募集終了全国対象
普通
準備期間の目安: 約45

【令和6年度補正予算】産地連携推進緊急対策事業(第2次公募)

基本情報

補助金額
3億円
補助率: 補助率は2分の1以内。上限は1件あたり2億円、下限は100万円。ただし、産地を支援する取組を行う場合は1件当たり3億円まで。
0円3億円
募集期間
2025-06-12 〜 2025-07-15
対象地域日本全国
対象業種漁業 / 製造業 / 農業、林業
使途設備整備・IT導入をしたい

この補助金のまとめ

産地連携推進緊急対策事業は、令和6年度補正予算に基づく食品産業向けの大型補助事業です。輸入原材料の価格高止まりや国際的な購買力低下に直面する食品製造事業者等に対し、産地を支援する取組(取組A)と産地との連携による国産原材料の取扱量増加の取組(取組B)の2つの事業類型で支援を行います。補助率は2分の1以内で、上限は1件あたり2億円(産地支援取組の場合は3億円)、下限は100万円です。食品の加工・製造を行う事業者が対象で、種苗提供・収穫機械の貸与・製造ライン機器の導入・新商品開発など幅広い費用が補助対象です。食品産業のサプライチェーン全体の持続可能性を高め、国産原材料への切り替えを促進することを目的としています。

この補助金の特徴

1

大規模な補助上限額

1件あたり最大2億円(産地支援取組の場合は最大3億円)と非常に大きな補助上限が設定されています。食品製造ラインの大規模な設備投資にも対応可能な手厚い支援内容です。

2

2つの事業類型で幅広く支援

取組A(産地を支援する取組)では種苗提供・機械貸与・技術指導等を、取組B(国産原材料取扱量増加の取組)では製造ライン設備導入・新商品開発等を支援。産地側と製造側の両面からアプローチできます。

3

国産原材料シフトを強力に後押し

輸入原材料から国産原材料への切り替えを促進する制度設計です。原材料調達リスクの低減と国内農業の振興を同時に実現する一石二鳥の事業です。

4

下限100万円で中小企業も利用可能

補助下限額が100万円に設定されているため、大企業だけでなく中小規模の食品製造事業者も十分に活用できます。

5

複数回の公募機会

第3次公募(令和7年8月頃予定)の可能性もあり、初回に間に合わなくても応募のチャンスがあります。予算状況により実施の有無が判断されます。

ポイント

本補助金は食品産業の「国産回帰」を国策として推進する緊急対策です。補助上限が最大3億円と非常に大きく、製造ライン全体の再構築にも対応できる点が際立っています。ただし、単なる設備投資ではなく「産地との連携」が必須条件であるため、農業生産者との具体的な連携計画が採択の決め手となります。jGrantsでの応募は受け付けていない点にも注意が必要です。

対象者・申請資格

事業者要件(以下のいずれかに該当)

  • 食品の加工・製造を行っている事業者またはこれらが組織する団体
  • 上記事業者とともに事業を実施しようとする者

対象事業の要件

  • 取組A:産地と連携する計画を策定し、産地を支援するために行う取組
  • 種苗の提供、収穫機械の貸与、選別機の貸与
  • 社員等の産地派遣による生産作業補助
  • 専門家・篤農家の派遣による栽培技術指導
  • 取組B:産地との連携による国産食品原材料の取扱量増加の取組
  • 製造ライン上の機器の変更・増設・導入
  • 新商品開発に係る費用(開発機器・試作原材料・調査・PR等)

地理条件

  • 全国の食品製造事業者が対象

事業完了期限

  • 令和8年2月12日まで

ポイント

本補助金の最大のポイントは「食品製造を行っているか否か」で対象を判断する点です。業種区分が食品製造業でなくても、実際に食品の加工・製造を行っていれば対象となります。例えば、農業法人が自社農産物の加工品を製造している場合も対象になり得ます。また、食品製造事業者と「ともに事業を実施しようとする者」も対象であるため、農業生産者や流通業者が連携パートナーとして参加することも可能です。

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申請ガイド

1

ステップ1:産地連携計画の策定

まず、国産原材料の調達先となる産地(農業生産者・JA等)との連携体制を構築します。取組A(産地支援)か取組B(国産原材料取扱量増加)のいずれか、または両方の事業計画を策定し、産地との具体的な連携内容と期待される効果を明確にします。

2

ステップ2:事業計画と経費の積算

補助対象経費を詳細に積算します。取組Aの場合は種苗費・機械貸与費・人件費等を、取組Bの場合は設備導入費・新商品開発費等を見積もります。補助率は2分の1以内で、下限100万円から上限2億円(取組Aを含む場合は3億円)の範囲で計画します。

