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【厚生労働省】令和6年度 中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)

基本情報

補助金額
600万円
補助率: 3/4~9/10
0円600万円
募集期間
2023-03-31 〜 2025-01-31
対象地域日本全国
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 分類不能の産業 / 農業、林業 / 鉱業、採石業、砂利採取業 / 運輸業、郵便業 / 卸売業、小売業 / 金融業、保険業 / 不動産業、物品賃貸業 / 学術研究、専門・技術サービス業 / 宿泊業、飲食サービス業 / 生活関連サービス業、娯楽業 / 教育、学習支援業 / 医療、福祉
使途人材育成を行いたい / 設備整備・IT導入をしたい

この補助金のまとめ

業務改善助成金は、厚生労働省が実施する中小企業・小規模事業者向けの助成金制度です。事業場内で最も低い賃金(事業場内最低賃金)を30円以上引き上げ、生産性向上に資する設備投資等を行った場合に、その費用の一部(3/4〜9/10)が助成されます。助成上限額は最大600万円で、引き上げ額や引き上げる労働者数に応じて変動します。対象となる設備投資には、機械設備の導入、POSシステムの導入、業務効率化のためのソフトウェア購入、店舗改装による動線改善など幅広い取り組みが含まれます。特に事業場内最低賃金が950円未満の事業者に対しては助成率が9/10に引き上げられるなど、賃金水準の低い事業者ほど手厚い支援を受けられる設計となっています。全国の都道府県労働局で申請を受け付けており、jGrantsによる電子申請にも対応しています。

この補助金の特徴

1

最大600万円の助成で設備投資を強力サポート

業務改善助成金の助成上限額は最大600万円です。事業場内最低賃金の引き上げ額(30円以上・45円以上・60円以上・90円以上)と、引き上げ対象となる労働者数(1人・2〜3人・4〜6人・7人以上・10人以上)の組み合わせにより助成上限額が決定されます。設備投資費用の3/4〜9/10が助成されるため、少ない自己負担で大規模な生産性向上投資が可能です。

2

幅広い業種・経費が対象

本助成金は製造業、小売業、飲食サービス業、医療・福祉など、ほぼ全業種の中小企業・小規模事業者が対象です。対象経費も機械設備の購入、コンサルティング費用、人材育成・研修費用など多岐にわたります。POSレジの導入、業務管理ソフトの購入、リフト・昇降機の設置、店舗の改装など、生産性向上につながる幅広い投資が認められています。

3

賃金水準が低いほど手厚い助成率

助成率は通常3/4ですが、事業場内最低賃金が950円未満の事業場は9/10に引き上げられます。最低賃金の低い地域や業種の事業者にとって、より有利な条件で設備投資ができる仕組みとなっています。賃金引き上げと生産性向上を同時に実現できる、中小企業にとって非常にメリットの大きい制度です。

4

申請手続きがシンプルで利用しやすい

jGrantsによるオンライン申請に対応しており、申請書類のアップロードで手続きが完了します。申請マニュアルやお役立ちツールも厚生労働省ウェブサイトで公開されており、初めての方でも申請しやすい環境が整っています。審査・支払いは事業場所在地の都道府県労働局が担当するため、地域密着型のサポートを受けられます。

ポイント

最大600万円・助成率3/4〜9/10で設備投資を支援。全業種対象で、賃金水準が低いほど助成率が高くなる仕組み。jGrantsによるオンライン申請で手続きも簡便です。

対象者・申請資格

企業規模の要件

  • 中小企業・小規模事業者であること
  • 事業場内最低賃金と地域別最低賃金の差額が50円以内であること
  • 解雇、賃金引き下げ等の不交付事由がないこと

賃金引き上げの要件

  • 事業場内最低賃金を30円以上引き上げること
  • 引き上げ後の賃金額を事業場の全労働者に適用すること
  • 交付申請後に賃金引き上げを実施すること(事前の引き上げは対象外)

設備投資の要件

  • 生産性向上に資する設備投資等を行うこと
  • 助成対象経費に該当する投資であること
  • 交付決定後に発注・契約・納品・支払いを行うこと

その他の要件

  • 事業場が日本国内に所在すること
  • 労働関係法令に違反していないこと
  • 過去に同助成金の不正受給がないこと

ポイント

中小企業・小規模事業者で、事業場内最低賃金と地域別最低賃金の差額が50円以内の事業者が対象。30円以上の賃金引き上げと生産性向上のための設備投資を行うことが条件です。

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申請ガイド

1

ステップ1:事前準備と計画策定

事業場内最低賃金の確認、引き上げ額の検討、導入する設備・サービスの選定を行います。厚生労働省ウェブサイトの申請マニュアルやQ&Aを確認し、申請要件を満たしているか事前にチェックしましょう。見積書の取得も必要です。

2

ステップ2:交付申請書の作成

jGrantsのアカウントを取得(GビズIDが必要)し、申請フォームに必要事項を記入します。交付申請書、事業計画書、賃金引き上げ計画書、見積書等の必要書類を準備し、申請フォームにアップロードします。

