能評価機関からの手数料見積もり、国産木材の使用計画、都内での事業実績を証明する資料などが必要となります。審査を経て交付決定を受けた後、認定取得を実施し、完了後に実績報告を行って補助金を受領します。

活用のポイント

本補助金は一度の認定取得が複数の建築プロジェクトに活用できる可能性がある点で、投資効果が非常に高い制度です。汎用性のある認定を取得すれば、今後の木質化建築プロジェクトにおいて継続的にその成果を活かすことができます。木質化建築の技術力を蓄積し、競争力のある事業展開を目指す事業者にとって、ぜひ活用を検討すべき制度といえるでしょう。