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【東海市】東海市企業立地交付金(工場等新設交付金)

基本情報

補助金額
金額未定
補助率: 新設に係る土地、家屋、償却資産に係る固定資産税・都市計画税相当額に対し、次の割合を乗じた額。 初年度: 100/100、翌年度: 75/100、翌々年度: 50/100 ※次世代産業分野の場合は、3年間とも100/100となります。
募集期間
2025-03-31 〜 2026-03-31
残り28
対象地域愛知県
対象業種建設業 / 学術研究、専門・技術サービス業
使途設備整備・IT導入をしたい

この補助金のまとめ

東海市企業立地交付金(工場等新設交付金)は、愛知県東海市がまだ市内に工場等を持たない企業の新規立地を促進するために設けた制度です。市内の工業地域・工業専用地域に工場、研究所、物流施設を新設する企業に対し、固定資産税・都市計画税相当額を最大3年間にわたって交付します。初年度は100%、2年目は75%、3年目は50%が交付され、次世代産業分野(次世代自動車、航空宇宙、環境・新エネルギー、ロボット、健康長寿、情報通信)に該当する場合は3年間とも100%に増額されます。敷地面積3,000平方メートル以上かつ固定資産税評価額1億円以上の大規模投資が対象であり、土地・家屋が賃借であっても申請可能です。着工前の事前協議が必要となるため、計画段階での早期相談が重要です。

この補助金の特徴

1

固定資産税・都市計画税の最大3年間交付

新設した工場等に係る土地、家屋、償却資産の固定資産税・都市計画税相当額が交付されます。初年度は100%、翌年度75%、翌々年度50%と段階的に設定されており、大規模な設備投資の初期負担を大幅に軽減できます。

2

次世代産業分野への優遇措置

次世代自動車、航空宇宙、環境・新エネルギー、ロボット、健康長寿、情報通信の6分野に該当する場合、交付額が3年間すべて100%に増額されます。さらに、立地可能エリアが準工業地域等にも拡大されるため、用地選定の幅が広がります。

3

賃借でも対象となる柔軟な制度設計

土地や家屋を自社所有していなくても、賃借の場合でも交付対象となります。初期の土地取得費用を抑えながら工場立地を進めたい企業にとって、活用しやすい制度です。

4

新規進出企業に特化した支援

本交付金はまだ東海市内に工場等を持たない企業が対象です。新規進出を検討する企業にとって、他の自治体との立地比較において東海市の大きなアドバンテージとなります。

ポイント

本制度の最大の特長は、次世代産業分野に該当すれば3年間100%の交付という破格の優遇措置がある点です。自社の事業が6つの次世代産業分野に該当するかどうかを早期に確認し、該当する場合は積極的に活用すべきです。また、賃借でも対象となる点は資金効率の面で見逃せないポイントです。

対象者・申請資格

企業の基本要件

  • 東海市内に工場、研究所、物流施設のいずれも有していない企業であること
  • 法人格を有する企業であること(個人事業主は対象外の可能性があるため要確認)

施設・投資の要件

  • 東海市内の工業地域または工業専用地域に工場等を新設すること
  • 次世代産業分野の場合は準工業地域等も対象可能
  • 敷地面積が3,000平方メートル以上であること
  • 新設に係る家屋、償却資産の固定資産税評価額が1億円以上であること

環境・手続きの要件

  • 公害防止対策について市長と事前協議を行い、対策を実施すること
  • 着工前に事前協議を完了させること

対象施設の種類

  • 工場
  • 研究所
  • 物流施設

ポイント

敷地面積3,000平方メートル以上、固定資産税評価額1億円以上という基準から、一定規模以上の投資を想定した制度です。計画初期に投資規模がこれらの基準を満たすか精査し、着工前の事前協議のスケジュールを早めに確保することが採択への鍵となります。

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申請ガイド

1

ステップ1:事前検討と要件確認

まず自社が申請要件を満たすか確認します。東海市内に既存の工場等がないこと、投資規模(敷地面積3,000平方メートル以上、固定資産税評価額1億円以上)を満たす計画であることを精査してください。

2

ステップ2:次世代産業分野の該当確認

自社の事業が次世代自動車、航空宇宙、環境・新エネルギー、ロボット、健康長寿、情報通信のいずれかに該当するか確認します。該当する場合、交付額や立地エリアの優遇が受けられます。