3

ステップ3:交付申請・審査

jGrantsで申請を提出します。事業場所在地の都道府県労働局で審査が行われます。書類の不備や追加確認がある場合は労働局から連絡があります。

4

ステップ4:交付決定・事業実施

交付決定通知を受けた後に、設備の発注・契約・納品・支払いおよび賃金の引き上げを実施します。交付決定前の発注・契約は対象外となるため注意が必要です。

5

ステップ5:実績報告・助成金受給

事業完了後、実績報告書を提出します。労働局による確認・審査を経て、助成金が支給されます。

ポイント

jGrantsでオンライン申請。GビズIDの取得が必要です。交付決定前の発注は対象外となるため、必ず交付決定後に設備の発注・契約を行いましょう。

審査と成功のコツ

引き上げ額と対象人数の最適設計
助成上限額は引き上げ額と対象労働者数の組み合わせで決まります。30円・45円・60円・90円以上の各区分と労働者数を踏まえ、自社にとって最も有利な組み合わせを検討しましょう。無理のない範囲で引き上げ額を大きくすることで、より大きな助成を受けられます。
生産性向上効果の明確な説明
申請書では、導入する設備がどのように生産性向上に寄与するかを具体的に説明することが重要です。現状の課題、導入設備による改善効果、期待される生産性向上率などを数値で示すと説得力が増します。厚生労働省の活用事例集を参考に、類似業種の成功事例をベンチマークとして活用しましょう。
適切な見積書と経費計上
対象経費の見積書は複数社から取得することが望ましいです。経費の妥当性が審査のポイントとなるため、相場と大きく乖離しない金額であることが重要です。また、助成対象外の経費(汎用性の高いパソコン等)を誤って計上しないよう、交付要領を確認してください。
スケジュール管理の徹底
交付決定前の発注・契約は助成対象外です。交付申請から交付決定までの期間、事業実施期間、実績報告の期限を逆算し、余裕を持ったスケジュールを組みましょう。特に年度末は申請が集中するため、早めの申請がおすすめです。

ポイント

引き上げ額と対象人数の最適な組み合わせを検討し、助成上限額を最大化。生産性向上効果を具体的な数値で示し、交付決定前の発注を避けるスケジュール管理が採択のカギです。

対象経費

対象となる経費

機械設備・器具(7件)
  • POSレジシステム
  • 食器洗浄機
  • リフト・昇降機
  • 梱包機
  • 全自動洗濯機
  • 印刷機
  • 自動精算機
IT機器・ソフトウェア(5件)
  • 業務管理ソフトウェア
  • 在庫管理システム
  • 会計ソフト
  • 受発注管理システム
  • タブレット端末(業務専用)
店舗・事業所改装(4件)
  • 動線改善のための店舗改装
  • 作業スペースの改善工事
  • バリアフリー化工事
  • 厨房設備の入替え
コンサルティング(3件)
  • 業務フロー改善コンサルティング
  • 経営改善コンサルティング
  • 生産性向上に関する専門家指導
人材育成・研修(3件)
  • 生産性向上のための従業員研修
  • 業務効率化に関する教育訓練
  • 新設備の操作研修

対象外の経費

対象外の経費一覧(9件)
  • 汎用性の高いパソコン・タブレット(業務専用でないもの)
  • 自動車・バイクなどの車両購入費
  • 不動産の取得費用(土地・建物の購入)
  • 消耗品・事務用品の購入費
  • 交付決定前に発注・契約・納品・支払いを行った経費
  • 他の補助金・助成金で助成を受けた経費
  • 通常の事業活動に伴う経費(光熱水費、通信費等)
  • 租税公課、保険料
  • 振込手数料、代引手数料

よくある質問

Q業務改善助成金の申請に必要な書類は何ですか?
A

主な必要書類は、交付申請書、事業計画書、賃金引き上げ計画書、対象労働者の賃金台帳、導入設備の見積書です。申請はjGrants(電子申請システム)を通じて行い、これらの書類をPDF等でアップロードします。申請フォームへの記入事項もありますので、厚生労働省ウェブサイトの申請マニュアルを事前に確認することをお勧めします。GビズIDの取得も必要ですので、未取得の場合は早めに手続きしてください。

Qパソコンの購入は助成対象になりますか?
A

汎用性の高いパソコンやタブレット端末は原則として助成対象外です。ただし、業務専用のシステムを動かすための端末として使用する場合や、特定の業務用ソフトウェアとセットで導入する場合など、生産性向上に直接寄与することが明確な場合は対象となる可能性があります。判断が難しい場合は、事前に都道府県労働局または業務改善助成金コールセンター(0120-366-440)に相談することをお勧めします。

