募集終了全国対象
やや難しい
準備期間の目安: 約45

令和7年度 電力利活用事業 第2次公募 【 廃棄物処理施設を核とした地域循環共生圏構築促進事業 】

基本情報

補助金額
1億円
補助率: ①EV収集車・船舶:価格との差額の3/4(ただし上限あり)、②EV収集以外の設備導入事業:補助対象経費の1/2(ただし上限あり)  公募要領参照
0円1億円
募集期間
2025-06-09 〜 2025-06-27
対象地域日本全国
対象業種建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業
使途災害(自然災害、感染症等)支援がほしい / 設備整備・IT導入をしたい

この補助金のまとめ

廃棄物処理施設を核とした地域循環共生圏の構築を支援する環境省の補助事業です。EV収集車・船舶には差額の3/4、給電蓄電システムや電気供給設備等には1/2の補助率で、上限1億円まで交付されます。廃棄物処理施設の廃熱や発電電力を地域で有効活用し、自立・分散型の「地域エネルギーセンター」を整備することで、脱炭素化と災害時のレジリエンス強化を同時に実現する制度です。建設業・製造業・電気ガス水道業など幅広い業種が対象となります。

この補助金の特徴

本事業の最大の特徴は、廃棄物処理施設を単なるごみ処理の場から「地域のエネルギー拠点」へと転換させる点にあります。通常の省エネ補助金とは異なり、廃棄物処理プロセスで発生する廃熱や発電電力を地域全体で循環利用する仕組みの構築を支援します。 補助率はEV収集車・船舶で差額の3/4と非常に手厚く、その他の設備でも1/2が補助されます。上限1億円という大型の補助額は、地域インフラレベルの設備投資を後押しするのに十分な規模です。 他の環境系補助金との違いとして、①廃棄物処理施設に特化した制度設計、②エネルギーの「地産地消」モデルを前提としている点、③災害レジリエンスの観点が組み込まれている点が挙げられます。特に、廃棄物処理施設は災害時にも稼働が求められるインフラであり、そこにエネルギー供給機能を持たせることで、地域の防災力向上にも貢献します。 対象設備が幅広いのも特長で、EV収集車の導入から系統連系設備の整備まで、エネルギーの「生成→蓄電→供給→利用」の全工程をカバーしています。地域の実情に応じた柔軟な事業設計が可能です。

対象者・申請資格

本事業の対象者は、廃棄物処理施設を核とした地域エネルギーセンターの整備に取り組む事業者です。具体的には、廃棄物処理施設を運営する地方公共団体、廃棄物処理・リサイクル事業者、エネルギー関連事業者、EV収集車を導入する収集運搬事業者などが該当します。民間企業単独での申請も可能ですが、廃棄物処理施設は多くの場合自治体が管理しているため、自治体との連携体制が事実上必須となります。建設業、製造業、電気・ガス・熱供給・水道業、情報通信業、サービス業、公務など幅広い業種が対象ですが、いずれの場合も廃棄物処理施設との関連性を明確に示す必要があります。

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申請ガイド

申請にあたっては、まず公募要領を精読し、提出書類一式と記載要件を把握することが最優先です。事業計画書では、廃棄物処理施設の現況データ(処理能力・発電量・廃熱量)を基に、導入設備によるCO2削減効果を定量的に算定します。地域の関係者(自治体・電力事業者・需要家等)との連携体制を示す資料も必要です。設備メーカーから詳細見積を取得し、補助対象経費を明確に区分してください。申請期間が6月9日から27日と約3週間しかないため、5月中には計画書のドラフトを完成させ、関係者間の合意形成を終えておくことが重要です。電子申請システムでの提出が基本となりますので、アカウント登録も早めに済ませてください。

審査と成功のコツ

採択率を高めるポイントは3つあります。第一に、CO2削減効果の定量的かつ説得力のある算定です。現状のエネルギー使用量と導入後の想定値を具体的な数値で示し、計算根拠を明確にしてください。第二に、地域循環共生圏の構築への貢献を具体的に描くことです。単なる設備導入ではなく、廃棄物処理施設を核として地域全体のエネルギー循環がどう変わるかのビジョンを示しましょう。第三に、事業の実現可能性と持続可能性の担保です。技術的な裏付け、関係者の合意形成、補助事業終了後の運営計画を具体的に記載することで、審査員に事業の確実性を印象づけます。過去の採択事例を研究し、成功パターンを参考にすることも有効です。

