募集終了
普通
準備期間の目安: 約30

フィンテック企業等に対するイノベーション支援事業(金融オープンイノベーション支援補助金)

基本情報

補助金額
200万円
補助率: 1/2
0円200万円
募集期間
2023-04-28 〜 2024-02-29
対象地域東京都
対象業種サービス業(他に分類されないもの) / 分類不能の産業
使途イベント・事業運営支援がほしい

この補助金のまとめ

本補助金は、東京都が推進するフィンテック・エコシステム構築の一環として、設立間もないフィンテック企業等と金融事業者のオープンイノベーションを促進するための支援制度です。補助上限200万円・補助率1/2で、ハッカソン、ピッチイベント、アクセラレータープログラム等の開催費用を支援します。コンサルタントの視点から見ると、本補助金の最大の価値は「資金支援」だけでなく、金融事業者との協業機会の創出にあります。フィンテック企業にとって、大手金融機関やVCとの接点を持てるイベントを低コストで開催できることは、事業成長の大きなレバレッジとなります。東京都の金融施策との連動性も高く、採択実績は今後の信用力向上にも直結します。申請にあたっては、単なるイベント開催ではなく、具体的な協業成果(PoC実施、業務提携等)につながるプログラム設計が求められる点に留意が必要です。

この補助金の特徴

1

補助上限200万円・補助率1/2でイベント開催を支援

本補助金は、フィンテック企業等の成長に資するイベントやプログラムの開催費用を最大200万円(補助率1/2)まで支援します。ハッカソン、ピッチイベント、デモデイ、アクセラレータープログラムなど、金融分野のオープンイノベーションを促進する多様な形式が対象となります。自己負担は総事業費の半分で済むため、スタートアップにとって大規模なイベント開催のハードルが大幅に下がります。

2

金融事業者との協業機会を創出

本補助金の本質的な価値は、フィンテック企業と銀行・証券・保険等の既存金融事業者をつなぐ「場」の構築にあります。東京都が後押しすることで、大手金融機関の参加意欲も高まり、通常ではアクセスが難しい意思決定者層との接点が生まれます。採択されたイベントには都の広報支援も期待でき、集客面でも優位性があります。

3

設立間もないフィンテック企業の成長を後押し

対象がアーリーステージのフィンテック企業等に絞られているため、競合が限定的であり、採択率が比較的高い傾向にあります。創業初期は資金・人脈ともに不足しがちですが、本補助金を活用することで、業界内でのプレゼンス向上とネットワーク構築を同時に実現できます。

4

東京都の金融施策と連動した戦略的支援

東京都は「国際金融都市・東京」構想を掲げており、本補助金はその具体的施策の一つです。採択されること自体が東京都からのお墨付きとなり、VCやメディアへのアピール材料としても活用できます。都の他のフィンテック関連施策との相乗効果も見込めます。

ポイント

本補助金は単なる資金支援にとどまらず、東京都の国際金融都市構想と連動した戦略的な協業促進施策です。フィンテック企業にとっては、金融事業者との協業チャネル構築と行政の信用力獲得を同時に実現できる、レバレッジの高い制度といえます。

対象者・申請資格

企業要件

  • 東京都内に主たる事業所を有すること
  • 設立から一定期間内のフィンテック関連企業であること
  • 法人格を有していること(株式会社、合同会社等)
  • フィンテック分野(決済、融資、資産運用、保険、ブロックチェーン等)で事業を行っていること

事業要件

  • フィンテック企業等の成長に資するイベント・プログラムであること
  • 金融事業者等との協業促進を目的とした内容であること
  • ハッカソン、ピッチイベント、アクセラレータープログラム等の形式であること
  • 東京都内で開催されるイベント・プログラムであること

その他要件

  • 反社会的勢力との関係がないこと
  • 法令違反や税金の滞納がないこと
  • 同一事業で国や他の自治体から補助を受けていないこと
  • 過去に本補助金で不正受給の履歴がないこと

ポイント

対象は東京都内のアーリーステージのフィンテック企業に限定されています。重要なのは「イベント・プログラムの開催」が補助対象であり、自社の製品開発費用ではない点です。金融事業者との協業を具体的に促進する内容設計が求められます。

