募集終了
やや難しい
準備期間の目安: 約45

第6回 躍進的な事業推進のための設備投資支援事業

基本情報

補助金額
1億円
補助率: 事業区分に応じて助成対象経費の1/2、2/3、3/4以内のいずれか(詳細については募集要項を参照)
0円1億円
募集期間
2023-10-30 〜 2023-11-07
対象地域茨城県
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業 / 農業、林業 / 鉱業、採石業、砂利採取業 / 運輸業、郵便業 / 卸売業、小売業 / 金融業、保険業 / 不動産業、物品賃貸業 / 学術研究、専門・技術サービス業 / 宿泊業、飲食サービス業 / 生活関連サービス業、娯楽業 / 教育、学習支援業 / 医療、福祉
使途新たな事業を行いたい / 事業を引き継ぎたい / 設備整備・IT導入をしたい

この補助金のまとめ

「躍進的な事業推進のための設備投資支援事業」は、東京都が実施する中小企業向けの大型設備投資助成金です。最大1億円・助成率1/2〜3/4という手厚い支援が特徴で、競争力強化、DX推進、イノベーション、事業承継の4区分から自社の課題に合った申請が可能です。特にDX推進区分は令和4年度から予算が大幅増額されており、東京都が本気でデジタル化を後押ししていることがわかります。ゼロエミッション要件や賃上げ要件を満たすことで助成率が最大3/4まで引き上がる仕組みも見逃せません。注意点として、本事業は「量産フェーズ」の設備が対象であり、試作・研究開発段階の機械は対象外です。すでに事業化の見通しが立っている製品・サービスの生産体制強化に最適な制度といえます。都内に本店または支店を持ち、2年以上事業を営む中小企業者が対象となります。

この補助金の特徴

1

最大1億円の大型助成

本事業の助成限度額は1億円と、都の中小企業向け補助金としては最大級の規模です。下限額は100万円で、数百万円規模の設備投資から億単位の大規模投資まで幅広く対応しています。機械設備の導入に特化した制度のため、製造業を中心に多くの企業が活用できます。

2

4つの申請区分で幅広いニーズに対応

Ⅰ「競争力・ゼロエミッション強化/賃上げ促進」、Ⅱ「DX推進」、Ⅲ「イノベーション」、Ⅳ「後継者チャレンジ」の4区分が用意されています。自社の経営課題や成長戦略に最も合致する区分を選択することで、採択可能性を高められます。特にⅣは後継者が新たな事業展開に挑戦する際の強力な武器となります。

3

ゼロエミ・賃上げで助成率アップ

基本助成率は1/2ですが、ゼロエミッション要件を満たすと2/3〜3/4、賃上げ要件を満たすと3/4まで引き上がります。省エネ設備の導入や従業員の処遇改善を同時に実現できる企業には極めて有利な制度設計です。小規模企業者はさらに基本助成率が2/3と優遇されています。

4

量産フェーズ特化で即効性が高い

試作・開発ではなく量産段階の設備が対象のため、導入後すぐに売上・生産性向上に直結します。すでに製品やサービスが確立しており、生産能力の拡大や効率化を図りたい企業にとって最適です。助成対象期間も最長1年6か月と十分な導入期間が確保されています。

ポイント

最大1億円・助成率最大3/4という都内最大級の設備投資支援です。4つの申請区分から自社に最適なものを選べ、ゼロエミッションや賃上げへの取り組みで助成率がさらに優遇されます。量産フェーズの設備に特化しているため、即座に事業成長につなげられます。

対象者・申請資格

企業規模

  • 中小企業者(中小企業基本法に定める中小企業)
  • 小規模企業者(従業員20人以下、商業・サービス業は5人以下)
  • 中小企業団体等

所在地要件

  • 令和5年10月1日時点で東京都内に登記簿上の本店または支店があること
  • 都内で2年以上事業を継続して営んでいること

事業内容

  • 量産フェーズの機械設備等を新たに導入する計画があること
  • 試作・研究開発目的の設備は対象外
  • 導入する設備が申請区分(Ⅰ〜Ⅳ)のいずれかに該当すること

