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令和5年度第3回ES(社員満足度)向上による若手人材確保・定着事業助成金

基本情報

補助金額
300万円
補助率: 1/2
0円300万円
募集期間
2023-11-15 〜 2023-12-08
対象地域東京都
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業 / 農業、林業 / 鉱業、採石業、砂利採取業 / 運輸業、郵便業 / 卸売業、小売業 / 金融業、保険業 / 不動産業、物品賃貸業 / 学術研究、専門・技術サービス業 / 宿泊業、飲食サービス業 / 生活関連サービス業、娯楽業 / 教育、学習支援業 / 医療、福祉
使途雇用・職場環境を改善したい

この補助金のまとめ

ES(社員満足度)向上による若手人材確保・定着事業助成金は、東京都が実施する中小企業向けの人材確保支援制度です。近年、若手人材の採用競争が激化する中、給与だけでなく福利厚生の充実が企業選びの重要な判断基準となっています。本助成金は、住宅・食事・健康という従業員の生活基盤に直結する3分野のうち2つ以上の福利厚生を新たに導入する企業を支援します。最大の特徴は、専門家派遣(最大3回)による制度設計のサポートと、導入費用の1/2を最大3年間・最大300万円まで助成する手厚い支援体制です。単なる費用助成にとどまらず、専門家の知見を活用して自社に最適な福利厚生制度を構築できる点が、他の助成金にはない大きなメリットといえます。

この補助金の特徴

1

最大300万円・3年間の継続支援

本助成金の最大の魅力は、補助率1/2で最大3年間にわたる継続的な費用助成です。住宅関連は上限200万円、食事・健康関連はそれぞれ上限50万円と、分野ごとに上限が設定されています。単年度で終わらない長期支援により、福利厚生制度を安定的に定着させることができます。初期費用だけでなくランニングコストもカバーされるため、中小企業にとって導入のハードルが大幅に下がります。

2

専門家派遣による制度設計サポート

費用助成に先立ち、最大3回の専門家派遣を受けられます。社会保険労務士や人事コンサルタントなどの専門家が、自社の課題を分析し、最適な福利厚生制度の設計を支援します。「何から始めればいいかわからない」という企業でも、専門家と一緒に制度を組み立てられるため、効果的な施策を導入できます。

3

住宅・食事・健康の3分野から選択

対象となる福利厚生は住宅、食事、健康の3分野です。住宅手当や社宅制度、食事補助や社員食堂、健康診断の充実やスポーツジム利用補助など、従業員の生活に直結する支援を組み合わせて導入できます。2つ以上の分野を選択する必要があるため、総合的な福利厚生の充実が図れます。

4

若手人材の採用力・定着率の向上

本制度は単なるコスト削減ではなく、ES(社員満足度)向上を通じた人材戦略としての位置づけです。福利厚生の充実は求人票の訴求力を高め、入社後の離職防止にも直結します。特に若手世代は住環境や健康支援への関心が高く、これらの制度導入は採用競争力の大きな差別化要因となります。

ポイント

専門家の支援を受けながら住宅・食事・健康の福利厚生を新規導入でき、最大300万円・3年間の手厚い助成が受けられます。若手人材の採用・定着に課題を抱える都内中小企業にとって、人材戦略の強力な武器となる制度です。

対象者・申請資格

企業規模・形態

  • 都内に本社または主たる事業所を有する中小企業であること
  • 常時雇用する従業員が2名以上いること
  • 法人・個人事業主いずれも対象

業種要件

  • 中小企業基本法に定める中小企業者に該当すること
  • 医療法人、社会福祉法人、NPO法人等も対象となる場合あり
  • 風俗営業等は対象外

取組要件

  • 住宅、食事、健康の3分野のうち2つ以上の福利厚生を新たに導入すること
  • 過去に同一の福利厚生制度を実施していないこと
  • 専門家派遣を受けた上で取組計画を策定すること

労務要件

  • 就業規則を整備していること(従業員10名以上の場合は届出済み)
  • 労働関係法令を遵守していること
  • 社会保険・労働保険に加入していること
  • 都税の未納がないこと

ポイント

都内の中小企業で、住宅・食事・健康のうち2分野以上の福利厚生を新たに導入する企業が対象です。労働法令の遵守や社会保険の加入など基本的な労務管理が整っていることが前提条件となります。