3

ステップ3:公募サイトでの応募申請

重要な注意点として、jGrantsでの応募は受け付けていません。専用の公募受付サイト(https://jmac-foods.com/genzairyou/r6/)にアクセスし、応募手続きを進めてください。必要書類を準備して期限内に提出します。

4

ステップ4:審査と採択

事業の実現可能性、国産原材料への切り替え効果、産地との連携の具体性等が審査されます。採択された場合は交付決定を受け、事業実施に着手します。

5

ステップ5:事業実施と完了報告

交付決定後、計画に沿って事業を実施します。事業完了期限は令和8年2月12日です。実績報告を提出し、確定検査を経て補助金が交付されます。産地との連携効果を定量的に報告することが求められます。

ポイント

最も重要な注意点は「jGrantsでは応募できない」ことです。必ず専用の公募受付サイトから申請してください。また、産地との連携が必須であるため、申請前に農業生産者やJA等との協力関係を構築し、連携計画書に具体的な合意内容を記載することが採択の鍵です。第2次公募の締切は令和7年7月15日17時(厳守)ですので、余裕を持った準備を心がけましょう。

審査と成功のコツ

産地連携の具体性
産地との連携内容が具体的であるほど採択可能性が高まります。連携先の産地名、生産者との合意内容、国産原材料の調達量・品目・スケジュールを詳細に記載しましょう。MOU(覚書)や連携合意書があれば添付することを推奨します。
国産原材料への切り替え効果の定量化
輸入原材料から国産原材料への切り替えにより、どの程度の数量・金額の国産原材料取扱量増加が見込めるかを具体的な数値で示しましょう。増加率やCO2削減効果なども付加価値のあるデータです。
設備投資の合理性
取組Bで設備投資を行う場合、なぜその設備が国産原材料の取扱量増加に必要なのかを論理的に説明してください。国産と輸入の原材料の違い(品質・サイズ・形状等)に起因する製造ラインの変更理由を明確にしましょう。
サプライチェーンの持続可能性
一時的な取り組みではなく、長期的に国産原材料の利用を継続する計画を示すことが重要です。産地との安定的な取引関係の構築ビジョンを描きましょう。
新商品開発の市場性
取組Bで新商品開発を行う場合、国産原材料を活かした差別化ポイントと市場性を明確に示しましょう。消費者の国産志向の高まりを踏まえたマーケティング戦略が高評価につながります。

ポイント

採択の最大の鍵は「産地との連携の具体性と実効性」です。書類上だけの連携ではなく、実際に産地を訪問し、生産者と顔の見える関係を構築した上で申請に臨むことが重要です。また、国産原材料への切り替えが食品産業全体のサプライチェーン強靭化にどう貢献するかという政策的視点を盛り込むと、審査員の心象が大きく向上します。

対象経費

対象となる経費

産地支援関連費(取組A)(6件)
  • 種苗提供費
  • 収穫機械の貸与費
  • 選別機の貸与費
  • 産地派遣人件費
  • 専門家・篤農家派遣費
  • 栽培技術指導費
設備導入費(取組B)(4件)
  • 製造ライン機器の変更費
  • 製造機器の増設費
  • 新規設備導入費
  • 設備設置工事費
新商品開発費(取組B)(5件)
  • 開発機器費
  • 試作原材料費
  • 市場調査費
  • 新商品PR費
  • 包装資材の更新費

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 土地の取得・整備費
  • 建物の建設・改修費(製造ラインに直接関係しないもの)
  • 車両の購入費
  • 一般管理費・間接経費
  • 既存設備の維持管理費
  • 人件費(産地派遣以外の通常業務分)
  • 輸入原材料の購入費
  • 事業に直接関係しない広告宣伝費

よくある質問

Q食品製造業以外の企業でも申請できますか?
A

はい、経営体としての業種区分にかかわらず、実際に食品の加工・製造を行っているかどうかで判断されます。例えば、農業法人が自社農産物の加工品を製造している場合や、小売業者が自社工場で食品を製造している場合も対象となり得ます。

QjGrantsで申請できますか?
A

いいえ、jGrants上での応募申請は受け付けていません。必ず専用の公募受付サイト(https://jmac-foods.com/genzairyou/r6/)にアクセスし、そちらから応募手続きを進めてください。

Q取組Aと取組Bの両方に申請できますか?
A

はい、取組Aと取組Bを組み合わせた事業計画での申請が可能です。産地支援と自社の設備投資・新商品開発を一体的に進めることで、より効果的な国産原材料への切り替えが期待できます。取組Aを含む場合は上限額が3億円に拡大されます。

