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農林水産物認証取得支援事業(農家認証取得支援事業)補助金

基本情報

補助金額
金額未定
補助率: 10/10以内
募集期間
2021-06-30 〜 2021-12-28
対象地域東京都
対象業種農業、林業
使途販路拡大・海外展開をしたい

この補助金のまとめ

東京都農林水産振興財団が実施する本補助金は、GAP(農業生産工程管理)認証の取得・維持を支援するため、都内農業者の認証関連経費を全額補助(補助率10/10以内)する事業です。対象となる認証はJGAP、ASIAGAP、GLOBALG.A.P.の3種類で、いずれも国際的に認知された農業品質管理の認証制度です。GAPとは、農産物の安全性確保や環境保全、農業者の安全・労働環境改善を目的とした生産管理基準であり、取得することで販路拡大や輸出促進に大きく貢献します。対象経費は定期審査料、更新審査料、研修等受講費用に限定されており、既に対象認証を取得済みの都内在住農業者・団体・教育機関が応募資格を持ちます。申請期間は2021年6月30日から2021年12月28日までとなっており、現在は受付終了(closed)ですが、同種の後継事業が継続して実施される可能性があります。GAP認証は取得後も定期的な審査・更新が必要なため、継続的なコスト支援として農業経営の安定化に寄与する重要な補助金です。

この補助金の特徴

1

全額補助(補助率10/10以内)

認証取得・維持に係る費用を最大で全額補助する極めて手厚い制度です。通常、補助金の補助率は1/2や2/3が一般的ですが、本事業では自己負担なしで経費をカバーできるため、コスト面のハードルが著しく低くなります。既に認証取得済みの農業者がさらに認証を維持・発展させるうえで大きな後押しとなります。

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3種類のGAP認証に対応

JGAP(日本農業技術振興会)、ASIAGAP(アジア市場向け)、GLOBALG.A.P.(欧米市場向け)の3認証すべてが対象です。国内流通を主とする農家はJGAPから始め、海外展開を見据える場合はASIAGAPやGLOBALG.A.P.へのステップアップも視野に入れられます。各認証のレベルや対象市場に応じて戦略的に活用できます。

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継続利用に特化した対象経費

対象経費は「定期審査料」「更新審査料」「研修等受講費用」に絞られており、認証取得後の継続的な維持・向上コストをカバーします。新規取得費用ではなく維持・更新に焦点を当てることで、長期的な認証継続を奨励している点が特徴的です。

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東京都内農業者・団体・教育機関が対象

都内在住の農業者個人だけでなく、農業団体や教育機関も申請可能です。学校農場や農業系専門学校なども活用できるため、次世代農業人材育成の観点からも有効な補助金です。GAP認証を通じて体系的な農業教育が実践できます。

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販路拡大・海外展開に直結

GAP認証取得は国内外のバイヤーや小売業者からの信頼獲得に直結します。大手スーパーや食品企業の仕入れ基準としてGAP認証取得が求められるケースが増えており、認証維持による販路拡大・売上向上の効果が期待できます。

ポイント

本補助金の最大の魅力は補助率10/10、つまり自己負担ゼロで認証維持コストをカバーできる点です。GAP認証は取得後も毎年の審査・研修費用が発生しますが、それを公費で賄えるため、小規模農家でも認証を継続しやすい環境が整います。東京都内で農業を営む方にとって、ブランド力強化と販路開拓を同時に実現できる貴重な機会です。

対象者・申請資格

申請者資格

  • 都内在住または都内で農業を営む農業者(個人・法人)であること
  • 農業団体(農協、任意組合など)も申請可能
  • 農業系教育機関(専門学校、大学附属農場など)も対象
  • 本事業を利用して対象となる農家認証を既に取得済みであること

対象認証の種類

  • JGAP(一般社団法人日本農業技術振興会が認証する農業生産工程管理)
  • ASIAGAP(アジア地域向けGAP認証)
  • GLOBALG.A.P.(欧米を中心とした国際的なGAP認証)

対象となる経費

  • 定期審査料(認証機関による定期的な現地審査の費用)
  • 更新審査料(認証期間終了後の更新審査にかかる費用)
  • 研修等受講費用(GAP関連の研修や講習会の受講料)