Q交付決定前に設備を発注してしまった場合はどうなりますか?
A

交付決定前に発注・契約・納品・支払いを行った経費は助成対象外となります。これは業務改善助成金の重要なルールの一つです。設備の導入を急ぎたい場合でも、必ず交付決定通知を受け取ってから発注手続きを進めてください。なお、見積書の取得やカタログの請求は交付決定前でも問題ありません。事前準備として複数社から見積もりを取っておくことは推奨されています。

Q事業場内最低賃金が地域別最低賃金と同額の場合も申請できますか?
A

申請可能です。業務改善助成金の対象は、事業場内最低賃金と地域別最低賃金の差額が50円以内の事業場です。差額が0円(同額)の場合も要件を満たします。むしろ、事業場内最低賃金が950円未満の場合は助成率が9/10に引き上げられるため、地域別最低賃金に近い賃金水準の事業者ほど有利な条件で助成を受けられます。

Q複数の事業場がある場合、それぞれで申請できますか?
A

事業場単位で申請が可能です。複数の事業場を持つ企業の場合、要件を満たす事業場ごとに個別に申請することができます。ただし、各事業場がそれぞれ対象要件(事業場内最低賃金と地域別最低賃金の差額50円以内など)を満たしている必要があります。申請・審査・支払いは各事業場の所在地を管轄する都道府県労働局が担当します。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

業務改善助成金は、厚生労働省が所管する賃金引き上げと設備投資を支援する制度ですが、他の補助金・助成金と組み合わせることでさらに効果的な事業展開が可能です。ただし、同一の経費に対して複数の助成金を重複して受給することはできません。 まず検討したいのが「キャリアアップ助成金(賃金規定等改定コース)」です。業務改善助成金が設備投資費用を助成するのに対し、キャリアアップ助成金は賃金引き上げそのものに対して助成金が支給されます。両制度を併用することで、設備投資費用と賃金引き上げコストの両方を軽減できます。 また、IT導入を検討している場合は「IT導入補助金」との使い分けも有効です。業務改善助成金ではカバーしきれない大規模なITシステム導入については、IT導入補助金を活用する方が有利な場合があります。ただし同一のIT機器・ソフトウェアに対して両方の助成を受けることはできないため、どちらの制度を使うか事前に比較検討が必要です。 小規模事業者の場合は「小規模事業者持続化補助金」も併せて検討しましょう。販路拡大に係る経費は持続化補助金、生産性向上に係る経費は業務改善助成金と、目的に応じて使い分けることで、事業全体の投資負担を効率的に軽減できます。

詳細説明

業務改善助成金とは

業務改善助成金は、厚生労働省が実施する中小企業・小規模事業者の生産性向上と賃金引き上げを同時に支援する助成金制度です。事業場内で最も低い賃金(事業場内最低賃金)を30円以上引き上げ、生産性向上に資する設備投資等を行った場合に、その設備投資等にかかった費用の一部が助成されます。

助成額と助成率

助成上限額は最大600万円で、事業場内最低賃金の引き上げ額と引き上げ対象労働者数の組み合わせにより決定されます。

  • 30円以上引き上げ:30万円〜120万円(労働者数に応じて変動)
  • 45円以上引き上げ:45万円〜180万円
  • 60円以上引き上げ:60万円〜300万円
  • 90円以上引き上げ:90万円〜600万円

助成率は原則3/4で、事業場内最低賃金が950円未満の場合は9/10に引き上げられます。

対象となる事業者

以下のすべての要件を満たす中小企業・小規模事業者が対象です。

  • 事業場内最低賃金と地域別最低賃金の差額が50円以内であること
  • 解雇、賃金引き下げ等の不交付事由がないこと
  • 事業場が日本国内に所在すること

対象となる経費

生産性向上に資する設備投資等が幅広く対象となります。

  • 機械設備:POSレジ、食器洗浄機、リフト、自動精算機など
  • IT関連:業務管理ソフト、在庫管理システム、会計ソフトなど
  • 改装工事:動線改善、作業環境改善、バリアフリー化など
  • コンサルティング:業務改善、経営改善の専門家指導
  • 人材育成:生産性向上に関する研修・教育訓練

申請から受給までの流れ

申請はjGrants(電子申請システム)を通じて行います。GビズIDの取得が必要です。

  • 事前準備:事業場内最低賃金の確認、設備の選定、見積書の取得
  • 交付申請:jGrantsで必要書類をアップロードして申請
  • 交付決定:都道府県労働局による審査後、交付決定通知
  • 事業実施:交付決定後に設備発注・賃金引き上げを実施
  • 実績報告:事業完了後に実績報告書を提出し、助成金受給

重要:交付決定前に発注・契約した経費は助成対象外となります。必ず交付決定通知を受けてから設備の発注を行ってください。

活用のポイント

業務改善助成金を最大限活用するためのポイントは以下の通りです。

  • 引き上げ額と対象労働者数の組み合わせを最適化し、助成上限額を最大化する
  • 生産性向上効果を具体的な数値で示し、説得力のある事業計画を作成する
  • 見積書は複数社から取得し、経費の妥当性を示す
  • キャリアアップ助成金など他の制度との併用を検討する