募集終了全国対象
非常に難しい
準備期間の目安: 約20

令和4年度 石油製品販売業構造改善対策事業費補助金(地域における新たな燃料供給体制構築支援事業のうち先進的SS事業モデル構築等支援事業に係るもの)(執行団体公募)

基本情報

補助金額
3.9億円
補助率: 定額(10/10)
0円3.9億円
募集期間
2022-02-18 〜 2022-03-09
対象地域日本全国
対象業種分類不能の産業
使途新たな事業を行いたい / 研究開発・実証事業を行いたい

この補助金のまとめ

石油製品販売業構造改善対策事業費補助金(先進的SS事業モデル構築等支援事業)は、経済産業省が実施する大型補助金で、補助上限額は3億8,600万円、補助率は定額(10/10)です。地域における燃料の安定供給体制の確保を目的として、揮発油販売事業者等が行う先進的な事業モデルの構築や技術開発・実証に必要な経費を助成します。本事業は間接補助方式を採用しており、まず執行団体(民間団体等)を公募で選定し、その執行団体を通じて間接補助事業者への助成が行われます。対象となる執行団体は、日本に拠点を有し、事業の適切な遂行体制・能力・経営基盤を備えた民間団体等です。ガソリンスタンド(SS)の経営多角化やDX推進、EV充電インフラ整備など、次世代型SSへの転換を支援する事業モデルの構築・実証が想定されています。石油産業の構造転換期において、地域のエネルギー供給拠点としてのSSの役割を再定義する重要な施策です。

この補助金の特徴

1

補助率10/10の全額補助

本事業は定額補助(補助率10/10)であり、採択された事業に必要な経費の全額が補助されます。上限額3億8,600万円という大規模な予算規模で、先進的な事業モデルの構築に十分な資金が確保されます。

2

間接補助方式による執行

本補助金は執行団体を通じた間接補助方式を採用しています。まず民間団体等が執行団体として公募・選定され、その執行団体が個別の揮発油販売事業者等への助成事業を実施します。

3

先進的SS事業モデルの構築支援

単なる設備導入ではなく、ガソリンスタンドの新たなビジネスモデルの構築や、それに伴う技術開発・実証を包括的に支援します。DX活用や新サービス導入など、SSの将来像を描く事業が対象です。

4

地域の燃料供給インフラ維持

過疎地域や離島など、燃料供給体制の維持が課題となっている地域において、新たな供給モデルの構築を通じて安定的なエネルギー供給を確保することを目指しています。

ポイント

補助率10/10(全額補助)で最大3億8,600万円、間接補助方式で執行団体を通じて揮発油販売事業者等の先進的SS事業モデル構築・技術開発・実証を支援する大型補助金です。地域の燃料安定供給体制の確保が目的です。

対象者・申請資格

組織要件

  • 日本に拠点を有する民間団体等であること・補助事業を適切に遂行できる体制を有していること・事業遂行に必要な能力、知識、経験を有していること

経営・財務要件

  • 事業を円滑に遂行するために必要な経営基盤を有していること・資金等について十分な管理能力を有していること・予算決算及び会計令第70条及び第71条の規定に該当しないこと

コンプライアンス要件

  • 経済産業省所管補助金交付等の停止及び契約に係る指名停止等措置要領に掲げる措置要件に該当しないこと・暴力団排除に関する誓約事項(1)〜(4)に該当しないこと

事業実施要件

  • 間接補助事業(揮発油販売事業者等への助成)を適切に管理・運営できること・公募要領に定める報告義務等を履行できること

ポイント

執行団体としての応募資格は、日本拠点を有する民間団体等で、事業遂行体制・能力・経営基盤・資金管理能力を備え、法令遵守・暴力団排除等のコンプライアンス要件を満たすことが必要です。

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申請ガイド

1

ステップ1:公募要領の確認と準備

経済産業省の公募要領を入手し、事業内容・応募資格・提出書類を確認します。間接補助事業の具体的な内容や求められる執行体制について理解を深めてください。

2

ステップ2:申請書類の作成

公募要領に定められた様式に従い、事業計画書、組織体制図、収支計画書等の必要書類を作成します。特に、間接補助事業の運営計画と実施体制の記載が重要です。

3

ステップ3:申請書の提出

申請期間内(令和4年2月18日〜3月9日)に、所定の方法で申請書類一式を提出します。提出方法や提出先は公募要領に記載されています。

4

ステップ4:審査・採択

提出された申請書類に基づき、有識者委員会等による審査が行われます。事業の妥当性、実施体制の適切性、費用対効果等が評価されます。

5

ステップ5:交付申請・事業実施

採択後、交付申請を行い、交付決定を受けた後に事業を開始します。間接補助事業者の公募・選定、助成金交付等の業務を執行します。

ポイント

公募要領を確認し、事業計画・組織体制・収支計画等の申請書類を作成して期間内に提出します。審査・採択後、交付申請を経て執行団体としての業務(間接補助事業者の公募・助成金交付等)を開始します。

