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令和7年度リスキリング・キャリアデザイン応援事業_第1回

基本情報

補助金額
40万円
補助率: 1項目20万円、2項目40万円
0円40万円
募集期間
2025-07-07 〜 2025-07-31
対象地域東京都
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業 / 農業、林業 / 鉱業、採石業、砂利採取業 / 運輸業、郵便業 / 卸売業、小売業 / 金融業、保険業 / 不動産業、物品賃貸業 / 学術研究、専門・技術サービス業 / 宿泊業、飲食サービス業 / 生活関連サービス業、娯楽業 / 教育、学習支援業 / 医療、福祉
使途人材育成を行いたい / 雇用・職場環境を改善したい

この補助金のまとめ

東京都が実施する「リスキリング・キャリアデザイン応援事業」は、従業員のスキル再構築やキャリア形成の仕組みづくりに取り組む中小企業を支援する制度です。最大40万円(1項目20万円×2項目)の奨励金に加え、専門家派遣による伴走支援が受けられる点が大きな特徴です。対象は都内で事業を営む常時雇用300人以下の中小企業等で、単なる研修費用の補填ではなく、社内制度としてリスキリングやキャリアデザインの仕組みを整備することが求められます。人材不足が深刻化する中、既存社員の能力開発と定着率向上を同時に実現できる施策として、コンサルタントの立場からも積極的な活用をお勧めします。特に、デジタル人材の社内育成やミドルシニア層のキャリア再設計に課題を抱える企業にとって、制度設計から実行まで専門家の支援を受けながら進められる貴重な機会です。

この補助金の特徴

1

専門家派遣による伴走型支援

単に資金を支給するだけでなく、キャリアコンサルタントや人事制度の専門家が企業に派遣され、制度設計から運用まで伴走してくれます。自社だけでは難しいリスキリング制度の構築を、プロの知見を借りながら進められるため、人事部門のリソースが限られる中小企業にとって非常に心強い仕組みです。

2

最大40万円の奨励金で制度整備を後押し

リスキリングとキャリアデザインの2項目に取り組んだ場合、それぞれ20万円ずつ、最大40万円の奨励金が支給されます。制度整備にかかる社内コスト(就業規則の改定、面談制度の導入等)を実質的にカバーでき、投資対効果の高い支援制度です。

3

「仕組みづくり」に焦点を当てた持続的支援

一過性の研修受講ではなく、社内にリスキリングやキャリア意識醸成の「制度」を根付かせることを目的としています。一度制度を整備すれば、今後の新入社員や異動者にも適用でき、長期的な人材育成基盤となります。

4

都内中小企業に特化した手厚い設計

常時雇用300人以下の中小企業等を対象としており、大企業では自前で行う制度設計を、東京都の支援を受けながら実現できます。中小企業の実情に合わせた柔軟な制度提案が期待できる点も魅力です。

ポイント

本事業の最大の価値は「お金」と「知恵」の両方が得られる点です。奨励金だけでなく専門家派遣がセットになっているため、人事制度の知見が乏しい中小企業でも質の高いリスキリング制度を構築できます。制度を一度整備すれば継続的に活用でき、採用コスト削減や離職率低下にもつながる投資効果の高い事業です。

対象者・申請資格

企業規模・所在地

  • 東京都内で事業を営んでいること
  • 常時雇用する従業員が300人以下の中小企業等であること
  • 法人・個人事業主いずれも対象

業種要件

  • 業種の制限は原則なし(ただし風俗営業等一部業種は除外の可能性あり)
  • 製造業、サービス業、IT業、小売業など幅広い業種が申請可能

雇用要件

  • 従業員を雇用していること(1人以上)
  • リスキリングやキャリアデザインの制度を適用する従業員がいること
  • 雇用保険に加入していることが望ましい

その他の要件

  • 都税の滞納がないこと
  • 過去に同事業の支援を受けていない、または受給制限に該当しないこと
  • 労働関係法令を遵守していること
  • 暴力団等反社会的勢力との関係がないこと

