募集終了
やや難しい
準備期間の目安: 約45

第7回 躍進的な事業推進のための設備投資支援事業

基本情報

補助金額
1億円
補助率: 事業区分に応じて助成対象経費の1/2、2/3、3/4以内のいずれか(詳細については募集要項を参照)
0円1億円
募集期間
2024-05-08 〜 2024-05-24
対象地域茨城県
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業 / 農業、林業 / 鉱業、採石業、砂利採取業 / 運輸業、郵便業 / 卸売業、小売業 / 金融業、保険業 / 不動産業、物品賃貸業 / 学術研究、専門・技術サービス業 / 宿泊業、飲食サービス業 / 生活関連サービス業、娯楽業 / 教育、学習支援業 / 医療、福祉
使途新たな事業を行いたい / 事業を引き継ぎたい / 設備整備・IT導入をしたい

この補助金のまとめ

「躍進的な事業推進のための設備投資支援事業」は、東京都が都内中小企業の競争力強化と生産性向上を後押しするために設けた大型助成金です。最大1億円という助成額は、都の中小企業向け設備投資支援としてはトップクラスの規模であり、製造業だけでなくサービス業を含む幅広い業種が対象となる点が特徴的です。助成率は1/2以内が基本ですが、ゼロエミッション要件や賃上げ要件を満たすことで最大3/4以内まで引き上げられる仕組みがあり、脱炭素経営や従業員の処遇改善に取り組む企業ほど有利になる設計です。量産フェーズの設備投資が対象であるため、研究開発段階ではなく、すでに事業化の見通しが立っている投資計画を持つ企業に最適です。都内で2年以上の事業実績が求められるため、一定の経営基盤を持つ成長期の中小企業が本命の申請者層といえます。

この補助金の特徴

1

最大1億円・助成率最大3/4の大型支援

本事業の最大の魅力は、助成上限額1億円という都内トップクラスの支援規模です。基本の助成率は1/2以内ですが、ゼロエミッション要件(省エネ・再エネ設備の導入等)や賃上げ要件(従業員の給与水準引上げ)を満たすことで、最大3/4以内まで助成率が上がります。数千万円規模の設備投資を検討している企業にとって、自己負担を大幅に圧縮できる貴重な制度です。

2

製品・サービスの質的向上と生産能力拡大の2軸

申請にあたっては「競争力強化(製品・サービスの質的向上)」と「生産性向上(生産能力の拡大)」の2つの投資目的が設定されています。新たな高精度加工機の導入による品質向上も、ライン増設による生産キャパシティ拡大も、いずれも対象となるため、自社の経営課題に合わせた柔軟な申請が可能です。

3

量産フェーズ特化の実践的支援

本事業は研究開発段階ではなく、量産フェーズの設備投資に特化しています。すでに市場投入済みの製品・サービスをスケールさせるための投資や、既存事業の生産体制を抜本的に強化するための設備導入が対象です。事業計画の実現可能性が高い案件ほど採択されやすい傾向にあります。

4

ゼロエミッション・賃上げの加点要素

単なる設備投資助成ではなく、東京都の政策目標である「ゼロエミッション東京」と「賃上げによる経済好循環」を組み込んだ制度設計になっています。省エネ設備への更新や再生可能エネルギーの活用、従業員の賃金引上げに取り組む企業は、助成率の引上げという明確なインセンティブを受けられます。

ポイント

本事業は「大型投資×脱炭素×賃上げ」を同時に実現できる都内屈指の支援制度です。単に設備を買い替えるだけでなく、ゼロエミッションや賃上げ要件を組み合わせることで助成率を最大化する戦略的な申請設計が、採択と投資効率の両面で鍵を握ります。

対象者・申請資格

企業形態

  • 中小企業者(会社および個人事業主)
  • 中小企業団体等
  • 東京都内に主たる事業所を有すること

事業実績

  • 都内で引き続き2年以上事業を営んでいること
  • 直近の確定申告書等で事業実績を証明できること

経営状況

  • 事業税等の滞納がないこと
  • 過去に同種の助成金で不正受給等がないこと
  • 民事再生法等による手続中でないこと

業種・規模の要件

  • 中小企業基本法に定める中小企業者に該当すること(業種ごとに資本金・従業員数の上限あり)
  • 大企業が実質的に経営に参画していないこと(みなし大企業の排除)

