募集終了
やや難しい
準備期間の目安: 約45

令和4年度TOKYO地域資源等活用推進事業

基本情報

補助金額
1500万円
補助率: 2分の1以内
0円1500万円
募集期間
2022-09-16 〜 2022-09-30
対象地域東京都
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 分類不能の産業 / 農業、林業 / 鉱業、採石業、砂利採取業 / 運輸業、郵便業 / 卸売業、小売業 / 金融業、保険業 / 不動産業、物品賃貸業 / 学術研究、専門・技術サービス業 / 宿泊業、飲食サービス業 / 生活関連サービス業、娯楽業 / 教育、学習支援業 / 医療、福祉
使途新たな事業を行いたい

この補助金のまとめ

東京都中小企業振興公社が実施する「TOKYO地域資源等活用推進事業」は、東京の「地域資源」を活かした新製品・新サービスの開発や改良に取り組む都内中小企業者等を支援する助成制度です。助成限度額は最大1,500万円(申請下限額200万円)、助成率は対象経費の2分の1以内で、助成対象期間は最長1年10ヶ月(令和5年2月1日〜令和6年11月30日)です。本事業には「地域資源活用事業」と「東京の都市課題解決事業」の2つの申請区分があり、前者は地域の特産品や伝統技術を活かした製品開発、後者は「未来の東京」戦略ビジョンに示される都市課題の解決に資する製品開発が対象です。経費助成に加えて、地域応援アドバイザーによるハンズオン支援(申請前相談会、開発段階の進捗管理、販路開拓の出口支援等)が受けられる点が大きな特徴で、助成終了後にはPR動画作成支援や展示会出展支援も行われます。申請にはエントリーと申請前相談会への参加が必須条件となっており、計画的な準備が求められます。

この補助金の特徴

1

最大1,500万円の大型助成で本格的な製品開発を支援

助成限度額は1,500万円(申請下限額200万円)、助成率は2分の1以内と、中小企業の製品開発助成としては比較的大型の制度です。開発費に加えて試作品広報費も対象となるため、開発から市場投入までを一貫して支援します。3,000万円規模の開発プロジェクトであれば、その半額の助成を受けられる可能性があります。

2

「地域資源活用」と「都市課題解決」の2つの申請区分

本事業は2つの申請区分から選択できます。「地域資源活用事業」は東京の伝統工芸、特産品、観光資源などを活用した製品開発が対象で、「東京の都市課題解決事業」はコロナ禍で顕在化した課題や「未来の東京」戦略ビジョンの都市課題を解決する製品開発が対象です。幅広い切り口で申請できるため、多くの中小企業にチャンスがあります。

3

地域応援アドバイザーによる伴走型ハンズオン支援

経費助成だけでなく、地域応援アドバイザーやその他の専門家による伴走型支援が受けられます。申請前相談会(必須参加)から始まり、開発段階の進捗管理、完成後の販路開拓を見据えた出口支援まで、事業全体を通じたサポートが提供されます。

4

助成終了後もPR動画作成・展示会出展で販路開拓を支援

助成事業終了後もPR動画の作成支援や展示会への出展支援が行われるなど、開発した製品の販路開拓まで手厚くフォローされます。製品を作って終わりではなく、市場に届けるまでを見据えた支援体制は、中小企業にとって非常に心強い仕組みです。

5

充実した助成対象経費:開発費7項目+試作品広報費3項目

助成対象経費は、開発費として原材料費・機械装置費・委託外注費・専門家指導費・賃借料・産業財産権出願費・直接人件費の7項目、試作品広報費として広告費・展示会等参加費・イベント開催費の3項目と非常に充実しています。

ポイント

本事業の最大の差別化ポイントは「ハンズオン支援」と「出口支援」の組み合わせです。助成金だけでは製品開発は成功しません。専門家の伴走支援で開発の質を高め、PR動画作成や展示会出展で販路開拓まで一気通貫でサポートする本事業は、中小企業の製品開発成功率を大幅に高める仕組みといえます。

