募集終了
普通
準備期間の目安: 約60

令和7年度 保育園等による木育活動の支援事業(23区、島しょ地域)

基本情報

補助金額
250万円
補助率: 1/2
0円250万円
募集期間
2025-03-19 〜 2025-05-13
対象地域東京都
対象業種農業、林業 / 教育、学習支援業
使途設備整備・IT導入をしたい / 教育・子育て・少子化支援がほしい

この補助金のまとめ

東京都が実施する本事業は、23区および島しょ地域の私立未就学児施設を対象に、木育活動の普及と多摩産材の利用拡大を目的とした補助金です。補助対象は①木育活動・人材育成(必須)と②施設の内装木質化・木製遊具等整備の2メニューで構成されており、①のみでの申請も可能ですが、②を申請する場合は①も必須となります。補助率は対象経費の2分の1以内で、①の上限は50万円(前年度実績がある場合は最大75万円)、②の上限は200万円です。つまり、初年度申請では最大250万円、実績を積んだ施設では最大275万円の補助を受けられます。対象は幼稚園・認可保育所・認証保育所・幼保連携型認定こども園・家庭的保育事業・小規模保育事業・事業所内保育事業と幅広く、国公立施設のみ対象外です。令和7年度は3月19日から5月13日の募集期間でしたが、現在は受付を終了しています。令和8年度の公募に備え、木育活動計画の策定や多摩産材を活用した施設整備の準備を今から進めておくことが重要です。

この補助金の特徴

1

2メニュー構成で最大250万円の補助

本事業の最大の特長は、①木育活動・人材育成と②施設の内装木質化・木製遊具等整備という2つのメニューを組み合わせることで、最大250万円(初年度)の補助が受けられる点です。①は単独申請が可能ですが、②を申請する際には①も必須となります。補助率は2分の1以内であるため、補助対象経費を最大化することが採択額アップのカギとなります。

2

前年度実績による加算制度あり

①木育活動・人材育成の補助上限額は通常50万円ですが、前年度に木育活動を実施した実績がある施設は最大75万円まで増額されます。これは継続的に取り組む施設を優遇する仕組みであり、初年度に少額から始め、実績を積みながら翌年度の補助額を増やす戦略が有効です。

3

多摩産材の使用が②の必須条件

施設の内装木質化や木製遊具等の整備を行う②メニューでは、使用する木材に「多摩産材」を使用することが必須条件です。東京都が多摩地域の木材産業の振興を目的としているため、多摩産材を扱う業者や納材業者との事前打ち合わせが不可欠です。多摩産材の調達ルートを確保してから申請することが重要です。

4

幅広い私立未就学児施設が対象

幼稚園・認可保育所・認証保育所・幼保連携型認定こども園だけでなく、家庭的保育事業・小規模保育事業・事業所内保育事業も申請対象です。ただし、国公立施設は対象外です。都内23区および島しょ地域に所在する施設が対象であり、多摩地区の施設は別事業の対象となります。

5

木育活動計画の策定が申請の前提

①②ともに「木育活動計画」に基づく取り組みであることが求められます。単なる木材の購入や設備投資ではなく、子どもたちが森林や木材の良さを学ぶ計画的な教育活動と一体化していることが審査で重視されます。計画の質と具体性が採択を左右する重要な要素です。

ポイント

本事業は「教育活動」と「施設整備」を組み合わせた一体型の補助制度です。木育活動計画の質が採択の成否を左右するため、単なる設備投資にとどまらず、子どもたちの教育効果を明確に示した計画書の作成が最重要課題です。初年度は①から始め、実績を積んで翌年度に②を組み合わせる段階的アプローチも有効な戦略です。

対象者・申請資格

対象施設(必須確認)

  • 都内23区または島しょ地域に所在する施設であること
  • 私立施設であること(国公立は対象外)
  • 幼稚園(私立)
  • 認可保育所(私立)
  • 認証保育所
  • 幼保連携型認定こども園(私立)
  • 家庭的保育事業(保育ママ等)
  • 小規模保育事業
  • 事業所内保育事業

申請要件(活動面)

  • 木育活動計画を策定していること
  • ①木育活動・人材育成は必須メニュー
  • ②を申請する場合は①も必須(②単独申請は不可)
  • 前年度実績がある場合は加算申請が可能

②申請時の追加要件(施設整備面)

  • 整備に使用する木材が多摩産材であること
  • 多摩産材を使用した内装木質化または木製遊具・什器・外構施設の整備であること
  • 施設整備の内容が木育活動計画に基づくものであること

