募集終了全国対象
簡単
準備期間の目安: 約30

令和7年度 FS調査事業 第2次公募 【 廃棄物処理施設を核とした地域循環共生圏構築促進事業 】

基本情報

補助金額
1億円
補助率: 原則、定額、ただし、算出された額が1,500万円を超える場合は、1,500万円
0円1億円
募集期間
2025-06-09 〜 2025-06-27
対象地域日本全国
対象業種建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業
使途災害(自然災害、感染症等)支援がほしい / 設備整備・IT導入をしたい

この補助金のまとめ

廃棄物処理施設を核とした地域エネルギー活用の実現可能性を検討するFS(フィージビリティスタディ)調査事業です。廃棄物処理時に発生する熱や電力を地域内で有効利用するための設備設置について、技術的・経済的な実現可能性を調査・検討することを支援します。 本事業は環境省が推進する「地域循環共生圏」の構築を目指しており、廃棄物処理施設をエネルギーの地産地消拠点として再定義する取り組みです。FS調査の補助上限は1,500万円(定額)と設定されており、将来的な設備整備事業(補助上限1億円)への橋渡しとなる位置づけです。 民間企業から地方公共団体まで幅広い主体が応募可能であり、廃棄物処理事業者と地域の熱需要者・電力需要者が連携して申請することが効果的です。カーボンニュートラルへの貢献と地域の自立・分散型エネルギー体制の構築を両立させる事業として、環境・エネルギー分野の事業展開を検討する事業者にとって重要な補助制度です。

この補助金の特徴

1

補助対象の明確化

FS調査として余熱見込量の算定や事業採算性の検討費用が補助対象となります。将来の設備整備(上限1億円)へのステップとして位置づけられており、リスクを抑えた事業参入が可能です。

2

定額補助・上限1,500万円

補助率は定額(原則として算出額全額)ですが、上限は1,500万円に設定されています。事前の詳細設計なしに調査費用のほぼ全額を補助する仕組みで、初期投資リスクを大幅に低減できます。

3

幅広い応募資格

民間企業、地方公共団体、独立行政法人、社団・財団法人等と応募主体の種別が広く、廃棄物処理事業者単独でも、自治体との連携体でも申請できます。

4

地域循環共生圏の構築

廃棄物処理施設を「地域エネルギーセンター」として活用し、周辺地域への熱供給や電力供給を実現することで、地域の脱炭素化と経済循環の両立を目指します。

5

第2次公募の機会

第2次公募として追加採択枠が設けられており、第1次公募への応募機会を逃した事業者でも申請が可能です。

ポイント

本事業はFS調査専用の補助制度で、定額・上限1,500万円という明確な補助条件が設定されています。将来の設備整備補助(上限1億円)への登竜門として機能しており、廃棄物処理施設を核とした地域エネルギー事業の実現可能性を低リスクで検討できる制度設計となっています。

対象者・申請資格

応募資格(主体要件)

  • 民間企業(株式会社、有限会社等)
  • 地方公共団体(市区町村、都道府県)
  • 独立行政法人
  • 一般社団法人・一般財団法人・公益社団法人・公益財団法人
  • 上記の連携体・コンソーシアム

対象事業の要件

  • 廃棄物処理施設(ごみ焼却施設等)を核とした事業であること
  • 余熱利用や発電電力の地域利用を目的とした設備設置を検討していること
  • 事業の実現可能性を調査・検討する段階にあること(設備整備に着手していないこと)
  • 地域の熱需要者・電力需要者との連携が見込まれること

地域要件

  • 対象地域は全国(離島・過疎地域も含む)
  • 地域循環共生圏の構築に資する取り組みであること

書類・計画要件

  • 事業実施計画書(余熱見込量算定、採算性検討の内容を含む)
  • 関係者との連携体制が明確であること
  • FS調査後の設備整備事業への移行意向があること

ポイント

応募主体の幅が広く、民間企業単独から自治体・法人との連携体まで多様な形態で申請できます。核となる要件は「廃棄物処理施設を活用した地域エネルギー利用のFS調査」であり、既に設備整備に着手した事業は対象外となります。事前に関係者との連携体制を整備してから申請することが重要です。