区分別の追加要件

  • Ⅰ競争力強化:競争力強化につながる設備投資であること。ゼロエミ・賃上げ要件は任意
  • Ⅱ DX推進:デジタル技術を活用した生産性向上・業務効率化に資する設備であること
  • Ⅲ イノベーション:都市課題解決や成長産業分野における革新的な取り組みであること
  • Ⅳ 後継者チャレンジ:事業承継した後継者が新たな事業展開に取り組むものであること

ポイント

東京都内に本店・支店があり、2年以上事業を営む中小企業者が対象です。量産フェーズの設備導入が必須条件で、4つの区分(競争力強化・DX・イノベーション・後継者)のいずれかに該当する必要があります。

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申請ガイド

1

ステップ1:申請区分の選定

まず自社の経営課題と導入したい設備の目的を整理し、4区分(Ⅰ競争力強化、Ⅱ DX推進、Ⅲ イノベーション、Ⅳ 後継者チャレンジ)のどれに該当するか判断します。区分によって助成率や必要書類が異なるため、慎重に選びましょう。

2

ステップ2:事前準備・相談

東京都中小企業振興公社の窓口で事前相談を行います。設備投資計画の妥当性、申請区分の適合性、必要書類の確認などを事前に行うことで、申請書の完成度を高められます。

3

ステップ3:申請書類の作成

事業計画書、設備導入計画書、見積書、決算書類等を準備します。特に事業計画書では、設備導入による具体的な効果(生産性向上率、売上増加見込み等)を数値で示すことが重要です。ゼロエミ・賃上げ要件を適用する場合は、それぞれの要件を満たすことを示す書類も必要です。

4

ステップ4:申請・審査

募集期間内に申請書類一式を提出します。書類審査および面接審査が行われます。面接では経営者自身が事業計画を説明する必要があるため、十分な準備が求められます。

5

ステップ5:交付決定・設備導入

採択後、交付決定通知を受けてから設備の発注・導入を行います。交付決定前の発注は対象外となるため、タイミングに注意してください。助成対象期間内に設備の導入・支払いを完了させます。

6

ステップ6:実績報告・助成金受領

設備導入完了後、実績報告書を提出します。検査を経て助成金額が確定し、精算払いで助成金が支給されます。

ポイント

申請区分の選定から事前相談、書類作成、面接審査、設備導入、実績報告まで6ステップで進みます。交付決定前の発注は対象外となるため、スケジュール管理が極めて重要です。事前相談を活用して申請書の完成度を高めましょう。

審査と成功のコツ

事業計画の具体性と数値根拠
設備導入後の生産性向上率、売上増加額、コスト削減額などを具体的な数値で示すことが採択の鍵です。現状の課題を定量的に把握し、導入後のビフォー・アフターを明確に描きましょう。「なぜこの設備でなければならないのか」という必然性も重要な評価ポイントです。
申請区分との整合性
選択した区分(競争力強化・DX・イノベーション・後継者)の趣旨と、自社の事業計画が一貫していることが重要です。例えばDX推進区分であれば、単なる設備更新ではなく、デジタル技術によるビジネスモデル変革や業務プロセスの抜本的改善を訴求しましょう。
ゼロエミ・賃上げ要件の戦略的活用
助成率を最大3/4に引き上げるために、ゼロエミッション要件や賃上げ要件の適用を積極的に検討しましょう。省エネ設備への切替えや従業員の賃金引上げ計画を事業計画に組み込むことで、助成率アップと企業価値向上を同時に実現できます。
面接審査への万全な準備
本事業では面接審査が実施されます。経営者自身が設備投資の目的、期待効果、事業の将来像を簡潔かつ説得力を持って説明できるよう練習しましょう。想定質問への回答も準備しておくと安心です。
見積もりの適正性と複数社比較
設備の見積りは複数社から取得し、価格の適正性を示すことが重要です。過大な設備投資と判断されると減額や不採択の原因になります。投資規模と期待効果のバランスを意識しましょう。

ポイント

採択率を高めるには、数値に基づく具体的な事業計画、申請区分との整合性、ゼロエミ・賃上げ要件の戦略的活用が重要です。面接審査があるため、経営者自身の説明力も問われます。見積りの適正性にも注意しましょう。

