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農林水産物認証取得支援事業(水産認証取得支援事業)補助金

基本情報

補助金額
金額未定
補助率: 10/10以内
募集期間
2021-03-01 〜 2021-12-28
対象地域東京都
対象業種漁業
使途販路拡大・海外展開をしたい

この補助金のまとめ

農林水産物認証取得支援事業(水産認証取得支援事業)は、東京都内の漁業者および水産物流通加工業者を対象に、持続可能な漁業の推進を目的として水産認証取得にかかる費用を支援する補助金です。補助率は10/10以内(全額補助)と極めて手厚く、審査料や年間公示料といった認証取得・維持に不可欠な経費をカバーします。対象となる認証はMELV2(マリン・エコラベル・ジャパン)とMSC(海洋管理協議会)の2種類で、いずれも国際的な持続可能漁業の証明として市場評価が高い認証です。特に流通加工段階の認証については1事業者につき30万円以内の上限が設定されています。SDGsや環境意識の高まりを背景に、エコラベル認証は国内外のバイヤーや消費者への訴求力が増しており、販路拡大・海外展開を目指す事業者にとって戦略的な投資となります。認証取得による差別化を図りたい漁業者・水産加工業者は、この補助金を活用して初期コストを抑えながら認証取得を実現できます。

この補助金の特徴

1

全額補助(補助率10/10以内)の手厚い支援

水産認証の取得・維持にかかる費用を最大全額補助します。初回審査料、定期審査料、更新審査料、年間公示料が対象となり、認証取得の経済的ハードルを大幅に下げます。認証取得を検討しながらもコスト面で踏み出せなかった事業者にとって、絶好の機会です。

2

国際的に認められた2種類の認証に対応

対象認証はMELV2(マリン・エコラベル・ジャパン)とMSC(海洋管理協議会)の2種類。MSCは世界最大手の水産エコラベルで、欧米の大手スーパーやレストランチェーンで標準的に求められる認証です。輸出・海外展開を目指す事業者にとって直結する支援といえます。

3

生産段階・流通加工段階の両方をカバー

漁業の生産現場だけでなく、水産物の流通・加工業者も対象に含まれます。生産段階は東京都漁協連合会および都内漁業者、流通加工段階は認証漁獲水産物を取り扱う事業者が対象です。バリューチェーン全体で認証取得を推進できる設計になっています。

4

販路拡大・海外展開に直結する差別化手段

水産認証の取得は、国内外のバイヤーへのアピール力を高め、高付加価値販売の実現につながります。特にMSC認証は欧米市場での必須条件となりつつあり、海外展開を視野に入れる事業者にとって投資対効果の高い取り組みです。

ポイント

補助率10/10という全額補助は、水産認証補助の中でも特に優遇された条件です。MSCやMELV2は取得後の販路拡大効果が大きく、認証コストを公費でカバーできる今がまさに取得の好機。申請期限内に動けるか否かで競合との差が広がります。

対象者・申請資格

生産段階認証の対象者

  • 東京都漁業協同組合連合会に所属する漁協
  • 都内で漁業を営む漁業者(個人・法人)
  • 東京都内の漁場・漁業権を持つ事業者

流通加工段階認証の対象者

  • 認証漁獲水産物(MELV2またはMSC認証漁獲物)を取り扱う事業者
  • 都内の水産物流通業者・水産加工業者
  • 認証水産物を仕入れ・加工・販売する事業者

対象となる認証種別

  • MELV2(マリン・エコラベル・ジャパン)認証
  • MSC(海洋管理協議会)認証
  • 上記2種の初回・定期・更新審査および年間公示料が補助対象

ポイント

生産段階は東京都内の漁業者・漁協が対象、流通加工段階は認証水産物を扱う事業者が対象と、対象者の範囲は明確に区分されています。自社がどの段階に該当するかを確認し、必要書類の準備を早めに進めることが重要です。

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申請ガイド

1

ステップ1: 申請前確認・準備

公益財団法人東京都農林水産振興財団のウェブサイトや窓口で最新の公募要領を入手し、自社が対象要件を満たしているか確認します。認証の種類(MELV2またはMSC)と自社の段階(生産・流通加工)を明確にしておきましょう。

2

ステップ2: 認証機関との事前相談

MELV2またはMSCの認証機関に事前相談を行い、審査スケジュールや概算費用の見積もりを取得します。補助申請には認証取得にかかる費用の根拠資料が必要になるため、見積書は早めに準備しましょう。

3

ステップ3: 申請書類の作成・提出

申請書、事業計画書、費用見積書等を東京都農林水産振興財団に提出します。申請期間は2021年3月1日〜2021年12月28日ですが、審査・採択に時間がかかるため早期申請を推奨します。

4

ステップ4: 採択・交付決定後に認証手続き開始

交付決定を受けた後に認証機関への審査料等の支払い・審査手続きを開始します。交付決定前の支出は補助対象外となるため、必ずこの順序を守ってください。

5

ステップ5: 実績報告・補助金請求

認証取得後に実績報告書と証拠書類(領収書等)を提出し、補助金の交付を受けます。書類の不備は支払い遅延につながるため、領収書等は整理して保管しておきましょう。

ポイント

最大の注意点は「交付決定前の支出は補助対象外」という原則です。認証機関への支払いは必ず採択・交付決定後に行ってください。申請期間末日(12月28日)ギリギリの申請は審査・手続き期間が不足するリスクがあるため、余裕を持った早期申請が鉄則です。

