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雇用創出・安定化支援に係る採用・定着促進助成金(令和4年度公募)

基本情報

補助金額
60万円
0円60万円
募集期間
2022-04-01 〜 2023-03-31
対象地域東京都
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業 / 農業、林業 / 鉱業、採石業、砂利採取業 / 運輸業、郵便業 / 卸売業、小売業 / 金融業、保険業 / 不動産業、物品賃貸業 / 学術研究、専門・技術サービス業 / 宿泊業、飲食サービス業 / 生活関連サービス業、娯楽業 / 教育、学習支援業 / 医療、福祉
使途雇用・職場環境を改善したい

この補助金のまとめ

東京都が実施する雇用創出・安定化支援に係る採用・定着促進助成金は、都内中小企業の人材確保と定着を支援する助成金です。深刻化する人手不足に対応するため、採用活動の強化や職場環境の改善に取り組む中小企業を資金面からバックアップします。東京都独自の制度であるため国の助成金と比べて競争率が低い傾向にあり、都内で事業を営む中小企業にとっては活用しやすい制度です。採用コンサルティングの導入費用、求人広告費、社内研修制度の整備費など、人材の採用から定着までの幅広い取り組みが対象となります。特に、従業員の離職率低下に向けた職場環境改善や、未経験者・女性・高齢者等の多様な人材活用に取り組む企業が高く評価される傾向にあります。人材難に悩む都内中小企業にとって、採用・定着の両面を支援する実践的な助成金です。

この補助金の特徴

1

採用から定着まで一貫して支援

単なる採用活動費の補助にとどまらず、入社後の定着促進施策(研修制度整備、メンター制度導入等)まで幅広くカバーする包括的な助成金です。

2

東京都独自の手厚い支援

国の雇用関連助成金とは別枠で設けられた東京都独自の制度であり、都内中小企業が利用しやすい要件設計がなされています。

3

多様な人材活用を推進

女性、高齢者、障がい者、外国人材など、多様な人材の採用・活用に取り組む企業を積極的に評価する方針で、ダイバーシティ推進にも寄与します。

4

専門家活用の費用も対象

採用コンサルタントや人事制度設計の専門家活用に係る費用も助成対象となるため、ノウハウが不足している企業でも効果的な取り組みが可能です。

ポイント

東京都の雇用関連助成金は比較的知名度が低く、活用している企業が少ない穴場的な制度です。国のキャリアアップ助成金等と要件が異なるため、国の制度では対象にならなかった取り組みがカバーされるケースもあります。都内に事業所がある中小企業は、まず自社の採用・定着課題を整理した上で申請を検討しましょう。

対象者・申請資格

対象となる事業者

  • 都内に本社または主たる事業所を有する中小企業
  • 常用雇用する従業員が2名以上いること
  • 都税の未納がないこと
  • 過去に同種の助成金で不正受給がないこと

対象となる取り組み

  • 採用力強化に資する取り組み(求人広告、採用コンサルティング等)
  • 職場環境改善に資する取り組み(研修制度整備、福利厚生の充実等)
  • 多様な人材の採用・定着に資する取り組み
  • 従業員のキャリア形成支援に資する取り組み

対象外となるケース

  • 個人事業主で従業員がいない場合
  • 都外のみに事業所がある場合
  • 風俗営業等の一部業種

ポイント

都内に事業所があることが必須要件です。本社が都外でも、都内に主たる事業所があれば申請可能な場合があります。また、従業員2名以上という要件があるため、創業間もない1人会社は対象外です。東京都の他の雇用関連助成金(正規雇用転換助成金等)との併用可否も事前に確認しておきましょう。

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申請ガイド

1

ステップ1:事前エントリー・説明会参加

東京都の公式サイトから公募要領をダウンロードし、説明会に参加して詳細を確認します。

2

ステップ2:事業計画の策定

採用・定着に関する現状課題を分析し、具体的な改善計画を策定します。KPI(採用数、定着率等)を設定しましょう。

3

ステップ3:申請書類の作成・提出

申請書、事業計画書、会社概要、決算書類等の必要書類を作成し、指定の期間内に提出します。

4

ステップ4:審査・交付決定

書面審査および必要に応じてヒアリングが実施されます。計画の具体性と実現可能性が重視されます。

5

ステップ5:事業実施・実績報告

交付決定後に事業を実施し、完了後に実績報告書と経費の証拠書類を提出します。確認後、助成金が交付されます。

ポイント

東京都の助成金は書面審査が中心ですが、事業計画の具体性が重要な評価ポイントです。『なぜ人材が定着しないのか』の現状分析と、『この取り組みでどう改善するか』のロジックを明確にしましょう。定量的なKPI設定(例:離職率を20%から10%に改善)があると説得力が高まります。