対象外施設

  • 国立・公立の幼稚園・保育所等
  • 多摩地区に所在する施設(別事業の対象)
  • 認可外保育施設(認証保育所を除く)

ポイント

申請資格の確認において最初に確認すべき点は、「都内23区・島しょ地域の私立施設であること」です。多摩地区は別事業の対象となるため注意が必要です。また、②メニューを申請する場合は①が必須であること、多摩産材の使用が条件であることを忘れずに確認してください。

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申請ガイド

1

ステップ1:事前準備(申請3ヶ月前〜)

木育活動計画の策定を開始します。計画には、対象年齢・活動内容・実施スケジュール・期待される教育効果を具体的に記載します。②を申請する場合は、多摩産材を扱う木材業者・工務店への見積もり依頼を行い、使用する多摩産材の種類・数量・単価を確定させます。

2

ステップ2:申請書類の準備(申請1〜2ヶ月前)

東京都産業労働局のホームページから申請様式一式をダウンロードします。主な提出書類は、補助金交付申請書、木育活動計画書、経費内訳書(見積書添付)、施設の概要がわかる資料等です。②を申請する場合は、木製品の仕様書・見積書・多摩産材証明に関する資料も必要です。

3

ステップ3:書類作成と内容確認(申請1ヶ月前)

申請書類を作成します。特に木育活動計画書は審査の核心となるため、活動の目的・内容・期待効果を具体的かつ説得力を持って記載します。補助対象経費の積算は漏れなく行い、補助率2分の1を意識した経費設定を行います。

4

ステップ4:申請書類の提出(募集期間内)

令和7年度は3月19日〜5月13日が募集期間でした。東京都産業労働局の指定する方法(郵送または持参)で書類を提出します。提出前に書類の抜け漏れを必ずチェックします。

5

ステップ5:審査・採択通知

審査会による書類審査が行われます。補助金交付決定の通知を受けてから事業を実施します(交付決定前の着手は原則として補助対象外)。

6

ステップ6:事業実施と実績報告

採択後、木育活動計画に基づいて事業を実施します。活動の記録(写真・参加者名簿・実施報告書等)を適切に管理します。事業完了後、実績報告書を提出し、補助金の精算を受けます。

ポイント

最大の注意点は「交付決定前の着手は補助対象外」という原則です。②施設整備を検討している場合、工事業者の確保・契約は交付決定後に行う必要があります。事前に複数の業者から見積もりを取り、業者選定の準備だけを進めておく形が望ましいです。また、多摩産材の調達ルート確保は早めに着手することを強く推奨します。

審査と成功のコツ

木育活動計画書の質を高める
審査の核心は木育活動計画書の内容です。「なぜ木育が必要か」「どのような活動を行うか」「子どもたちにどのような効果をもたらすか」を具体的に記述します。活動頻度・参加人数・実施場所・担当者等を明確にし、実現可能性の高い計画であることを示すことが採択率向上のポイントです。
前年度実績の記録と活用
継続申請を見据え、初年度から活動の記録を丁寧に残すことが重要です。写真・参加者名簿・子どもたちの反応・保護者アンケート等の記録を蓄積することで、翌年度の加算申請(①の上限50万円→75万円)への道が開かれます。実績の質と量が翌年度の補助額に直結します。
多摩産材業者との早期連携
②メニューを申請する場合、多摩産材を扱う業者との関係構築を早期に行うことが重要です。多摩産材は流通量が限られるため、需要期には入手が困難になる場合があります。都が公表している多摩産材取扱業者リストを活用し、複数の業者と事前に相談しておくことで、採択後のスムーズな事業実施が可能となります。
経費の適切な積算と根拠の明確化
補助対象経費の積算において、見積書の金額と申請額に矛盾がないよう注意します。経費の必要性・妥当性を説明できる資料を準備し、審査担当者が内容を理解できる明確な経費内訳書を作成します。過大申請は採択率の低下につながるため、実態に即した適切な経費計上が重要です。
問い合わせを活用した不明点の解消
申請前に東京都産業労働局 農林水産部 森林課(電話:03-5320-4855)に積極的に問い合わせることをお勧めします。要件の解釈や経費の対象可否について事前確認することで、申請書類の精度を高め、採択可能性を向上させることができます。