対象経費

対象となる経費

EV収集車・船舶
給電蓄電システム
電気供給設備
発電設備系統連携
需要施設側蓄電池
付帯設備・工事費

対象外の経費

対象外の経費一覧(6件)
  • 土地取得費・造成費
  • 建屋本体の建設費
  • 廃棄物処理設備本体
  • 人件費・一般管理費
  • 消費税
  • 既存設備の撤去・廃棄費

よくある質問

Qどのような施設が対象になりますか?
A

廃棄物処理施設(ごみ焼却施設、バイオマス発電施設等)を核とした地域エネルギーセンターの整備が対象です。施設から発生する廃熱や発電電力を地域で利活用するための設備導入が補助対象となります。

Q補助率と上限額を教えてください。
A

EV収集車・船舶は従来車との差額の3/4が補助されます。給電蓄電システム、電気供給設備、発電設備系統連携、需要施設側蓄電池は事業費の1/2が補助されます。いずれも上限は1億円です。

Q民間企業単独で申請できますか?
A

民間企業単独での申請も可能ですが、地方公共団体との連携体制が求められる場合があります。廃棄物処理施設は多くの場合、自治体が運営しているため、自治体との協力関係の構築が重要です。

QEV収集車とは何ですか?
A

電気自動車(EV)タイプのごみ収集車のことです。廃棄物処理施設で発電した電力でEV収集車を充電・運行することで、収集運搬工程のCO2排出削減を実現します。従来のディーゼル車との差額の3/4が補助対象となります。

Q申請期間はいつですか?
A

令和7年度第2次公募の申請期間は2025年6月9日から6月27日までです。公募期間が約3週間と短いため、事前準備を十分に行う必要があります。

Q他の補助金と併用できますか?
A

同一の設備・経費に対して国の他の補助金との併用は原則としてできません。ただし、事業の異なる部分について別の補助金を活用することは可能な場合があります。詳細は公募要領で確認してください。

Q採択後の報告義務はありますか?
A

採択後は事業の進捗報告、完了報告、CO2削減効果の測定・報告が求められます。また、補助事業完了後も一定期間(通常5年間程度)の効果報告が必要となる場合があります。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本事業は国の他の補助金との同一経費への併用は原則不可ですが、事業の異なる部分については他制度の活用が検討できます。例えば、廃棄物処理施設本体の更新には環境省の「廃棄物処理施設整備費補助金」、施設周辺の再エネ設備には経産省の省エネ補助金を別途活用する方法があります。また、地方公共団体独自の補助制度や地方創生関連交付金との組み合わせも有効です。自治体の環境部門や産業振興部門に相談し、利用可能な制度を洗い出してください。脱炭素先行地域に選定されている場合は、関連する交付金との連携も検討に値します。

詳細説明

制度の概要

本事業は、環境省が推進する「地域循環共生圏」構想の一環として、廃棄物処理施設を核とした自立・分散型エネルギーシステムの構築を支援する制度です。廃棄物処理施設で発生する廃熱や発電電力を地域内で有効活用し、脱炭素社会の実現と災害レジリエンスの強化を同時に図ります。

補助対象設備と補助率

  • EV収集車・船舶:従来車との差額の3/4を補助。ごみ収集運搬の脱炭素化を推進
  • 給電蓄電システム:事業費の1/2を補助。施設で発電した電力の蓄電・給電設備
  • 電気供給設備:事業費の1/2を補助。地域への電力供給インフラ整備
  • 発電設備系統連携:事業費の1/2を補助。既存電力系統との連系設備
  • 需要施設側蓄電池:事業費の1/2を補助。電力を受ける側の蓄電設備

事業の目的と効果

廃棄物処理施設は24時間365日稼働する安定的なエネルギー源です。この特性を活かし、地域の「エネルギーセンター」として位置づけることで、以下の効果が期待されます。

  • 廃熱の高効率利用によるCO2排出量の大幅削減
  • 地域内エネルギー循環による電力コストの低減
  • 災害時における地域への電力供給体制の確保
  • EV収集車導入による収集運搬工程の脱炭素化

対象者

建設業、製造業、電気・ガス・熱供給・水道業、情報通信業、サービス業、公務など幅広い業種の事業者が対象です。地方公共団体との連携による申請も推奨されています。

申請にあたっての留意点

公募期間が約3週間と短いため、事前の計画策定が不可欠です。CO2削減効果の定量的な算定、地域との連携体制の構築、事業の実現可能性を示す具体的な計画書の準備を早期に進めてください。

関連書類・リンク