あなたは対象?かんたん診断

8問の質問に答えるだけで、この補助金の対象かどうかを簡易診断できます。

申請ガイド

1

Step 1: 事前準備・情報収集

公募要領(環境省ウェブサイト)を入手し、補助対象経費・スケジュールを確認します。廃棄物処理施設の運営者や地域の熱需要者・電力需要者との連携体制の構築を開始します。事業の背景となる廃棄物処理施設のデータ(処理量、発熱量等)を整理します。

2

Step 2: FS調査計画の策定

余熱見込量の算定方法、熱・電力の供給先候補、事業採算性の検討方法を具体化します。調査に必要な外部コンサルタントや専門家の選定も並行して進めます。調査費用の見積もりを取得し、補助申請額(上限1,500万円)を算定します。

3

Step 3: 申請書類の作成

事業実施計画書、収支計画、連携協定書(案)等の申請書類を作成します。余熱見込量の算定根拠や事業採算性の検討フレームを明確に記載することが採択のポイントです。

4

Step 4: 電子申請・提出

jGrants(補助金申請システム)を通じて電子申請を行います。申請期限を厳守し、必要書類の抜け漏れがないか最終確認します。

5

Step 5: 採択後の実施・報告

採択通知後、FS調査を実施します。調査完了後は実績報告書を提出し、補助金の精算手続きを行います。FS調査結果を踏まえ、設備整備事業への移行判断を行います。

ポイント

申請から採択まで約1〜2ヶ月を要する見込みです。公募要領の確認・連携先との調整・調査計画の策定に十分な時間を確保し、余裕を持って準備を開始することを推奨します。jGrantsによる電子申請が必須のため、アカウント登録を事前に済ませておくことが重要です。

審査と成功のコツ

余熱見込量算定の精度向上
廃棄物処理施設の実績データ(年間処理量、発熱量、現在の余熱利用状況等)を詳細に収集・整理し、余熱見込量の算定を定量的・科学的に示すことが採択評価に直結します。過去の運転データや熱量計測記録を活用します。
地域需要との具体的マッチング
周辺施設(温水プール、福祉施設、農業ハウス、工場等)の熱需要・電力需要を事前調査し、供給可能量との需給バランスを具体的に示します。需要先候補との覚書や連携意向書があると評価が高まります。
事業採算性の現実的な検討
設備投資回収期間、CO2削減効果、地域への経済波及効果を試算します。過度に楽観的な数値ではなく、保守的・現実的な想定で採算性を示すことが信頼性の向上につながります。
地域循環共生圏との整合性
本事業が地域の脱炭素化目標、地域エネルギー計画、廃棄物処理基本計画等との整合性を持つことを明示します。自治体の計画・方針との連携を示すことで政策的意義をアピールできます。
連携体制の強固さ
廃棄物処理施設運営者、熱需要者、電力需要者、自治体が一体となった連携体制を構築し、各者の役割と責任を明確にした体制図・協定書を準備することが採択率向上につながります。

ポイント

採択のカギは「余熱見込量の定量的算定」と「地域需要との具体的マッチング」の質です。理念的な地域貢献よりも、データに基づく実現可能性の高さを示すことが重要です。自治体や需要先との連携体制を事前に構築し、FS調査後の設備整備への明確な移行パスを示せる申請が高評価を受けます。

対象経費

対象となる経費

調査・検討費(5件)
  • 余熱見込量算定調査費
  • 事業採算性検討費
  • 熱需要・電力需要調査費
  • 技術的実現可能性検討費
  • 設備計画検討費(概略設計)
専門家費・コンサルタント費(3件)
  • 外部専門家・コンサルタント委託費
  • 技術顧問費
  • エネルギー診断費
データ収集・分析費(3件)
  • 現地調査費
  • 計測・モニタリング費
  • データ解析費
会議・調整費(2件)
  • 関係者調整・会議費
  • 報告書作成費

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 設備の設置・工事費(FS調査ではなく設備整備に該当)
  • 土地・建物の取得費・賃借料
  • 汎用性の高いPCやソフトウェアの購入費
  • 交際費・接待費
  • 既存施設の維持管理・運営費
  • 補助事業以外に係る人件費・間接費
  • 消費税(仕入控除できる場合)
  • 他補助金で補助対象となっている経費