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申請ガイド

1

ステップ1:事前確認・情報収集

まず東京都の公式サイトや公社の窓口で最新の募集要項を確認します。申請受付期間は限定されているため、スケジュールを把握することが重要です。自社が対象要件を満たすか、導入したい福利厚生の分野を検討しておきましょう。

2

ステップ2:申請書類の準備・提出

所定の申請書に企業情報や導入予定の福利厚生内容を記載し、必要書類(登記簿謄本、決算書、就業規則、都税の納税証明書等)とともに提出します。書類の不備があると審査が遅れるため、チェックリストに沿って漏れなく準備しましょう。

3

ステップ3:審査・専門家派遣

書類審査を経て採択が決定すると、専門家派遣が開始されます。最大3回の専門家訪問で、自社の現状分析、課題の特定、最適な福利厚生制度の設計を行います。専門家と密にコミュニケーションを取り、実効性のある計画を策定しましょう。

4

ステップ4:取組実施・経費の支出

策定した計画に基づき、福利厚生制度を導入・運用します。助成対象経費は計画に沿った支出であることが条件です。領収書や契約書などの証拠書類を確実に保管してください。

5

ステップ5:実績報告・助成金受給

取組実施後、実績報告書を提出します。支出内容の審査を経て、助成金額が確定し、指定口座に振り込まれます。最大3年間の助成のため、年度ごとに報告が必要です。

ポイント

申請から助成金受給まで、書類準備・審査・専門家派遣・取組実施・実績報告という流れで進みます。最大3年間の継続支援のため、年度ごとの報告義務があります。専門家派遣の段階で実効性のある計画を策定することが成功の鍵です。

審査と成功のコツ

専門家派遣を最大限活用する
専門家派遣は最大3回と限られています。事前に自社の課題や希望する福利厚生のイメージを整理し、専門家との面談時間を有効活用しましょう。他社の成功事例や業界の相場感について積極的に質問し、自社に最適な制度設計のヒントを得ることが重要です。
従業員ニーズを事前に把握する
福利厚生は従業員が実際に利用してこそ効果があります。導入前に従業員アンケートやヒアリングを実施し、住宅・食事・健康のどの分野にニーズが高いかを把握しましょう。若手社員の声を特に重視することで、採用・定着に直結する制度を構築できます。
2分野の相乗効果を狙う
2つ以上の分野を組み合わせる際は、相乗効果を意識しましょう。例えば「健康診断の充実」と「食事補助」を組み合わせれば、健康経営として一貫したメッセージを発信できます。採用活動において「当社は従業員の健康を総合的にサポート」と訴求することで、より強い差別化が図れます。
導入後の運用体制を事前に整える
助成期間は最大3年ですが、その後も自社で継続できる制度設計が重要です。外部サービスの活用や社内担当者の配置など、持続可能な運用体制を専門家と一緒に検討しておきましょう。助成終了後にすぐ制度が廃止されては、従業員の信頼を損ないます。
求人・採用活動との連動を意識する
導入した福利厚生を採用活動で効果的にPRする準備を並行して進めましょう。求人票への記載内容の更新、採用サイトでの福利厚生ページ充実、面接時の説明資料作成など、人材確保につなげる施策を同時に展開することで、助成金の投資効果を最大化できます。

ポイント

専門家派遣の有効活用、従業員ニーズの事前把握、2分野の相乗効果、持続可能な運用体制の構築、採用活動との連動が成功の鍵です。助成金を単なるコスト削減ではなく、人材戦略の投資として位置づけることが重要です。

対象経費

対象となる経費

住宅関連費用(4件)
  • 借上社宅の賃借料
  • 住宅手当の支給費用
  • 社宅の改修・整備費用
  • 引越し費用の補助
食事関連費用(4件)
  • 社員食堂の設置・運営費用
  • 食事補助チケット・カードの導入費用
  • 弁当配達サービスの利用料
  • 給食サービスの契約費用
健康関連費用(4件)
  • 健康診断のオプション検査費用
  • スポーツジム法人契約費用
  • メンタルヘルスカウンセリング費用
  • 健康管理アプリの導入費用
制度設計・導入費用(3件)
  • 福利厚生制度の設計コンサルティング費用
  • 就業規則の改定に伴う社労士費用
  • 社内周知用の資料作成費用
設備・備品費用(3件)
  • 休憩室・リフレッシュスペースの整備費用
  • 健康器具・測定機器の購入費用
  • 食堂設備の購入・設置費用

