募集終了全国対象
普通
準備期間の目安: 約45

令和6年度(補正) 商用車等の電動化促進事業(建設機械)

基本情報

補助金額
17.3億円
補助率: 差額の2/3、本体価格の1/2 公募要領参照
0円17.3億円
募集期間
2025-05-12 〜 2026-01-30
対象地域日本全国
対象業種漁業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / 公務(他に分類されるものを除く) / 運輸業、郵便業 / 卸売業、小売業 / 金融業、保険業 / 不動産業、物品賃貸業 / 学術研究、専門・技術サービス業 / 宿泊業、飲食サービス業 / 生活関連サービス業、娯楽業 / 教育、学習支援業 / 医療、福祉
使途新たな事業を行いたい / 販路拡大・海外展開をしたい / イベント・事業運営支援がほしい / 事業を引き継ぎたい / 研究開発・実証事業を行いたい / 人材育成を行いたい / 資金繰りを改善したい / 雇用・職場環境を改善したい / 災害(自然災害、感染症等)支援がほしい / 安全・防災対策支援がほしい / まちづくり・地域振興支援がほしい / 設備整備・IT導入をしたい / 教育・子育て・少子化支援がほしい / スポーツ・文化支援がほしい

この補助金のまとめ

本補助金は、2050年カーボンニュートラル達成に向けた建設機械の電動化を強力に後押しする国の重点施策です。GX建設機械認定制度の認定を受けた電動建機(GX建設機械)の導入コストを補助することで、建設業界全体の脱炭素化を加速させる目的で設けられています。既存の内燃機関型建設機械と比較して高額になりがちな初期導入コストを「差額の2/3、本体価格の1/2」という補助率で支援するため、電動化への転換を検討している建設・土木事業者にとって実質的なコストダウン効果は非常に大きいです。さらにGX建設機械は騒音抑制による作業時間拡大、閉所空間での作業可能など、CO2削減以外のオペレーション上のメリットも多く、補助を受けながら現場競争力を高めることができます。国土交通省が認定制度を創設し、環境省補助として運用されることから政策的優先度が高く、今後も継続・拡充が期待される事業です。

この補助金の特徴

1

高額補助率による導入コスト大幅削減

GX建設機械の導入に際して「既存機械との差額の2/3、または本体価格の1/2」という2段階の補助率が設定されています。補助上限額は17億円超と非常に大きく、大規模な機械導入を検討している企業でも十分な支援を受けられます。電動建機は初期コストが高い反面、運用コスト(燃料費・メンテナンス費)が低いため、補助活用によりROIが大幅に改善します。

2

GX建設機械認定制度対応機械のみ対象

国土交通省が創設した「GX建設機械認定制度」の認定を受けた電動建機が補助対象です。この認定制度は一定水準以上の性能・安全基準を満たす機械に与えられるものであり、対象機械の品質が保証されています。メーカー側も認定取得に注力しているため、対象機種は順次拡大しており、選択肢が増えています。

3

充電設備も一体で補助対象

GX建設機械本体だけでなく、メーカーが認めた可搬式充電設備も補助対象となります。建設機械1台に対して充電設備1台という制限がありますが、現場での充電インフラ整備コストも含めて支援を受けられることは大きな特徴です。電動化の実用上の課題である「充電インフラの整備」をセットで解決できます。

4

全国の民間企業・法人が幅広く対象

補助対象事業者の要件は比較的広く設定されており、民間企業のほか独立行政法人、一般・公益社団法人・財団法人も対象に含まれます。建設業だけでなく建設機械を使用する多様な業種の事業者が申請可能で、国策として業種横断的に電動化を推進する姿勢が見てとれます。

5

交付決定後購入が必須条件

補助対象機械は「交付決定後に購入契約をした未使用のもの」に限定されています。つまり補助申請前に先行購入した機械は対象外となる点に注意が必要です。計画的なスケジュール管理が求められますが、逆に言えば申請採択を確認してから購入手続きを進められるため、リスクを抑えた導入が可能です。

ポイント

最大17億円超という補助上限額は業界内でも異例の規模感です。コンサルタントとして特に注目すべきは「差額の2/3」という補助計算方式で、比較対象となる既存機械の価格設定次第で補助額が変動します。公募要領の計算方式を事前に精査し、最大限活用できる機種選定と申請戦略の立案が採択率・補助額最大化の鍵となります。

対象者・申請資格

事業者要件

  • 民間企業(業種問わず)
  • 独立行政法人
  • 一般社団法人・一般財団法人
  • 公益社団法人・公益財団法人
  • その他環境大臣の承認を経て協会が認める者

補助対象機械要件

  • GX建設機械認定制度の認定を受けた電動建機(GX建設機械)であること
  • GX建設機械を製造するメーカーが認めた可搬式充電設備(建設機械1台に対し1台)
  • 交付決定後に購入契約した未使用機械であること
  • 既存機械の単なる更新ではなく新規電動化であること

