募集終了全国対象
非常に難しい
準備期間の目安: 約90

令和6年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(ウクライナ復興支援・中東欧諸国等連携強化)

基本情報

補助金額
260億円
補助率: 定額
0円260億円
募集期間
2025-02-17 〜 2025-03-10
対象地域日本全国
対象業種建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 農業、林業 / 鉱業、採石業、砂利採取業 / 運輸業、郵便業 / 卸売業、小売業 / 医療、福祉
使途販路拡大・海外展開をしたい / 研究開発・実証事業を行いたい

この補助金のまとめ

グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(ウクライナ復興支援・中東欧諸国等連携強化)は、経済産業省が実施するウクライナ復興支援を目的とした大型補助金制度です。ウクライナおよび中東欧諸国等の周辺国を対象に、本邦企業がインフラ再建・エネルギー供給・産業復興に貢献する事業を支援します。FS事業(フィジビリティスタディ)は上限6,000万円の定額補助、実証事業は上限40億円の定額補助となっており、補助総額は最大260億円規模の大型施策です。建設業・製造業・電気ガス・情報通信・農林・鉱業・運輸・卸売小売・医療福祉など幅広い業種が対象となります。海外展開・販路拡大および研究開発・実証事業を目的とする企業にとって、ウクライナ復興という国家的課題に貢献しながら、海外事業基盤を構築できる貴重な機会です。令和6年度補正予算による事業のため、今後の公募動向を注視することが重要です。

この補助金の特徴

1

定額補助による手厚い資金支援

FS事業は上限6,000万円、実証事業は上限40億円を定額補助します。補助率ではなく「定額」であるため、対象経費の全額が補助される形となり、企業の自己負担を最小化できます。特に実証事業の上限40億円は国内の海外展開支援補助金の中でも最大規模の一つです。

2

ウクライナ復興という明確な政策的意義

本補助金はウクライナ復興支援という国際的・外交的重要性の高い政策目的を持ちます。採択された企業は日本政府の対外政策に貢献する事業者として位置づけられ、現地でのプレゼンス確立に大きな後ろ盾を得られます。

3

幅広い業種・用途が対象

建設・製造・エネルギー・情報通信・農業・医療福祉など多様な業種が対象です。インフラ再建からデジタル化支援、農業復興、医療体制整備まで、ウクライナ復興に資する事業であれば幅広く活用できます。

4

FS事業から実証事業への段階的展開

まずFS事業(フィジビリティスタディ)で事業可能性を検証し、その後実証事業へステップアップする2段階の支援体系が想定されます。リスクを低減しながら海外進出を進められる仕組みです。

5

中東欧諸国等との連携強化も対象

ウクライナだけでなく、中東欧諸国等の周辺国も対象国に含まれます。ウクライナ復興の後方支援拠点となる隣接国との連携事業も支援対象となり、地域的な事業展開の可能性が広がります。

ポイント

定額補助で上限40億円という国内最大規模の海外展開支援補助金の一つです。ウクライナ復興という政策的意義が高い事業に参画でき、建設・エネルギー・IT等多業種が対象。FS事業から実証事業への段階的支援により、リスクを抑えた海外進出が可能です。

対象者・申請資格

対象企業・法人

  • 日本国内に拠点を持つ企業(本邦企業)
  • 単独申請、コンソーシアム(複数企業連合体)による申請の双方が対象
  • 中小企業から大企業まで規模不問(ただし実証事業は規模の大きい事業者が主体となるケースが多い)

対象事業の要件

  • ウクライナおよび中東欧諸国等の周辺国を対象とした事業であること
  • FS事業:現地での事業可能性調査・フィジビリティスタディ(上限6,000万円)
  • 実証事業:インフラ再建・エネルギー供給・産業復興に資する実証・実装事業(上限40億円)
  • 日本の技術・製品・サービスを活用したものであること

対象分野・業種

  • 建設業(インフラ再建、住宅復興等)
  • 製造業(製造設備復旧、機械・装置供給等)
  • 電気・ガス業(エネルギー供給インフラ再建)
  • 情報通信業(デジタル化・通信インフラ整備)
  • 農林業(農業復興・食料安全保障)
  • 鉱業(資源開発・鉱山復旧)
  • 運輸業(物流インフラ復旧)
  • 卸売・小売業(流通インフラ整備)
  • 医療・福祉(医療体制再建・設備供給)