審査と成功のコツ

認証の種類を戦略的に選ぶ
自社の販売先・ターゲット市場に合わせて認証を選択することが重要です。国内市場重視ならMELV2、輸出・海外展開を狙うならMSCが有利です。両認証の取得を視野に入れる場合も、優先順位を明確にして申請しましょう。
申請書の記載で「販路拡大への効果」を具体的に示す
本補助金の目的は「持続可能な漁業の推進」と「販路拡大」です。申請書では、認証取得後にどのバイヤー・販路にアプローチするか、具体的な取引先候補や目標売上を記載することで採択率が上がります。
交付決定前に動かない徹底管理
補助金申請で最も多いミスが、交付決定前に審査費用を支払ってしまうケースです。申請から採択まで数週間かかることを見越して、認証機関には「交付決定後に契約・支払い」とあらかじめ伝えておくことが必要です。
実績報告書類を早期から整備する
補助金は実績報告が完了して初めて入金されます。審査料の領収書、認証取得証明書、支払い証明等をリアルタイムで整理し、報告書作成の負担を最小化しましょう。認証取得直後に速やかに報告できる体制を整えることが入金を早める鍵です。

ポイント

採択後の実行管理が成否を分けます。「交付決定前に動かない」「領収書を即整理」「報告書は認証後すぐ提出」の3原則を守ることで、補助金を確実に受け取れます。また認証後の販路開拓アクション(展示会出展・バイヤー商談等)をセットで計画しておくと、投資対効果が最大化されます。

対象経費

対象となる経費

初回審査料(3件)
  • MELV2初回審査費用
  • MSC初回認証審査費用
  • 審査に必要な書類作成・翻訳費用(認証機関指定のもの)
定期審査料(2件)
  • MELV2定期サーベイランス審査費用
  • MSC定期審査(年次審査)費用
更新審査料(3件)
  • MELV2更新審査費用
  • MSC再認証審査費用
  • 認証有効期限切れ前の更新手続き費用
年間公示料(2件)
  • MELV2年間ライセンス・公示費用
  • MSCロゴ使用料・年間公示費用

対象外の経費

対象外の経費一覧(6件)
  • 認証機関への交付決定前支払い分
  • 認証取得後の販促・広告費用(認証ロゴ活用した宣伝費等)
  • 認証に直接関係しない漁船・設備の改修費
  • 人件費・コンサルタント費用(認証審査費用以外)
  • 国内認証以外(有機JAS等、対象外認証)の取得費用
  • 交通費・出張費等の審査以外の付随費用

よくある質問

Q補助率10/10とはどういう意味ですか?自己負担はゼロになりますか?
A

補助率10/10以内とは、対象経費の最大100%を補助するという意味です。ただし「以内」とある通り、補助額は審査・予算の状況によって変動する場合があります。また、補助対象外の費用(書類作成の人件費、交通費等)は自己負担となります。補助金受取後も実績報告等の事務負担は発生しますので、「完全にコストゼロ」ではなく「審査料等の直接費用がカバーされる」とご理解ください。

QMELとMSCのどちらの認証を取得すべきですか?
A

販売先・ターゲット市場によって最適な認証が異なります。国内市場(スーパー、鮮魚店、飲食店向け)をメインとするならMELV2が適しています。一方、欧米への輸出や海外展開を視野に入れるならMSC認証が有利です。MSCは世界的認知度が高く、欧米のスーパーマーケットやレストランチェーンで標準的に要求されます。資金に余裕があれば両認証の取得も可能ですが、まずは事業戦略に合わせた優先順位を決めることをお勧めします。

Q流通加工業者も申請できますか?上限額はいくらですか?
A

はい、認証漁獲水産物(MELV2またはMSC認証を取得した漁獲水産物)を取り扱う流通・加工業者も申請対象です。流通加工段階の認証については、1事業者につき30万円以内が補助上限となっています。なお、生産段階(漁業者・漁協)とは対象者区分が異なりますので、自社がどちらの段階に該当するかを事前に確認してください。

Q申請から補助金受取までどのくらいの期間がかかりますか?
A

一般的な補助金と同様に、申請から交付決定まで数週間〜1ヶ月程度かかることが多いです。その後、交付決定後に認証審査手続きを開始し、認証取得後に実績報告書を提出、審査を経て補助金が入金されます。全体では申請から入金まで数ヶ月かかるケースが一般的です。申請期間末日(12月28日)ギリギリの申請は時間的に厳しくなるため、早期申請を強く推奨します。

Q既に認証取得のための費用を支払ってしまった場合、遡って申請できますか?
A

交付決定前に支払った費用は補助対象外となります。補助金の大原則として「交付決定後の支出のみが対象」となっており、遡及適用はできません。認証機関への審査費用の支払いは、必ず補助金の交付決定を受けた後に行ってください。すでに費用を支払っている場合は残念ながら対象外となります。今後の定期審査料・更新審査料等は補助対象になる可能性がありますので、次回の審査前に改めて申請を検討してみてください。