ポイント

採択のカギは「木育活動計画書の具体性と実現可能性」にあります。形式的な計画書ではなく、施設の実情に即した具体的な活動内容・スケジュール・期待効果を記載することが重要です。また、初年度から実績記録を丁寧に蓄積し、継続的な申請による補助額の積み上げを戦略的に計画することを推奨します。

対象経費

対象となる経費

木育活動費(4件)
  • 森林見学・体験活動の参加費・交通費
  • 木育インストラクター等の講師謝金
  • 木育活動に使用する消耗品・材料費
  • 木育活動の記録・広報に関する費用
人材育成費(3件)
  • 木育に関する研修・セミナーの参加費
  • 木育に関する資格取得費用
  • 外部専門家への研修委託費
内装木質化工事費(②)(3件)
  • 多摩産材を使用した床材・壁材・天井材の施工費
  • 多摩産材を使用した建具・造作家具の施工費
  • 木質化工事に係る設計費・監理費
木製遊具・什器整備費(②)(3件)
  • 多摩産材を使用した木製遊具の購入・設置費
  • 多摩産材を使用した木製什器(棚・テーブル等)の購入費
  • 多摩産材を使用した木製外構施設の整備費
木育教材・備品費(2件)
  • 木育活動に使用する教材・絵本・図鑑等
  • 木育活動に使用する木工キット・工具等

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 国産材・多摩産材以外の木材を使用した整備費用(②メニュー)
  • 国公立施設が行う活動・整備に係る経費
  • 補助金交付決定前に着手した工事・購入費用
  • 維持管理・修繕に係る経費(新規整備でないもの)
  • 施設の一般的な改修工事費(木育活動と無関係な部分)
  • 人件費(施設職員の給与・残業代等)
  • 土地・建物の取得費用
  • 消費税(課税事業者の場合)

よくある質問

Q国公立の保育所・幼稚園は申請できますか?
A

申請できません。本事業は私立施設のみが対象です。国立・都立・区立・市立等の公立施設は対象外となります。

Q②施設整備のみを申請することはできますか?
A

できません。②内装木質化・木製遊具等整備は①木育活動・人材育成と同時に申請することが必須条件です。②単独での申請は受け付けられません。

Q多摩産材以外の木材を使用した場合、②の補助は受けられますか?
A

受けられません。②メニューの補助を受けるためには、使用する木材が必ず多摩産材(東京都多摩地域産の木材)であることが必須条件です。多摩産材以外の木材(国産材・外国産材を含む)を使用した場合は補助対象外となります。

Q多摩地区にある施設ですが、本事業に申請できますか?
A

申請できません。本事業(23区、島しょ地域)の対象は都内23区および島しょ地域に所在する施設です。多摩地区に所在する施設は、別途実施される「保育園等による木育活動の支援事業(多摩地区)」に申請してください。

Q交付決定前に施設の改修工事を始めてしまった場合、補助を受けられますか?
A

原則として受けられません。補助金の交付決定を受ける前に着手した工事・購入は補助対象外となります。採択・交付決定の通知を受けてから業者との契約・発注を行うことが必要です。事前に業者の選定・見積もり取得は行えますが、契約・着工は交付決定後にしてください。

Q前年度実績がある場合の①の加算額はいくらですか?
A

前年度に木育活動を実施した実績がある施設は、①の補助上限額が50万円から最大75万円に増額されます。加算を受けるためには前年度の実績を証明する書類(活動報告書・写真等)の提出が求められます。

Q家庭的保育事業(保育ママ)も申請できますか?
A

申請できます。家庭的保育事業は本事業の対象施設に含まれています。ただし、都内23区または島しょ地域で実施されている私立の家庭的保育事業であることが条件です。

Q令和8年度の募集はいつ頃ですか?
A

令和8年度の募集時期は現時点では未定です。令和7年度は3月19日から募集が開始されましたが、年度によって時期は変動する場合があります。東京都産業労働局のホームページを定期的に確認し、募集情報が公開され次第、速やかに申請準備を進めることをお勧めします。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本事業と他の補助金・助成金との併用については、以下の点を確認する必要があります。 【国の補助金との関係】こども家庭庁や文部科学省が実施する保育施設向けの補助金(施設整備交付金等)との重複受給については、交付要綱に基づく確認が必要です。同一経費に対して複数の補助金を受けることは原則として認められていませんが、異なる経費に充てる場合は併用できる可能性があります。申請前に東京都および国の担当窓口に確認することをお勧めします。 【東京都の他事業との関係】多摩地区の施設を対象とした「保育園等による木育活動の支援事業(多摩地区)」は別事業であり、対象地域が23区・島しょ地域と多摩地区で分かれています。同一施設が両方に申請することはできません。 【区市町村の補助金との関係】各区市町村が独自に実施する保育施設向けの補助金や木育支援事業との関係については、各自治体の要綱を確認する必要があります。東京都の補助金を受けながら、区市町村の補助金を受けることができる場合もありますが、同一経費への重複補助は認められません。 【民間助成金との関係】公益財団法人等が実施する環境教育・木育関連の助成金との関係については、それぞれの要綱を確認してください。同一経費への重複は避けつつ、活動費と整備費を分けて申請する等の工夫が有効です。いずれの場合も、申請時に他の補助金・助成金の受給状況を正確に申告することが求められます。