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 人件費(自社従業員の給与・賞与)
  • 既に導入済みの福利厚生制度の運営費用
  • 土地・建物の取得費用
  • 汎用性のある備品(パソコン、事務机等)の購入費
  • 飲食を伴う会議・懇親会の費用
  • 助成事業に直接関係のない経費
  • 消費税および地方消費税相当額
  • 他の助成金・補助金で助成を受けている経費

よくある質問

QES向上による若手人材確保・定着事業助成金の対象となる企業はどのような企業ですか?
A

都内に本社または主たる事業所を有する中小企業が対象です。中小企業基本法に定める中小企業者であることが条件で、業種により資本金や従業員数の上限が異なります。常時雇用する従業員が2名以上いることが必要です。医療法人、社会福祉法人、NPO法人等も対象となる場合がありますので、詳細は募集要項をご確認ください。なお、風俗営業等の一部業種は対象外です。

Q住宅・食事・健康の3分野すべてを導入する必要がありますか?
A

いいえ、3分野すべてを導入する必要はありません。住宅、食事、健康の3分野のうち、2つ以上の分野で新たに福利厚生制度を導入することが条件です。例えば住宅手当と食事補助の2分野だけでも申請可能です。ただし、3分野すべてを導入すれば、それぞれの上限額まで助成を受けられるため、助成総額を最大化できる可能性があります。自社の状況とニーズに合わせて分野を選択しましょう。

Q専門家派遣とはどのようなサポートですか?費用はかかりますか?
A

専門家派遣は、社会保険労務士や人事コンサルタント等の専門家が企業を訪問し、福利厚生制度の設計を支援するサービスです。最大3回の派遣を受けることができ、費用は無料です。専門家は自社の現状分析、従業員ニーズの把握、具体的な制度設計、導入スケジュールの策定などをサポートします。この専門家派遣を経て取組計画を策定した上で、費用助成の段階に進みます。

Q助成金の上限額300万円はどのように配分されますか?
A

助成金の上限額は分野ごとに設定されています。住宅分野が上限200万円、食事分野が上限50万円、健康分野が上限50万円で、合計の上限が300万円です。補助率は各分野とも対象経費の1/2です。例えば住宅分野で400万円の経費が発生した場合、その1/2の200万円が助成されます。3分野すべてを導入し、各分野の上限まで活用すれば最大300万円の助成を受けることが可能です。

Q助成期間の「最大3年間」とはどういう意味ですか?
A

福利厚生制度の導入・運用にかかる費用を最大3年間にわたって助成するという意味です。多くの助成金が単年度で終了するのに対し、本制度は継続的な支援が受けられる点が大きな特徴です。例えば借上社宅の賃借料や食事補助の費用など、毎年発生するランニングコストも対象となります。ただし、年度ごとに実績報告が必要であり、各年度の支出に対して助成金が交付される仕組みです。

Q既に住宅手当を支給している場合、住宅分野で申請できますか?
A

既に同一の福利厚生制度を実施している場合は、その分野での申請は原則として対象外です。本助成金は「新たに導入する」福利厚生が対象です。ただし、既存の住宅手当とは異なる新しい住宅関連制度(例:借上社宅制度の新設)であれば対象となる可能性があります。具体的な判断は個別のケースによりますので、申請前に東京しごと財団の窓口に相談されることをお勧めします。

Q申請から助成金の受給までどのくらいの期間がかかりますか?
A

申請から最初の助成金受給までは概ね6〜12ヶ月程度を見込んでおくとよいでしょう。まず書類審査に1〜2ヶ月、採択後の専門家派遣に2〜3ヶ月、取組実施期間、そして実績報告・審査を経て助成金が交付されます。ただし、募集回や申請時期により変動しますので、余裕を持ったスケジュールで準備することが大切です。最大3年間の助成のため、2年目以降は年度ごとに報告・交付のサイクルが繰り返されます。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本助成金は東京都(公益財団法人東京しごと財団)が実施する制度であり、同一の経費について他の助成金・補助金との重複受給はできません。ただし、異なる経費項目であれば他制度との併用が可能な場合があります。 併用を検討できる制度としては、厚生労働省のキャリアアップ助成金(正社員化コース等)があります。福利厚生の充実と合わせて非正規社員の正社員転換を進める場合、異なる取組に対してそれぞれ助成を受けられる可能性があります。また、東京都の「働きやすい職場環境づくり推進奨励金」など、労働環境改善に関する他の都の制度とも、対象経費が重複しない範囲で併用できる場合があります。 人材確保の観点では、ハローワークの各種助成金(特定求職者雇用開発助成金等)と組み合わせることで、採用と定着の両面から支援を受ける戦略も有効です。ただし、併用にあたっては各制度の要件を個別に確認し、申請窓口に事前相談することを強くお勧めします。助成対象期間が重なる場合は特に注意が必要です。