審査と成功のコツ

執行体制の充実度
間接補助事業を適切に管理・運営するための組織体制が十分に整備されていることを示してください。石油業界に精通した専門人材の配置や、過去の類似事業の執行実績が高く評価されます。
事業計画の具体性と実現可能性
間接補助事業の公募・選定・管理のプロセスを具体的に示し、先進的SS事業モデルの構築をどのように支援するかを明確にしてください。定量的な目標設定も重要です。
石油業界への知見と実績
揮発油販売業界の構造的課題や地域の燃料供給体制に関する深い理解を示してください。業界団体との連携体制や、SSの経営課題に対する分析力が求められます。
費用対効果の明確化
3億8,600万円の予算を効果的に活用する計画を示し、間接補助事業を通じてどれだけの先進的SSモデルを構築できるか、具体的な成果指標を設定してください。
波及効果と持続可能性
構築された先進的SS事業モデルが、補助期間終了後も持続的に展開され、他地域への横展開が可能であることを説明してください。

ポイント

採択には、石油業界に精通した執行体制の充実度、間接補助事業の具体的な運営計画、費用対効果の明確化、そして構築するSSモデルの波及効果・持続可能性の提示が重要です。

対象経費

対象となる経費

人件費(3件)
  • 事業従事者の給与・手当
  • 専門家・コンサルタント報酬
  • 臨時雇用者の賃金
事業費(3件)
  • 間接補助事業者への助成金
  • 先進的SS事業モデルの構築費用
  • 技術開発・実証に要する費用
管理費(3件)
  • 事務所賃借料
  • 事務機器リース料
  • 通信費・光熱費
旅費(2件)
  • 事業関連の出張旅費
  • 現地調査・視察費用
委託費(3件)
  • 調査・分析業務の外部委託費
  • システム開発・運用委託費
  • 広報・周知活動の委託費

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 事業に直接関係のない一般管理費や間接経費
  • 土地の取得費用
  • 団体の経常的な運営に要する費用
  • 交際費・接待費・飲食費
  • 補助事業の遂行に直接必要のない備品・消耗品の購入費
  • 他の補助金等で手当てされている経費
  • 事業完了後に発生する維持管理費用

よくある質問

Qこの補助金は個別のガソリンスタンド事業者でも申請できますか?
A

いいえ、本公募は「執行団体」を選定するためのものであり、個別のガソリンスタンド(SS)事業者が直接申請するものではありません。執行団体として選定された民間団体等が、その後に揮発油販売事業者等を対象とした間接補助事業の公募を行います。個別のSS事業者が補助を受けるためには、選定された執行団体が実施する間接補助事業に応募する形となります。

Q補助率10/10とは、事業費の全額が補助されるということですか?
A

はい、定額(10/10)補助ですので、採択された事業に必要な経費について、補助上限額(3億8,600万円)の範囲内で全額が補助されます。ただし、補助対象外の経費や、公募要領に定める対象経費に該当しない費用については自己負担となります。また、補助金の交付額は予算の範囲内で決定されるため、申請額の全額が交付されるとは限りません。

Q「先進的SS事業モデル」とは具体的にどのような事業を指しますか?
A

先進的SS事業モデルとは、従来のガソリンスタンドの枠を超えた新たなビジネスモデルの構築を指します。例えば、EV充電設備やカーシェアリング、宅配便ロッカーなどの多機能拠点化、AIやIoTを活用した需要予測・遠隔監視などのDX推進、水素ステーション併設や次世代燃料対応などのカーボンニュートラル対応、複数SSの連携による効率的な経営統合などが想定されています。具体的な対象事業は公募要領に記載されています。

Q申請期間を過ぎても応募できますか?
A

いいえ、申請期間は令和4年2月18日から3月9日までと明確に定められており、期間外の応募は受け付けられません。なお、本公募は令和4年度のものであり、現在は募集期間が終了しています。同様の事業が次年度以降に実施される場合は、経済産業省やjGrants(補助金申請システム)のウェブサイトで最新の公募情報をご確認ください。

