募集終了全国対象
非常に難しい
準備期間の目安: 約60

令和5年度 石油製品販売業環境保全対策事業費補助金(SS等の地域配送拠点における災害対応能力強化事業)(執行団体公募)

基本情報

補助金額
90.0億円
補助率: 定額(10/10)
0円90.0億円
募集期間
2023-12-15 〜 2024-01-05
対象地域日本全国
対象業種分類不能の産業
使途安全・防災対策支援がほしい / 設備整備・IT導入をしたい

この補助金のまとめ

石油製品販売業環境保全対策事業費補助金(SS等の地域配送拠点における災害対応能力強化事業)は、経済産業省が所管する大規模補助金で、サービスステーション(SS)や油槽所等の石油供給ネットワークにおける災害対応能力の強化を目的としています。具体的には、備蓄能力の増強、配送能力の強靱化、停電時の供給確保に資する設備導入等を支援します。補助率は定額(10/10)で、事業総額は約90億円規模と非常に大きく、国のエネルギー安全保障政策の一環として位置づけられています。本事業は執行団体の公募であり、採択された民間団体等が実際の補助事業を運営・執行する形態をとります。コンソーシアム形式での申請も可能で、石油流通業界全体の防災・減災力向上を図る重要な施策です。

この補助金の特徴

1

定額補助(10/10)で自己負担ゼロ

本事業は補助率が定額(10/10)であり、採択されれば事業に要する経費の全額が補助対象となります。約90億円という大規模な予算が確保されており、SS・油槽所の災害対応に必要な設備投資を自己負担なく実施できる点が最大の特徴です。

2

3つの柱による包括的な災害対応強化

備蓄能力増強、配送能力強靱化、停電時供給確保という3つの柱で、石油供給ネットワーク全体の災害対応力を底上げします。単なる設備補助ではなく、サプライチェーン全体のレジリエンス向上を目指す包括的な事業設計となっています。

3

執行団体公募方式による効率的な事業推進

本事業は個別のSS事業者への直接補助ではなく、事業全体を統括・執行する民間団体等を公募する方式です。採択された執行団体が補助事業の運営を行うため、業界全体の知見を活かした効率的な事業推進が可能となります。

4

コンソーシアム形式での申請が可能

複数の団体が連携してコンソーシアムを組成し、共同で申請することができます。幹事者を定めて事業提案書を提出する形式であり、各団体の強みを組み合わせた提案が可能です。

ポイント

本事業は補助率10/10の全額補助であり、執行団体として採択されれば大規模な事業を運営できる貴重な機会です。石油流通業界の災害対応インフラ整備に関する実績やネットワークを持つ団体にとって、業界全体への貢献と事業基盤強化を同時に実現できます。

対象者・申請資格

組織要件

  • 日本国内に拠点を有する民間団体等であること
  • 本事業を的確に遂行できる組織体制・人員を有していること
  • 事業を円滑に遂行するための経営基盤と資金管理能力を有していること

欠格要件

  • 経済産業省から補助金交付等停止措置を受けていないこと
  • 経済産業省から指名停止措置が講じられていないこと

情報公開要件

  • 採択結果(事業者名、金額、審査委員属性、審査結果概要、全参加者の名称・採点結果)の経産省HPでの公表に同意すること

コンソーシアム申請の場合

  • 幹事者を定め、幹事者が事業提案書を提出すること
  • 幹事者が業務の全てを他者に再委託しないこと

ポイント

執行団体公募のため、一般的な中小企業向け補助金とは対象者が大きく異なります。石油流通業界の支援・統括機能を持つ業界団体や、エネルギーインフラの防災事業に実績のある民間団体が主な対象です。経営基盤と資金管理能力が重視されます。

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申請ガイド

1

ステップ1:募集要領の確認と体制構築

経済産業省の公募情報を確認し、募集要領・申請様式を入手します。単独申請かコンソーシアム形式かを検討し、必要に応じてパートナー団体との連携体制を構築します。

2

ステップ2:事業提案書の作成

事業の実施計画、予算計画、実施体制、過去の実績等を盛り込んだ事業提案書を作成します。備蓄能力増強・配送能力強靱化・停電時供給確保のそれぞれについて具体的な実施方針を記載します。