投資計画

  • 量産フェーズの設備投資であること(研究開発段階は対象外)
  • 導入する設備が都内の事業所に設置されること

ポイント

最も見落とされやすい要件は「都内で2年以上の事業継続」と「みなし大企業の排除」です。創業間もない企業や、大企業の子会社・関連会社は対象外となるケースが多いため、申請前に自社の適格性を慎重に確認してください。事業税の滞納も即失格要因ですので、税務面の整理は早めに行いましょう。

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申請ガイド

1

ステップ1:公募要領の確認と事前準備

公募開始後、速やかに公募要領・申請書類一式をダウンロードし、助成対象要件・スケジュール・必要書類を確認します。特にゼロエミッション要件や賃上げ要件の適用を検討する場合は、それぞれの証明書類も事前に整理しておきましょう。

2

ステップ2:事業計画書の作成

設備投資の目的(競争力強化 or 生産性向上)、導入設備の仕様・選定理由、投資効果の定量的な見込みを事業計画書にまとめます。量産フェーズであることを明確に示し、市場ニーズや受注状況等の裏付けデータを盛り込むことが重要です。

3

ステップ3:見積書・カタログの取得

導入予定設備について、原則として2社以上からの相見積もりを取得します。設備の仕様・型番が明記されたカタログや製品資料も添付書類として必要です。

4

ステップ4:申請書類の提出

所定の申請書・事業計画書・財務諸表・見積書等を期限内に提出します。電子申請に対応している場合はオンラインでの提出も可能です。書類不備は審査対象外となるため、チェックリストを活用して漏れなく確認しましょう。

5

ステップ5:審査(書類審査・面接審査)

書類審査を通過した場合、面接審査(プレゼンテーション)が実施されます。経営者自身が事業計画の意義と実現可能性を説得力をもって説明できるよう準備してください。

6

ステップ6:交付決定・設備導入・実績報告

採択・交付決定後に設備の発注・導入を行い、完了後に実績報告書を提出します。交付決定前の発注・契約は助成対象外となるため、タイミングに十分注意が必要です。

ポイント

最大のリスクは「交付決定前の発注」です。設備メーカーへの発注は必ず交付決定通知を受領してから行ってください。また面接審査では、投資の必要性と効果を経営者自身の言葉で語れるかが評価の分かれ目になります。数字に基づいた具体的な説明を準備しましょう。

審査と成功のコツ

投資効果の定量化が最重要
審査員が最も重視するのは「この設備投資でどれだけの効果が出るか」の定量的根拠です。生産性○%向上、不良率○%削減、売上○万円増加など、具体的な数値目標を設定し、その算出根拠を明示してください。過去の実績データや受注見込みがあれば説得力が格段に上がります。
競合優位性と市場性の明確化
単に「設備が古いから更新したい」では採択は困難です。「この設備を導入することで、競合他社にはない○○の品質・スピードが実現できる」「市場の○○ニーズに対応でき、新規顧客○社の獲得が見込める」といった競争戦略上の位置づけを明確にしましょう。
ゼロエミッション・賃上げ要件の戦略的活用
助成率を1/2から3/4に引き上げられるゼロエミッション要件と賃上げ要件は、採択後の助成額に直結します。省エネ性能の高い設備を選定する、導入を機に従業員の基本給を引き上げる計画を組み込むなど、要件を満たすための具体策を事前に検討してください。
面接審査の徹底準備
書類審査通過後の面接審査は、経営者の本気度と計画の実現可能性を直接評価する場です。事業計画の要点を10分程度で簡潔に説明できるよう練習し、想定質問(投資回収期間、リスク対策、人材確保計画等)への回答も準備しておきましょう。
申請書類の整合性チェック
事業計画書の記載内容と見積書・財務諸表の数字が整合しているかを徹底的に確認してください。金額の不一致や計算ミスは審査員の信頼を損ない、不採択の直接的原因になり得ます。第三者に書類全体をレビューしてもらうことを強く推奨します。