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申請ガイド

1

ステップ1:公募要領の確認と事前相談

まず東京都の公募要領を入手し、募集期間・要件・提出書類を確認します。不明点があれば事務局に事前相談することを強く推奨します。特にイベントの開催形式や対象経費の範囲について、事前に確認しておくことで申請書の精度が上がります。

2

ステップ2:事業計画書の作成

イベント・プログラムの目的、内容、スケジュール、期待される成果(協業件数等)を具体的に記載した事業計画書を作成します。金融事業者との協業がどのように促進されるか、具体的なシナリオを盛り込むことが重要です。

3

ステップ3:収支計画の策定

総事業費と補助対象経費を明確に区分し、収支計画を策定します。補助率1/2のため、自己負担分の資金計画も併せて提示します。見積書等の根拠資料も準備が必要です。

4

ステップ4:申請書類の提出

所定の申請書類一式を期限内に提出します。法人登記簿謄本、決算書、事業計画書、収支計画書等が必要です。電子申請が可能な場合はオンラインでの提出も検討しましょう。

5

ステップ5:審査・採択後の事業実施

書類審査やプレゼンテーション審査を経て採択が決定します。採択後は計画に沿ってイベントを実施し、完了後に実績報告書と経費証拠書類を提出して補助金を受領します。

ポイント

申請の鍵は、金融事業者との協業促進という本補助金の趣旨に合致した具体的な事業計画の策定です。単なるイベント開催ではなく、PoC実施や業務提携につながるプログラム設計を示すことで、審査での評価が大きく向上します。事前相談の活用も有効です。

審査と成功のコツ

協業の具体的ゴールを設定する
審査では「オープンイノベーションの創出」がどの程度具体的にイメージされているかが評価されます。「ハッカソン後にPoC実施2件」「ピッチイベント参加企業と3ヶ月以内に業務提携協議を開始」など、定量的な成果目標を設定しましょう。
金融事業者の参加コミットメントを確保する
フィンテック企業側だけでなく、協業相手となる金融事業者の参加が確約されていることが重要です。事前にメガバンク、地銀、証券会社等にアプローチし、参加意向書やメンターとしての協力確約を取り付けておくと、計画の実現可能性が格段に高まります。
東京都の施策との整合性を明示する
「国際金融都市・東京」構想やFinTech産業振興策との整合性を申請書に明記しましょう。都の政策目標にどう貢献するかを示すことで、行政側の採択インセンティブが高まります。
過去の採択事例を研究する
過去に採択されたイベント・プログラムの内容を調査し、審査で評価されるポイントを把握しましょう。成功事例のベストプラクティスを取り入れつつ、自社ならではの独自性を打ち出すことが効果的です。
実施後のフォローアップ体制を計画に含める
イベント単発で終わらせず、参加者間の継続的な交流やマッチング支援の仕組みを計画に含めることで、持続的なイノベーション創出への本気度をアピールできます。

ポイント

採択の決め手は「金融事業者との協業がどこまで具体的か」です。参加企業の事前コミットメント確保、定量的な成果目標の設定、イベント後のフォローアップ体制の構築が三本柱。東京都の金融施策との整合性を明示することも忘れずに。

対象経費

対象となる経費

会場費(3件)
  • イベント会場の賃借料
  • 会場設営費
  • オンライン配信プラットフォーム利用料
広報費(3件)
  • イベント告知のためのウェブ広告費
  • チラシ・ポスター等の印刷費
  • PR動画の制作費
講師・メンター謝金(3件)
  • 外部講師への謝金
  • メンターへの謝金
  • 審査員への謝金
旅費・交通費(2件)
  • 講師・メンターの交通費
  • 招聘者の宿泊費
備品・消耗品費(3件)
  • イベント運営に必要な消耗品
  • 参加者向け資料の印刷費
  • 名札・バナー等の制作費
外注費(3件)
  • イベント運営の外部委託費
  • ウェブサイト制作費
  • 通訳・翻訳費
その他経費(2件)
  • 参加者との交流会にかかる飲食費(上限あり)
  • 保険料