対象外となるケース

  • 未認証の状態から新規に認証取得を目指す場合(既取得が条件)
  • 東京都外に在住・在事業所の農業者
  • 対象3認証以外の認証に係る費用
  • 審査料・研修費用以外の一般的な農業経費

ポイント

最重要条件は「既に対象認証を取得済みであること」です。これから初めてGAP認証を取得しようとする農家は対象外となります。まず自力またはほかの支援策を活用して初回取得を済ませ、その後の定期審査・更新審査・研修費用に本補助金を活用するという流れが想定されています。東京都在住・在事業者であることの証明も必要です。

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申請ガイド

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ステップ1: 対象認証の確認と取得状況の整理

まず自社が保有するGAP認証(JGAP・ASIAGAP・GLOBALG.A.P.)の取得証明書や認証番号を手元に用意します。認証取得日、有効期限、認証機関名などを整理しておくと申請書類の作成がスムーズです。

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ステップ2: 公募要領の入手と内容確認

東京都農林水産振興財団の公式サイトまたは問い合わせ窓口から公募要領・申請書様式を入手します。補助対象経費の詳細要件、補助上限額、提出書類リストを事前に把握しましょう。

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ステップ3: 補助対象経費の見積もり取得

定期審査料・更新審査料については認証機関(日本農業技術振興会等)から見積書を取得します。研修費用についても受講予定の研修機関から費用明細を準備します。

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ステップ4: 申請書類の作成・提出

申請書(所定様式)、事業計画書、認証取得証明書の写し、経費の見積書・領収書などをとりまとめ、期限(2021年12月28日)までに提出します。郵送・持参・電子申請など提出方法は公募要領で確認してください。

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ステップ5: 審査・交付決定・実績報告

審査後に交付決定通知が届きます。交付決定後に経費を支払い、完了後に実績報告書と領収書等を提出して精算します。補助金は原則として後払い(精算払い)となるため、一時的な立替払いが必要です。

ポイント

申請のポイントは「交付決定前に経費を支払わないこと」です。補助金は原則として交付決定後の経費が対象となるため、審査・決定を待ってから審査料の支払いや研修申込みを行う必要があります。事前に支払った経費は補助対象外となる場合があるため、スケジュール管理が重要です。東京都農林水産振興財団への事前相談も積極的に活用しましょう。

審査と成功のコツ

認証継続の長期計画を立てる
GAP認証は一度取得すれば終わりではなく、定期的な審査・更新が必要です。認証の有効期限と審査スケジュールを事前に把握し、補助金申請のタイミングと審査費用の発生時期を合わせて計画することで、支援を最大限に活用できます。年間の認証維持コストを試算しておくと予算計画が立てやすくなります。
研修参加でスコアを高める
GAP審査では、研修受講の記録も評価対象となります。補助対象の研修費用を活用して積極的に研修に参加することで、審査合格率の向上と認証レベルのアップグレード(JGAPからASIAGAPへのステップアップ等)につながります。研修内容の記録・エビデンス保管も習慣化しましょう。
販路開拓と連動させる
GAP認証取得・維持は手段であり、目的は販路拡大と収益向上です。認証取得後は大手スーパー、給食センター、輸出商社等にGAP認証取得をアピールし、取引先開拓に積極的に活用しましょう。東京都農林水産振興財団が主催する商談会やマッチングイベントも併せて活用することで相乗効果が生まれます。
記録管理の徹底
GAP認証の審査では農業生産工程の記録が重要な審査項目です。日々の農作業記録、農薬使用記録、肥料使用記録などを適切に管理することで、定期審査・更新審査での高評価につながります。記録管理の習慣化は認証維持コストの削減にも貢献します。

ポイント

成功の鍵は「GAP認証を経営戦略に組み込むこと」です。補助金は維持コストをカバーする手段ですが、認証取得の真の価値は販路拡大・ブランド向上にあります。補助金活用と並行して、認証を活かしたセールス活動・PRを積極的に展開することで投資対効果を最大化できます。

対象経費

対象となる経費

定期審査関連費用(3件)
  • 認証機関による定期現地審査料
  • 定期文書審査料
  • 定期審査に伴う認証機関への手数料
更新審査関連費用(3件)
  • 認証期間終了後の更新申請料
  • 更新現地審査料
  • 更新に伴う認証維持手数料
研修・講習費用(4件)
  • GAP内部監査員養成研修の受講料
  • GAP推進担当者向け講習会参加費
  • 認証機関主催のGAP研修費用
  • 農業団体主催のGAP普及セミナー参加費
認証維持手続き費用(2件)
  • 認証証書の発行・更新手数料
  • 認証番号登録・更新に係る事務手数料

