募集終了全国対象
非常に難しい
準備期間の目安: 約60

令和7年度社会的要請に応える革新的な原子力技術開発支援事業

基本情報

補助金額
1.8億円
0円1.8億円
募集期間
2025-02-10 〜 2025-03-03
対象地域日本全国
対象業種公務(他に分類されるものを除く)
使途イベント・事業運営支援がほしい

この補助金のまとめ

本事業は、資源エネルギー庁が実施する「令和7年度社会的要請に応える革新的な原子力技術開発支援事業」です。安全性・経済性・機動性に優れた次世代原子力技術の高度化を目的とした技術開発プロジェクトへの補助を行います。補助上限額は1億8,200万円と大規模であり、我が国の原子力政策の信頼回復および将来の安全な原子力利用の実現・発展に寄与する技術開発が対象となります。カーボンニュートラル実現に向けたエネルギー安全保障の観点からも重要な位置づけを持つ施策であり、原子力分野に関わる研究機関や企業にとって、国の政策課題に直結した形で技術開発を推進できる貴重な機会です。なお、本公募は現在「closed(受付終了)」の状態であるため、次年度以降の公募情報に注目することが推奨されます。

この補助金の特徴

1

高額補助による大規模技術開発の実現

本事業の補助上限額は1億8,200万円と非常に高額です。これにより、単独では実現困難な大規模かつ長期的な技術開発プロジェクトへの取り組みが可能となります。設備投資から研究人材の確保まで、必要なリソースを幅広くカバーできるため、本格的な技術開発体制の構築に活用できます。

2

国家的な原子力政策との直結

資源エネルギー庁が直接実施する事業であり、我が国の原子力政策の中枢に位置する施策です。採択されることで、国の政策課題解決に貢献する事業者として認知され、今後の政府調達や関連事業への参入において有利な立場を確保しやすくなります。

3

革新的技術開発へのフォーカス

「革新的」という名称が示す通り、既存技術の改良にとどまらず、安全性・経済性・機動性の三要素において質的な向上をもたらす技術開発が求められます。先進的な研究成果を保有する機関にとって、その知見を社会実装へつなげる絶好の機会となります。

4

社会的信頼回復への貢献

原子力の信頼回復という社会的要請に応える技術開発が明示的な目的とされています。単なる技術的な成果だけでなく、社会受容性の向上につながる開発内容が評価される傾向があり、社会的インパクトを重視したプロジェクト設計が重要です。

5

全国対象の広域展開

対象地域は全国であり、特定の地域に限定されません。全国の研究機関・企業・大学等が申請対象となります。地方の研究機関や地域に根ざした原子力関連事業者にとっても、大都市の組織と同等の条件で応募できる機会が提供されています。

ポイント

本事業の最大の特徴は、補助上限額1億8,200万円という高額補助と、国家政策との直結性にあります。原子力技術の革新を目指す研究機関・企業にとって、技術開発の加速と国の政策課題解決への貢献を同時に実現できる点が、他の補助金制度と一線を画す価値です。次年度以降の公募再開時には、早期からの準備が採択の鍵となります。

対象者・申請資格

応募主体の種別

  • 国立研究開発法人
  • 大学・高等専門学校等の研究機関
  • 民間企業(原子力関連技術の研究開発を行う企業)
  • 一般社団法人・公益法人等
  • 上記の共同体・コンソーシアム

技術要件

  • 安全性の向上に資する原子力技術の開発を行うこと
  • 経済性・機動性の改善に寄与する革新的な技術的アプローチを有すること
  • 我が国の原子力の信頼回復または将来の安全な利用実現に貢献する内容であること

事業計画要件

  • 技術開発の具体的な実施計画を提示できること
  • 成果の社会実装または政策活用に向けた見通しを有すること
  • 適切な研究体制(人員・設備・資金管理)を構築できること

対象外となる場合

  • すでに実用化されている技術の単純な導入・普及活動
  • 原子力技術開発と関連性の薄いイベント・広報活動のみの事業
  • 補助事業の適正な実施が困難と判断される場合

ポイント

本事業は、原子力技術の革新的な開発を担う研究機関・企業が主な対象です。重要なのは「革新性」の証明であり、既存技術の模倣ではなく、安全性・経済性・機動性において質的な向上をもたらす独自の技術的アプローチを持つことが前提となります。応募前に自社・自機関の技術的優位性を整理しておくことが必須です。