ポイント

対象要件は比較的シンプルで、「都内の中小企業で従業員がいること」が基本条件です。業種制限がほぼないため、多くの企業が該当します。ただし、都税の滞納や労働法令違反があると不支給となるため、申請前に自社の法令遵守状況を確認しておくことをお勧めします。

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申請ガイド

1

ステップ1:募集要項の確認と社内検討

東京都の公式サイトまたは(公財)東京しごと財団のページで募集要項を確認します。リスキリングとキャリアデザインのどちらか、または両方に取り組むかを社内で検討し、対象となる従業員や取り組み内容の方向性を決めます。

2

ステップ2:申請書類の準備と提出

所定の申請書に企業情報、取り組み予定の内容、対象従業員数等を記入します。登記簿謄本、都税の納税証明書、雇用保険の適用事業所であることを示す書類などを添付して申請します。第1回の募集期間内に提出が必要です。

3

ステップ3:審査・選定

提出された申請書類をもとに審査が行われます。取り組み内容の妥当性や実現可能性が評価され、支援対象企業が選定されます。

4

ステップ4:専門家派遣による制度設計

選定後、キャリアコンサルタント等の専門家が企業に派遣されます。現状の人材育成課題をヒアリングし、リスキリング制度やキャリアデザイン制度の具体的な設計を進めます。

5

ステップ5:制度の導入・運用と実績報告

設計した制度を社内に導入・運用し、所定の取り組みを完了した後、実績報告書を提出します。審査を経て奨励金が支給されます。

ポイント

申請から奨励金受給まで数カ月のプロセスとなるため、早めの準備が重要です。特に納税証明書などの公的書類は取得に時間がかかる場合があるため、募集開始前から準備を始めましょう。専門家派遣を最大限活用するには、事前に自社の人材課題を整理しておくと、より的確な支援が受けられます。

審査と成功のコツ

自社の人材課題を明確にする
申請前に「なぜリスキリングが必要なのか」「どの部門・職種のスキル転換が急務か」を具体的に整理しましょう。DX推進に伴うデジタルスキル習得、事業転換に必要な新分野の知識など、経営課題と紐づけて説明できると審査での評価が高まります。
経営層のコミットメントを示す
制度整備は経営判断を伴うため、経営者自身が人材育成に対するビジョンを持ち、申請書にも反映させることが重要です。「社長が本気で取り組む姿勢」は専門家派遣時の成果にも直結します。
既存の人材育成施策との接続を意識する
既に実施している研修やOJTがあれば、それらとリスキリング制度をどう接続させるかを考えておきましょう。新制度が既存施策と矛盾なく連動するよう設計することで、社員の混乱を防ぎ、定着率が向上します。
従業員への丁寧な説明と巻き込み
リスキリングやキャリアデザインは従業員の協力なしには成立しません。制度導入の目的やメリットを丁寧に説明し、「やらされ感」ではなく「自分のキャリアのために活用したい」と思ってもらえるコミュニケーションを心がけましょう。
実績報告を見据えた記録管理
専門家との面談記録、制度設計の経緯、従業員の反応などを丁寧に記録しておくことで、実績報告がスムーズになります。写真や議事録など、エビデンスを残す習慣をつけておくと安心です。

ポイント

採択のカギは「経営課題と人材育成の明確な結びつき」です。単に「研修をやりたい」ではなく、「事業のこの課題を解決するために、この人材にこのスキルが必要」と論理的に説明できる企業が選ばれやすい傾向にあります。専門家派遣を受ける前に社内の課題を棚卸ししておくことが成功への近道です。

対象経費

対象となる経費

専門家派遣関連費用(3件)
  • キャリアコンサルタント派遣費用
  • 人事制度設計コンサルティング費用
  • 研修プログラム設計支援費用
制度設計・整備費用(3件)
  • 就業規則改定に係る費用
  • キャリア面談制度の構築費用
  • スキルマップ作成費用
リスキリング関連費用(3件)
  • デジタルスキル研修受講料
  • 外部セミナー・講座参加費
  • eラーニングシステム導入費用
キャリアデザイン関連費用(3件)
  • キャリアカウンセリング実施費用
  • 自己啓発支援制度の整備費用
  • キャリアパス策定支援費用
社内周知・運用費用(3件)
  • 制度周知のための社内説明会開催費
  • マニュアル・ガイドライン作成費
  • アンケート・効果測定ツール費用