対象経費

対象となる経費

機械装置(5件)
  • 生産用機械設備
  • 加工用機械設備
  • 検査・測定機器
  • 組立用ロボット
  • CNC工作機械
DX関連設備(5件)
  • IoTセンサー・通信機器
  • AI画像検査装置
  • 生産管理システム用サーバー
  • 自動化・省人化設備
  • デジタルツイン関連機器
省エネ・環境対応設備(5件)
  • 高効率空調設備
  • LED照明設備
  • 省エネ型コンプレッサー
  • 太陽光発電設備(自家消費用)
  • EV充電設備
搬送・物流設備(4件)
  • 自動搬送装置(AGV・AMR)
  • コンベアシステム
  • 自動倉庫システム
  • パレタイザー
印刷・包装設備(4件)
  • デジタル印刷機
  • 自動包装機
  • ラベリング装置
  • シュリンク包装機
食品加工設備(4件)
  • 食品加工機械
  • 急速冷凍設備
  • 殺菌装置
  • 充填機・封入機

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 試作・研究開発段階の設備
  • 中古品・リース品の導入費用
  • 土地・建物の取得費・工事費
  • 車両の購入費用
  • 消耗品・原材料費
  • 設備のメンテナンス・保守費用
  • 交付決定前に発注・導入した設備
  • 都外に設置する設備

よくある質問

Q量産フェーズの設備とは具体的に何を指しますか?
A

量産フェーズの設備とは、すでに製品やサービスの開発が完了し、商用生産・提供を行うための機械設備を指します。例えば、新製品の製造ラインに導入する加工機械、検査装置、包装機械などが該当します。一方、製品の試作や研究開発に使用する実験装置、プロトタイプ製作用の機器は対象外です。開発段階と量産段階の境目が曖昧な場合は、事前に東京都中小企業振興公社に相談されることをお勧めします。

Qゼロエミッション要件とは何ですか?どうすれば助成率が上がりますか?
A

ゼロエミッション要件とは、導入する設備が省エネルギーやCO2排出削減に貢献することを示す要件です。要件のレベルは「○」と「◎」の2段階があり、「○」では助成率が2/3以内に、「◎」では3/4以内に引き上がります。具体的には、高効率な省エネ設備の導入、再生可能エネルギーの活用、エネルギー消費量の大幅削減などが評価対象となります。詳細な基準は公募要領に記載されていますので、事前に確認しましょう。

Q小規模企業者と中小企業者で助成率はどう違いますか?
A

Ⅰ区分(競争力・ゼロエミッション強化/賃上げ促進)において、小規模企業者は中小企業者より基本助成率が優遇されています。中小企業者の基本助成率が1/2以内であるのに対し、小規模企業者は2/3以内が基本となります。小規模企業者とは、製造業等では従業員20人以下、商業・サービス業では5人以下の企業を指します。なお、Ⅱ〜Ⅳ区分では企業規模に関わらず助成率は一律2/3以内です。

Q申請から助成金を受け取るまでどのくらいかかりますか?
A

申請から助成金受領まで、一般的に1年〜1年半程度を見込む必要があります。申請後、書類審査と面接審査に数か月、交付決定後に設備の発注・導入・支払いを行い(助成対象期間は最長1年6か月)、その後に実績報告と検査を経て精算払いとなります。助成金は後払い(精算払い)のため、設備購入費用は一旦自社で立替える必要があります。資金繰り計画をしっかり立てておきましょう。

Q面接審査ではどのようなことを聞かれますか?
A

面接審査では、経営者自身が事業計画の内容を説明します。主に聞かれるのは、設備投資の目的と必要性、導入後の具体的な効果(生産性向上、売上増加等の数値目標)、自社の強みと競争優位性、事業の将来ビジョンなどです。審査員は、計画の実現可能性と経営者のコミットメントを見ています。事業計画書の内容を十分に理解し、想定質問への回答を準備しておくことが重要です。

Q複数の区分に同時に申請できますか?
A

原則として、1企業につき1区分での申請となります。複数の区分に同時に申請することはできません。そのため、自社の経営課題や導入したい設備の目的に最も合致する区分を慎重に選択することが重要です。どの区分が最適か判断に迷う場合は、東京都中小企業振興公社の窓口で事前相談を活用してください。