審査と成功のコツ

現状分析の深掘り
採用・定着に関する自社の課題を客観的なデータ(離職率、平均勤続年数、採用コスト等)で示しましょう。具体的な数字に基づく分析は審査で高く評価されます。
施策の具体性と根拠
『研修を実施する』だけでなく、『入社3ヶ月以内の離職が多いため、メンター制度と段階的OJTプログラムを導入し、早期離職率を半減させる』のように具体的な施策と期待効果を記載しましょう。
費用対効果の明示
投入する経費に対してどの程度の効果(採用コスト削減、生産性向上等)が見込まれるかを試算し、費用対効果を示すことが重要です。
継続性のアピール
助成金の終了後も自社で継続できる仕組みづくりを計画に含めましょう。一時的な取り組みではなく、持続可能な改善であることが評価されます。

ポイント

審査員が見ているのは『本気で人材課題を解決する意志と計画があるか』です。助成金ありきの計画ではなく、自社の経営課題として人材戦略を位置付け、助成金はその実現を加速するツールであることを示しましょう。既に自社で取り組んでいる施策があれば、その延長線上に本事業を位置付けると一貫性が出ます。

対象経費

対象となる経費

採用活動費(4件)
  • 求人広告掲載費
  • 採用サイト制作費
  • 会社説明会開催費
  • 採用パンフレット作成費
コンサルティング費(3件)
  • 採用コンサルタント委託費
  • 人事制度設計コンサルティング費
  • 組織診断費用
研修・教育費(4件)
  • 外部研修受講費
  • 研修プログラム開発費
  • eラーニングシステム導入費
  • 資格取得支援費用
職場環境整備費(3件)
  • メンター制度導入に伴う費用
  • 福利厚生制度設計費
  • テレワーク環境整備費
その他経費(2件)
  • 社内コミュニケーションツール導入費
  • 従業員満足度調査費用

対象外の経費

対象外の経費一覧(6件)
  • 従業員の給与・賞与
  • 通常の事業運営に係る経費(家賃、光熱費等)
  • 飲食費・接待費
  • 求職者への交通費支給
  • 人材紹介会社への紹介手数料
  • 交付決定前に発生した経費

よくある質問

Q東京都以外に本社がある場合でも申請できますか?
A

本社が東京都以外にあっても、都内に主たる事業所(支店、営業所等)があり、そこで常用雇用の従業員が勤務している場合は申請可能な場合があります。ただし、都内事業所の規模や事業実態が考慮されるため、詳細は公募要領を確認するか、事務局に直接お問い合わせください。

Q正社員だけでなくパート・アルバイトの採用・定着も対象ですか?
A

助成金の目的は雇用の安定化にあるため、正社員の採用・定着が主な対象となります。ただし、非正規雇用労働者の正社員転換を含む取り組みや、非正規雇用であっても長期的な雇用安定化に資する取り組みであれば対象となる場合があります。具体的な適用範囲は公募要領で確認してください。

Q個人事業主でも申請できますか?
A

常用雇用の従業員が2名以上いる個人事業主であれば、申請資格を満たす可能性があります。ただし、中小企業基本法に定める中小企業者としての要件を満たす必要がありますので、業種ごとの資本金・従業員数の基準を確認してください。事業主本人は従業員数にカウントしません。

Q過去に助成金を受給したことがありますが、再度申請できますか?
A

過去に本助成金や類似の助成金を受給していても、再度申請すること自体は可能です。ただし、前回受給時の事業期間と重複する取り組みや、同一の経費内容は対象外となります。前回の取り組みの成果を踏まえた新たな課題への対応であれば、むしろ継続的な改善姿勢として評価される可能性もあります。