対象外となる主なケース

  • 交付決定前に購入契約・購入した機械
  • GX建設機械認定を受けていない電動建機
  • 中古のGX建設機械
  • 充電設備のみの単独導入

ポイント

建設・土木工事を行う民間企業が主なターゲットですが、建設機械を使用する運輸・物流・製造業なども対象となります。新規電動機械の導入計画がある事業者であれば幅広く申請できますが、GX認定機械の選定と交付決定前の購入禁止ルールの遵守が絶対条件です。

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申請ガイド

1

Step 1: GX建設機械の選定と見積取得

対象となるGX建設機械認定制度の認定機種を確認し、導入予定機械の見積書をメーカー・販売店から取得します。補助額計算の基準となる既存機械との価格差も明確にしておく必要があります。

2

Step 2: 申請書類のダウンロードと準備

日本建設機械施工協会のホームページから申請書類一式をダウンロードします。必要書類を漏れなく準備することが審査通過の基本です。

3

Step 3: 申請書の作成・提出

jGrants経由でオンライン申請します。申請書には導入計画の詳細、CO2削減効果の算定、費用の内訳等を記載する必要があります。記載内容の根拠資料も整備してください。

4

Step 4: 交付決定の通知受領

審査を経て交付決定通知が届いたら、初めて機械の購入契約が可能になります。交付決定前の契約・購入は補助対象外となるため、タイミング管理を厳守してください。

5

Step 5: 機械導入・実績報告

GX建設機械と充電設備を導入後、実績報告書を提出します。報告書には納品書・請求書・支払証明等が必要です。

ポイント

2次公募の申請期間は2025年11月29日〜2026年1月30日でした(現在は終了)。次回公募に備えるなら、GX建設機械認定機種の最新リスト確認と事前見積取得を早期に済ませておくことを推奨します。申請書作成には通常2〜4週間を見込んでください。

審査と成功のコツ

GX建設機械認定機種の最新情報収集
国土交通省および各建設機械メーカーのGX建設機械認定取得状況は随時更新されています。より多くの機種の中から最適な機種を選定するため、申請準備段階での最新認定リストの確認は必須です。
補助額計算の事前シミュレーション
「差額の2/3」の計算では比較対象となる既存機械の価格設定が重要です。公募要領の計算方式に従い、複数の機種・価格パターンで事前にシミュレーションを行い、補助額を最大化できる申請内容を検討してください。
CO2削減効果の定量的な算定
審査では導入によるCO2削減効果が重視されます。稼働時間・燃料消費量の実績データをもとに、電動化後の削減量を具体的な数値で示すことが採択率向上につながります。
充電設備の適切な選定
可搬式充電設備はGX建設機械を製造するメーカーが認めたものに限定されます。機械メーカーに対して補助対象となる充電設備の確認を事前に取っておき、申請書に正確に記載することが重要です。
実績報告の準備を並行して進める
採択後の実績報告には多くの証憑書類が必要です。購入契約書・納品書・支払証明等を導入段階から整理・保管しておくことで、報告作業をスムーズに進められます。

ポイント

最も重要なのは「交付決定前に購入契約しない」という絶対ルールの遵守と、補助額計算の根拠となる価格差の明確化です。この2点を外すと申請自体が無効になるリスクがあるため、申請スケジュールと購入契約のタイミング管理を最優先で行ってください。

対象経費

対象となる経費

GX建設機械本体費(2件)
  • GX建設機械認定制度認定電動建機の購入費
  • 機械本体の輸送費・搬入費
可搬式充電設備費(2件)
  • GX建設機械メーカー認定の可搬式充電設備
  • 充電設備の設置・接続工事費
付帯設備費(1件)
  • 機械稼働に必要な付帯設備費(公募要領記載のもの)
その他直接経費(1件)
  • 補助事業に直接関連する諸費用(公募要領参照)

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 交付決定前に購入契約・購入した機械・設備
  • GX建設機械認定を受けていない電動建機
  • 中古のGX建設機械
  • GX建設機械メーカーが認めていない充電設備
  • 充電設備のみの単独導入
  • 既存機械の修繕・メンテナンス費用
  • 消耗品・燃料費等の運用コスト
  • 補助事業に直接関連しない一般管理費

よくある質問

QGX建設機械認定制度とはどのような制度ですか?
A

国土交通省が創設した制度で、建設施工現場における電動建機の普及を促進し脱炭素化を図るために、一定水準以上の性能・安全基準を満たす電動建機に対して認定を与える制度です。認定機種は国土交通省および各メーカーのウェブサイトで確認できます。本補助金ではこの認定を受けた機種のみが補助対象となるため、導入候補機種が認定を受けているかどうかを最初に確認することが重要です。

Q補助率「差額の2/3」の計算方法を教えてください。
A

「差額」とは、導入するGX建設機械の価格と、それに相当する従来型建設機械の参考価格との差額を指します。例えばGX建設機械の価格が3,000万円、同等の従来型機械が1,500万円の場合、差額1,500万円の2/3、つまり約1,000万円が補助対象となります。「本体価格の1/2」については本体価格の2分の1が補助額の上限です。この2つの計算のうち低い方が実際の補助額となります。詳細な計算方式は公募要領を必ず確認してください。