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申請ガイド

1

ステップ1: 公募情報の確認

資源エネルギー庁または経済産業省の公式ウェブサイトで公募要領を入手します。本事業はe-Rad(府省共通研究開発管理システム)を通じた申請が一般的です。公募期間・提出書類・審査基準を事前に把握してください。

2

ステップ2: e-Radへの登録・確認

申請にはe-Radへの事前登録が必須です。機関登録および研究者登録の両方が完了していることを確認してください。登録には数週間を要する場合があるため、公募開始前に登録状況を確認することが重要です。

3

ステップ3: 研究計画書の作成

公募要領に従い、技術開発の目的・手法・実施体制・スケジュール・期待される成果を記載した研究計画書を作成します。審査員が技術的専門家であることを前提に、革新性と実現可能性を具体的に記述してください。

4

ステップ4: 予算計画の策定

補助対象経費の積算を行います。直接経費(人件費・設備費・材料費等)と間接経費(一般的に直接経費の30%以内)の内訳を明確にし、補助上限額1億8,200万円の範囲内で計画を策定します。

5

ステップ5: 申請書類の提出

e-Radを通じてオンライン申請を行います。締切日時を厳守し、提出後に受付完了メールを必ず確認してください。書類の不備は申請無効となる場合があります。

6

ステップ6: 審査・採択通知

書面審査・ヒアリング審査等を経て、採択・不採択の結果が通知されます。採択後は補助事業者として交付申請・実績報告等の各種手続きが発生します。

ポイント

本事業の申請において最も重要なのは、e-Rad登録の事前確認と研究計画書の質です。公募期間は一般的に短いため、公募開始前から技術的なアプローチと予算計画の骨子を準備しておくことが採択率向上の鍵です。また、ヒアリング審査への対応準備も早期から進めておくことを推奨します。

審査と成功のコツ

革新性の明確な定義と説明
審査において最も重視されるのは「革新性」の説明です。既存技術との差異を定量的・定性的に明示し、本技術開発がなぜ「革新的」であるかを、専門家に対して説得力を持って説明できる研究計画書の作成が不可欠です。類似研究との差別化ポイントを明確にしてください。
政策との整合性の強調
資源エネルギー庁の施策方針(エネルギー基本計画等)と自社の技術開発計画の整合性を丁寧に説明することが重要です。国の政策課題解決に直接貢献する内容であることを明示することで、審査員の評価を高めやすくなります。
実現可能性の担保
高い目標を掲げるだけでなく、研究体制・保有技術・実績・連携機関等を具体的に示し、計画の実現可能性を証明することが重要です。過去の類似プロジェクトの成果や特許情報なども積極的に活用してください。
成果の社会実装ビジョン
技術開発の成果が最終的にどのように社会実装されるか、または政策に活用されるかのビジョンを明確にすることが採択の重要な要件です。「開発して終わり」ではなく、その後の展開計画まで含めた提案が高く評価されます。
予算積算の適切性
補助上限額に対して、予算が過剰でも過少でもない、事業規模に見合った適切な積算であることが重要です。各経費項目の根拠を明確に説明できる資料を準備し、予算の妥当性を審査員に納得させることが採択率向上につながります。

ポイント

採択の最大のポイントは「革新性の証明」と「政策整合性」の二点です。技術的に優れているだけでなく、国の原子力政策の方向性と自社の技術開発がいかに合致しているかを戦略的に訴求することが、競争の激しい本事業での採択を勝ち取るための最重要戦略です。

対象経費

対象となる経費

人件費(3件)
  • 研究者・技術者の給与・賃金
  • 研究補助員の人件費
  • 派遣労働者費用
設備費・機器費(3件)
  • 研究用機器・装置の購入費
  • 試験設備の整備費
  • 計測機器・分析装置の購入費
材料費・消耗品費(3件)
  • 試験材料・試薬費
  • 実験用消耗品費
  • 原子力関連部品・素材費
外注費・委託費(3件)
  • 専門機関への技術分析委託費
  • 試験・評価の外注費
  • 特定技術の専門家委託費
旅費・交通費(3件)
  • 国内出張旅費
  • 学会・研究会への参加費用
  • 連携機関との打合せ交通費
情報収集・調査費(3件)
  • 技術文献・特許調査費
  • 国内外の技術動向調査費
  • データベース利用料
その他直接経費(3件)
  • 印刷・製本費
  • 会議費
  • 通信費
間接経費(3件)
  • 施設使用料(直接経費の一定割合)
  • 光熱水費按分
  • 管理部門経費按分