Q他の補助金と併用することは可能ですか?
A

本補助金は補助率10/10の全額補助であるため、同一の経費について他の補助金と重複して受給することはできません。ただし、間接補助事業者が実施する個別事業において、本補助金の対象経費と明確に区分できる異なる経費については、他の補助金の活用が検討可能な場合があります。併用の可否は個別のケースにより異なりますので、事前に経済産業省または執行団体に確認することをお勧めします。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は補助率10/10の全額補助であるため、同一経費に対して他の補助金を重複して受給することはできません。ただし、本事業の執行団体として採択された場合、間接補助事業者(揮発油販売事業者等)が実施する個別事業において、対象経費が異なる場合には他の補助金との併用が検討可能です。関連する補助金としては、経済産業省の「石油製品安定供給確保支援事業」や「SS過疎地対策事業」、環境省の「脱炭素化促進事業」などがあり、SSの多機能化やカーボンニュートラル対応を進める場合に組み合わせを検討できます。また、地方自治体独自の省エネルギー関連補助金やEV充電インフラ整備補助金との連携も有効です。ただし、併用にあたっては各補助金の交付要件や重複排除規定を必ず確認し、二重計上にならないよう適切な経費区分を行う必要があります。

詳細説明

石油製品販売業構造改善対策事業費補助金とは

本補助金は、経済産業省が令和4年度に実施した「地域における新たな燃料供給体制構築支援事業」の一環として、先進的なSS(サービスステーション=ガソリンスタンド)事業モデルの構築等を支援するものです。補助上限額は3億8,600万円、補助率は定額(10/10)という大型の補助金です。

事業の背景と目的

日本の石油製品販売業は、人口減少や自動車の燃費向上、電気自動車(EV)の普及により、ガソリン需要の構造的な減少に直面しています。特に過疎地域では、SSの廃業が相次ぎ「SS過疎地」問題が深刻化しています。一方で、SSは地域における重要なエネルギー供給インフラであり、災害時の燃料供給拠点としての役割も担っています。

こうした課題に対応するため、本事業では揮発油販売事業者等が行う先進的な事業モデルの構築や技術開発・実証を支援し、地域における新たな燃料供給体制の構築を推進します。

間接補助方式の仕組み

本補助金の特徴は「間接補助方式」を採用している点です。具体的には以下の流れになります。

  1. 執行団体の公募・選定:経済産業省が民間団体等から執行団体を公募し、審査のうえ選定します。今回の公募はこの執行団体の選定に係るものです。
  2. 間接補助事業の実施:選定された執行団体が、揮発油販売事業者等を対象に間接補助事業者を公募・選定し、助成金の交付等を行います。
  3. 事業モデルの構築・実証:間接補助事業者が、先進的なSS事業モデルの構築や技術開発・実証を実施します。

想定される先進的SS事業モデル

本事業で支援が想定される先進的SS事業モデルには、以下のようなものがあります。

  • SSの多機能拠点化:燃料供給に加え、EV充電、カーシェアリング、宅配便受取、行政サービスなど多様な機能を集約
  • DX・IoT活用:AIによる需要予測、遠隔監視システム、セルフ給油の高度化など、デジタル技術を活用した効率化
  • カーボンニュートラル対応:水素ステーション併設、太陽光発電設備の導入、次世代燃料の供給体制構築
  • 地域エネルギー供給ネットワーク:複数SSの連携による効率的な配送・在庫管理、小規模SS同士の経営統合

応募資格の詳細

執行団体として応募するためには、以下の7つの条件を全て満たす民間団体等であることが求められます。

  • 日本に拠点を有していること
  • 補助事業を適切に遂行できる体制を有していること
  • 事業遂行に必要な能力・知識・経験を有していること
  • 必要な経営基盤と資金管理能力を有していること
  • 予算決算及び会計令の欠格条項に該当しないこと
  • 経済産業省の補助金停止・指名停止措置に該当しないこと
  • 暴力団排除に関する誓約事項に該当しないこと

申請にあたっての留意事項

本事業は執行団体の公募であり、個別のSS事業者が直接応募するものではありません。石油関連の業界団体、シンクタンク、コンサルティング会社など、間接補助事業の管理・運営能力を有する組織が対象となります。応募にあたっては、公募要領を熟読し、求められる書類を期限内に過不足なく提出することが重要です。

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