募集終了
普通
準備期間の目安: 約21

【愛知県】令和5年度_中小企業等海外出願・侵害対策支援事業費補助金(中小企業等外国出願支援事業)

基本情報

補助金額
300万円
補助率: 1/2
0円300万円
募集期間
2023-05-15 〜 2023-06-09
対象地域愛知県
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業 / 農業、林業 / 鉱業、採石業、砂利採取業 / 運輸業、郵便業 / 卸売業、小売業 / 金融業、保険業 / 不動産業、物品賃貸業 / 学術研究、専門・技術サービス業 / 宿泊業、飲食サービス業 / 生活関連サービス業、娯楽業 / 教育、学習支援業 / 医療、福祉
使途新たな事業を行いたい / 販路拡大・海外展開をしたい / イベント・事業運営支援がほしい / 事業を引き継ぎたい / 研究開発・実証事業を行いたい / 人材育成を行いたい / 資金繰りを改善したい / 雇用・職場環境を改善したい / まちづくり・地域振興支援がほしい / エコ・SDGs活動支援がほしい / スポーツ・文化支援がほしい

この補助金のまとめ

愛知県が実施する「中小企業等海外出願・侵害対策支援事業費補助金」は、県内に本社を有する中小企業等が海外市場での知的財産権を確保するための外国出願費用を支援する制度です。特許・実用新案・意匠・商標の外国出願にかかる費用の2分の1以内(最大300万円)が補助されます。1案件あたりの上限は特許150万円、実用新案・意匠・商標は各60万円、冒認対策商標は30万円です。海外展開を見据えた知財戦略の構築を後押しし、中小企業の国際競争力強化を図ることを目的としています。出願先の国・地域は限定されておらず、戦略的に重要な市場への出願を幅広くカバーできる点が特徴です。

この補助金の特徴

1

補助率1/2・最大300万円の手厚い支援

外国出願にかかる費用の半額を補助。特許は1案件150万円、意匠・商標等は各60万円まで支援され、複数案件の組み合わせで最大300万円の活用が可能です。

2

幅広い知的財産権が対象

特許だけでなく、実用新案・意匠・商標の外国出願も対象。さらに冒認対策商標(海外で第三者に先取り出願された商標への対抗出願)にも30万円まで対応しており、知財リスクへの備えも支援します。

3

出願先の国・地域を問わない柔軟性

PCT国際出願やマドリッドプロトコルを含め、出願先の国・地域に制限がありません。企業の海外展開戦略に合わせた柔軟な活用が可能です。

4

愛知県独自の地域密着型支援

国(特許庁)の類似制度と併用できる可能性があり、愛知県の産業振興施策として地元中小企業の国際展開を重点的に支援しています。

ポイント

外国出願費用の1/2(最大300万円)を補助する愛知県独自の制度。特許・実用新案・意匠・商標に加え、冒認対策商標にも対応し、出願先の国・地域も限定されない柔軟な支援が特徴です。

対象者・申請資格

企業要件

  • 愛知県内に本社(主たる事務所)を有すること
  • 中小企業基本法に定める中小企業者であること
  • 中小企業等経営強化法に定める中小企業者等であること

出願要件

  • 外国への特許・実用新案・意匠・商標の出願であること
  • 先行して日本国特許庁に同一内容の出願を行っていること(優先権の基礎出願)
  • 事業実施期間内に出願手続きを完了する見込みがあること