3

ステップ3:申請書類の提出

募集要領に定められた提出先・提出方法に従い、期限内に事業提案書等の必要書類を提出します。コンソーシアムの場合は幹事者が提出します。

4

ステップ4:第三者委員会による審査

提出された提案は第三者委員会により審査されます。組織体制、事業遂行能力、経営基盤、計画の妥当性等が評価されます。

5

ステップ5:採択・交付決定後の事業執行

採択後は経産省との交付決定手続きを経て、補助事業の執行を開始します。SS事業者等への補助金交付・管理を適切に行います。

ポイント

執行団体としての採択を目指すため、事業提案書の質が合否を分けます。石油流通インフラの災害対応に関する専門知識と実績、全国規模での事業執行体制、適切な資金管理体制を具体的に示すことが重要です。

審査と成功のコツ

事業遂行能力の具体的な実証
過去の類似事業の執行実績や、石油流通業界における災害対応支援の経験を具体的な数値・事例とともに示します。全国のSS・油槽所との連携実績があれば大きな強みとなります。
包括的な実施計画の策定
備蓄能力増強、配送能力強靱化、停電時供給確保の3分野について、それぞれ具体的な目標値・実施スケジュール・期待効果を明記した実施計画を策定します。
資金管理・ガバナンス体制の構築
約90億円規模の事業を適切に管理できる資金管理体制と内部統制の仕組みを提示します。補助金の交付・精算プロセスの透明性確保が重要です。
業界ネットワークの活用戦略
全国のSS事業者・油槽所運営者への周知・支援体制を具体的に示し、補助事業の効果を最大化する戦略を提案します。

ポイント

第三者委員会による審査では、事業の公益性と執行能力が最重視されます。単なる計画の提示ではなく、類似事業での実績と具体的な執行体制を数値で示すことが採択の鍵です。情報公開への同意も必須条件であり、透明性への姿勢も評価に影響します。

対象経費

対象となる経費

備蓄能力増強設備(3件)
  • 地下タンクの増設・更新費用
  • 地上タンクの設置費用
  • 備蓄関連配管・計装設備費
配送能力強靱化設備(3件)
  • タンクローリー等の配送車両関連設備
  • 配送管理システムの導入費
  • 配送拠点の耐震・耐水害対策費
停電時供給確保設備(3件)
  • 自家発電設備の導入費
  • 蓄電池・非常用電源設備費
  • 手動式給油機等の停電対応設備費
事業管理費(3件)
  • 執行団体の事業運営に係る人件費
  • 事務所費・通信費等の管理経費
  • 第三者委員会運営費
調査・設計費(3件)
  • 設備導入に係る調査・設計費
  • 耐震診断・耐水害診断費用
  • 事業効果測定に係る調査費
工事費(3件)
  • 設備の設置工事費
  • 既存設備の改修・補強工事費
  • 付帯設備の施工費

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 土地の取得費用
  • 建物の新築費用(設備導入に直接関係しないもの)
  • 汎用性の高い事務機器・備品の購入費
  • 飲食・接待に係る経費
  • 補助事業に直接関係しない団体の一般管理費
  • 他の補助金等で既に手当てされている経費
  • 事業期間外に発生した経費

よくある質問

Qこの補助金はSS事業者が直接申請できますか?
A

いいえ、本事業は「執行団体公募」であり、個別のSS事業者が直接申請する補助金ではありません。事業全体を統括・執行する民間団体等を公募し、採択された執行団体がSS事業者等への補助金交付・管理を行う形態です。SS事業者が設備導入の補助を受けたい場合は、採択された執行団体を通じて申請することになります。執行団体の公募結果は経済産業省のホームページで公表されます。

Q補助率が定額(10/10)とはどういう意味ですか?
A

定額(10/10)とは、補助対象経費の全額(100%)が補助される方式です。一般的な補助金では補助率が1/2や2/3で自己負担が必要ですが、本事業では採択された事業に要する適正な経費の全額が国費で賄われます。ただし、これは執行団体に対する補助率であり、執行団体から個別SS事業者への補助条件は別途定められる場合があります。約90億円の予算枠の中で執行されます。

Qコンソーシアムで申請する場合のルールを教えてください。
A

コンソーシアム形式での申請は認められていますが、いくつかのルールがあります。まず、コンソーシアムの中から幹事者を1者定める必要があります。事業提案書は幹事者が提出します。重要な制約として、幹事者が業務の全てを他の構成員や外部に再委託することは禁止されています。幹事者自身が中核的な業務を担いつつ、各構成員の専門性を活かした役割分担を明確にした提案が求められます。

Qどのような設備が補助対象になりますか?
A

補助対象となる設備は大きく3つの分野に分類されます。第一に備蓄能力増強として、地下タンクの増設・更新や地上タンクの設置等があります。第二に配送能力強靱化として、配送車両関連設備や配送管理システム、配送拠点の耐震・耐水害対策等が対象です。第三に停電時供給確保として、自家発電設備、蓄電池、手動式給油機等の停電対応設備が含まれます。詳細な対象設備・経費は募集要領で確認する必要があります。

