令和7年度 保育園等による木育活動の支援事業(多摩地域)
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
活動費と施設整備費の2本立て支援
木育活動計画に基づく各種活動・人材育成(①、必須・上限50万円)と、多摩産材を使用した施設内装木質化・木製遊具・什器・外構施設整備(②、上限200万円)の両方を補助します。①のみでも申請可能ですが、②は①の実施が前提条件のため組み合わせ申請が基本となります。
多摩産材使用の義務付けによる地域貢献
施設整備(②)に使用する木材はすべて多摩産材であることが要件です。多摩産材は東京都内(主に西多摩・奥多摩地域)で生産される木材で、地元の森林整備にも貢献できます。地産地消の観点から保護者・地域への説明がしやすい点もメリットです。
人材育成(木育研修)が補助対象に含まれる
木育に関する保育士・幼稚園教諭等の人材育成費用が補助対象です。木育活動を持続的に展開するための職員研修や外部講師招聘費用も経費として計上できます。
国公立施設は対象外・私立施設限定
都内の私立幼稚園・認可保育所・認証保育所・幼保連携型認定子ども園・家庭的保育事業・小規模保育事業・事業所内保育事業が対象です。国公立施設は対象外のため、私立施設の競争優位性を高めるチャンスでもあります。
ポイント
対象者・申請資格
対象施設の種類
- 幼稚園(私立)
- 認可保育所(私立)
- 認証保育所
- 幼保連携型認定子ども園(私立)
- 家庭的保育事業
- 小規模保育事業(認可)
- 事業所内保育事業
対象外の施設
- 国立・都立・区市町村立等の国公立施設(すべて対象外)
- 認可外保育施設(認証保育所を除く)
- 放課後児童クラブ・学童保育(未就学児施設でないため)
地域の条件
- 東京都多摩地域に所在する施設が対象(本事業は多摩地域向け)
- 都の島しょ部・23区内施設は本事業の対象外の可能性あり(担当部署に要確認)
ポイント
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申請ガイド
ステップ1:木育活動計画の策定
補助申請の前提として木育活動計画を策定します。1年間の木育活動の目標・実施内容・対象児童・スケジュールを具体的に記載します。この計画が審査の核心部分となるため、内容の充実が採択率向上の鍵です。
ステップ2:申請書類の作成
東京都産業労働局のホームページ(https://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.lg.jp/)から申請様式をダウンロードし、必要事項を記入します。施設整備を申請する場合は見積書の取得も必要です。
ステップ3:多摩産材の調達確認
施設整備(②)を申請する場合は、多摩産材を供給できる木材業者を事前に選定し、木材の産地証明が取得できることを確認します。多摩産材の調達先については東京都森林事務所に問い合わせることも可能です。
ステップ4:申請書提出
令和7年3月19日(水)〜令和7年5月13日(火)の募集期間内に申請書類を提出します。詳細な提出先・提出方法は産業労働局HPを確認してください。
ポイント
審査と成功のコツ
木育活動計画の具体性と実現可能性
多摩産材の産地証明の確保
活動と整備の連動性の明示
継続性のある取り組みとしての位置づけ
ポイント
対象経費
対象となる経費
木育活動費(①)(4件)
- 木育活動実施に係る消耗品費
- 外部木育専門家・講師の招聘費
- 木育活動教材・キットの購入費
- 保育士等向け木育研修の受講費
人材育成費(①)(3件)
- 職員の木育関連研修参加費・旅費
- 木育指導者資格取得費
- 研修資料・テキスト購入費
施設内装木質化費(②)(2件)
- 壁面・床面の木質化(多摩産材使用)工事費
- 木製パーティション・建具の設置費
木製遊具・什器整備費(②)(3件)
- 多摩産材を使用した木製遊具購入・設置費
- 木製テーブル・椅子等の什器購入費
- 木製棚・収納家具購入費
外構施設整備費(②)(2件)
- 園庭の木製遊具設置費(多摩産材使用)
- 木製フェンス・デッキ等の外構整備費
対象外の経費
対象外の経費一覧(8件)
- 国産・多摩産材以外の木材を使用した施設整備費
- 既存遊具・設備のメンテナンス・修繕費(新規導入でない場合)
- 建物本体の基礎工事・耐震補強等(木育と直接関係のない工事)
- 食材・飲食費(木育活動の飲食イベント等)
- 職員の通常給与・日常業務の人件費
- 補助対象期間外に実施した事業の経費
- 土地取得費・建物賃借料
- コンサルタント等への企画・プランニング費用(実施活動費でない場合)
よくある質問
Q木育活動計画とは何を書けばよいですか?