よくある質問

QFS調査とはどのような調査ですか?設備整備との違いは何ですか?
A

FS(フィージビリティスタディ)調査とは、事業の実現可能性を事前に検討・検証するための調査です。設備整備とは異なり、実際の設備設置・工事は含まれません。本事業では、廃棄物処理施設の余熱見込量の算定や、熱・電力を地域で有効利用するための設備を設置した場合の採算性検討等を行います。FS調査の結果を踏まえて設備整備の可否を判断し、その後の設備整備補助(上限1億円)への申請につなげることが想定されています。設備整備の着手前に実現可能性を検討するための補助制度です。

Q補助額の上限1,500万円とはどのように算定されますか?
A

本事業は定額補助のため、FS調査に要する費用の全額が補助対象となります。ただし、算出された補助額が1,500万円を超える場合は1,500万円が補助上限となります。例えば、FS調査費用の見積もりが1,200万円であれば1,200万円が補助額となり、2,000万円であれば上限の1,500万円が補助額となります。補助対象経費の範囲については公募要領を詳細に確認してください。

Q廃棄物処理施設を運営していない企業でも申請できますか?
A

はい、民間企業であれば廃棄物処理施設を運営していない企業でも申請できます。ただし、本事業は廃棄物処理施設を核とした地域エネルギー活用のFS調査が対象のため、廃棄物処理施設の運営者と連携体を組んで申請することが現実的です。例えば、熱需要側の企業や、エネルギー事業者が廃棄物処理施設の運営者・自治体と連携して申請するケースが想定されます。申請前に関係者との連携体制を構築しておくことが重要です。

Q第2次公募への申請機会を逃しましたが、次の機会はありますか?
A

本事業は令和7年度の第2次公募ですが、本公募は既に終了(closed)しています。次年度(令和8年度)以降の公募については、環境省のウェブサイト及びjGrantsで公募情報を定期的に確認することをお勧めします。なお、本事業は毎年度実施されることが多く、事業計画を今から準備しておくことで次回公募に備えることができます。

Q地方公共団体と民間企業が連携して申請する場合、代表者はどちらになりますか?
A

連携体での申請において代表者(幹事者)は、民間企業・地方公共団体のいずれでも可能です。公募要領に定める要件を満たす主体であれば代表者になることができます。補助金の交付は原則として代表者に対して行われるため、資金管理・事務処理能力のある主体が代表者を担うことが実務上のポイントです。連携体内での役割分担を事前に明確にしておくことを推奨します。

QFS調査の結果、採算性が見込めないと判断された場合はどうなりますか?
A

FS調査の結果、事業採算性が見込めないと判断された場合でも、FS調査自体の補助金(最大1,500万円)は返還不要です。FS調査はあくまでも実現可能性の検討段階であり、その結果として設備整備を断念することは制度上想定内の結論です。ただし、不正受給が発覚した場合は補助金の返還を求められる場合があります。正直な調査結果を報告することが重要です。

Q申請に必要な書類はどのようなものがありますか?
A

一般的に必要となる書類には、事業実施計画書(FS調査の目的・方法・スケジュール・実施体制等を記載)、収支計画書(補助対象経費の詳細な見積もりを含む)、法人の登記事項証明書・決算書(直近2期分程度)、連携体がある場合は連携協定書または覚書、廃棄物処理施設の概要資料等があります。正確な必要書類のリストは公募要領に記載されているため、必ず確認してください。