Q採択結果はどのように公表されますか?
A

本事業は大規模事業の透明性確保を重視しており、採択結果は経済産業省ホームページで詳細に公表されます。公表内容は、採択事業者名、採択金額、第三者委員会審査委員の属性、審査結果の概要、全公募参加者の名称及び採点結果です。原則として不採択者の名称と採点結果の対応関係は分からない形で公表されますが、応募が2者の場合は透明性確保の観点から対応関係が推測されうる形での公表となります。応募者はこの情報公開に同意することが応募の前提条件です。

Qこの補助金の現在のステータスはどうなっていますか?
A

本補助金(令和5年度)の執行団体公募は既に終了(closed)しています。今後、同様の事業が令和6年度以降に実施される可能性はありますが、年度ごとに公募要件や予算規模が変更される場合があります。最新の公募情報は経済産業省の補助金公募ページやjGrants(補助金申請システム)で確認することをお勧めします。石油製品販売業環境保全対策事業費補助金は継続的に実施されている施策であり、類似の公募が行われる可能性があります。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本事業は石油製品販売業に特化した大規模補助金であり、執行団体公募という特殊な形態をとっています。他の補助金との併用については、同一の設備・経費に対する二重補助は認められませんが、異なる目的・対象の補助金との組み合わせは検討可能です。例えば、経済産業省の「石油貯蔵施設立地対策等交付金」はコミュニティ向けの交付金であり、本事業とは対象が異なるため並行活用の可能性があります。また、環境省の「再生可能エネルギー設備導入補助金」とは、SS併設の再エネ設備について役割分担が可能な場合があります。総務省の「緊急防災・減災事業債」は地方自治体向けの制度ですが、地域の防災計画との連携で相乗効果が期待できます。ただし、いずれの場合も経費の重複がないよう明確な区分経理が必要です。執行団体として採択された場合は、補助対象SS事業者に対して他制度との適切な併用についてガイダンスを提供することも重要な役割となります。

詳細説明

事業の背景と目的

近年、大規模地震や豪雨災害が頻発する中、石油製品は被災地での救助活動、避難所運営、物資輸送等に不可欠なエネルギー源です。サービスステーション(SS)は「最後の砦」として地域の燃料供給を担っており、その災害対応能力の強化は国のエネルギー安全保障上の重要課題として位置づけられています。

本補助金は、経済産業省が石油製品販売業環境保全対策事業の一環として実施するもので、SS・油槽所等の石油供給ネットワーク全体の災害レジリエンスを強化することを目的としています。

事業の3つの柱

本事業は以下の3つの分野で災害対応能力の強化を図ります。

  • 備蓄能力増強:地下タンクの増設・更新、地上タンクの設置等により、災害時に十分な石油製品を供給できる備蓄量を確保します。
  • 配送能力強靱化:油槽所からSSへの配送ネットワークの強靱化を図り、災害時でも確実に石油製品を届けられる体制を構築します。
  • 停電時供給確保:自家発電設備や蓄電池の導入により、停電時でもSSが給油機能を維持できるようにします。

執行団体公募方式について

本事業は、個別のSS事業者に直接補助するのではなく、事業全体を統括・執行する民間団体等(執行団体)を公募する方式を採用しています。採択された執行団体が、全国のSS事業者等に対する補助金の交付・管理・精算を一元的に行います。

この方式により、業界全体の知見を活かした効率的な事業推進と、適切なガバナンスの確保が可能となります。

補助率と予算規模

補助率は定額(10/10)であり、採択された事業に要する経費の全額が補助されます。事業総額は約90億円と非常に大規模であり、石油流通インフラの災害対応に対する国の強い意志が示されています。

応募資格の詳細

応募できるのは以下の要件をすべて満たす民間団体等です。

  • 日本国内に拠点を有していること
  • 事業を的確に遂行できる組織・人員を有していること
  • 十分な経営基盤と資金管理能力を有していること
  • 経済産業省からの補助金交付等停止措置・指名停止措置を受けていないこと
  • 採択結果の公表に同意すること

コンソーシアム形式での申請も認められており、複数団体が連携して申請することが可能です。ただし、幹事者が事業提案書を提出し、幹事者が業務の全てを他者に再委託することはできません。

審査と情報公開

提出された事業提案書は第三者委員会により審査されます。採択後は、採択事業者名、採択金額、審査委員の属性、審査結果概要、全参加者の名称・採点結果が経済産業省ホームページで公表されます。大規模事業の透明性確保を重視した運用がなされています。

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