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 新規GAP認証の初回取得審査料(既取得が条件のため)
  • 農業機械・設備の購入費用
  • 農薬・肥料・種苗などの農業資材費
  • 人件費・作業委託費
  • 農地の改良・整備費用
  • 東京都外の認証機関・研修機関への交通費・宿泊費(要確認)
  • 対象3認証(JGAP・ASIAGAP・GLOBALG.A.P.)以外の認証に係る費用

よくある質問

Q既にGAP認証を取得済みですが、申請できますか?
A

はい、申請できます。本補助金は「本事業を利用して対象となる農家認証を既に取得された農業者」を対象としており、既に認証を持っている方が定期審査料・更新審査料・研修費用を補助してもらうための制度です。これからGAP認証を初めて取得しようとする場合は対象外となりますのでご注意ください。

QJGAP・ASIAGAP・GLOBALG.A.P.のうち、どの認証が最も申請しやすいですか?
A

どの認証でも申請条件は同じです。ただし、認証取得・維持のコスト面ではJGAPが最も費用が低く、審査基準もASIAGAPやGLOBALG.A.P.より取り組みやすいとされています。将来的に海外輸出を検討している場合はASIAGAPまたはGLOBALG.A.P.、まず国内販路の拡大から始めたい場合はJGAPが適しています。目的と経営規模に応じて選択することをおすすめします。

Q農業団体としてまとめて申請することはできますか?
A

はい、農業団体として申請することが可能です。農協(JA)や任意農業組合なども申請資格を有します。ただし、補助金の対象経費は団体が負担した認証関連費用に限られるため、個々の農業者が個別に支払った費用を団体がまとめて申請する形式が可能かどうかは、公募要領の詳細をご確認いただくか、東京都農林水産振興財団へお問い合わせください。

Q研修費用はどの範囲まで補助対象になりますか?
A

GAP認証の取得・維持に関連する研修・講習会の受講費用が対象です。具体的には、認証機関や農業団体が主催するGAP内部監査員養成研修、GAP推進担当者向け講習会、GAP導入・実践に関するセミナーなどが該当します。一般的な農業技術研修や農業経営研修は対象外となる可能性が高いため、研修の内容がGAP認証に直接関連するものであることを事前に確認することが重要です。

Q補助率10/10とはどういう意味ですか?自己負担は不要ですか?
A

補助率10/10とは、補助対象経費の全額(100%)を補助金でカバーするという意味です。つまり、理論上は自己負担ゼロで対象経費を賄えます。ただし、補助金には上限額が設定されている場合があり、対象経費の合計が上限額を超える場合は超過分が自己負担となります。また、補助対象外と判断された経費は全額自己負担となります。具体的な補助上限額については公募要領をご確認ください。

Q申請後、補助金はいつ受け取れますか?
A

補助金の受領時期は、申請→審査→交付決定→経費支払い→実績報告→補助金交付というプロセスを経るため、申請から受領まで数ヶ月かかるのが一般的です。本補助金は精算払い(後払い)が原則のため、まず自己資金で経費を支払い、その後実績報告をもって補助金が交付されます。資金計画の際には一時的な立替期間を考慮してください。

Q教育機関として申請する場合、具体的にどのような機関が対象になりますか?
A

農業系の教育機関が対象で、具体的には農業高等学校、農業系専門学校、農業大学校、大学の農学部附属農場などが想定されます。教育機関がGAP認証を取得することで、学生への実践的なGAP教育が可能になり、将来の農業後継者育成に貢献します。教育機関として申請する場合も、既に対象GAP認証を取得済みであることが条件となります。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金と組み合わせることで相乗効果が期待できる支援策を紹介します。 まず、農林水産省が実施する「農業生産基盤強化事業」や「輸出促進対策補助金」との組み合わせが有効です。GAP認証取得を前提とした輸出向け農産物の生産体制整備に補助を受けつつ、認証維持コストを本補助金でカバーすることで、海外展開に向けたトータルコストを大幅に削減できます。 次に、東京都が実施する「東京都農業振興事業」や「農産物ブランド力強化支援事業」との併用も検討に値します。GAP認証を活かした東京ブランド農産物の開発・PRに取り組む際、ブランディング費用を別の補助金で賄い、認証維持費用を本補助金で補助を受けるという役割分担が可能です。 また、農協(JA)や農業団体が提供するGAP導入支援サービスとの連携も重要です。専門のGAPアドバイザーによるコンサルティングを受けながら審査準備を進めることで、審査合格の確実性が高まり、補助金の活用効率も向上します。 さらに、日本政策金融公庫の農業融資(農業経営基盤強化資金等)と組み合わせることで、GAP認証取得を契機とした農業経営の規模拡大・設備投資に取り組む際の資金調達も円滑になります。