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 自社の製品・サービス開発費用
  • 従業員の人件費・給与
  • 事務所の家賃・光熱水費
  • 汎用的なパソコン・スマートフォン等の購入費
  • 参加者への賞金・景品(高額なもの)
  • 飲食費のうち接待・懇親会目的が明確なもの
  • 補助事業に直接関係のない経費
  • 消費税・振込手数料等の間接経費

よくある質問

Qフィンテック企業以外でも申請できますか?
A

本補助金は「フィンテック企業等」を対象としており、フィンテック企業そのものだけでなく、フィンテック企業の成長を支援するイベントやプログラムを開催する事業者も対象となる可能性があります。例えば、フィンテック特化のアクセラレーターやインキュベーター、業界団体等も該当し得ます。ただし、あくまでフィンテック分野のオープンイノベーション促進が目的であることが前提ですので、詳細な対象要件は公募要領で確認し、判断に迷う場合は事務局に事前相談することをお勧めします。

Qオンラインイベントも補助対象になりますか?
A

はい、オンラインでのイベント開催も補助対象となる可能性があります。配信プラットフォームの利用料、オンラインイベント運営ツールの費用、動画制作・編集費用なども補助対象経費に含まれる場合があります。ハイブリッド形式(会場開催+オンライン配信の併用)も有効な選択肢です。ただし、オンラインイベントの場合でも、フィンテック企業と金融事業者の実質的な協業促進につながるプログラム設計であることが重要です。具体的な対象範囲は公募要領をご確認ください。

Q補助金はいつ受け取れますか?
A

本補助金は原則として精算払い(後払い)です。イベント・プログラムの実施完了後に実績報告書と経費証拠書類(領収書、契約書等)を提出し、事務局の検査・確認を経て補助金が支払われます。通常、実績報告書の提出から補助金受領まで1〜2ヶ月程度かかることが想定されます。そのため、イベント開催に必要な資金は一時的に自社で立て替える必要があります。資金繰りの計画を事前にしっかり立てておくことが重要です。

Q過去に不採択だった場合、再申請は可能ですか?
A

一般的に、過去に不採択となった場合でも、次回の公募期間に改めて申請することは可能です。再申請にあたっては、前回の不採択理由を分析し、事業計画の改善を図ることが重要です。特に、金融事業者との協業の具体性、イベントの独自性、実現可能性の観点を強化することで、採択率を高めることができます。事務局にフィードバックを求められる場合は積極的に活用し、改善点を明確にしたうえで再挑戦しましょう。

Q他の補助金と併用することは可能ですか?
A

同一のイベント・プログラムに対して、本補助金と国や他の自治体の補助金を重複して受給することは原則として認められません。ただし、補助対象経費が明確に区分できる場合や、別の事業に対する補助であれば、併用が認められる可能性もあります。例えば、本補助金でイベント開催費を賄い、別の補助金で自社のシステム開発費を賄うような場合です。併用を検討する際は、必ず双方の事務局に事前確認を行い、適切な経費区分を行ってください。

Q申請から採択までどのくらいの期間がかかりますか?
A

申請締切から採択結果の通知まで、通常1〜2ヶ月程度を見込む必要があります。書類審査に加えてプレゼンテーション審査が実施される場合は、さらに時間がかかることもあります。イベントの開催日程を決める際は、申請・審査期間を十分に考慮し、交付決定後に余裕を持ってイベント準備ができるスケジュールを組むことが重要です。公募要領に記載されたスケジュールを必ず確認し、逆算して準備を進めましょう。