地域要件

  • 申請企業の所在地:全国(地域制限なし)
  • 事業実施地域:ウクライナおよび中東欧諸国等の周辺国

ポイント

本邦企業(全国)が対象で、業種は建設・製造・エネルギー等幅広く、事業地域はウクライナおよび周辺国です。単独申請のほかコンソーシアムでの申請も可能で、FS事業か実証事業かによって補助上限が異なります。現地での実施可能性と日本技術の活用が審査の核心です。

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申請ガイド

1

ステップ1: 公募情報の確認

経済産業省または実施機関(JETRO等が想定される)の公式ウェブサイトで公募要領・申請様式を入手します。本補助金は令和6年度補正予算事業のため、公募開始時期・締切日を官報や省庁ウェブサイトで随時確認してください。

2

ステップ2: 事業計画の策定

ウクライナ復興に資する具体的な事業内容(FS事業または実証事業)を策定します。対象国での現地パートナーとの連携体制、日本の技術・製品の優位性、現地への貢献効果を明確にします。

3

ステップ3: 経費計算・予算書の作成

補助対象経費を積算し、補助申請額(FS事業は上限6,000万円、実証事業は上限40億円)を確定します。定額補助のため、対象経費の全額が補助される仕組みを前提に予算を組みます。

4

ステップ4: 申請書類の準備

会社概要・事業計画書・経費明細・現地パートナーとの協定書(MOU等)・技術説明資料等を準備します。コンソーシアム申請の場合は参加企業全員の書類が必要です。

5

ステップ5: 電子申請・書類提出

指定された申請システム(Jグランツ等)または郵送にて申請書類を提出します。提出前に公募要領のチェックリストで漏れがないか確認してください。

6

ステップ6: 審査・採択通知

書面審査・ヒアリング審査を経て採択が決定します。採択後は交付申請手続きを行い、補助金交付決定後に事業を開始します。

ポイント

公募要領の確認から申請まで最低でも1〜2ヶ月の準備期間が必要です。現地パートナーとのMOU締結や技術優位性の証明が採択の鍵となります。定額補助のため経費積算は丁寧に行い、交付決定前の着手は補助対象外となるため注意が必要です。

審査と成功のコツ

現地ニーズとの整合性の明示
ウクライナ政府・自治体・現地機関が実際に求めているインフラや技術支援のニーズを具体的な根拠とともに示すことが重要です。現地政府機関や国際機関(World Bank、EU等)の復興計画との整合性を明確に説明できると採択可能性が高まります。
日本技術の優位性と差別化
なぜ日本の技術・製品・サービスでなければならないかを競合国の技術と比較しながら説明します。耐震技術・省エネ技術・農業ICT等、日本が強みを持つ分野での事業設計が高評価につながります。
実現可能な事業計画と体制
事業実施体制(現地パートナー・コンソーシアム構成・日本側実施体制)が具体的で実現可能であることを示します。すでにMOUや基本合意を締結済みの場合は採択審査での信頼性が大幅に向上します。
波及効果・持続可能性の説明
単なる復興支援に留まらず、補助事業終了後も継続的な経済活動・雇用創出・技術移転につながる「持続可能性」を示すことが重要です。ウクライナ側の自立的な経済復興への貢献を具体的に描いてください。
外交・政策的文脈との整合
日本政府のウクライナ支援方針や国際約束との整合性を示すと、政策的優先度の高い事業として評価されやすくなります。G7合意やODA方針等と連携した事業設計が有効です。

ポイント

採択の鍵は「現地ニーズとの整合」「日本技術の優位性」「実現可能な実施体制」の3点です。すでに現地パートナーとのMOU締結や政府間合意があると大幅に有利になります。事業の持続可能性と政策的意義の説明も審査で高く評価されます。

対象経費

対象となる経費

調査費(FS事業)(4件)
  • 現地市場調査費
  • 事業可能性調査費
  • 技術適合性調査費
  • 環境社会影響評価費
人件費(3件)
  • 事業実施に直接従事する社員の人件費
  • 現地駐在員人件費
  • 専門家・アドバイザー費用
旅費・交通費(3件)
  • 現地視察・調査のための国際航空券
  • 現地移動交通費
  • 宿泊費
機械装置・設備費(実証事業)(3件)
  • 実証事業用機械装置購入費
  • 設備導入・設置工事費
  • 輸送・通関費用
委託費(3件)
  • 現地調査・分析の外部委託費
  • 技術検証の外部委託費
  • 翻訳・通訳費用
諸経費(4件)
  • 申請・許認可取得費
  • 保険料
  • 現地通信費
  • 印刷・資料作成費

