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やや難しい
準備期間の目安: 約21

令和5年度予算 需要家主導太陽光発電導入促進事業費

基本情報

補助金額
105億円
補助率: 詳細については公募要領を参照のこと
0円105億円
募集期間
2023-02-22 〜 2023-03-13
対象地域日本全国
対象業種分類不能の産業
使途新たな事業を行いたい

この補助金のまとめ

需要家主導太陽光発電導入促進事業費は、経済産業省資源エネルギー庁が所管する大型の国庫補助事業です。2030年のエネルギーミックス目標達成と温室効果ガス削減の両立を目指し、電力の需要家(工場・ビル・商業施設等)が発電事業者と連携して太陽光発電設備を導入する「需要家主導型」モデルを推進するものです。最大105億円という極めて大規模な予算が確保されており、執行団体(民間団体等)を公募する間接補助方式を採用しています。従来のFIT/FIP制度とは異なり、需要家自身が主体的に再エネ導入計画を策定し、PPA(電力購入契約)等のスキームを活用する点が特徴です。脱炭素経営を本格的に進めたい企業にとって、導入コストを大幅に軽減できる注目の支援策といえます。

この補助金の特徴

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需要家主導の新しい再エネ導入モデル

従来のFIT(固定価格買取制度)やFIP(市場連動型)とは異なり、電力を実際に使用する需要家が主導して太陽光発電設備を導入する仕組みです。需要家と発電事業者がPPA(電力購入契約)等を通じて直接連携することで、長期安定的な再エネ電力の調達が可能になります。自家消費型の太陽光発電を推進する国の方針を反映した、先進的な補助スキームです。

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最大105億円の大規模予算による強力な支援

令和5年度予算として最大105億円が確保されており、国のエネルギー政策における重要度の高さを示しています。太陽光発電設備本体に加え、関連する蓄電池や送配電設備等の導入費用も補助対象となる可能性があり、設備投資の負担を大きく軽減できます。大規模な工場や商業施設への導入にも対応できる予算規模です。

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間接補助方式による専門的サポート体制

本事業は経済産業省から直接事業者に補助するのではなく、執行団体(民間団体等)を通じた間接補助方式を採用しています。採択された執行団体が、個別の需要家や発電事業者に対して専門的な支援・審査を行うため、申請者は技術的・制度的なサポートを受けながら事業を進められます。

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2030年カーボンニュートラル目標に直結する政策事業

2030年の長期エネルギー需給見通しにおける再エネ比率36〜38%の達成と、温室効果ガス46%削減(2013年度比)という国の目標に直結する事業です。採択されれば、企業の脱炭素経営の取り組みとして対外的なアピール効果も大きく、ESG投資やサプライチェーン上の評価向上にもつながります。

ポイント

需要家が主導して太陽光発電を導入する新しいモデルを支援する大規模補助事業です。最大105億円の予算と間接補助方式による専門サポート体制が整備されており、脱炭素経営を推進する企業にとって設備投資の負担軽減と対外的な信頼性向上を同時に実現できる有力な支援策です。

対象者・申請資格

執行団体としての応募資格

  • 日本国内に拠点を有する民間団体等であること
  • 太陽光発電等の再生可能エネルギー発電設備や電力に関する設備・技術に精通していること
  • 電気の需要家・小売事業者・発電事業者間の取引・契約等に精通していること
  • 本事業を適切に遂行する組織、能力、人員を有していること

経営・管理能力

  • 事業を円滑に遂行するために必要な経営基盤を有していること
  • 資金等について十分な管理能力を有していること
  • 事業終了後も財産処分手続や会計検査対応に必要な文書を保存できること

コンプライアンス要件

  • 経済産業省からの補助金交付等停止措置または指名停止措置が講じられていないこと
  • 事業において知り得た情報の秘密保持を徹底できること
  • 採択結果の資源エネルギー庁ホームページでの公表に同意すること

体制・広報要件

  • 太陽光発電の導入形式の普及啓発等、国が事業を推進する上で必要な措置を適切に遂行できる体制を有すること
  • コンソーシアム形式の場合は幹事者を決め、幹事者が事業提案書を提出すること

ポイント

本事業は太陽光発電設備を設置する事業者ではなく、補助事業の執行団体(民間団体等)を公募するものです。再エネ分野の専門知識、十分な経営基盤・資金管理能力、秘密保持体制、情報公開への同意が求められます。コンソーシアム形式での申請も可能ですが、幹事者による全業務の再委託は禁止されています。

