募集終了全国対象
やや難しい
準備期間の目安: 約60

令和4年度補正予算災害時に備えた社会的重要インフラへの自衛的な燃料備蓄の推進事業費補助金(石油製品(石油ガスを除く)タンク等の導入に係るもの)(執行団体公募)

基本情報

補助金額
2.5億円
補助率: 定額
0円2.5億円
募集期間
2023-02-10 〜 2023-03-01
対象地域日本全国
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業 / 農業、林業 / 鉱業、採石業、砂利採取業 / 運輸業、郵便業 / 卸売業、小売業 / 金融業、保険業 / 不動産業、物品賃貸業 / 学術研究、専門・技術サービス業 / 宿泊業、飲食サービス業 / 生活関連サービス業、娯楽業 / 教育、学習支援業 / 医療、福祉
使途安全・防災対策支援がほしい

この補助金のまとめ

令和4年度補正予算に基づく「災害時に備えた社会的重要インフラへの自衛的な燃料備蓄の推進事業費補助金」は、大規模災害時に系統電力や都市ガスの供給が途絶した場合でも、社会的重要インフラ施設の機能を維持できるよう、石油製品タンク等の導入を支援する制度です。避難所、病院、福祉施設、上下水道施設など、災害時に機能停止が許されない施設が対象となります。補助率は定額(全額補助)で、最大約2.5億円という大型予算が特徴です。経済産業省(資源エネルギー庁)が所管し、執行団体を通じて公募が行われます。近年の大規模災害の教訓を踏まえ、石油製品による自衛的な燃料備蓄体制の構築を通じて、災害に強い社会インフラの実現を目指しています。

この補助金の特徴

1

定額補助で最大約2.5億円の大型支援

本補助金は定額補助(全額補助)方式を採用しており、石油製品タンク等の導入にかかる費用が全額カバーされます。最大約2.5億円と非常に大きな補助額であり、大規模な燃料備蓄設備の導入が可能です。

2

社会的重要インフラ施設が対象

避難所、病院、社会福祉施設、上下水道施設、通信施設など、災害時に機能維持が不可欠な社会的重要インフラ施設が補助対象です。地域の防災拠点として位置づけられる施設が優先されます。

3

石油製品タンク・非常用発電機等の設備導入

灯油・軽油・重油等の石油製品を備蓄するためのタンク、非常用発電機への燃料供給設備、配管工事等が補助対象となります。既存施設への追加設置も対象です。

4

災害時のエネルギーレジリエンス強化

系統電力や都市ガスに依存しない自衛的な燃料備蓄体制を構築することで、大規模災害時でも施設の機能維持を可能にし、地域住民の安全確保に貢献します。

5

執行団体を通じた公募方式

経済産業省が選定した執行団体が公募・審査・交付を担当します。まず執行団体の公募が行われ、その後に補助事業者の公募が実施される二段階方式です。

ポイント

定額補助で最大約2.5億円の大型支援。避難所・病院等の社会的重要インフラ施設に石油製品タンク等を導入し、災害時のエネルギー自立を実現する補助金です。

対象者・申請資格

施設要件

  • 避難所に指定されている施設
  • 病院、診療所等の医療施設
  • 社会福祉施設(高齢者施設、障害者施設等)
  • 上下水道施設、浄水場
  • 通信施設、放送施設
  • 災害時に避難困難者が生じる施設
  • その他、社会的重要インフラと認められる施設

申請者要件

  • 上記施設の所有者または管理者
  • 地方公共団体、民間事業者、社会福祉法人、医療法人等
  • 補助事業を適切に遂行できる体制を有すること

設備要件

  • 石油製品(灯油、軽油、重油、LPガス等)の貯蔵タンク
  • 非常用発電機への燃料供給に必要な設備
  • 燃料備蓄に付随する配管、ポンプ等の周辺設備
  • 消防法等の関係法令に適合する設備であること