Q充電設備だけを購入する場合も補助対象になりますか?
A

充電設備のみの単独導入は補助対象外です。補助対象となる充電設備は、GX建設機械と「一体的に導入する」可搬式充電設備に限られます。また、その充電設備はGX建設機械を製造するメーカーが認めたものである必要があります。充電設備の対象可否については、機械メーカーに事前確認を取ることをお勧めします。

Q交付決定前に機械を発注・購入してしまった場合はどうなりますか?
A

交付決定前に購入契約・購入した機械は補助対象外となります。これは補助金制度全般に共通する重要ルールで、例外は認められません。交付決定通知を受け取った日以降に初めて購入契約が可能になります。なお、見積取得や機種検討・協議は交付決定前でも問題ありません。申請から交付決定まで通常数週間〜数ヶ月かかることを考慮して、販売店・メーカーとのスケジュール調整を事前に行うことをお勧めします。

Q建設業以外の業種でも申請できますか?
A

はい、申請できます。補助対象事業者の業種制限はなく、民間企業全般が対象です。建設業のほか、建設機械を使用する鉱業・採石業、土木工事を伴う製造業、インフラ整備を行う公益法人等も対象となり得ます。ただし、補助対象となる機械はGX建設機械認定を受けた電動建機であり、その機械を実際に事業活動で使用することが前提となります。

Q個人事業主でも申請できますか?
A

公募要領では民間企業、独立行政法人、社団法人・財団法人等が対象事業者として列挙されており、個人事業主は明示されていません。申請可否については、事前に事務局(jcma_hojyo@jcmanet.or.jp)に直接確認することをお勧めします。

Q申請から補助金受領までのスケジュールはどれくらいですか?
A

一般的なスケジュールとして、申請受付後の審査に1〜2ヶ月、その後の機械購入・導入にメーカーのリードタイムを加え、実績報告から補助金支払いまでをトータルすると最短でも申請から3〜6ヶ月程度を見込む必要があります。資金繰りの観点から、一時的な立替払いが生じることを計画に織り込んでおいてください。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金との組み合わせを検討する際は、同一設備・経費への重複補助が禁止される点に留意が必要です。GX建設機械の導入と並行して検討できる関連補助として、まず「省エネルギー投資促進支援事業費補助金(環境省)」が挙げられます。充電インフラ整備に関しては経済産業省系の充電設備補助との組み合わせも検討価値があります。また、各都道府県の中小企業向け設備投資補助金との組み合わせも可能な場合があります(同一設備への重複補助は不可)。建設業を営む中小企業の場合、「ものづくり補助金」でのデジタル化・省エネ投資と組み合わせる形で事業全体の効率化を図る戦略も有効です。なお、カーボンニュートラルに向けた取組として「J-クレジット制度」への参加とあわせてCO2削減量を収益化する仕組みを構築することも長期的な競争力強化につながります。

詳細説明

GX建設機械電動化促進事業とは

本事業は、2050年カーボンニュートラルの達成を目指し、建設現場における電動建機(GX建設機械)の普及促進を目的とした国の重点補助施策です。環境省が主管し、一般社団法人日本建設機械施工協会が執行団体として運営しています。

建設機械の電動化は、CO2排出量削減のみならず、静粛化による作業時間の拡大排気ガスゼロによる閉所空間での作業可能など、現場オペレーション上のメリットも多数あります。しかし、電動建機は従来の内燃機関型と比べ初期コストが高く、普及の妨げとなっていました。本補助金はこのギャップを埋めるために設けられています。

補助対象と補助率

補助対象となる機械は、国土交通省GX建設機械認定制度の認定を受けた電動建機(GX建設機械)に限定されます。認定制度は一定水準以上の性能・安全性を担保するものであり、対象機種は年々拡大しています。

  • 補助率: 既存機械との差額の2/3、または本体価格の1/2
  • 補助上限: 約17億3千万円(令和6年度補正)
  • 充電設備: GX建設機械と一体で導入する可搬式充電設備も対象(機械1台に対し1台)

申請要件の詳細

補助対象事業者は民間企業、独立行政法人、一般・公益社団法人・財団法人と幅広く設定されています。業種制限はなく、建設機械を使用するあらゆる事業者が対象となり得ます。

最重要ルール: 交付決定後の購入契約のみが補助対象となります。申請前・審査中の先行購入は補助対象外となるため、スケジュール管理を徹底してください。

申請の流れ

  • STEP 1: GX建設機械認定機種の確認と見積取得
  • STEP 2: 日本建設機械施工協会HPから申請書類ダウンロード
  • STEP 3: jGrantsでオンライン申請
  • STEP 4: 審査・交付決定通知受領
  • STEP 5: 機械購入・導入・実績報告

採択のための重要ポイント

審査では具体的なCO2削減効果の定量化が求められます。現行機械の燃料消費量・稼働時間データを整備し、電動化後の削減量を数値で示すことが採択率向上に直結します。環境省の算定ツールや業界団体のガイドラインを活用して根拠のある数値を用意してください。次回公募に備えて今から機種選定と試算を進めておくことを強く推奨します。

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