詳細説明

事業の背景と目的

東京都が実施する「保育園等による木育活動の支援事業」は、未就学児が生活・活動する施設において、森林の役割や木材の良さ・利用意義を学ぶ「木育活動」を普及させることを目的とした補助事業です。子どもたちが木や森に親しむ経験を通じて、将来的な多摩産材の利用拡大と森づくりへの意識向上を図ることを目指しています。

令和7年度事業は23区および島しょ地域の施設を対象とし、募集期間は令和7年3月19日から5月13日でした。

補助対象施設

以下の都内私立施設が対象です(国公立施設は対象外)。

  • 幼稚園(私立)
  • 認可保育所(私立)
  • 認証保育所
  • 幼保連携型認定こども園(私立)
  • 家庭的保育事業
  • 小規模保育事業
  • 事業所内保育事業

※多摩地区の施設は別事業(多摩地区対象)の対象となります。

補助メニューと補助額

①木育活動・人材育成(必須メニュー)

木育活動計画に基づく各種活動および木育に関する人材育成が対象です。森林見学・体験活動、木育インストラクターによる講師派遣、職員向け研修等が含まれます。

区分補助上限額
通常(初年度・前年度実績なし)50万円
前年度実績あり(加算)最大75万円

②施設の内装木質化・木製遊具等整備(任意メニュー、①と同時申請が必要)

木育活動計画に基づき、多摩産材を使用して施設の内装を木質化したり、木製遊具・什器・外構施設を整備する経費が対象です。使用する木材には必ず多摩産材を使用することが条件です。

区分補助上限額
内装木質化・木製遊具等整備200万円

最大補助額のまとめ

申請パターン最大補助額
①のみ(初年度)50万円
①のみ(前年度実績あり)75万円
①+②(初年度)250万円
①+②(前年度実績あり)275万円

補助率

補助対象経費の2分の1以内です。補助金額は補助対象経費の実績額に基づいて精算されます。

木育活動計画について

申請にあたっては、木育活動計画の策定が必要です。計画には以下の内容を盛り込むことが求められます。

  • 木育活動の目的と目標
  • 実施する活動の内容・頻度・スケジュール
  • 対象となる子どもの年齢・人数
  • 活動を担当するスタッフ・外部講師等
  • 期待される教育効果
  • ②を申請する場合は、施設整備との連携内容

多摩産材について

②メニューで使用する木材は「多摩産材」(東京都多摩地域産の木材)であることが必須条件です。多摩産材を扱う木材業者・工務店は、東京都産業労働局のホームページや東京都森林組合等で確認できます。申請前に多摩産材の調達ルートを確保しておくことが重要です。

スケジュール(令和7年度実績)

  • 令和7年3月19日:募集開始
  • 令和7年5月13日:募集締切
  • 審査・採択通知:6〜7月頃(予定)
  • 事業実施期間:交付決定後〜令和8年3月31日(予定)

申請窓口・問い合わせ先

東京都産業労働局 農林水産部 森林課 木材流通担当(23区・島しょの園)
電話:03-5320-4855
ホームページ:https://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.lg.jp/

令和8年度申請に向けての準備

令和7年度の募集は既に終了していますが、令和8年度の申請に向けて今から準備を始めることをお勧めします。特に以下の点を優先的に取り組んでください。

  1. 木育活動計画の策定・見直し:質の高い計画書が採択の鍵です
  2. 多摩産材業者との関係構築:②を検討する場合は早期の情報収集が重要です
  3. 令和7年度の活動実績の記録:前年度実績として加算申請に活用できます
  4. 都の公式サイトの定期確認:令和8年度の募集情報が公開され次第、速やかに申請準備を進められるよう注視してください