ポイント

採択される申請に共通するのは「なぜ今この投資が必要か」「投資後にどう変わるか」が数字で語られていることです。面接審査まで見据えて、経営者自身が計画の全体像を把握し、質問に即答できる状態を作ることが成功への最短ルートです。

対象経費

対象となる経費

機械装置(5件)
  • 製造用機械設備
  • 加工機械
  • 検査・測定機器
  • 生産ライン設備
  • 産業用ロボット
器具備品(4件)
  • 工具・治具
  • 金型
  • 計測器具
  • 試験装置
ソフトウェア(4件)
  • 生産管理システム
  • CAD/CAMソフトウェア
  • 品質管理ソフトウェア
  • 設備制御用ソフトウェア
設備搬入・据付費(3件)
  • 設備の運搬費用
  • 設置・据付工事費
  • 配管・配線工事費
省エネルギー設備(ゼロエミッション関連)(4件)
  • 高効率空調設備
  • LED照明設備
  • 太陽光発電設備
  • 蓄電池システム

対象外の経費

対象外の経費一覧(10件)
  • 土地・建物の取得費・賃借料
  • 設備のリース・レンタル費用
  • 中古品の購入費用
  • 交付決定前に発注・契約した経費
  • 消耗品・原材料費
  • 人件費・旅費・交通費
  • 光熱水費・通信費等の経常的経費
  • 他の公的助成金で補填される経費
  • 汎用性が高く目的外使用が容易な備品(パソコン、タブレット等)
  • 自社製品・関連会社からの調達費用

よくある質問

Q助成率を最大の3/4にするにはどうすればよいですか?
A

助成率を最大3/4以内に引き上げるには、「ゼロエミッション要件」と「賃上げ要件」の両方を満たす必要があります。ゼロエミッション要件は省エネルギー設備や再生可能エネルギー設備の導入を計画に含めること、賃上げ要件は従業員の給与水準を一定以上引き上げる計画を盛り込むことが求められます。具体的な引上げ幅や証明方法は公募要領に詳細が記載されていますので、申請前に必ず確認してください。両要件は任意ですので、要件を満たさなくても基本助成率1/2での申請は可能です。

Q研究開発段階の設備投資は対象になりますか?
A

いいえ、本事業は「量産フェーズ」の設備投資に特化しており、研究開発段階の設備投資は対象外です。すでに製品化・事業化の見通しが立っており、量産体制の構築や生産能力の拡大を目的とした設備投資が対象となります。研究開発段階の設備投資については、東京都の「新製品・新技術開発助成事業」など、別の支援制度の活用をご検討ください。

Q申請から助成金の入金までどのくらいの期間がかかりますか?
A

一般的に、申請から助成金の入金まで1年〜1年半程度を見込んでおく必要があります。公募締切後に書類審査(1〜2ヶ月)、面接審査(1ヶ月程度)、交付決定を経て、その後に設備の発注・導入・検収を行い、実績報告書の提出と検査を経て初めて助成金が交付されます。助成金は後払い方式のため、設備導入時には全額を自社資金または融資で賄う必要がある点にご注意ください。資金繰り計画は余裕をもって立てましょう。

Q個人事業主でも申請できますか?
A

はい、個人事業主も申請可能です。ただし、都内で引き続き2年以上事業を営んでいること、中小企業基本法に定める中小企業者の要件を満たしていること、事業税等の滞納がないことなど、法人と同様の基本要件を満たす必要があります。個人事業主の場合は確定申告書(青色申告決算書等)で事業実績を証明することになります。