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 従業員の通常業務に係る人件費
  • 飲食・接待に関する費用
  • 不動産の取得・賃借に関する費用
  • 汎用性の高いパソコン・タブレット等の機器購入費
  • 他の補助金・助成金で既に支援を受けている経費
  • 申請前に既に支払い済みの経費
  • 消費税及び地方消費税相当額
  • 振込手数料・代引手数料等の金融機関手数料

よくある質問

Qリスキリングとキャリアデザインの両方に申請できますか?
A

はい、両方の項目に同時に申請することが可能です。1項目あたり20万円の奨励金が支給されるため、2項目に取り組んだ場合は最大40万円を受給できます。リスキリングは新たなスキル習得の仕組みづくり、キャリアデザインは従業員のキャリア意識醸成の仕組みづくりと、それぞれ異なるアプローチですが、一体的に制度設計することで相乗効果が得られるため、可能であれば両方への申請をお勧めします。

Q個人事業主でも申請できますか?
A

個人事業主でも、東京都内で事業を営み、従業員を雇用している場合は申請可能です。ただし、常時雇用する従業員が300人以下であること、都税の滞納がないことなどの基本要件を満たす必要があります。従業員のリスキリングやキャリアデザインの制度を整備する意思があれば、法人・個人事業主を問わず支援の対象となります。

Q専門家派遣ではどのような支援を受けられますか?
A

キャリアコンサルタントや人事制度の専門家が企業に派遣され、現状の人材育成課題のヒアリング、リスキリング制度やキャリア面談制度の設計、就業規則への反映方法のアドバイス、従業員への説明方法の提案など、制度の設計から導入までを包括的に支援します。企業の規模や業種に合わせたオーダーメイドの提案を受けられるため、自社だけでは難しい制度構築を効率的に進められます。

Q申請から奨励金の受給までどのくらいの期間がかかりますか?
A

申請から奨励金受給までは、概ね6カ月〜1年程度を見込んでおくとよいでしょう。審査・選定に1〜2カ月、専門家派遣による制度設計に2〜3カ月、制度の導入・運用に1〜2カ月、実績報告から支給決定に1〜2カ月程度が目安です。取り組み内容や企業の状況によって期間は異なりますので、余裕を持ったスケジュールで計画することをお勧めします。

Q過去に東京都の他の人材育成関連の助成金を受けたことがありますが、申請できますか?
A

過去に他の東京都の人材育成関連助成金を受給していても、本事業に申請できる場合があります。ただし、同一の取り組み内容で重複して支援を受けることはできません。また、本事業自体の支給制限(過去の受給回数制限等)に該当しないことが条件です。詳細は募集要項を確認するか、事務局にお問い合わせください。

Q常時雇用300人以下とは、パート・アルバイトも含みますか?
A

「常時雇用する従業員」の定義は募集要項に記載されていますが、一般的には正社員だけでなく、契約社員やパートタイマーであっても期間の定めなく雇用されている場合や、1年以上継続して雇用されている(見込みを含む)場合は「常時雇用」に含まれることがあります。自社の該当人数が不明な場合は、事務局に確認することをお勧めします。

Q奨励金の使途に制限はありますか?
A

奨励金は制度整備の取り組みに対する「奨励金」として支給されるものであり、受給後の使途について厳密な制限は設けられていないのが一般的です。ただし、制度整備に要した費用(専門家への謝金、研修教材の購入費等)に充当することが想定されています。奨励金の性質上、領収書の提出等は求められない場合が多いですが、詳細は募集要項をご確認ください。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本事業は東京都の単独事業であるため、国の助成金との併用が可能な場合があります。特に厚生労働省の「人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)」は、リスキリング研修の受講費用や研修期間中の賃金を助成する制度であり、本事業の「制度整備」支援と役割が異なるため、併用できる可能性があります。ただし、同一の経費に対して二重に支援を受けることはできないため、本事業では制度設計費用、国の助成金では研修受講費用というように、経費の切り分けが必要です。 また、東京都の「DXリスキリング助成金」など、都の他の人材育成関連事業との併用については制限がある場合があります。同一年度に同一の従業員を対象として複数の都の事業に申請する場合は、事前に事務局に確認することを強くお勧めします。 中小企業診断士やキャリアコンサルタントに相談し、自社に最適な助成金の組み合わせを検討することで、人材育成にかかるトータルコストを大幅に削減できます。