3

ステップ3:用地選定と計画策定

東海市内の工業地域・工業専用地域(次世代産業分野の場合は準工業地域等も可)で候補地を選定し、工場等の建設計画を策定します。

4

ステップ4:事前協議の実施

着工前に東海市商工労政課へ連絡し、事前協議を行います。公害防止対策についても市長との協議が必要です。この段階で必要書類や手続きの詳細を確認してください。

5

ステップ5:申請書類の提出

事前協議を経て、必要書類を揃えて交付金の申請を行います。建設計画書、投資計画書、公害防止対策計画書などが求められる可能性があります。

6

ステップ6:工場等の建設と検査

申請が認められた後、計画に基づき工場等を建設します。完成後は市による確認が行われ、要件充足が確認されれば交付金が交付されます。

ポイント

最も重要なのは着工前の事前協議です。着工後に申請しても交付金の対象とならない可能性があるため、用地選定の段階から東海市商工労政課に相談することを強くお勧めします。早期の相談により、最適な用地選定や次世代産業分野の該当性確認もスムーズに進みます。

審査と成功のコツ

投資計画の精緻化
固定資産税評価額1億円以上の基準を確実にクリアするため、建物・設備の投資計画を精緻に策定してください。評価額は取得価格とは異なるため、事前に税務課への確認も有効です。
次世代産業分野の積極的な活用
自社の事業領域が6つの次世代産業分野に少しでも関連する場合、該当性を積極的にアピールしてください。3年間100%交付は大きなメリットであり、立地エリアの選択肢も広がります。
公害防止対策の事前準備
公害防止対策は市長との協議が必要です。環境アセスメントや排出基準の確認など、計画段階から環境面の対策を具体化しておくことで、協議がスムーズに進みます。
地域との連携構築
企業立地は地域経済への貢献が期待されています。地元雇用の創出や地域サプライチェーンへの参画などを計画に盛り込むことで、市との関係構築にもつながります。
長期的な事業計画の提示
単なる工場建設ではなく、東海市での長期的な事業展開ビジョンを示すことが重要です。事業拡大計画や追加投資の見通しなどを明確にすることで、市からの支援もより手厚くなる可能性があります。

ポイント

本制度は「着工前の事前協議」が必須条件です。多くの企業が見落としがちですが、着工後の申請は認められないケースがほとんどです。用地の候補が見つかった段階で速やかに商工労政課へ連絡し、スケジュールに余裕を持った事前協議を心がけてください。

対象経費

対象となる経費

土地関連(2件)
  • 工場用地の取得費用
  • 工場用地の賃借に伴う固定資産税相当額
建物・家屋関連(4件)
  • 工場建屋の建設費用
  • 研究所の建設費用
  • 物流施設の建設費用
  • 家屋の賃借に伴う固定資産税相当額
償却資産関連(4件)
  • 製造設備・機械装置
  • 研究開発用設備
  • 物流関連設備
  • その他償却資産

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 既存施設の改修・増築費用
  • 市内に既に工場等を有する企業の新設費用
  • 敷地面積3,000平方メートル未満の施設
  • 固定資産税評価額1億円未満の施設
  • 工業地域・工業専用地域以外への立地費用(次世代産業分野を除く)
  • 着工後に事前協議なく進めた施設の費用
  • 公害防止対策を実施しない場合の施設費用

よくある質問

Q東海市企業立地交付金(工場等新設交付金)の交付額はどのように計算されますか?
A

新設した工場等に係る土地、家屋、償却資産の固定資産税・都市計画税相当額に対して、初年度100%、翌年度75%、翌々年度50%の割合を乗じた額が交付されます。次世代産業分野に該当する場合は3年間すべて100%となります。

Q東海市に既に事業所がある場合でも申請できますか?
A

本交付金は東海市内に工場、研究所、物流施設のいずれも有していない企業が対象です。既に市内にこれらの施設を有する企業は対象外となります。ただし、営業所やオフィスのみの場合は該当しない可能性がありますので、商工労政課にご確認ください。

Q賃借した土地・建物でも交付金の対象になりますか?
A

はい、土地や家屋が賃借の場合でも交付対象となります。自社所有に限定されないため、初期投資を抑えながら工場立地を進めたい企業にも活用しやすい制度です。

Q次世代産業分野とは具体的にどのような分野ですか?
A

次世代自動車、航空宇宙、環境・新エネルギー、ロボット、健康長寿、情報通信の6分野が該当します。これらの分野に該当する場合、交付額が3年間100%に増額され、立地可能エリアも準工業地域等に拡大されます。

Q敷地面積3,000平方メートル未満の場合は申請できませんか?
A

原則として敷地面積3,000平方メートル以上が要件となっています。この基準を満たさない場合は本交付金の対象外です。ただし、東海市には他の企業支援制度がある場合がありますので、商工労政課にご相談ください。

Q着工後でも申請は可能ですか?
A

着工前の事前協議が必要条件となっています。着工後に申請した場合、交付金の対象とならない可能性が高いため、用地選定の段階から早めに商工労政課へご相談ください。

Q申請から交付金を受け取るまでどのくらいの期間がかかりますか?
A

事前協議から工場等の建設完了、検査を経て交付金が支給されるため、相当の期間を要します。工場の建設期間にもよりますが、事前協議開始から最初の交付金受領まで1年以上かかることが一般的です。具体的なスケジュールは商工労政課にご確認ください。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