Q補助金の経理処理で注意すべき点は何ですか?
A

補助金の経理処理では、補助対象経費と対象外経費を明確に区分して管理することが最も重要です。すべての支出について、見積書・発注書・納品書・請求書・領収書の証拠書類を揃え、支払いは原則として銀行振込で行います。現金払いは避け、クレジットカード払いの場合は利用明細書も保管してください。また、補助事業専用の経費管理台帳を作成し、日付・支払先・金額・経費区分を記録しておくことで、実績報告時の作業が大幅に効率化されます。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は東京都の単独事業であるため、同一事業に対して国の補助金(例:経済産業省のスタートアップ支援事業等)と重複して受給することは原則として認められません。ただし、補助対象経費が明確に区分できる場合や、異なる事業フェーズに対する補助であれば併用の余地がある場合もあります。 具体的な併用検討パターンとしては、以下が考えられます。まず、経済産業省の「IT導入補助金」は自社のシステム導入が対象であり、イベント開催費用とは経費区分が異なるため、理論上は併用可能です。また、中小企業庁の「小規模事業者持続化補助金」は販路開拓が目的であり、イベント開催による顧客獲得という文脈で経費を区分できれば検討の余地があります。 一方、東京都の他のスタートアップ支援事業(例:TOKYO UPGRADE SQUARE関連事業等)との併用は、都の内部規定により制限される可能性が高いため、事前に事務局への確認が必須です。 いずれの場合も、申請時に他の補助金の受給状況・申請状況を正確に申告する義務があります。虚偽申告は不正受給として補助金返還の対象となりますので、併用を検討する際は必ず双方の事務局に確認を取ってください。

詳細説明

フィンテック企業等に対するイノベーション支援事業とは

本事業は、東京都が「国際金融都市・東京」構想の実現に向けて実施する、フィンテック分野のオープンイノベーション促進施策です。設立間もないフィンテック企業等が、金融事業者との協業を目的としたイベントやプログラムを開催する際の費用を、最大200万円(補助率1/2)まで支援します。

制度の背景と目的

近年、決済・融資・資産運用・保険などの金融分野において、テクノロジーを活用した革新的なサービス(フィンテック)が急速に拡大しています。一方で、フィンテック企業と既存の金融事業者との間には、事業規模・文化・規制対応などの面で大きなギャップが存在し、協業の実現には依然として高いハードルがあります。

東京都は、このギャップを埋め、双方にとって価値のあるオープンイノベーションを創出するため、フィンテック企業が主催するイベント・プログラムへの支援を通じて、協業の「場」づくりを後押ししています。

補助対象となるイベント・プログラムの例

  • ハッカソン:金融サービスの課題をテーマに、フィンテック企業と金融事業者が共同で短期集中型の開発を行うイベント
  • ピッチイベント・デモデイ:フィンテック企業が自社のソリューションを金融事業者やVCに向けてプレゼンテーションするイベント
  • アクセラレータープログラム:金融事業者のメンタリングを受けながら、一定期間にわたって事業開発を加速させるプログラム
  • ネットワーキングイベント:フィンテック企業と金融事業者の交流を目的としたカンファレンスやミートアップ

補助内容の詳細

補助上限額は200万円、補助率は1/2です。つまり、総事業費が400万円のイベントであれば、最大200万円が補助されます。補助対象経費には、会場費、広報費、講師謝金、外注費などが含まれますが、自社の人件費や製品開発費は対象外です。

申請から受給までの流れ

  • 公募期間中に所定の申請書類を提出
  • 書類審査およびプレゼンテーション審査による採択決定
  • 交付決定後にイベント・プログラムを実施
  • 実施完了後に実績報告書と経費証拠書類を提出
  • 検査・確認を経て補助金を受領(精算払い)

申請時のポイント

審査では以下の観点が重視されます。

  • イノベーション性:金融分野における新たな価値創造の可能性
  • 協業促進効果:フィンテック企業と金融事業者の具体的な協業につながる設計
  • 実現可能性:事業計画・収支計画の妥当性、運営体制の適切さ
  • 波及効果:東京都の金融エコシステム全体への貢献度

活用のメリット

本補助金を活用することで、フィンテック企業は以下のメリットを享受できます。

  • 大規模イベントの開催コストを半減し、資金効率を最大化
  • 東京都の採択企業として信用力・ブランド価値が向上
  • 通常ではアクセスが難しい大手金融機関との接点を獲得
  • イベントを通じたメディア露出・PR効果
  • 参加者データベースによる継続的なビジネス開発基盤の構築

注意事項

補助金は精算払い(後払い)であるため、イベント開催に必要な資金は一時的に自社で立て替える必要があります。また、交付決定前に着手した経費は補助対象外となる場合があるため、必ず交付決定通知を受けてから事業を開始してください。経費の支出にあたっては、見積書・契約書・請求書・領収書等の証拠書類を適切に保管し、実績報告時に提出できるよう準備しておくことが重要です。