令和4年度愛媛グローカルビジネス加速化支援事業費補助金
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
EGFアワード連動型の独自支援スキーム
本補助金は、愛媛県主催のEGF(Ehime Global Frontier)アワードへの応募を前提とした補助金です。単なる資金支援にとどまらず、ビジネスコンテストを通じた事業ブラッシュアップの機会が得られる点が他の補助金にない大きな特徴です。EGFアワードでの審査・フィードバックを経て事業計画の精度を高めた上で、補助金を活用した事業化に取り組むことができます。
創業5年未満のスタートアップ特化型
対象者を法人設立後5年未満の中小企業者に限定しており、まさにスタートアップ・創業期の企業に特化した支援制度です。大企業やみなし大企業は除外されるため、真に支援が必要な成長途上の企業に対してリソースが集中的に投下されます。愛媛県内での法人設立が要件のため、地域に根差した事業展開が求められます。
補助率2/3・上限200万円の手厚い支援
補助対象経費の2/3以内、上限200万円という補助条件は、創業期の企業にとって非常に手厚い水準です。一般的な小規模事業者持続化補助金(上限50万円)と比較しても4倍の上限額であり、事業の立ち上げに必要な初期投資を大きくカバーできます。
地域課題解決と経済活性化の両立
本補助金は単なる事業者支援ではなく、「地域課題解決への早期着手」と「地域社会の持続的な発展」を目的として掲げています。社会性と事業性を兼ね備えたビジネスプランが高く評価される傾向にあり、ソーシャルビジネスやSDGsに関連する事業を展開する起業家にとって親和性の高い制度です。
ポイント
対象者・申請資格
法人要件
- 愛媛県内で株式会社、合同会社、合名会社、企業組合、協業組合、特定非営利活動法人等を設立していること
- 法人設立後5年未満であること
- 大企業及びみなし大企業でないこと(中小企業者であること)
EGFアワード要件
- 愛媛県が主催するEGF(Ehime Global Frontier)アワードに応募していること
- 応募したビジネスプランの事業化に向けた取り組みであること
コンプライアンス要件
- 法令順守上の問題を抱えていないこと
- 対象者及び法人の役員が暴力団等の反社会的勢力でないこと
- 反社会的勢力との関係を有しないこと
- 反社会的勢力からの資金提供を受けていないこと
ポイント
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申請ガイド
ステップ1:EGFアワードへの応募
まず愛媛県主催のEGFアワードにビジネスプランを応募します。このステップが補助金申請の大前提となるため、EGFアワードの募集期間を確認し、期限内にビジネスプランを作成・提出する必要があります。
ステップ2:法人設立の確認・準備
愛媛県内での法人設立(株式会社・合同会社等)が済んでいるか確認します。設立後5年未満であることが要件のため、登記事項証明書等で設立日を確認しておきましょう。まだ法人化していない場合は、このタイミングで法人設立を進める必要があります。
ステップ3:補助金申請書類の作成
公益財団法人えひめ産業振興財団のホームページから応募申込書をダウンロードし、必要事項を記載します。ビジネスプランの事業化計画、経費の見積もり、資金計画等を具体的に記載することが求められます。
ステップ4:申請書類の提出
記載例を参考に作成した申請書類一式を、募集期間内にえひめ産業振興財団の産業育成課に提出します。郵送または持参での提出が想定されます。不明点は電話(089-960-1116)で事前に確認することをお勧めします。
ステップ5:審査・交付決定
提出された書類をもとに審査が行われ、交付決定の通知を受けた後に事業を開始します。交付決定前に着手した経費は補助対象外となる可能性があるため注意が必要です。
ポイント
審査と成功のコツ
EGFアワードでの高評価を目指すビジネスプランの作成
経費計画の精緻化と根拠の明確化
地域との連携・波及効果の具体的提示
実績報告と成果の可視化
ポイント
対象経費
対象となる経費
人件費(2件)
- 事業に直接従事するスタッフの給与・報酬
- アルバイト・パートタイマーの人件費
旅費・交通費(3件)
- 事業に関連する出張旅費
- 交通費
- 宿泊費
設備費・備品費(3件)
- 事業に必要な機器・設備の購入費
- ソフトウェア導入費
- 什器・備品の購入費
外注費・委託費(3件)
- 専門家への業務委託費
- システム開発の外注費
- デザイン制作の委託費
広告宣伝費(3件)
- ウェブサイト制作費
- チラシ・パンフレット制作費
- 広告出稿費
原材料費(2件)
- 試作品の原材料費
- サンプル製作に必要な材料費
賃借料(2件)
- 事業用スペースの賃借料
- 機器・設備のリース料
その他経費(3件)
- 知的財産権の出願費用
- 各種申請手数料
- 通信費
対象外の経費
対象外の経費一覧(8件)
- 補助事業に直接関係のない経費
- 交付決定前に発生した経費
- 飲食・接待に関する経費
- 公租公課(税金・社会保険料等)
- 他の補助金等で補助を受けている経費
- 汎用性が高く事業との関連性が不明確な備品の購入費
- 事業者の通常業務に係る経費
- 中古品の購入費(原則)
よくある質問
QEGFアワードとは何ですか?応募しないと補助金は受けられませんか?