東海市企業立地交付金(工場等新設交付金)は固定資産税・都市計画税の減免に特化した制度ですが、工場新設にはさまざまな費用が発生するため、他の補助金・助成金との併用を検討することが効果的です。まず、設備投資に関しては国の「ものづくり補助金」や「事業再構築補助金」との組み合わせが有効です。これらは設備購入費用を直接補助するため、本交付金の税負担軽減と合わせて二重のコスト削減が期待できます。また、愛知県の企業立地促進補助金など、県レベルの立地支援制度も確認してください。雇用面では、厚生労働省の「地域雇用開発助成金」が新規雇用の支援に活用できます。新工場の操業開始に伴う人材確保と合わせて、雇用関連の助成金を活用することで、人件費の初期負担を軽減できます。省エネ設備の導入を検討している場合は、経済産業省の省エネ補助金との組み合わせも視野に入れてください。特に次世代産業分野に該当する企業は、環境・新エネルギー関連の補助金との親和性が高く、複数の支援制度を重層的に活用できる可能性があります。

詳細説明

東海市企業立地交付金(工場等新設交付金)の制度概要

東海市企業立地交付金(工場等新設交付金)は、愛知県東海市が企業誘致を目的として設けた支援制度です。まだ東海市内に工場、研究所、物流施設を持たない企業が新たに市内へ進出する際、固定資産税・都市計画税相当額を最大3年間にわたって交付するものです。

東海市は名古屋市に隣接し、伊勢湾岸自動車道や名古屋高速道路へのアクセスに優れた立地環境を有しています。製鉄業を中心とした工業都市としての歴史を持ち、産業インフラが充実しています。本交付金はこうした立地優位性をさらに強化し、新たな企業の進出を後押しする役割を担っています。

交付額と交付期間の詳細

交付額は、新設した工場等に係る土地、家屋、償却資産の固定資産税・都市計画税相当額に以下の割合を乗じた額となります。

  • 初年度(1年目):固定資産税・都市計画税相当額の100%
  • 翌年度(2年目):固定資産税・都市計画税相当額の75%
  • 翌々年度(3年目):固定資産税・都市計画税相当額の50%

固定資産税評価額1億円以上の施設が対象であるため、交付額は相当な規模となる可能性があります。例えば、固定資産税評価額が5億円の施設の場合、固定資産税率1.4%で年間700万円、都市計画税率0.3%で年間150万円、合計年間約850万円の税額に対して、初年度は全額が交付されます。

次世代産業分野への特別優遇

以下の6つの次世代産業分野に該当する企業には、特別な優遇措置が適用されます。

  • 次世代自動車
  • 航空宇宙
  • 環境・新エネルギー
  • ロボット
  • 健康長寿
  • 情報通信

優遇内容は2つあります。第一に、交付額が3年間すべて100%に増額されます。通常の75%、50%への逓減がなく、3年間にわたり全額が交付されるため、経済的メリットが大幅に拡大します。第二に、立地可能エリアが工業地域・工業専用地域に加え、準工業地域等にも拡大されます。

申請要件と対象施設

本交付金の申請にあたっては、以下の要件をすべて満たす必要があります。

  • 東海市内に工場、研究所、物流施設のいずれも有していないこと
  • 東海市内の工業地域または工業専用地域に工場等を新設すること
  • 敷地面積が3,000平方メートル以上であること
  • 新設に係る家屋、償却資産の固定資産税評価額が1億円以上であること
  • 公害防止対策について市長と協議し、対策を実施すること

対象となる施設は工場、研究所、物流施設の3種類です。製造業だけでなく、研究開発拠点や物流拠点の新設にも活用できる点が特長です。また、土地・家屋が賃借であっても対象となるため、初期投資を抑えた進出計画にも対応可能です。

申請手続きの流れと注意点

本交付金の申請において最も重要なのは、着工前の事前協議です。工場等の建設に着手する前に、東海市環境経済部商工労政課へ連絡し、事前協議を行う必要があります。着工後の申請は認められない可能性があるため、用地選定の段階から市への相談を開始することが推奨されます。

事前協議では、投資計画の概要、施設の用途、公害防止対策の内容などについて市と協議します。この段階で次世代産業分野への該当性も確認されます。事前協議が完了し、要件を満たすことが確認されたら、正式な申請手続きに進みます。

東海市の立地環境と産業基盤

東海市は愛知県西部に位置し、名古屋市の南に隣接しています。名古屋港に近く、伊勢湾岸自動車道、知多半島道路などの交通インフラが整備されており、物流面での利便性が高い地域です。鉄鋼業をはじめとする重工業の集積地であり、関連産業のサプライチェーンが充実しています。

こうした産業基盤に加えて本交付金制度を活用することで、企業はコスト面でも立地環境面でも有利な条件で東海市への進出を実現できます。