対象者・申請資格

企業規模・所在地の要件

  • 東京都内に主たる事業所を有する中小企業者等であること
  • 中小企業基本法に定める中小企業者の定義に該当すること

申請の必須条件

  • 申請エントリーを完了していること(エントリー未完了では申請不可)
  • 申請前相談会に参加していること(未参加では申請書類を受付不可)
  • 上記2つが完了していない場合、申請しても書類不受理

事業内容の要件(区分1:地域資源活用事業)

  • 東京の「地域資源」を活かした新製品・新サービスの開発及び改良であること
  • 地域の伝統工芸、特産品、文化、観光資源等を活用していること

事業内容の要件(区分2:東京の都市課題解決事業)

  • 「未来の東京」戦略ビジョンに示される都市課題の解決に資する製品開発であること
  • コロナ禍で顕在化した新たな問題の解決に取り組む事業も対象

ポイント

最も重要な注意点は「申請エントリー」と「申請前相談会への参加」が必須であるという点です。これらを完了していない場合、いかに優れた事業計画であっても申請書類を受付してもらえません。エントリー期間と相談会のスケジュールを早期に確認し、計画的に準備を進める必要があります。

あなたは対象?かんたん診断

8問の質問に答えるだけで、この補助金の対象かどうかを簡易診断できます。

申請ガイド

1

ステップ1:申請エントリーの完了

まず募集要項を確認し、所定の方法で申請エントリーを行います。エントリーは申請の必須前提条件であり、これがなければ以降の手続きに進めません。

2

ステップ2:申請前相談会への参加(必須)

申請前相談会に参加し、地域応援アドバイザーから事業計画についてのフィードバックを受けます。この相談会への参加も必須条件です。アドバイザーの指摘を踏まえて申請書を改善することで、採択率を高められます。

3

ステップ3:申請書類の作成・提出

相談会でのフィードバックを反映し、事業計画書、経費内訳書等の申請書類を作成します。地域資源の活用方法や都市課題解決の具体的なアプローチ、市場性、実現可能性を明確に記載しましょう。申請期間は令和4年9月16日から9月30日までです。

4

ステップ4:審査・交付決定

書類審査および面接審査が行われます。事業の新規性、市場性、実現可能性、地域資源の活用度(または都市課題解決への貢献度)などが総合的に評価されます。

5

ステップ5:事業実施・ハンズオン支援の活用

交付決定後、最長1年10ヶ月の助成対象期間内で開発を進めます。地域応援アドバイザーの伴走支援を積極的に活用し、進捗管理と課題解決を行いましょう。

6

ステップ6:実績報告・出口支援の活用

事業完了後に実績報告書を提出します。助成事業終了後もPR動画作成支援や展示会出展支援が受けられるため、販路開拓活動に活用しましょう。

ポイント

この助成金では「申請前相談会」が単なる説明会ではなく、事業計画へのフィードバックの場となっています。相談会での指摘事項を真摯に受け止め、申請書に反映することが採択への近道です。事業計画のドラフトを相談会前に用意しておくと、より具体的なアドバイスを得られます。

審査と成功のコツ

地域資源の独自性と市場ニーズの接続
地域資源活用事業で申請する場合、単に地域資源を使うだけでなく、その資源の独自性が市場ニーズとどう結びつくかを明確に示すことが重要です。消費者が「なぜこの地域資源を使った製品を選ぶのか」という購買理由を説得力を持って説明しましょう。
都市課題の具体的な定量化
都市課題解決事業で申請する場合は、解決する課題を定量的に把握し、自社製品がどの程度の解決効果をもたらすかを数値で示すことが効果的です。「未来の東京」戦略ビジョンの具体的な施策と自社事業の関連性を明示しましょう。
販路開拓計画の具体性
開発した製品をどのように市場に届けるかの販路開拓計画が重視されます。ターゲット顧客、販売チャネル、価格戦略、プロモーション計画を具体的に記載し、事業の収益性を示しましょう。出口支援(PR動画・展示会)をどう活用するかの計画も含めると効果的です。
申請前相談会の最大活用
申請前相談会は審査員の視点を知る貴重な機会です。事業計画書のドラフトを持参し、具体的なフィードバックを引き出しましょう。指摘された弱点を補強することで、申請書の質を大幅に向上させることができます。