Q交付決定前に設備を発注してしまった場合はどうなりますか?
A

交付決定前に発注・契約・導入した設備は、一切助成対象となりません。これは本事業に限らず多くの公的補助金に共通するルールです。設備の選定や見積取得は事前に行えますが、正式な発注は必ず交付決定通知を受けてから行ってください。急いで設備を導入したい場合でも、このルールは厳格に適用されますので十分ご注意ください。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本事業は東京都中小企業振興公社が実施する助成金であり、同一の設備投資に対して国や他の自治体の補助金と重複して受給することは原則できません。ただし、対象経費が明確に区分できる場合や、異なる設備に対する申請であれば併用が認められるケースもあります。 具体的な併用候補としては、国の「ものづくり補助金」が挙げられますが、同一設備への重複申請は不可です。異なるフェーズ(研究開発はものづくり補助金、量産設備は本事業)で使い分ける戦略が有効です。また、東京都の「新製品・新技術開発助成事業」で開発した製品の量産設備を本事業で導入するという流れも効果的です。 IT導入補助金とはソフトウェア(IT導入補助金)とハードウェア(本事業)で棲み分けが可能な場合があります。事業承継・引継ぎ補助金と後継者チャレンジ区分は趣旨が近いため、どちらか一方を選択するのが現実的です。 いずれの場合も、申請前に東京都中小企業振興公社の窓口で併用可否を確認することを強くお勧めします。

詳細説明

事業の背景と目的

「躍進的な事業推進のための設備投資支援事業」は、東京都が都内中小企業の産業力強化を目的に実施する大型の設備投資助成金です。変化の激しい経営環境において、先端技術の活用や持続的発展を目指す中小企業を力強く支援します。「稼ぐ東京」の実現に向け、競争力強化からDX、イノベーション、事業承継まで幅広い経営課題に対応しています。

4つの申請区分

本事業は以下の4区分で構成されており、自社の課題に最適な区分を選択して申請します。

  • Ⅰ 競争力・ゼロエミッション強化/賃上げ促進:生産性向上や競争力強化のための設備投資。ゼロエミッション要件や賃上げ要件を満たすと助成率が優遇されます。
  • Ⅱ DX推進:デジタル技術を活用した生産プロセスの革新、業務効率化を図る設備投資。令和4年度から予算が大幅に追加された注力分野です。
  • Ⅲ イノベーション:都市課題の解決や国内外で市場拡大が期待される産業分野における革新的な設備投資。
  • Ⅳ 後継者チャレンジ:事業承継した後継者が新たな事業展開に挑戦するための設備投資。次世代の経営者を応援する区分です。

助成率と助成限度額

助成限度額は全区分共通で最大1億円、下限額は100万円です。助成率は区分や要件によって異なります。

  • 中小企業者(Ⅰ区分):基本1/2以内。ゼロエミ要件「○」で2/3以内、「◎」で3/4以内。賃上げ要件「○」で3/4以内。
  • 小規模企業者(Ⅰ区分):基本2/3以内。ゼロエミ・賃上げ要件で最大3/4以内に引き上げ。
  • Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ区分:一律2/3以内。

対象となる設備投資

本事業の大きな特徴は、量産フェーズの設備に特化している点です。試作・研究開発段階の機械は対象外であり、すでに事業化の見通しが立った製品・サービスの生産体制を強化するための設備投資が対象となります。

具体的には、生産用機械設備、加工設備、検査・測定機器、IoT関連機器、自動化設備、省エネ設備など幅広い機械設備が対象です。ただし、中古品やリース、建物工事、車両などは対象外です。

助成対象期間

助成対象期間は令和6年4月1日から最長令和7年9月30日まで(最長1年6か月)です。この期間内に設備の発注・導入・支払いを完了する必要があります。交付決定前の発注は対象外となるため、スケジュール管理が極めて重要です。

申請から受給までの流れ

  • 事前準備:申請区分の選定、設備の見積取得、事業計画書の作成
  • 申請:募集期間内に必要書類を提出
  • 審査:書類審査および面接審査
  • 交付決定:採択通知を受けて正式に交付決定
  • 設備導入:交付決定後に発注・導入・支払いを実施
  • 実績報告:完了後に報告書を提出、検査を経て助成金を受領

活用のポイント

採択されるためには、設備投資の必要性と期待効果を具体的な数値で示すことが不可欠です。生産性が何%向上するのか、売上がどれだけ増加するのか、コストがいくら削減できるのかを明確にしましょう。また、ゼロエミッション要件や賃上げ要件の活用により助成率を最大化する戦略も重要です。面接審査では経営者自身のビジョンと熱意が問われますので、事前準備を怠らないようにしてください。