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 補助事業と直接関係のない一般管理費
  • 土地の取得・賃借費用
  • 建物の建設・購入費(一般的に対象外)
  • 補助事業期間外に発生した経費
  • 原子力技術開発と無関係な広報・イベント費用
  • 役員報酬・株主配当
  • 税金・罰金・延滞金等
  • 既に他の補助金・助成金で補填された経費

よくある質問

Qどのような技術開発が対象となりますか?
A

安全性・経済性・機動性に優れた原子力技術の高度化に資する技術開発が対象です。具体的には、既存の原子力技術に比べて質的な向上をもたらす革新的なアプローチが求められます。小型モジュール炉(SMR)、高温ガス炉、先進的燃料技術、核融合関連技術等が一般的に想定される分野ですが、詳細は公募要領に定める研究課題の範囲をご確認ください。単なる既存技術の改良や普及活動は対象とならない場合があります。

Q民間企業でも応募できますか?
A

はい、原子力関連技術の研究開発を行う民間企業も応募対象となります。ただし、「革新的な技術開発」を実施できる技術的能力と体制を有していることが前提です。大学や研究機関との共同申請(コンソーシアム形式)も可能であり、民間企業が主体となって研究機関と連携する形での申請も検討に値します。詳細な応募資格は公募要領でご確認ください。

Q補助率はどれくらいですか?
A

補助率は公募要領に定められており、事業の種別や応募者の属性によって異なる場合があります。一般的に国の研究開発補助金では、補助率1/2〜2/3程度が設定されるケースが多いですが、本事業の具体的な補助率については資源エネルギー庁が公表する公募要領を必ずご確認ください。補助上限額は1億8,200万円です。

Qe-Radへの登録が必要ですか?
A

本事業はe-Rad(府省共通研究開発管理システム)を通じた申請が一般的に必要となります。e-Radへの登録には機関登録と研究者登録の両方が必要であり、登録完了まで数週間を要する場合があります。公募開始前に登録状況を確認し、未登録の場合は速やかに申請することを強く推奨します。詳細はe-Radのウェブサイト(https://www.e-rad.go.jp/)をご参照ください。

Q現在(令和7年度)は申請できますか?
A

現在のステータスは「受付終了(closed)」となっており、令和7年度の公募への新規申請はできません。ただし、類似した技術開発支援事業は毎年度継続して実施される可能性があります。資源エネルギー庁および経済産業省の公式ウェブサイトを定期的に確認し、次年度以降の公募情報を見逃さないよう準備を進めることをお勧めします。

Q採択後にはどのような手続きが必要ですか?
A

採択後は、まず補助金の交付申請手続きを行い、交付決定を受ける必要があります。その後、事業期間中は定期的な進捗報告が求められる場合があります。事業終了後には、補助対象経費の実績報告・精算を行い、証憑書類とともに報告書を提出します。会計検査院による検査の対象となる場合もあるため、経費に関する書類は適切に保管することが重要です。

Q他の補助金と併用できますか?
A

同一の経費に対して複数の国の補助金を重複して受給することは原則として認められていません。ただし、対象経費が明確に区分されており、重複がない場合は、地方自治体の補助金や民間財団の助成金との併用が可能な場合があります。具体的な併用可否については、公募要領の規定を確認するとともに、不明な点は採択前に資源エネルギー庁の担当窓口にご相談ください。