Q東京都外の漁業者は申請できますか?
A

生産段階認証については「東京都漁業協同組合連合会および都内漁業者」が対象であり、都外の漁業者は原則として対象外です。流通加工段階認証については「認証漁獲水産物を取り扱う事業者」とされていますが、東京都内で事業を営んでいることが条件と考えられます。詳細は公益財団法人東京都農林水産振興財団に直接お問い合わせいただくことをお勧めします。

Q補助金申請書に何を書けば採択されやすいですか?
A

採択審査では「認証取得の必要性・効果」と「事業の持続可能性」が重視されます。具体的には、①認証取得後にアプローチする販路・バイヤーの具体例、②認証によって見込まれる売上増加・輸出額の目標値、③自社の漁業管理状況と持続可能性への取り組み実績を具体的に記載することが重要です。抽象的な表現より、数値目標や具体的な取引先候補を盛り込んだ申請書が評価される傾向があります。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

水産認証取得支援事業は東京都農林水産振興財団が実施する独自補助金です。国や他の都道府県が実施する類似補助金との重複申請については、原則として同一経費への二重補助は認められません。ただし、対象経費が異なる場合(例:認証費用はこの補助金、設備投資は別補助金)は組み合わせが可能なケースもあります。\n\n併用を検討できる主な補助金・制度:\n・水産庁の「水産業競争力強化緊急事業」などの国庫補助(対象経費の区分けが必要)\n・中小企業庁の「事業再構築補助金」や「ものづくり補助金」(設備投資等が対象であり、認証費用とは経費区分が異なるため併用検討可)\n・東京都の中小企業向け補助金(販路拡大・海外展開支援等、目的が異なる場合は検討可)\n\n重複申請のリスクを避けるため、複数の補助金を申請する場合は各補助金の事務局に事前確認することを強く推奨します。また、補助金の公募要領に「他の補助金との重複不可」の記載がある場合は厳守してください。申請書に他の補助金申請状況を正確に記載することも重要です。

詳細説明

補助金の概要と背景

農林水産物認証取得支援事業(水産認証取得支援事業)は、公益財団法人東京都農林水産振興財団が実施する補助金で、持続可能な漁業の推進と水産物の付加価値向上を目的としています。国際的な環境意識の高まりやSDGsへの取り組みが加速する中、水産エコラベル認証は国内外の市場で急速に重要性を増しています。

補助率は10/10以内(最大全額補助)という極めて手厚い支援内容で、認証取得の経済的ハードルを大幅に引き下げています。対象認証はMELV2(マリン・エコラベル・ジャパン)とMSC(海洋管理協議会)の2種類で、いずれも持続可能な漁業の証明として国際的な信頼性を持ちます。

対象となる認証の詳細

  • MELV2(マリン・エコラベル・ジャパン):一般社団法人マリン・エコラベル・ジャパン協議会が認証する国内エコラベル。国内市場での認知度向上・高付加価値販売に有効。国産水産物の持続可能性をアピールするための有力ツール。
  • MSC(海洋管理協議会):英国に本部を置く国際的な水産エコ認証機関。欧米の大手スーパーマーケット・外食チェーンで標準的に要求される認証で、輸出・海外展開には不可欠。世界100カ国以上で認知されている。

補助対象経費の詳細

以下の費用が補助対象となります:

  • 初回審査料:認証取得のための最初の審査にかかる費用
  • 定期審査料:認証維持のための定期的なサーベイランス審査費用
  • 更新審査料:認証期限更新時の審査費用
  • 年間公示料:認証後の公示・ライセンス維持費用

対象者と補助上限

生産段階認証:東京都漁業協同組合連合会および都内漁業者が対象。補助上限額の明示なし(補助率10/10以内)。

流通加工段階認証:認証漁獲水産物を取り扱う事業者が対象。1事業者につき30万円以内が上限。

水産認証がもたらすビジネス効果

  • 国内販路拡大:環境意識の高い消費者・小売業者へのアピール力向上。エコラベル付き商品は高付加価値販売が可能。
  • 海外展開の基盤構築:MSC認証は欧米輸出の実質的な必須条件。認証取得により輸出商談がスムーズに進む。
  • 企業ブランディング:持続可能な漁業への取り組みをアピールでき、CSR・SDGs対応として投資家・取引先からの評価向上。
  • 漁業管理の改善:認証取得プロセスで漁業管理体制を整備することで、操業の効率化・資源管理の強化につながる。

申請にあたっての注意事項

  • 申請期間:2021年3月1日〜2021年12月28日
  • 交付決定前の支出は補助対象外。必ず採択・交付決定を受けてから認証機関への支払い手続きを開始すること。
  • 他の補助金との重複申請は原則不可(同一経費への二重補助)。複数申請時は各事務局へ事前確認必須。
  • 実績報告書・証拠書類(領収書等)の提出が入金の前提。書類は認証手続き中からリアルタイムで整理保管すること。

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