Q補助金を受給した後、設備整備事業に申請しなかった場合はペナルティがありますか?
A

FS調査補助金を受給した後に設備整備事業への申請義務はありません。FS調査の目的はあくまでも実現可能性の検討であり、調査結果に基づいて設備整備を行わないという判断は制度上許容されています。ただし、不正受給が発覚した場合は補助金の返還を求められる場合があります。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本事業(FS調査)と他の補助金との併用については、以下の点を確認することが重要です。 【設備整備事業との関係】 本FS調査は、同じく環境省が所管する「廃棄物処理施設を核とした地域循環共生圏構築促進事業(設備整備)」への申請を前提としています。FS調査で実現可能性が確認された後、設備整備事業(補助上限1億円)に申請することが想定されています。FS調査と設備整備は異なるフェーズの補助のため、時系列で受給することは問題ありません。 【他の環境省補助金との関係】 同一事業・同一経費に対する重複補助は認められません。例えば、二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金など他の環境省補助金で既に同様の調査費用を受給している場合、本事業での申請は不可となります。 【地方自治体補助金との併用】 国の補助金と地方自治体の補助金は、同一経費への重複補助でなければ原則として併用可能です。ただし、各自治体の補助要件や補助率の算定方法を個別に確認する必要があります。 【エネルギー関連補助金との関係】 NEDOや経済産業省が所管するエネルギー関連補助金との併用については、各補助金の対象経費・対象事業の定義を精査し、重複がないことを確認した上で申請することが必要です。申請前に所管省庁に相談することを強く推奨します。

詳細説明

事業の背景と目的

日本では年間約4,000万トンの廃棄物が処理されており、廃棄物処理施設(特にごみ焼却施設)は大量の熱エネルギーを発生させています。しかし、この熱エネルギーの多くは十分に活用されることなく排出されているのが現状です。

環境省が推進する「地域循環共生圏」の概念は、各地域が自立・分散型のエネルギー体制を構築し、地域資源を最大限に活用することを目指すものです。廃棄物処理施設をその中核に位置づけ、「地域エネルギーセンター」として再定義することで、廃棄物処理のコスト削減と地域のカーボンニュートラル達成を同時に実現することが期待されています。

FS調査事業の概要

本事業は、廃棄物処理施設での余熱利用・発電電力の地域活用に向けた設備整備の実現可能性を調査するFS(フィージビリティスタディ)調査を支援するものです。

補助金の概要

項目内容
補助形式定額補助(算出額の全額、上限1,500万円)
補助上限額1,500万円
公募区分第2次公募
対象地域全国
所管省庁環境省

対象となるFS調査の内容

1. 余熱見込量の算定

廃棄物処理施設から得られる余熱の量を科学的・定量的に算定します。年間廃棄物処理量、廃棄物の発熱量、現状の熱利用状況、季節変動等を考慮した余熱ポテンシャルを明らかにします。

2. 事業採算性の検討

余熱利用設備または発電電力利用設備の設置・運用に係るコストと便益を比較検討します。設備投資費用、運用コスト、エネルギー販売収入、CO2削減による価値等を総合的に評価し、事業としての採算性を検証します。

3. 技術的実現可能性の検討

熱供給配管の敷設、熱交換設備の設置、電力系統への連系等に関する技術的な実現可能性を検討します。地域の地形・インフラ条件、既存施設との接続可能性等も含めた総合的な技術評価を行います。

4. 需要側調査

周辺施設(温水プール、福祉施設、農業用温室、工場、商業施設等)の熱需要・電力需要を調査し、廃棄物処理施設からの供給量とのマッチングを検討します。

応募資格

  • 民間企業(株式会社・有限会社等)
  • 地方公共団体(市区町村・都道府県)
  • 独立行政法人
  • 一般社団法人・一般財団法人・公益社団法人・公益財団法人
  • 上記の連携体・コンソーシアム

補助対象経費

  • 余熱見込量算定調査費・技術検討費
  • 事業採算性検討費
  • 熱需要・電力需要調査費
  • 外部専門家・コンサルタント委託費
  • 現地調査費・データ収集費
  • 報告書作成費

申請から補助金受給までの流れ

  1. 公募要領の確認: 環境省ウェブサイトから公募要領を入手します。
  2. 事業計画の策定: FS調査の実施計画を策定します。
  3. 連携体制の構築: 廃棄物処理施設運営者、需要先、自治体等との連携体制を構築します。
  4. 電子申請(jGrants): jGrantsシステムを通じて電子申請を行います。
  5. 審査・採択: 環境省による審査を経て採択が決定されます。
  6. 交付決定・FS調査実施: 交付決定後、計画に沿ってFS調査を実施します。
  7. 実績報告・補助金精算: 調査完了後、実績報告書を提出し補助金の精算を行います。

注意事項

  • 本公募はステータスが「終了(closed)」のため、現在は申請受付を行っていません。
  • 補助金の交付決定前に着手した経費は補助対象外となります。
  • 同一経費への重複補助は認められません。

関連書類・リンク