詳細説明

農林水産物認証取得支援事業(農家認証取得支援事業)とは

本補助金は、東京都農林水産振興財団が農業生産工程管理(GAP)の普及・推進を目的として、都内農業者が農家認証(JGAP・ASIAGAP・GLOBALG.A.P.)を維持するために要する経費を補助する事業です。GAP認証は農産物の安全性確保、環境保全、農業者の安全・労働環境改善を実現するための包括的な農業管理基準であり、国内外の市場での信頼獲得に不可欠な認証制度です。

GAP認証の種類と特徴

  • JGAP(Japan Good Agricultural Practice): 一般社団法人日本農業技術振興会が認証する国内向けGAP。国内スーパーや食品企業との取引拡大に有効。
  • ASIAGAP: アジア市場への輸出を視野に入れた農業者向けの認証。JGAPの上位認証として位置づけられ、アジア諸国のバイヤーに認知されています。
  • GLOBALG.A.P.(グローバルギャップ): 欧米を中心とした国際的な農業認証。海外輸出や欧米系外資企業との取引に特に有効です。

補助対象経費の詳細

本補助金で補助を受けられる経費は以下の3カテゴリに限定されています。

  • 定期審査料: 認証機関が実施する定期的な現地審査・文書審査にかかる費用。GAP認証は一定期間ごとに認証機関による審査が義務づけられており、その費用を補助します。
  • 更新審査料: 認証の有効期限が到来した際の更新申請・更新審査にかかる費用。認証を継続するために必要な手続きコストをカバーします。
  • 研修等受講費用: GAP関連の研修や講習会への参加費用。内部監査員養成研修や農業管理技術向上セミナーなどが対象となります。

申請資格の要件

本事業の申請資格は以下の通りです。

  • 本事業を通じて対象認証(JGAP・ASIAGAP・GLOBALG.A.P.)を既に取得済みであること(新規取得は対象外)
  • 都内在住の農業者(個人・法人)、農業団体、または農業系教育機関であること
  • 東京都内で農業経営を行っていること

GAP認証取得・維持のメリット

GAP認証の取得・維持は単なる資格取得にとどまらず、農業経営全体に多面的なメリットをもたらします。

  • 販路拡大: 大手スーパー、コンビニ、食品加工業者など、GAP認証取得を取引条件としている企業との取引開始・拡大が可能になります。
  • 輸出促進: ASIAGAPやGLOBALG.A.P.取得により、海外バイヤーへの農産物販売や輸出取引の開拓が現実的になります。
  • 経営の見える化: GAP導入により農業生産工程の記録・管理が徹底され、コスト削減や品質向上につながります。
  • ブランド価値向上: 認証取得農場として認知されることで、農産物のブランド価値が高まり、価格交渉力の向上も期待できます。
  • 労働安全性の向上: GAP基準に基づく農薬管理・作業安全確保により、農業従事者の安全・健康が守られます。

申請から補助金受領までの流れ

本補助金の申請から補助金受領までの一般的な流れは以下の通りです。まず公募要領を入手して要件を確認し、申請書類を準備します。次に期限内に申請を提出し、審査を受けます。審査通過後に交付決定通知を受領し、その後に対象経費(審査料・研修費)を支払います。支払い完了後に実績報告書と証憑書類を提出することで、補助金が交付されます。

注意事項

  • 補助金は後払い(精算払い)が原則のため、一時的な立替が必要です
  • 交付決定前に支払った経費は補助対象外となる可能性があります
  • 本事業は2021年度の事業であり、現在は受付終了(closed)です。後継事業の有無は東京都農林水産振興財団へお問い合わせください
  • 同種の事業が毎年公募される可能性があるため、次年度の公募情報をチェックすることをおすすめします

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