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申請ガイド

1

ステップ1:公募要領の精読と要件確認

資源エネルギー庁ホームページおよびjGrantsポータルで公募要領を入手し、応募資格・提出書類・審査基準を正確に把握します。特に執行団体としての8つの応募資格要件を自組織が満たしているか、詳細に確認してください。

2

ステップ2:事業計画の策定

需要家への間接補助をどのように実施するか、具体的な事業計画を策定します。太陽光発電設備導入の支援スキーム、審査体制、資金管理方法、広報・普及啓発計画など、実行可能性の高い計画を立案することが重要です。

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ステップ3:事業提案書の作成

公募要領で指定された様式に従い、事業提案書を作成します。コンソーシアム形式の場合は幹事者が提出します。組織の実績・能力、事業遂行体制、資金管理能力等を具体的に記載してください。

4

ステップ4:申請書類の提出

募集期間内(令和5年2月22日〜3月13日)にjGrantsまたは指定の方法で申請書類一式を提出します。提出前に必要書類の漏れがないか最終確認を行ってください。

5

ステップ5:第三者委員会による審査・採択

提出された事業提案書は第三者委員会による審査を経て採択が決定されます。予算成立前の公募のため、まず採択予定者として決定され、令和5年度予算成立後に正式な採択者となります。

ポイント

執行団体の公募であり、一般的な補助金申請とは性質が異なります。公募期間は約3週間と短期間のため、事前準備が重要です。事業提案書では組織の専門性・実績・遂行体制を具体的に示すことが求められます。第三者委員会による審査結果は公表されるため、透明性の高い提案が評価されます。

審査と成功のコツ

再エネ分野の専門性と実績を明確に示す
太陽光発電や再生可能エネルギー分野での過去の事業実績、専門的な技術力・知見を具体的なデータや事例をもって提案書に記載してください。PPA契約の支援経験、需要家と発電事業者のマッチング実績、設備導入支援の件数・規模など、定量的な実績が審査で高く評価されます。
堅牢な資金管理・ガバナンス体制の構築
105億円規模の公的資金を適切に管理・執行する体制を明確に示すことが重要です。内部監査体制、経理処理フロー、不正防止措置、会計検査対応の準備など、組織としてのガバナンス能力を具体的に提示してください。
需要家への効果的な支援スキームの設計
間接補助の執行団体として、需要家がスムーズに太陽光発電を導入できる支援スキームを設計してください。申請窓口の設置、技術的アドバイス、導入後のモニタリング体制など、需要家目線での支援プランが差別化のポイントになります。
普及啓発・広報計画の充実
国の事業として太陽光発電の需要家主導型導入を広く普及させるため、効果的な広報・啓発計画を盛り込んでください。セミナー開催、事例集の作成・公開、相談窓口の設置など、具体的な普及活動計画が評価を高めます。
コンソーシアム形成による総合力の発揮
単独での応募が難しい場合は、異なる強みを持つ複数の団体でコンソーシアムを形成し、技術・営業・管理の各機能を補完する体制を構築することで、提案の総合力を高められます。

ポイント

執行団体としての採択を勝ち取るには、再エネ分野の専門性・実績、堅牢な資金管理体制、需要家への実効性ある支援スキーム、充実した普及啓発計画の4点が鍵です。第三者委員会の審査では定量的な実績と具体的な実行計画が重視されるため、抽象的な記述は避け、具体性のある提案を心がけてください。

対象経費

対象となる経費

太陽光発電設備費(4件)
  • 太陽光パネル(モジュール)
  • パワーコンディショナー
  • 架台・基礎工事
  • 接続箱・集電箱
蓄電池関連設備費(3件)
  • 蓄電池本体
  • 蓄電池用パワーコンディショナー
  • 蓄電池設置工事費
送配電・系統連系設備費(3件)
  • 受変電設備
  • 系統連系に必要な工事費
  • 送電線・配電線の敷設費
設計・工事費(4件)
  • 設備設計費
  • 施工費
  • 電気工事費
  • 現場管理費
事務費・管理費(3件)
  • 執行団体の事務局運営費
  • 審査委員会の開催費
  • 広報・普及啓発活動費
調査・計測費(3件)
  • 日射量調査費
  • 構造計算費
  • 発電量モニタリング機器費