Q補助金の下限額はいくらですか?
A

下限額は100万円です。小規模な新商品開発や産地への少量の種苗提供なども補助対象となるため、中小規模の食品製造事業者も十分に活用できます。

Q第3次公募はありますか?
A

令和7年8月頃に第3次公募が予定されていますが、第1次・第2次公募の採択結果を踏まえた予算状況によって実施の有無が判断されます。最新情報は公募サイトで確認してください。

Q事業完了期限はいつですか?
A

令和8年2月12日までに事業を完了する必要があります。設備導入や新商品開発など、時間を要する取組については、この期限を念頭に置いたスケジュール管理が重要です。

Q産地との連携先は自分で見つける必要がありますか?
A

はい、産地との連携体制は申請者自身が構築する必要があります。既存の取引先農家やJA(農業協同組合)との関係を活用するか、新たに連携先を開拓してください。産地との具体的な連携計画が申請の必須条件です。

Q輸入原材料の購入費は補助対象ですか?
A

いいえ、本事業は国産原材料への切り替えを促進する制度であるため、輸入原材料の購入費は補助対象外です。国産原材料の取扱量を増加させるための設備投資や産地支援の取組が対象です。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は農林水産省の食品産業政策に基づく緊急対策事業であるため、同省の他の食品産業向け支援策との組み合わせを検討する際は経費の重複に注意が必要です。中小企業庁のものづくり補助金は製造設備の導入に活用でき、本補助金と対象経費を明確に区分すれば併用の可能性があります。また、農林水産省のフードテック官民協議会の支援策や、6次産業化に関する補助金との相乗効果も期待できます。JETROの食品輸出支援サービスと連携すれば、国産原材料で製造した新商品の海外販路開拓も視野に入ります。さらに、各都道府県が実施する農商工連携支援策や食品産業振興施策との併用も有効です。金融面ではJFC(日本政策金融公庫)の食品産業向け融資を自己負担分に充てることも検討しましょう。

詳細説明

産地連携推進緊急対策事業の概要

本事業は、令和6年度補正予算に基づき農林水産省が実施する食品産業向けの緊急対策補助事業です。輸入原材料の価格高止まりや国際的な購買力低下など、食品製造事業者等が直面する原材料調達リスクに対応するため、国産原材料への切り替えと産地連携を強力に推進します。

事業の背景

食品産業は国産農林水産物の主要な仕向け先であり、我が国の食料の安定供給や地域経済の維持発展において重要な役割を担っています。しかし近年、円安の進行や国際的な食料需要の増大により、輸入原材料の調達リスクが大きな課題となっています。本事業は、食品製造事業者と国内産地の連携を強化し、食品産業のサプライチェーン全体の持続可能性を高めることを目的としています。

対象となる事業(2つの取組類型)

取組A:産地を支援する取組

産地と連携する計画を策定した食品製造事業者等が、産地を支援するために行う取組です。具体的には以下が対象です。

  • 求める品種を産地に生産してもらうための種苗の提供
  • 産地の引き受け量拡大に対応するための収穫機械の貸与
  • 加工ニーズに合致した食品原材料出荷のための選別機の貸与
  • 食品製造事業者の社員等を産地へ派遣した生産作業補助
  • 専門家や篤農家を産地へ派遣した栽培技術等指導

取組B:産地との連携による国産食品原材料の取扱量増加の取組

産地との連携を通じて国産原材料の取扱量を増加させるための、食品製造事業者自身の設備投資や新商品開発等です。

  • 新商品の製造に必要な製造ライン上の機器の変更・増設・導入
  • 国産原材料増加を目指す新商品開発にかかる費用(開発機器、試作原材料、調査、新商品PR、包装資材の更新等)

補助率と補助額

  • 補助率:2分の1以内
  • 上限額:1件あたり2億円(産地を支援する取組を行う場合は3億円)
  • 下限額:100万円

応募資格

以下のいずれかに該当する事業者が対象です。

  1. 食品の加工・製造を行っている事業者またはこれらが組織する団体(業種区分にかかわらず判断)
  2. 上記事業者とともに事業を実施しようとする者

公募スケジュール

  • 第1次公募:終了
  • 第2次公募:令和7年6月12日~7月15日17時(厳守)
  • 第3次公募:令和7年8月頃予定(予算状況により実施を判断)

重要な注意事項

jGrants上での応募申請は受け付けていません。必ず専用の公募受付サイト(https://jmac-foods.com/genzairyou/r6/)から応募手続きを行ってください。事業完了期限は令和8年2月12日です。

問い合わせ先

産地連携推進緊急対策事業 事務局コールセンター(TEL:0570-000-280)にお問い合わせください。

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