詳細説明

事業の背景と目的

急速な技術革新やビジネス環境の変化に伴い、企業には従業員のスキル再構築(リスキリング)とキャリア意識の醸成が求められています。東京都は、都内中小企業の人材育成を支援するため、「リスキリング・キャリアデザイン応援事業」を実施しています。本事業は令和7年度の第1回募集であり、従業員のリスキリングやキャリアデザインに係る制度整備に取り組む中小企業等に対し、専門家派遣と奨励金を支給するものです。

支援内容の詳細

本事業の支援は大きく2つの柱で構成されています。

  • 専門家派遣:キャリアコンサルタントや人事制度の専門家が企業に派遣され、リスキリング制度やキャリアデザイン制度の設計・導入を伴走支援します。企業の実情に合わせたオーダーメイドの制度提案を受けられるため、人事部門の体制が十分でない中小企業にとって大きなメリットがあります。
  • 奨励金の支給:制度整備の取り組みが完了した企業に対し、1項目あたり20万円、最大2項目(リスキリング+キャリアデザイン)で40万円の奨励金が支給されます。

リスキリングとキャリアデザインの違い

本事業では、「リスキリング」と「キャリアデザイン」を別の取り組み項目として位置づけています。

  • リスキリング:事業環境の変化に対応するため、従業員に新たなスキルや知識を習得させる仕組みの整備。例えば、デジタルツールの活用研修制度、資格取得支援制度、社内ジョブローテーション制度などが該当します。
  • キャリアデザイン:従業員が自らのキャリアを主体的に考え、設計するための仕組みの整備。例えば、定期的なキャリア面談制度、キャリアパスの明示、自己啓発支援制度などが該当します。

対象企業の要件

本事業の対象となるのは、以下の要件を満たす中小企業等です。

  • 東京都内で事業を営んでいること
  • 常時雇用する従業員が300人以下であること
  • 都税の滞納がないこと
  • 労働関係法令を遵守していること
  • 過去に同事業の支給制限に該当しないこと

申請から受給までの流れ

本事業は以下のステップで進行します。

  • 申請:募集期間内に所定の申請書類を提出します。企業概要、取り組み予定内容、対象従業員の情報などを記載します。
  • 審査・選定:申請内容に基づき、支援対象企業が選定されます。取り組みの具体性や実現可能性が重視されます。
  • 専門家派遣・制度整備:選定された企業に専門家が派遣され、制度設計と導入を支援します。
  • 実績報告・奨励金支給:取り組み完了後に実績報告書を提出し、審査を経て奨励金が支給されます。

活用のポイント

本事業を最大限に活用するためには、以下の点を意識することが重要です。

  • 2項目同時申請で最大額を狙う:リスキリングとキャリアデザインの両方に取り組むことで、奨励金を最大40万円受給できます。両者は相互に関連するテーマであるため、一体的に制度設計することで相乗効果が期待できます。
  • 専門家の知見を最大限活用する:派遣される専門家は他社の成功事例や最新の人材育成トレンドに精通しています。自社の課題を率直に相談し、最適な制度を一緒に作り上げる姿勢が大切です。
  • 制度の持続性を重視する:事業期間中だけでなく、終了後も継続的に運用できる制度を設計することが、真の投資効果につながります。

期待される効果

本事業を活用して制度を整備することで、以下のような効果が期待されます。

  • 従業員のスキルアップによる生産性向上
  • キャリア意識の醸成による従業員エンゲージメント向上
  • 離職率の低下と採用力の強化
  • 事業環境の変化に対応できる組織力の構築
  • 企業ブランドイメージの向上(人材を大切にする企業として)

関連書類・リンク