ポイント

避難所・病院・福祉施設など災害時に機能停止が許されない社会的重要インフラ施設の所有者・管理者が対象。石油製品タンク等の法令適合設備が補助対象です。

あなたは対象?かんたん診断

8問の質問に答えるだけで、この補助金の対象かどうかを簡易診断できます。

申請ガイド

1

Step1:公募要領の確認

経済産業省または執行団体のウェブサイトで公募要領・申請書類を確認します。執行団体公募の場合、まず執行団体が決定された後に補助事業者の公募が開始されます。

2

Step2:事前準備・計画策定

導入する石油製品タンク等の仕様・規模を検討し、設置場所の確認、消防法等の法令確認、見積書の取得を行います。施設の防災計画との整合性も確認してください。

3

Step3:申請書類の作成

交付申請書、事業計画書、経費明細書、施設の概要資料、見積書等を作成します。施設が社会的重要インフラに該当することを証明する資料も必要です。

4

Step4:申請書類の提出

執行団体が指定する方法(電子申請または郵送)で期限内に申請書類を提出します。不備がないよう事前チェックを徹底してください。

5

Step5:審査・交付決定

執行団体による書類審査・ヒアリング等を経て、交付決定が通知されます。交付決定前の着手は原則として補助対象外となります。

6

Step6:事業実施・完了報告

交付決定後に設備の発注・施工を行い、完了後に実績報告書を提出します。検査を経て補助金が確定・交付されます。

ポイント

執行団体の公募後に補助事業者の公募が始まる二段階方式。事前に設備仕様の検討・消防法確認・見積取得を進め、交付決定前の着手は避けてください。

審査と成功のコツ

防災計画との連動性を明確に示す
単なる設備導入ではなく、地域防災計画やBCP(事業継続計画)との連動を具体的に記載することが重要です。災害時の運用シナリオを示し、燃料備蓄が施設機能維持にどう寄与するかを明確にしましょう。
施設の社会的重要性を客観的に証明する
避難所指定の証明、利用者数、地域における役割等を客観的データで示してください。避難困難者(高齢者、障害者、乳幼児等)への影響度が高いほど評価されやすくなります。
適切な設備規模の根拠を示す
備蓄すべき燃料量の算定根拠(想定停電日数×1日あたり消費量等)を明確にし、過大でも過小でもない適切な設備規模であることを示してください。72時間以上の備蓄が一つの目安です。
関係法令への適合を事前確認する
消防法の危険物貯蔵規制、建築基準法、各自治体の条例等との適合を事前に確認し、必要な許認可の取得計画を申請書に盛り込みましょう。
複数見積による経費の妥当性を確保する
設備費・工事費について複数社から見積を取得し、経費の妥当性を客観的に示してください。定額補助であっても、過大な経費は審査で問題視されます。

ポイント

防災計画・BCPとの連動、施設の社会的重要性の客観的証明、適切な設備規模の算定根拠が採択のカギ。消防法等の法令適合と複数見積による経費妥当性の確保も必須です。

対象経費

対象となる経費

石油製品貯蔵タンク(4件)
  • 地上式燃料タンク
  • 地下式燃料タンク
  • LPガス貯蔵設備
  • タンク防液堤・防油堤
非常用発電関連設備(4件)
  • 非常用発電機用燃料タンク
  • 燃料供給ポンプ
  • 自動切替装置
  • 燃料配管・接続設備
配管・付帯設備(4件)
  • 燃料配管工事
  • バルブ・計器類
  • 防消火設備
  • 漏洩検知装置
基礎・土木工事(4件)
  • タンク基礎工事
  • 防液堤築造工事
  • 地下埋設工事
  • 舗装復旧工事
安全・管理設備(4件)
  • 液面計・流量計
  • 緊急遮断弁
  • 静電気除去設備
  • 通気管・安全弁
設計・申請費用(4件)
  • 設備設計費
  • 消防申請関連費用
  • 施工管理費
  • 検査・試運転費用

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 石油製品タンクに貯蔵する燃料そのものの購入費
  • 既存設備の修繕・メンテナンス費用
  • 施設本体の建設・改修費用(タンク設置に直接関係しない部分)
  • 土地の取得費・賃借料
  • 一般管理費・人件費(補助事業に直接従事しない職員分)
  • 交付決定前に着手した工事・発注に係る費用
  • 消耗品・備品の購入費(補助事業に直接関係しないもの)
  • 他の補助金で既に補助を受けている経費

よくある質問

Q民間企業でも申請できますか?
A

はい、民間企業でも申請可能です。避難所に指定されている施設や、災害時に避難困難者が生じる施設(病院、福祉施設等)を所有・管理している民間事業者であれば対象となります。施設が社会的重要インフラに該当することが条件です。

Q補助率が定額とはどういう意味ですか?
A

定額補助とは、補助対象経費の全額が補助される方式です。通常の補助金では「補助率1/2」のように自己負担が発生しますが、本補助金では認められた経費の全額が補助されます。ただし、上限額(最大約2.5億円)があるため、それを超える部分は自己負担となります。

Q既に非常用発電機がある施設でも申請できますか?
A

はい、申請可能です。本補助金は石油製品タンク等の導入が対象であり、既存の非常用発電機への燃料供給体制を強化するための燃料タンクや配管等の追加設置も補助対象となります。むしろ、既存発電機の燃料備蓄が不足している施設こそ本補助金の活用が推奨されます。

QLPガスの設備も対象になりますか?
A

石油製品タンク等の導入メニューではLPガス関連設備も一部対象となる可能性がありますが、LPガスについては「石油ガス災害バルク等の導入」という別メニューが用意されています。導入する燃料種別に応じて最適なメニューを選択してください。詳細は執行団体にお問い合わせください。

Q燃料の購入費用も補助対象ですか?
A

いいえ、タンクに貯蔵する燃料そのものの購入費用は補助対象外です。本補助金はあくまで石油製品タンク等の設備導入にかかる費用(タンク本体、配管、基礎工事、安全設備等)が対象です。燃料の調達は事業者の負担となります。

Q交付決定前に工事を始めてもよいですか?
A

原則として、交付決定前に着手した工事や発注は補助対象外となります。設備の発注・施工は必ず交付決定通知を受けてから開始してください。ただし、事前の設計・見積取得・消防法の事前相談等の準備行為は交付決定前でも問題ありません。