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 土地の取得費・賃借料
  • 既存設備の撤去・処分費(補助対象設備に直接関係しないもの)
  • 一般管理費のうち補助事業に直接関係しない経費
  • 消費税および地方消費税
  • 他の国庫補助金と重複する経費
  • 補助事業の遂行に直接必要でない備品・消耗品費
  • 交際費・接待費
  • 補助事業完了後に発生する維持管理・メンテナンス費用

よくある質問

Qこの補助金は太陽光発電設備を設置したい企業が直接申請できますか?
A

いいえ、本公募は太陽光発電設備を設置する事業者を直接公募するものではありません。本事業は間接補助方式を採用しており、まず補助金の執行団体(民間団体等)を公募・選定します。選定された執行団体が、その後に個別の需要家・発電事業者向けの補助金公募を実施する形となります。太陽光発電設備の導入を検討している企業は、執行団体が選定された後に実施される間接補助事業の公募をお待ちください。

Q需要家主導型の太陽光発電とは、従来のFIT制度とどう違うのですか?
A

FIT制度は発電事業者が発電した電力を固定価格で電力会社に売電する仕組みですが、需要家主導型は電力を実際に使用する需要家(工場・ビル等)が主体となって太陽光発電設備の導入を推進する点が大きく異なります。需要家がPPA(電力購入契約)や自己託送等のスキームを通じて発電事業者と直接連携し、自らの電力需要を再エネで賄うモデルです。売電収入に依存せず、電力コスト削減と脱炭素を同時に実現できるメリットがあります。

Q補助金の予算規模はどのくらいですか?
A

令和5年度予算として最大105億円(10,500,000,000円)が確保されています。これは太陽光発電関連の補助事業としては大規模な予算であり、複数の需要家主導型プロジェクトを広く支援することが想定されています。ただし、個別プロジェクトへの補助上限額や補助率等の詳細は、執行団体が選定された後に策定される間接補助事業の公募要領で定められます。

Qコンソーシアム形式で申請する場合の注意点は何ですか?
A

コンソーシアム形式で申請する場合は、幹事者(代表団体)を決定し、幹事者が事業提案書を提出する必要があります。重要な注意点として、幹事者が業務の全てを他の者に再委託することは禁止されています。コンソーシアムを構成する各団体の役割分担を明確にし、幹事者が中核的な業務を自ら遂行する体制を構築してください。各構成員の専門性を活かした役割分担が、提案の総合力向上につながります。

Q審査ではどのような点が評価されますか?
A

公募要領に基づく第三者委員会の審査では、再エネ分野の専門性と過去の事業実績、事業遂行に必要な組織体制・人員の充実度、資金管理能力と経営基盤の安定性、需要家への効果的な支援スキームの設計、広報・普及啓発計画の具体性、秘密保持・コンプライアンス体制などが総合的に評価されます。審査結果は概要が公表されるため、透明性の高い審査が行われます。

Q採択後、予算が成立しなかった場合はどうなりますか?
A

本公募は令和5年度予算成立前に実施される事前公募であり、予算成立前の段階では「採択予定者」の決定にとどまります。令和5年度予算が成立した時点で正式な「採択者」となります。万が一、予算の内容が変更された場合は事業内容にも影響が生じる可能性があるため、その点はあらかじめ了承の上で応募する必要があります。

QPPA(電力購入契約)とはどのような仕組みですか?
A

PPA(Power Purchase Agreement)は、発電事業者が需要家の施設の屋根や敷地に太陽光発電設備を無償で設置し、発電した電力を需要家に長期契約(通常15〜20年)で販売する仕組みです。需要家は初期投資不要で再エネ電力を調達でき、発電事業者は長期安定的な売電収入を得られるWin-Winのモデルです。オンサイトPPA(需要家敷地内設置)とオフサイトPPA(遠隔地設置)の2種類があり、本事業ではこれらの形式での太陽光発電導入を広く支援対象としています。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本事業は国の補助金(経済産業省所管)であるため、同一の設備・経費に対して他の国庫補助金との二重受給は原則として認められません。具体的には、環境省の「ストレージパリティの達成に向けた太陽光発電設備等の価格低減促進事業」や「建物における太陽光発電の新たな設置手法活用事業」など、類似の太陽光発電導入支援事業との重複申請はできません。 ただし、地方自治体が独自財源で実施する補助金については、当該自治体の補助要綱で国庫補助との併用が認められている場合に限り、併用できる可能性があります。例えば、都道府県や市区町村の再エネ導入補助金、省エネ設備導入補助金などとの組み合わせが考えられます。併用を検討する場合は、必ず事前に両方の補助金事務局に確認してください。 また、税制優遇措置(中小企業経営強化税制の即時償却・税額控除、グリーン投資減税等)は補助金とは別制度であるため、補助金で賄われない自己負担分について税制優遇を活用することが可能です。補助金と税制優遇を組み合わせることで、実質的な導入コストをさらに低減できます。