木育活動計画は、1年間にわたって実施する木育に関する活動の全体像を示す計画書です。具体的には、実施する活動の内容(森林観察会・木工体験・木育絵本の読み聞かせ等)、実施時期・頻度、対象児童の年齢・人数、担当職員・役割分担、期待される教育効果などを記載します。計画の具体性と実現可能性が審査の重要ポイントです。
Q多摩産材以外の国産木材を使っても補助対象になりますか?
なりません。施設整備(②)の補助対象となる木材は多摩産材(東京都多摩地域産の木材)のみです。国産木材でも他の地域産のものは対象外です。多摩産材の供給業者については、東京都産業労働局森林事務所(電話:0428-22-1162)に相談することができます。
Q木製遊具の購入だけで補助を受けられますか?
木製遊具の購入(②)のみの申請はできません。②は①(木育活動計画に基づく活動・人材育成)の実施が前提条件です。木育活動計画を策定・実施した上で、その活動に使用する木製遊具の整備として②を申請する必要があります。
Q事業所内保育事業も対象になりますか?
はい、対象です。企業が設置する事業所内保育事業も本補助金の対象施設に含まれています。ただし、国や地方公共団体が設置する保育施設は対象外です。
Q施設整備費はいくらまで補助を受けられますか?
施設整備(②:内装木質化・木製遊具・什器・外構施設整備)の補助上限額は200万円、補助率は1/2以内です。例えば400万円の木製遊具・内装木質化工事を行った場合、最大200万円の補助を受けられます。活動費(①)の上限は50万円です。
Q幼保連携型認定こども園の場合、幼稚園部分と保育所部分どちらで申請しますか?
幼保連携型認定子ども園は施設として一体で申請します。施設全体で木育活動計画を策定し、幼稚園・保育所の区分なく一施設として補助申請を行います。在籍する未就学児全体を対象とした活動計画を作成してください。
Q申請書類の様式はどこで入手できますか?
申請書類の様式は東京都産業労働局のホームページ(https://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.lg.jp/information/topics/2025/03/2025031801)からダウンロードできます。不明点は産業労働局森林事務所森林産業課振興担当(電話:0428-22-1162)にお問い合わせください。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
本補助金は東京都の単独事業ですが、国の補助金との組み合わせ活用が可能な場合があります。林野庁の「木材利用促進事業」や「保育施設等木材利用促進事業」と趣旨が重なるため、重複申請不可の確認が必要ですが、対象経費を分けることで活用できるケースがあります。また、施設整備(木質化・遊具整備)については、都内市区町村が独自に設けている保育施設整備補助金と組み合わせを検討する価値があります。特に多摩地域の各市町村では、木育・森育に関する独自の補助制度を設けているケースがあります。さらに、認可保育所の施設整備については内閣府の「保育所等整備交付金」との按分も検討可能です。ただし、同一経費への重複補助は禁止のため、事前に各補助金の担当窓口に確認の上、経費の整理を行ってください。
詳細説明
事業の目的と背景
東京都多摩地域の私立保育施設等を対象とした木育活動支援補助金です。子どもたちが木や森と触れ合う体験(木育)を通じて、自然への親しみを育むとともに、多摩産材の利用拡大と森づくりへの意識向上を同時に図ることを目的としています。
補助対象事業
補助対象は以下の2種類です。①は必須要件です。
- ①木育活動計画に基づく各種活動・人材育成(必須):上限50万円、補助率1/2
- ②多摩産材を使用した施設の内装木質化・木製遊具・什器・外構施設の整備:上限200万円、補助率1/2
②を申請する場合も、①の活動実施が前提条件となります。
対象施設
都内(多摩地域)に所在する以下の私立施設が対象です。国公立施設はすべて対象外です。
- 幼稚園(私立)
- 認可保育所(私立)・認証保育所
- 幼保連携型認定子ども園(私立)
- 家庭的保育事業・小規模保育事業・事業所内保育事業
多摩産材の使用について
施設整備(②)に使用する木材はすべて多摩産材(東京都多摩地域産の木材)であることが要件です。木材業者から産地証明書を取得し、申請書類に添付することが必要です。多摩産材の調達先については東京都産業労働局森林事務所(0428-22-1162)に相談できます。
申請スケジュール
募集期間は令和7年3月19日(水)〜令和7年5月13日(火)です。申請書類の詳細は東京都産業労働局HPでご確認ください。