ポイント

採択される事業計画に共通するのは「地域資源(または都市課題)」「技術力」「市場ニーズ」の三角形がバランスよく描かれていることです。技術的に優れていても市場がなければ成功しませんし、市場があっても技術的裏付けがなければ実現できません。この三要素の整合性を意識して事業計画を策定しましょう。

対象経費

対象となる経費

原材料・副資材費(3件)
  • 新製品開発に必要な原材料の購入費
  • 試作品製造用の副資材購入費
  • 地域資源素材の調達費
機械装置・工具器具費(3件)
  • 製品開発に必要な機械装置の購入費
  • 試作・評価用の工具器具の購入費
  • 製造設備の導入費
委託・外注費(3件)
  • 製品設計・試作の外注費
  • 品質試験・評価の委託費
  • デザイン制作の外注費
専門家指導費(3件)
  • 技術アドバイザーへの指導料
  • デザイナーへの謝金
  • マーケティング専門家への相談料
産業財産権出願・導入費(3件)
  • 特許出願費用
  • 商標登録費用
  • 意匠登録費用
直接人件費(2件)
  • 開発プロジェクトに従事する社員の人件費
  • 試作品製造に従事する技術者の人件費
賃借料(2件)
  • 開発用設備のリース料
  • 試作スペースの賃借料
広告費(試作品広報費)(3件)
  • 試作品のPR用広告費
  • Web広告の出稿費
  • カタログ・パンフレットの制作費

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 交付決定前に発生した経費
  • 汎用性が高く事業以外に使用できる備品(パソコン、プリンター等)
  • 間接経費(光熱水費、通信費、事務用品費等)
  • 消費税及び地方消費税
  • 量産や販売に係る経費(試作品広報費を除く)
  • 他の補助金・助成金で助成を受けている経費
  • 飲食に係る経費
  • 自社内取引に係る経費

よくある質問

Q「地域資源」とは具体的にどのようなものが該当しますか?
A

東京の「地域資源」とは、各地域に根ざした特色ある資源を指します。具体的には、江戸切子や村山大島紬などの伝統工芸品、東京しゃもや江戸前寿司といった地域の食文化、浅草や下町の観光資源、各地域の歴史的建造物や文化的遺産などが含まれます。また、東京の産業集積や技術力といった産業資源も対象となります。自社が活用しようとする資源が「地域資源」に該当するかどうかは、申請前相談会で確認することをお勧めします。

Q「東京の都市課題解決事業」ではどのような課題が対象ですか?
A

「東京の都市課題解決事業」の対象は、「未来の東京」戦略ビジョンに示される都市課題や、コロナ禍で顕在化した新たな問題の解決に資する事業です。具体的には、高齢化社会への対応、環境・エネルギー問題、防災・安全対策、テレワーク推進などの働き方改革、感染症対策、デジタルデバイドの解消など、幅広い課題が該当します。自社の製品・サービスがどの都市課題の解決に貢献するかを明確にして申請してください。

Q申請エントリーと申請前相談会の具体的なスケジュールを教えてください。
A

申請エントリーと申請前相談会のスケジュールは募集要項に記載されています。重要なのは、これらは申請の必須前提条件であり、エントリー未完了や相談会不参加の場合は申請書類を受付してもらえないという点です。エントリー期間は申請期間より前に設定されていることが一般的です。募集開始後すぐにスケジュールを確認し、早めにエントリーと相談会参加の手続きを行ってください。

Q助成事業終了後の出口支援(PR動画・展示会出展)とは具体的にどのような内容ですか?
A

助成事業終了後の出口支援は、開発した製品の販路開拓を支援する取り組みです。PR動画作成支援では、プロのクリエイターが製品の魅力を伝える動画を制作し、WebサイトやSNSでの活用が可能です。展示会出展支援では、東京都中小企業振興公社が主催・参加する展示会のブースに製品を出展する機会が提供されます。これらの支援により、開発した製品の認知度向上と販路拡大を効果的に進めることができます。追加費用なしでこれらの支援が受けられる点は大きなメリットです。