詳細説明

事業の背景と目的

本事業は、2030年度の長期エネルギー需給見通し(エネルギーミックス)において、再生可能エネルギーの電源構成比率36〜38%を達成するための重要施策の一つです。日本政府が掲げる2030年度の温室効果ガス46%削減目標(2013年度比)の実現に向けて、太陽光発電の更なる導入拡大が不可欠とされています。

従来のFIT(固定価格買取制度)やFIP(フィードインプレミアム)制度に加え、需要家が主体的に太陽光発電設備の導入を推進する新たなモデルを構築・普及させることが本事業の狙いです。電力を実際に消費する需要家(工場、ビル、商業施設、公共施設等)が、発電事業者とPPA(Power Purchase Agreement:電力購入契約)等の契約を結び、自らの施設やその近隣に太陽光発電設備を設置・運用することで、長期安定的な再エネ電力の調達を実現します。

事業の仕組み(間接補助方式)

本事業は、経済産業省から最終的な需要家・発電事業者に直接補助するのではなく、執行団体(民間団体等)を公募・選定する間接補助方式を採用しています。選定された執行団体が、個別の需要家主導型太陽光発電プロジェクトに対して補助金の交付審査・管理を行います。

  • 補助金の流れ:経済産業省 → 執行団体(民間団体等)→ 間接補助事業者(需要家・発電事業者等)
  • 執行団体の役割:補助金の交付審査、事業の進捗管理、補助金の適正執行の確認、広報・普及啓発
  • 予算規模:最大105億円(令和5年度予算)

対象となる導入形式

本事業が対象とする「需要家主導型」の太陽光発電導入には、主に以下のような形式が想定されます。

  • オンサイトPPA:需要家の敷地内(屋根上、駐車場等)に発電事業者が太陽光発電設備を設置し、発電した電力を需要家に販売する契約形式
  • オフサイトPPA:需要家の敷地外の遠隔地に太陽光発電設備を設置し、送電線を通じて需要家に電力を供給する契約形式
  • 自己託送:需要家自身が太陽光発電設備を所有し、一般送配電事業者の送電網を利用して自社施設に電力を供給する形式
  • リース:リース事業者を通じて太陽光発電設備を導入し、需要家が発電電力を自家消費する形式

応募資格の詳細

本公募は、太陽光発電設備を設置する事業者を募集するものではなく、執行団体となる民間団体等を募集するものです。応募資格として以下の8要件すべてを満たす必要があります。

  • 日本国内に拠点を有すること
  • 太陽光発電等の再エネ発電設備・電力技術に精通し、事業遂行能力を有すること
  • 必要な経営基盤と資金管理能力を有すること
  • 広報や普及啓発を適切に遂行できる体制を有すること
  • 秘密保持を徹底できること
  • 事業終了後も必要な文書を保存できること
  • 経済産業省からの停止措置を受けていないこと
  • 採択結果の公表に同意すること

審査・採択のプロセス

提出された事業提案書は、第三者委員会による審査を経て採択が決定されます。審査の透明性を確保するため、以下の情報が資源エネルギー庁ホームページで公表されます。

  • 採択事業者名および採択金額
  • 第三者委員会審査委員の属性
  • 審査結果の概要
  • 全公募参加者の名称および採点結果(対応関係が分からない形式で公表)

スケジュールと留意事項

本公募は令和5年度予算成立前に行われる事前公募です。そのため、以下の点に留意が必要です。

  • 公募期間:令和5年2月22日〜3月13日(約3週間)
  • 予算成立前の段階では「採択予定者」の決定となり、令和5年度予算の成立をもって正式な「採択者」となります
  • 今後、事業内容等が変更になる可能性があります

脱炭素社会の実現に向けて、需要家主導の太陽光発電導入は今後さらに重要性を増す分野です。本事業を通じて構築される支援体制が、日本全体の再エネ導入加速に大きく貢献することが期待されています。

関連書類・リンク