その他要件

  • 同一案件で国(INPIT等)の外国出願支援を受けていないこと
  • 税金の滞納がないこと
  • 暴力団等の反社会的勢力に該当しないこと

ポイント

愛知県内に本社がある中小企業で、日本での先行出願(基礎出願)があることが前提条件。国の類似補助金との重複受給は不可のため、申請前に確認が必要です。

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申請ガイド

1

ステップ1:事前準備と出願戦略の策定

補助対象となる外国出願の内容・出願先国・スケジュールを整理し、弁理士や知財専門家と出願戦略を固めます。日本での基礎出願が済んでいることを確認してください。

2

ステップ2:申請書類の作成

交付申請書、事業計画書、経費見積書、基礎出願の証明書類、中小企業であることの証明書類(登記簿謄本等)を準備します。

3

ステップ3:申請書の提出

公募期間内(2023年5月15日~6月9日)に愛知県経済産業局へ申請書類一式を提出します。期限厳守です。

4

ステップ4:審査・交付決定

愛知県による書類審査・ヒアリング等を経て、交付決定通知を受領します。交付決定前に着手した経費は原則対象外です。

5

ステップ5:事業実施・外国出願の遂行

交付決定後、計画に基づき外国出願手続きを実施します。経費の支出に関する証拠書類を適切に保管してください。

6

ステップ6:実績報告・補助金受領

事業完了後に実績報告書を提出し、確定検査を経て補助金が交付されます。

ポイント

公募期間はわずか約3週間と短期間。事前に弁理士との出願計画策定と見積取得を済ませておき、公募開始と同時に申請できる状態にしておくことが重要です。

審査と成功のコツ

出願戦略の明確化
なぜその国・地域に出願するのか、事業展開との整合性を明確に示すことが重要です。「とりあえず出願」ではなく、海外市場参入計画や競合分析に基づく戦略的な出願であることを説明しましょう。
弁理士との早期連携
外国出願は手続きが複雑で時間がかかるため、信頼できる弁理士と早期に連携し、出願スケジュールと費用見積を確定させることが採択率向上のカギです。
費用計画の精緻化
補助対象経費と対象外経費を正確に区分し、見積書の根拠を明確にしましょう。翻訳費用・代理人費用・庁費用など項目別に整理することで審査時の印象が向上します。
知財戦略と事業計画の一貫性
外国出願が企業全体の事業戦略・知財戦略の中でどう位置づけられるかを示せると説得力が増します。既存の経営革新計画等があれば積極的に活用しましょう。

ポイント

短い公募期間に対応するため、事前準備が最重要。弁理士との連携による出願計画の策定と、海外展開戦略との整合性を明確に示すことが採択のポイントです。

対象経費

対象となる経費

外国特許庁等への出願手数料(3件)
  • 各国特許庁への出願料
  • 審査請求料
  • 登録料(初回)
国内代理人費用(3件)
  • 弁理士への出願手続き代行費用
  • 書類作成費用
  • 国内事務手数料
外国代理人費用(2件)
  • 現地代理人(弁理士・弁護士)への手続費用
  • 現地事務手数料
翻訳費用(3件)
  • 出願書類の翻訳費用
  • 明細書・請求の範囲の翻訳費用
  • 対応言語への翻訳料
国際出願関連費用(3件)
  • PCT国際出願手数料
  • マドリッドプロトコル出願手数料
  • 国際調査手数料
冒認対策費用(2件)
  • 冒認対策商標の出願費用
  • 異議申立手数料

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 日本国内での基礎出願にかかる費用
  • 交付決定前に支出した経費
  • 外国出願に直接関係しないコンサルティング費用
  • 知財訴訟・係争にかかる弁護士費用
  • 出願後の年金・維持費用(2年目以降)
  • 渡航費・交通費・宿泊費
  • 社内人件費・間接経費
  • 消費税および地方消費税

よくある質問

Q個人事業主でも申請できますか?
A

中小企業基本法に定める中小企業者の要件を満たしていれば、個人事業主でも申請可能です。ただし、愛知県内に主たる事業所(本社に相当)を有していることが条件となります。申請時には確定申告書や開業届の写しなど、事業実態を証明する書類が必要となる場合がありますので、事前に愛知県の担当窓口に確認されることをお勧めします。

Q国(特許庁・INPIT)の外国出願支援事業との併用は可能ですか?
A

同一の出願案件について、国(INPIT)の「中小企業等外国出願支援事業」と本補助金を重複して受給することはできません。ただし、複数の出願案件を保有している場合、案件Aは国の制度、案件Bは愛知県の制度というように案件ごとに使い分けることは可能です。補助上限額や公募時期、採択率などを比較検討し、最も有利な組み合わせを選択してください。

QPCT国際出願は補助対象になりますか?
A

はい、PCT(特許協力条約)を利用した国際出願も補助対象となります。PCT出願の場合、国際出願手数料、国際調査手数料、翻訳費用、代理人費用などが補助対象経費に含まれます。PCT出願は複数の国への同時出願を効率的に行える制度ですので、出願先が複数国にわたる場合は積極的な活用をお勧めします。商標についてはマドリッドプロトコルによる国際出願も同様に対象となります。

Q交付決定前に弁理士へ依頼した出願手続きは補助対象になりますか?
A

原則として、交付決定日より前に着手(契約・発注・支払い等)した経費は補助対象外です。弁理士への依頼や出願手続きは、必ず交付決定通知を受領した後に開始してください。ただし、事前の相談や見積もり取得は問題ありません。公募期間が短いため、事前に弁理士と出願計画を策定し見積もりを取得した上で、交付決定後に速やかに出願手続きを開始できるよう準備しておくことが重要です。

Q補助金の支払いはいつ行われますか?
A

本補助金は「精算払い」方式です。まず自社で外国出願にかかる費用を全額立て替えて支払い、事業完了後に実績報告書を提出します。愛知県による確定検査を経て補助金額が確定した後に、指定口座へ振り込まれます。出願から補助金受領まで数か月のタイムラグが生じるため、その間の資金繰りを事前に計画しておく必要があります。