Q申請下限額200万円とのことですが、200万円未満の事業では申請できませんか?
A

はい、本助成事業には申請下限額200万円が設定されており、助成対象経費が200万円未満の場合は申請できません。助成率が2分の1のため、少なくとも400万円程度の事業規模(うち200万円が助成金)が想定されます。これは、一定規模以上の本格的な製品開発プロジェクトを支援する制度設計です。200万円未満の小規模な技術検討であれば、同じ公社の「製品開発着手支援助成事業」(最大100万円)の方が適しています。

Q地域資源活用事業と都市課題解決事業の両方に該当する場合、両方に申請できますか?
A

いいえ、申請はどちらか一方の区分を選択する必要があります。両方の要素を含む事業であっても、より適合度の高い方を選択して申請してください。選択に迷う場合は、申請前相談会でアドバイザーに相談し、どちらの区分で申請する方が採択の可能性が高いかアドバイスを受けることをお勧めします。事業の主たる目的が地域資源の活用にあるのか、都市課題の解決にあるのかを基準に判断するとよいでしょう。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本助成事業は東京都中小企業振興公社が実施する大型助成(最大1,500万円)であり、同一の経費について他の補助金との重複受給はできません。ただし、助成対象外の経費部分については他の支援制度を活用できます。本事業の助成対象期間は最長1年10ヶ月あるため、この期間中は本事業に集中し、助成事業終了後に販路開拓フェーズとして「小規模事業者持続化補助金」や「東京都中小企業販路開拓支援事業」を活用する段階的な戦略が効果的です。また、本事業で開発した製品の海外展開を検討する場合は、「海外展開支援事業」や「JETRO新輸出大国コンソーシアム」を後続の支援制度として活用できます。なお、本事業自体にPR動画作成支援や展示会出展支援が含まれているため、助成終了直後の販路開拓活動は本事業の出口支援を最大限活用しましょう。

詳細説明

令和4年度TOKYO地域資源等活用推進事業とは

本助成事業は、東京都中小企業振興公社が実施する制度で、東京の「地域資源」を活かして新製品・新サービスの開発及び改良に取り組む都内中小企業者等を支援するものです。地域経済の活性化と東京の産業の活性化を目的としています。

2つの申請区分

本事業には以下の2つの申請区分があり、どちらか一方を選択して申請します。

  • (1)地域資源活用事業:東京の地域色あふれる「地域資源」(伝統工芸、特産品、観光資源等)を活かした新製品・新サービスの開発及び改良
  • (2)東京の都市課題解決事業:コロナ禍で顕在化した問題や「未来の東京」戦略ビジョンに示される都市課題を解決するための新製品・新サービスの開発及び改良

助成金額と助成率

  • 助成限度額:1,500万円(申請下限額200万円)
  • 助成率:助成対象と認められる経費の2分の1以内

助成対象期間

令和5年2月1日から令和6年11月30日まで(最長1年10ヶ月)

支援内容

本事業は経費助成とハンズオン支援の2本柱で構成されています。

(1)経費助成

新製品・新サービスの開発及び改良に要する以下の経費を助成します。

<開発費>

  • 原材料・副資材費
  • 機械装置・工具器具費
  • 委託・外注費
  • 専門家指導費
  • 賃借料
  • 産業財産権出願・導入費
  • 直接人件費

<試作品広報費>

  • 広告費
  • 展示会等参加費
  • イベント開催費

(2)ハンズオン支援

地域応援アドバイザーやその他の専門家が、以下の伴走型支援を事業者ニーズに応じて実施します。

  • 申請前相談会(必須参加):事業計画へのフィードバック
  • 開発段階の進捗管理:プロジェクトの課題解決支援
  • 出口支援:販路開拓を見据えたマーケティング支援
  • 助成事業終了後の支援:PR動画作成支援、展示会への出展支援

申請の必須条件

本助成事業は申請エントリー及び申請前相談会への参加がお済みの方のみ申請いただけます。申請エントリーされていない場合や、申請前相談会に参加されていない場合は、申請書類を受付できません。

申請期間

令和4年9月16日から9月30日まで

期待される効果

本事業を通じて、東京の中小企業が地域資源を活用した魅力的な製品を市場に送り出し、地域経済の活性化に貢献することが期待されます。また、都市課題の解決に資する革新的な製品・サービスの開発により、東京の都市機能の向上にも寄与します。

関連書類・リンク