Q申請から設備導入完了までどのくらいかかりますか?
A

一般的に、公募開始から交付決定まで2〜3ヶ月、設備の発注・施工に3〜6ヶ月、完了報告・検査に1〜2ヶ月程度を要します。全体で6ヶ月〜1年程度を見込んでください。なお、補正予算事業のため事業期間に制限があり、年度内完了が求められる場合があります。

Q消防法の規制はどのように対応すればよいですか?
A

石油製品の貯蔵は消防法の危険物規制の対象となります。貯蔵量に応じて少量危険物貯蔵所または危険物貯蔵所の設置許可が必要です。申請前に所轄消防署への事前相談を行い、必要な許認可の種類と手続きを確認してください。申請書類にも法令適合の計画を記載することが求められます。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は経済産業省(資源エネルギー庁)の令和4年度補正予算事業であり、同一設備に対して他の国庫補助金との重複受給はできません。ただし、補助対象外の部分について別の補助金を活用することは可能な場合があります。例えば、非常用発電機本体は別の防災関連補助金で導入し、燃料タンク部分を本補助金で導入するといった役割分担が考えられます。関連する補助金としては、「防災・減災、国土強靭化のための5か年加速化対策」関連の交付金、総務省の「緊急防災・減災事業債」、国土交通省の「防災・安全交付金」などがあります。地方公共団体の場合は、地方単独の防災関連補助制度との組み合わせも検討してください。なお、LPガス関連では「石油ガス災害バルク等の導入」という別メニューもあるため、導入する燃料種別に応じて最適な補助メニューを選択することが重要です。併用を検討する際は、必ず事前に執行団体に確認し、補助対象経費の切り分けを明確にしてください。

詳細説明

補助金の概要と背景

「災害時に備えた社会的重要インフラへの自衛的な燃料備蓄の推進事業費補助金(石油製品タンク等の導入)」は、経済産業省(資源エネルギー庁)が令和4年度補正予算で措置した防災対策支援制度です。近年頻発する大規模地震、台風、豪雨災害等において、系統電力や都市ガスの長期供給途絶が深刻な問題となっています。本補助金は、こうした事態に備え、社会的重要インフラ施設が自衛的に石油製品を備蓄できる体制を構築することを目的としています。

補助の仕組みと支援内容

本事業は定額補助(全額補助)方式で、最大約2.5億円の補助が受けられます。執行団体公募方式を採用しており、経済産業省が選定した執行団体が補助事業者の公募・審査・交付を担当します。補助対象は石油製品(灯油、軽油、重油等)を貯蔵するためのタンク及び関連設備の導入費用です。

  • 補助率:定額(全額補助)
  • 補助上限:最大約2.5億円
  • 対象設備:石油製品タンク、配管、ポンプ、安全設備等
  • 対象施設:避難所、病院、福祉施設、上下水道施設等

対象となる施設と事業者

補助対象となるのは、災害時に機能維持が不可欠な社会的重要インフラ施設です。具体的には以下のような施設が想定されています。

  • 地方公共団体が指定する避難所・避難場所
  • 病院・診療所等の医療施設
  • 特別養護老人ホーム、障害者支援施設等の社会福祉施設
  • 上下水道施設、浄水場
  • 通信施設、放送施設等の情報インフラ
  • 災害時に避難困難者が生じるおそれのある施設

申請者は施設の所有者または管理者であり、地方公共団体、民間事業者、社会福祉法人、医療法人、学校法人等が該当します。

導入設備の具体例

本補助金で導入できる設備は多岐にわたります。

  • 石油製品貯蔵タンク:地上式・地下式の灯油タンク、軽油タンク、重油タンク、LPガスバルク貯蔵設備
  • 燃料供給設備:タンクから非常用発電機やボイラーへの燃料供給ポンプ、配管、バルブ類
  • 安全設備:防液堤、漏洩検知装置、緊急遮断弁、消火設備
  • 付帯工事:基礎工事、配管工事、電気工事、防油堤築造工事

申請から交付までの流れ

本事業は二段階の公募方式を採用しています。まず執行団体の公募が行われ、選定された執行団体が補助事業者の公募を実施します。申請にあたっては、以下の点に留意してください。

  • 事業計画書には防災計画・BCPとの連動を明記する
  • 設備規模の算定根拠(想定停電日数×燃料消費量)を示す
  • 消防法の危険物規制への適合を確認する
  • 複数社からの見積取得により経費の妥当性を確保する
  • 交付決定前の着手は補助対象外となるため注意する

活用のポイント

本補助金を最大限活用するためには、単なる設備導入にとどまらず、施設全体の災害対応力向上という視点が重要です。燃料備蓄量は一般的に72時間(3日間)以上が推奨されており、施設の規模や用途に応じた適切な備蓄計画を策定してください。また、平時の燃料管理体制(定期点検、燃料入替え等)も含めた運用計画を事前に整備しておくことで、審査での評価向上が期待できます。

関連書類・リンク