Q研究成果の知的財産権はどこに帰属しますか?
A

国の補助事業で得られた研究成果の知的財産権については、産業技術力強化法等の関係法令に基づくルールが適用されます。一般的には、補助事業者(申請者)に帰属するケースが多いですが、国が一定の条件のもとで実施権を持つ場合や、成果の公開・移転に関する制約が設けられる場合があります。採択後の契約段階で知財条項を詳細に確認することを強く推奨します。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本事業は国の補助金であるため、他の国費補助金との重複受給については慎重な確認が必要です。一般的なルールとして、同一経費に対して複数の国の補助金を重複して受給することは認められていません。以下の点に留意してください。 まず、JST(科学技術振興機構)やNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)等の他の国立研究開発機関の補助・委託事業との関係については、個別に確認が必要です。同一のプロジェクト・経費が対象とならないよう、事業の目的・範囲を明確に区分することが前提となります。 地方自治体の補助金との併用については、経費の重複がない範囲で可能な場合があります。例えば、地域の産業振興補助金と本事業を組み合わせる際は、対象経費を明確に区分して申請することが重要です。 民間の研究助成(財団助成等)との併用については、一般的に制限が少ない場合もありますが、公募要領に定める規定を必ず確認してください。 なお、技術開発の成果として生じた特許等の知的財産権の帰属についても、国の補助事業特有のルール(産業技術力強化法等)が適用される場合があります。採択後の契約段階で詳細を確認することが重要です。不明な点は、採択後の交付決定前に資源エネルギー庁の担当部署に確認することを強く推奨します。

詳細説明

事業の概要と背景

「令和7年度社会的要請に応える革新的な原子力技術開発支援事業」は、資源エネルギー庁が実施する原子力技術開発への補助事業です。我が国のエネルギー政策において、原子力は脱炭素化とエネルギー安全保障の両面から重要な役割を担っており、その安全性・経済性・機動性の向上が社会的要請として強く求められています。

本事業は、こうした社会的要請に応える革新的な原子力技術の高度化を支援することにより、原子力の信頼回復と将来の安全な利用の実現・発展を図ることを目的としています。補助上限額は1億8,200万円と大規模であり、本格的な技術開発への取り組みを強力に支援します。

補助対象となる技術開発の方向性

本事業が対象とする技術開発は、以下の三つの要素のいずれか、または複合的に優れた特性を持つ原子力技術の高度化です。

  • 安全性の向上:既存の原子力技術に比べて、事故リスクの低減や安全系の改善に資する技術
  • 経済性の改善:建設コスト・運転コストの低減、燃料効率の向上等により経済的競争力を高める技術
  • 機動性の確保:電力需要の変動に柔軟に対応できる出力調整能力等、系統安定化に貢献する技術

これらの要素を満たす革新的な技術アプローチとして、小型モジュール炉(SMR)、高温ガス炉、核融合技術、先進的燃料技術等が注目されており、本事業においてもこうした分野の研究開発が想定されます。

応募対象者について

本事業の応募対象は、原子力技術の研究開発に携わる以下のような機関・組織です。

  • 国立研究開発法人(日本原子力研究開発機構等)
  • 大学・高等専門学校等の研究機関
  • 原子力関連技術の研究開発を行う民間企業
  • 一般社団法人・公益財団法人等
  • 上記機関によるコンソーシアム・共同体

重要なのは、応募者が「革新的な原子力技術の開発」を具体的に実施できる技術的能力と体制を有していることです。単なる既存技術の導入・普及ではなく、新たな技術的知見を生み出す研究開発活動が求められます。

補助金の詳細情報

  • 補助上限額:1億8,200万円
  • 補助率:公募要領に準じる(要確認)
  • 対象地域:全国
  • 実施機関:資源エネルギー庁
  • 現在のステータス:受付終了(令和7年度公募は終了)

申請における注意事項

本事業はe-Rad(府省共通研究開発管理システム)を通じた申請が一般的です。申請にあたっては以下の点に注意が必要です。

  • e-Radへの機関登録・研究者登録を事前に完了させること(登録には時間を要する場合あり)
  • 公募要領を熟読し、研究計画書の記載事項・様式・分量を厳守すること
  • 予算積算においては、補助対象経費と対象外経費を明確に区分すること
  • 採択後は交付申請・実績報告・会計検査等への対応が発生するため、管理体制を整えること

次年度以降の公募に向けた準備

令和7年度の公募は現在終了していますが、類似事業は毎年度実施される可能性があります。次年度の公募に備えるため、以下の準備を今から進めることを推奨します。

  • 資源エネルギー庁・経済産業省の公式サイトへの定期アクセスによる情報収集
  • 自機関の技術開発ロードマップと本事業の目的との整合性の確認・整理
  • e-Rad登録の確認と更新
  • 研究計画書・予算計画書の骨子作成(公募開始前からの準備)
  • 連携可能な外部機関(大学・研究機関・企業)とのネットワーク構築

関連書類・リンク