詳細説明

ES向上による若手人材確保・定着事業助成金とは

本助成金は、東京都が都内中小企業の人材確保・定着を支援するために設けた制度です。ES(Employee Satisfaction=社員満足度)の向上を通じて、若手人材にとって魅力的な職場環境を構築することを目的としています。

近年、少子高齢化による労働力不足が深刻化する中、中小企業の人材確保はますます困難になっています。大企業と比べて知名度や給与水準で劣る中小企業にとって、福利厚生の充実は採用力を高める重要な差別化戦略です。

助成内容の詳細

本制度は大きく2つの支援で構成されています。

  • 専門家派遣(最大3回):社会保険労務士や人事コンサルタント等の専門家が企業を訪問し、現状分析から制度設計までをサポートします。費用は無料です。
  • 費用助成(最大3年間):福利厚生制度の導入・運用にかかる費用の1/2を助成します。上限額は全体で300万円、分野別では住宅200万円、食事50万円、健康50万円です。

対象となる3つの分野

助成対象となる福利厚生は以下の3分野で、このうち2つ以上を新たに導入することが条件です。

  • ①住宅分野(上限200万円):借上社宅制度の導入、住宅手当の新設、社宅の整備など、従業員の住環境を支援する取組が対象です。都内の高い家賃負担を軽減することで、若手社員の生活基盤を安定させる効果が期待できます。
  • ②食事分野(上限50万円):社員食堂の設置、食事補助制度の導入、弁当配達サービスの利用など、従業員の食生活をサポートする取組が対象です。毎日の食事補助は従業員の満足度に直結しやすい施策です。
  • ③健康分野(上限50万円):健康診断のオプション追加、スポーツジムの法人契約、メンタルヘルス対策の導入など、従業員の心身の健康を支援する取組が対象です。健康経営の推進にもつながります。

申請から助成金受給までの流れ

本助成金の利用は以下のステップで進みます。

  • 事前エントリー・申請:募集期間内に申請書類を提出します。募集回ごとに受付期間が限られているため、早めの準備が必要です。
  • 審査・採択:書類審査により採択の可否が決定されます。
  • 専門家派遣:採択後、専門家が最大3回訪問し、自社に最適な福利厚生制度を設計します。
  • 取組実施:計画に基づいて福利厚生制度を導入・運用します。
  • 実績報告・助成金交付:取組実績を報告し、審査を経て助成金が交付されます。

活用のポイント

本助成金を最大限活用するためのポイントをまとめます。

  • 従業員の声を反映させる:導入前にアンケートやヒアリングを実施し、従業員が本当に求めている福利厚生を把握しましょう。利用率の高い制度こそ、ES向上に直結します。
  • 採用活動と連動させる:導入した福利厚生を求人情報に積極的に掲載し、採用力の向上につなげましょう。「住宅手当あり」「食事補助あり」は求職者にとって大きな魅力です。
  • 助成期間後の継続を見据える:最大3年間の助成終了後も継続できる制度設計が重要です。外部サービスの活用など、コスト効率の良い運用方法を専門家と検討しましょう。
  • 複数分野の相乗効果を狙う:2分野以上の導入が必須条件ですが、これを戦略的に組み合わせることで「健康経営」や「働きやすさNo.1」といった企業ブランディングにつなげられます。

注意点

申請にあたっては以下の点にご注意ください。

  • 募集期間が限定されているため、最新の募集スケジュールを必ず確認してください。
  • 過去に同一の福利厚生を実施していた場合は対象外となります。
  • 助成対象経費は計画に記載された内容に限られます。計画外の支出は助成されません。
  • 実績報告時に領収書等の証拠書類が必要です。日頃から書類管理を徹底しましょう。

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