Q助成金はいつ頃もらえますか?
A

本助成金は後払い(精算払い)方式です。事業完了後に実績報告書を提出し、事務局による審査・確認を経て、助成金が交付されます。事業実施から交付まで通常2〜3ヶ月程度かかることが一般的です。事業実施中の経費は自社で立て替える必要がありますので、資金計画に織り込んでおいてください。

Q人材紹介会社への手数料は対象になりますか?
A

一般的に、人材紹介会社への紹介手数料(成功報酬)は本助成金の対象経費には含まれません。本助成金は自社の採用力・定着力を高めるための取り組みに対する支援であり、外部サービスへの依存を助長する経費は対象外とされる傾向があります。一方、採用ノウハウの内製化を目指すコンサルティング費用は対象となります。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本助成金は東京都独自の制度であるため、国の雇用関連助成金との併用が可能な場合があります。特にキャリアアップ助成金(正社員化コース)は、非正規雇用労働者の正社員化に対する助成であり、本助成金の定着促進施策と組み合わせることで相乗効果が期待できます。ただし、同一の経費に対する二重受給は認められませんので、経費区分を明確に分けてください。また、東京都の他の助成金(働き方改革助成金、テレワーク助成金等)との併用可否は個別に確認が必要です。国の人材開発支援助成金(教育訓練関連)と本助成金の研修費を組み合わせる場合も、対象となる研修内容や経費が重複しないよう注意しましょう。東京しごと財団が実施する各種支援事業(無料セミナー、専門家派遣等)は費用が発生しないため、併用に問題はありません。

詳細説明

助成金の背景

東京都内の中小企業は、大企業との人材獲得競争や若年層の大企業志向の中で、深刻な人手不足に直面しています。特にコロナ禍以降、働き方に対する意識変化もあり、採用難と離職率の上昇が同時に発生するケースが増えています。本助成金は、こうした都内中小企業の人材課題に対して、採用の強化定着の促進の両面から支援することを目的としています。

助成内容

本助成金は、東京都内に本社または主たる事業所を持つ中小企業を対象に、採用活動から従業員の定着促進までの取り組みに係る経費を助成します。具体的には以下のような取り組みが対象です。

  • 採用力の強化:効果的な求人活動、採用ブランディング、ターゲット人材へのアプローチ手法の改善
  • 職場環境の改善:研修制度の整備、メンター制度の導入、福利厚生の充実
  • 多様な人材の活用:女性、高齢者、障がい者、外国人材等の採用・定着支援
  • キャリア形成支援:社内キャリアパスの整備、スキルアップ支援制度の構築

対象企業の要件

以下の要件を全て満たす企業が申請可能です。

  • 中小企業基本法に定める中小企業であること
  • 東京都内に本社または主たる事業所を有すること
  • 常用雇用の従業員が2名以上いること
  • 都税の滞納がないこと
  • 労働関係法令を遵守していること
  • 過去に同種の助成金で不正受給等の処分を受けていないこと

申請の流れ

申請は以下の流れで進みます。

  • STEP1:公募要領の確認と説明会への参加(任意だが推奨)
  • STEP2:事業計画書の作成(現状分析、課題設定、具体的施策、KPI設定)
  • STEP3:申請書類の提出(公募期間内に郵送または電子提出)
  • STEP4:書面審査・ヒアリング(必要に応じて実施)
  • STEP5:交付決定通知の受領
  • STEP6:事業の実施(交付決定後に着手)
  • STEP7:実績報告書の提出と助成金の交付

活用のポイント

本助成金を効果的に活用するためには、自社の人材課題を正確に把握することが出発点です。「なぜ採用できないのか」「なぜ離職するのか」を深掘りし、根本的な原因に対する施策を計画しましょう。

例えば、離職率が高い場合は、退職理由のアンケート分析から始め、最も多い原因(人間関係、キャリア不安、待遇等)に対する具体的な対策を立てます。入社初期の離職が多ければメンター制度やオンボーディングプログラムの整備、中堅社員の離職が多ければキャリアパス制度の整備が有効です。

注意事項

本助成金は後払い方式であるため、事業実施期間中の経費は一時的に自社で立て替える必要があります。キャッシュフローを考慮した事業計画を立ててください。また、経費の証拠書類(請求書、領収書、成果物等)は全て保管が必要で、実績報告時に提出を求められます。

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