Qものづくり補助金と併用できますか?
A

同一の設備・経費に対する二重受給はできませんが、異なる設備に対してそれぞれ別の補助金を活用する形での併用は原則可能です。例えば、生産ライン設備Aに本事業の助成金を、検査装置Bにものづくり補助金を充当するといった使い分けは認められます。ただし、申請時に他の公的助成金の申請・受給状況を正確に申告する必要がありますので、虚偽のないよう注意してください。不明な点は東京都中小企業振興公社に事前相談されることをお勧めします。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本事業は東京都の助成金であるため、国の補助金(ものづくり補助金、事業再構築補助金等)との併用は原則として可能ですが、同一の設備・経費に対する二重受給は認められません。つまり、設備Aに本事業の助成金を充当し、設備Bに国の補助金を充当するという形での併用は可能ですが、同じ設備Aに両方を充当することはできません。 特に注意すべきは「ものづくり補助金」との関係です。ものづくり補助金も設備投資を対象としているため、申請する経費の切り分けを明確にする必要があります。申請時に他の公的助成金の申請状況を記載する欄がある場合は、正確に記入してください。虚偽の記載は不正受給として助成金の返還を求められる可能性があります。 東京都の他の助成事業(例:新製品・新技術開発助成事業)とは、事業の趣旨が異なる場合に限り併用の可能性がありますが、同一年度に同種の都助成金を重複受給できないケースが多いため、事前に公社の窓口に確認することを強くお勧めします。小規模企業者向けの区市町村独自の設備投資助成金との併用は比較的認められやすい傾向にありますが、こちらも個別確認が必要です。

詳細説明

躍進的な事業推進のための設備投資支援事業とは

本事業は、東京都中小企業振興公社が実施する都内中小企業向けの大型設備投資助成金です。第7回の公募となる本事業では、「製品・サービスの質的向上」による競争力強化、または「生産能力の拡大」による生産性向上を目指す中小企業を対象に、機械設備等の導入経費の一部を助成します。

助成内容と助成率

助成上限額は1億円と、都内の中小企業向け設備投資支援としてはトップクラスの規模です。基本の助成率は1/2以内ですが、以下の要件を満たすことで引き上げが可能です。

  • ゼロエミッション要件:省エネルギー設備や再生可能エネルギー設備の導入を含む計画の場合、助成率が引き上げられます
  • 賃上げ要件:従業員の給与水準を一定以上引き上げる計画を盛り込む場合、さらに助成率が上がります
  • 両方の要件を満たした場合、最大3/4以内の助成率が適用されます

対象となる企業

以下のすべての条件を満たす中小企業者が対象です。

  • 東京都内に主たる事業所を有していること
  • 都内で引き続き2年以上事業を営んでいること
  • 中小企業基本法に定める中小企業者に該当すること
  • 大企業が実質的に経営に参画していないこと(みなし大企業の排除)
  • 事業税等を滞納していないこと

対象となる事業と設備

本事業は量産フェーズの設備投資を対象としており、以下の2つの事業区分があります。

  • 競争力強化(製品・サービスの質的向上):品質向上、高付加価値化、新たなサービス提供体制の構築などを目的とした設備投資
  • 生産性向上(生産能力の拡大):生産量の増加、リードタイムの短縮、省人化・自動化などを目的とした設備投資

対象となる主な経費は、機械装置・器具備品・ソフトウェア・設備の搬入据付費です。なお、研究開発段階の設備は対象外です。

審査のポイント

審査では以下の観点が重視されます。

  • 事業の必要性:なぜ今この設備投資が必要なのか、現状の課題と投資の関連性
  • 投資効果の具体性:生産性向上や売上増加の定量的な見込みとその根拠
  • 実現可能性:資金計画、人材確保、導入スケジュールの妥当性
  • 企業の成長性:市場環境を踏まえた中長期的な成長戦略との整合性

申請から助成金受領までの流れ

  • 公募期間:公募要領で指定された期間内に申請書類を提出
  • 書類審査:事業計画書・財務諸表等に基づく第一次審査
  • 面接審査:書類審査通過者に対するプレゼンテーション審査
  • 交付決定:採択企業に対する交付決定通知
  • 設備導入:交付決定後に設備の発注・導入(決定前の発注は対象外)
  • 実績報告:設備導入完了後の実績報告書提出
  • 助成金交付:検査・確認後に助成金が交付(後払い)

申請時の注意事項

以下の点に特にご注意ください。

  • 交付決定前の発注・契約は助成対象外となります。必ず交付決定後に契約・発注してください
  • 相見積もりは原則2社以上から取得が必要です
  • 中古品・リース・レンタルは助成対象外です
  • 助成金は後払いのため、設備導入時点では自社で資金を用意する必要があります
  • 導入した設備は所定の期間、適切に管理・使用する義務があります