EGF(Ehime Global Frontier)アワードは、愛媛県が主催するビジネスプランコンテストです。地域課題の解決に貢献する革新的なビジネスアイデアを広く募集するもので、グローバルな視点とローカルな実践を兼ね備えた事業が評価されます。本補助金はEGFアワードへの応募が申請の前提条件となっているため、EGFアワードに応募せずに本補助金のみを申請することはできません。まずEGFアワードに応募し、そのビジネスプランの事業化に向けた取り組みとして補助金を活用する流れになります。
Q法人設立5年未満とはどの時点で判断されますか?
法人設立5年未満の判断基準は、補助金の申請時点で法人登記簿謄本に記載された設立日から起算して5年未満であることが求められます。例えば、2018年6月1日に法人を設立した場合、2023年5月31日までが「5年未満」に該当します。申請前に必ず登記事項証明書で正確な設立日を確認し、要件を満たしているか確認しましょう。個人事業主としての開業日ではなく、法人としての設立日が基準となる点にもご注意ください。
Q補助金はどのタイミングで受け取れますか?
本補助金は原則として「精算払い」方式です。つまり、まず事業者が自己資金で経費を支払い、事業完了後に実績報告書を提出し、確定検査を経て補助金が支払われます。交付決定から事業完了までの期間に発生した対象経費が補助対象となるため、事業開始時点である程度の運転資金が必要です。資金繰りに不安がある場合は、金融機関のつなぎ融資やえひめ産業振興財団の他の支援制度の活用を検討することをお勧めします。
Q個人事業主でも申請できますか?
残念ながら、個人事業主のままでは申請できません。本補助金は愛媛県内で株式会社、合同会社、合名会社、企業組合、協業組合、特定非営利活動法人等を設立した法人が対象です。ただし、これから法人化を予定している個人事業主の方は、EGFアワードに応募しつつ法人設立の手続きを進めることで、補助金の申請資格を得られる可能性があります。法人化のタイミングについては、えひめ産業振興財団に事前に相談されることをお勧めします。
Qどのような経費が補助対象外になりますか?
補助対象外となる主な経費としては、補助事業に直接関係のない経費、交付決定前に発生した経費、飲食・接待に関する経費、公租公課(税金・社会保険料等)、他の補助金等で既に補助を受けている経費、汎用性が高く事業との関連性が不明確な備品(パソコンの私的利用部分等)の購入費、事業者の通常業務に係る経費などが挙げられます。経費の適格性について判断に迷う場合は、申請前にえひめ産業振興財団に確認することが重要です。
Q他の補助金と併用することはできますか?
同一の経費について、他の国・県・市町村の補助金と二重に受給することはできません。ただし、補助対象となる経費が異なる場合は、複数の補助金を併用できる可能性があります。例えば、本補助金でマーケティング関連費用を賄い、別の補助金で設備投資を行うなど、経費項目を明確に分けることで複数の支援を活用するケースが考えられます。併用を検討する場合は、事前にえひめ産業振興財団の産業育成課に相談し、問題がないか確認を取りましょう。
Q愛媛県外に本社がある場合でも申請できますか?