Q冒認対策商標とは何ですか?どのような場合に利用できますか?
A

冒認対策商標とは、海外において第三者が無断で自社のブランド名やロゴを先取り出願した場合に、それに対抗するための商標出願を指します。特に中国や東南アジアでは、日本の有名・無名を問わず企業の商標が先取りされるケースが多発しています。本補助金では冒認対策商標の出願費用を1件あたり30万円まで補助しており、すでに海外で冒認出願の被害を受けている、または被害リスクが高いと判断される場合に活用できます。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は愛知県独自の外国出願支援制度ですが、知的財産戦略を軸にした他の支援策との組み合わせで効果を最大化できます。まず、外国出願前の段階では「知財総合支援窓口」(INPIT)の無料相談を活用し、出願戦略の妥当性を検証しましょう。また、海外展開全体を支援する「JETROの海外展開支援事業」と連携すれば、出願だけでなく市場調査や販路開拓まで包括的な支援を受けられます。製造業であれば愛知県の「新あいち創造産業立地補助金」等で設備投資を、サービス業であれば「小規模事業者持続化補助金」で販路開拓費用を別途確保する戦略も有効です。なお、国(特許庁/INPIT)が実施する「中小企業等外国出願支援事業」とは同一案件での重複受給ができないため、補助上限額や採択時期を比較して有利な方を選択してください。複数の出願案件がある場合、案件ごとに県・国の制度を使い分けることで全体の補助額を最大化する戦略も検討に値します。

詳細説明

制度の概要と背景

愛知県「中小企業等海外出願・侵害対策支援事業費補助金(中小企業等外国出願支援事業)」は、県内中小企業の国際競争力強化を目的とした知的財産支援制度です。自動車産業をはじめとする製造業が集積する愛知県において、海外市場での知財保護は企業の競争優位性を左右する重要な経営課題です。本制度は、外国出願に伴う高額な費用負担を軽減し、中小企業が戦略的に海外での知財権を確保できるよう支援します。

補助内容の詳細

補助対象は外国への特許・実用新案・意匠・商標の出願にかかる費用で、補助率は対象経費の2分の1以内です。1企業あたりの補助上限額は300万円で、1案件あたりの上限は以下のとおりです。

  • 特許出願:150万円/件
  • 実用新案出願:60万円/件
  • 意匠出願:60万円/件
  • 商標出願:60万円/件
  • 冒認対策商標出願:30万円/件

複数の案件を組み合わせて申請することも可能であり、たとえば特許1件(150万円)と商標2件(120万円)で合計270万円の補助を受けるといった活用方法が考えられます。

対象となる中小企業

申請できるのは愛知県内に本社(主たる事務所)を有する中小企業です。中小企業基本法上の中小企業者のほか、中小企業等経営強化法に定める中小企業者等も対象となります。個人事業主も要件を満たせば申請可能です。ただし、大企業の子会社や、みなし大企業は対象外となる場合がありますので、事前に確認が必要です。

外国出願の基本的な考え方

外国出願を行うには、まず日本国特許庁への基礎出願が必要です。この基礎出願をベースに、パリ条約の優先権を主張して各国に直接出願するルートと、PCT(特許協力条約)を活用して国際出願するルートがあります。商標についてはマドリッドプロトコル(国際商標登録制度)の活用も有効です。

出願先の国・地域の選定は、自社製品の販売市場製造拠点競合企業の所在地模倣品リスクの高い地域などを総合的に考慮して戦略的に決定することが重要です。

冒認対策商標について

近年、海外(特に中国・東南アジア)において、日本企業のブランド名や商標が第三者に無断で先取り出願される「冒認出願」が増加しています。本補助金では、こうした冒認出願に対抗するための商標出願費用も30万円/件まで補助対象としており、知財リスクへの防御策としても活用できます。

申請にあたっての留意点

公募期間は2023年5月15日から6月9日のわずか約3週間です。限られた期間内に申請を完了するためには、以下の事前準備が不可欠です。

  • 出願対象となる知的財産の特定と出願先国の決定
  • 弁理士との出願計画の策定と費用見積もりの取得
  • 日本国内での基礎出願の完了確認
  • 申請書類の事前ドラフト作成

また、交付決定前に着手した事業は原則として補助対象外となるため、出願手続きのタイミングには十分注意が必要です。

活用のポイント

本補助金を最大限に活用するためには、知財戦略と事業戦略の一体化が鍵となります。単に出願費用を節約するだけでなく、海外市場での事業展開を見据えた戦略的な知財ポートフォリオを構築する機会として捉えましょう。愛知県の知財総合支援窓口やJETROの海外展開支援と併せて活用することで、より効果的な海外展開が実現できます。

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