本補助金の要件は「県内において法人を設立」していることです。そのため、愛媛県外に本社がある企業がそのまま申請することはできません。ただし、EGFアワードのビジネスプラン事業化のために愛媛県内に新たに法人(子会社等)を設立する場合は、要件を満たす可能性があります。この場合も、設立後5年未満であること等の他の要件を満たす必要があります。詳細な適用条件については、えひめ産業振興財団にお問い合わせください。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
本補助金は愛媛県独自の制度であり、他の国・県・市町村の補助金との併用については、同一経費への二重助成が禁止される点に注意が必要です。具体的には、同じ経費項目について国の小規模事業者持続化補助金やものづくり補助金など他の公的補助金を受給している場合、本補助金での申請は認められません。 ただし、補助対象経費が異なる場合は併用の可能性があります。例えば、本補助金でマーケティング費用を賄い、別の補助金で設備投資を行うなど、経費の使い分けを明確にすることで複数の支援を受けられる場合があります。 愛媛県内で利用可能な関連支援制度としては、えひめ産業振興財団が実施する各種経営支援事業、松山市のスタートアップ支援策、国のスタートアップ関連施策(J-Startup地域版など)が挙げられます。併用を検討する場合は、事前にえひめ産業振興財団の産業育成課(089-960-1116)に相談することを強くお勧めします。補助金の趣旨や経費区分が重複しないよう、申請前に確認を取ることが円滑な採択への近道です。
詳細説明
令和4年度愛媛グローカルビジネス加速化支援事業費補助金の概要
本補助金は、愛媛県が推進するEGF(Ehime Global Frontier)アワードと連動したスタートアップ支援制度です。「グローカル」とは、グローバルな視点とローカルな実践を組み合わせた造語であり、地域に根ざしながらも広い視野を持ったビジネスの創出を目指しています。
愛媛県内で法人を設立し、EGFアワードに応募したビジネスプランの事業化に取り組む創業5年未満の中小企業者が対象となります。補助率は対象経費の2/3以内、補助上限額は200万円です。
EGFアワードとの関係
本補助金の最大の特徴は、EGFアワードへの応募が申請の前提条件となっている点です。EGFアワードは愛媛県が主催するビジネスプランコンテストであり、地域課題の解決に資する革新的なビジネスアイデアを募集しています。
EGFアワードに応募することで、以下のメリットが得られます:
- 専門家からのフィードバックによるビジネスプランの磨き上げ
- ネットワーキングの機会の獲得
- メディア露出による事業の認知度向上
- 本補助金への申請資格の取得
対象となる事業者の要件
補助金の対象者となるためには、以下の要件をすべて満たす必要があります:
- EGFアワードへの応募実績:愛媛県主催のEGFアワードに応募し、当該ビジネスプランの事業化に取り組んでいること
- 愛媛県内での法人設立:株式会社、合同会社、合名会社、企業組合、協業組合、特定非営利活動法人等を県内で設立していること
- 設立5年未満:法人設立後5年未満の中小企業者であること(大企業・みなし大企業は除く)
- 法令順守:法令順守上の問題がないこと
- 反社会的勢力の排除:対象者及び役員が反社会的勢力でないこと
補助対象となる経費
ビジネスプランの早期事業化に必要な経費が補助対象となります。具体的には以下のような経費が想定されます:
- 事業に直接必要な人件費(スタッフの給与・報酬等)
- 事業関連の旅費・交通費
- 事業用の設備費・備品費(機器、ソフトウェア等)
- 外注費・委託費(専門家への業務委託等)
- 広告宣伝費(ウェブサイト制作、販促物制作等)
- 原材料費(試作品製作等)
- 賃借料(事業用スペース、機器リース等)
補助条件
補助率と上限額は以下の通りです:
- 補助率:補助対象経費の2/3以内
- 補助上限額:200万円
つまり、300万円の対象経費が発生した場合、その2/3である200万円が補助上限として支給されます。対象経費が150万円の場合は、その2/3の100万円が補助額となります。
申請手続き
申請は公益財団法人えひめ産業振興財団が窓口となります。以下の流れで手続きを進めます:
- EGFアワードへのビジネスプラン応募
- 応募申込書のダウンロード・記入(記載例あり)
- 必要書類の準備・提出
- 審査・交付決定
- 事業の実施
- 実績報告・確定検査
- 補助金の交付
問い合わせ先
本補助金に関するお問い合わせは、以下の窓口で受け付けています:
- 窓口:公益財団法人えひめ産業振興財団 産業育成課
- 住所:〒791-1101 松山市久米窪田町337-1
- 電話:089-960-1116
- ウェブサイト:https://www.ehime-iinet.or.jp/
活用のポイント
本補助金を最大限活用するためのポイントをまとめます:
- EGFアワードのスケジュール確認が最優先。補助金の申請期間とEGFアワードの募集期間を把握しましょう
- 地域課題解決型のビジネスプランが高く評価される傾向にあります
- 経費計画は具体的な見積書を用意し、事業化との関連性を明確にしましょう
- 不明点は遠慮なくえひめ産業振興財団に事前相談することで、採択率向上につながります