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 補助金交付決定前に発生した経費
  • 日本国内のみで実施する事業の経費(対象国での実施を伴わないもの)
  • 汎用性が高く補助事業以外にも使用できる設備・備品
  • 土地・建物の購入費
  • 役員報酬・株主配当
  • 補助事業と直接関係のない接待・交際費
  • 消費税(仕入税額控除が適用される場合)

よくある質問

QFS事業と実証事業の違いは何ですか?
A

FS事業はフィジビリティスタディ(事業可能性調査)で、現地での市場調査・技術適合性確認等が主な内容です(上限6,000万円)。実証事業は実際のインフラ設置・システム導入等の実証・実装事業を指し、上限40億円と大規模な事業が対象です。通常、FS事業で可能性を検証後、実証事業へ展開するステップを踏みます。

Qコンソーシアムで申請する場合の要件は?
A

複数の日本企業がコンソーシアムを組んで申請することができます。その場合、幹事企業(代表申請者)が申請窓口となり、参加企業全員の事業内容・経費を取りまとめて申請します。コンソーシアム協定書の提出が必要で、役割分担と責任体制を明確にする必要があります。

Q現地パートナーは必須ですか?
A

公募要領によって異なりますが、ウクライナ現地での事業実施には現地政府・自治体・企業との連携が実質的に不可欠です。現地パートナーとのMOU(覚書)や基本合意書を事前に締結しておくと、審査での信頼性・実現可能性の証明に大きく役立ちます。

Q補助上限260億円とは何を指しますか?
A

260億円は本補助金全体(複数採択事業の合計)の補助総額の上限です。個別事業の上限はFS事業6,000万円、実証事業40億円です。複数の企業・コンソーシアムが採択され、その合計補助額が260億円を上限として管理されます。

Q中東欧諸国等とはどの国が含まれますか?
A

ウクライナの周辺国(ポーランド・ルーマニア・モルドバ・スロバキア・ハンガリー・チェコ等)が対象に含まれると想定されます。具体的な対象国リストは公募要領で確定しますので、公式発表をご確認ください。

Q定額補助とは何ですか?自己負担はありますか?
A

定額補助とは補助率(例:2/3補助等)ではなく、対象経費の全額を補助する方式です。ただし「上限額まで定額」であるため、上限(FS事業6,000万円、実証事業40億円)を超える経費は自己負担となります。また補助対象外経費については自費となります。

Q既にウクライナで事業を展開している企業でも申請できますか?
A

既存の海外事業を持つ企業でも申請可能です。ただし、本補助金で支援する事業内容が新規または拡張的なものであること、既存事業経費と補助対象経費が明確に区別されていることが必要です。

Qステータスが「closed」ですが、今後再公募の可能性はありますか?
A

令和6年度補正予算による事業のため、当該年度での公募は終了しています。ただし、政府のウクライナ支援方針が継続する場合、令和7年度以降の補正予算や次年度予算で類似事業が継続される可能性があります。経済産業省の補助金関連ページを定期的に確認することをお勧めします。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金との他の補助金・支援制度との併用については、公募要領に基づく個別判断が必要です。一般的な留意点として、同一経費に対して複数の補助金を受給することは「二重補助」として禁止されています。ただし、異なる経費を対象とする場合や、異なる事業フェーズでそれぞれの制度を活用することは可能です。JETROが実施する海外展開支援(輸出促進・BtoB商談支援等)やJICAの技術協力事業とは、対象経費が異なれば組み合わせて活用できる可能性があります。また、中小企業を対象としたものづくり補助金やIT導入補助金は国内向けの補助金であり、本補助金と経費が重複しない限り原則として併用可能です。JBIC(国際協力銀行)融資やNEXIの輸出信用保険と組み合わせることで、補助金・融資・保険による多層的リスク対策を構築できます。特に実証事業(上限40億円)のような大型案件では、金融機関との連携も重要な検討事項です。

詳細説明

グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(ウクライナ復興支援・中東欧諸国等連携強化)とは

本補助金は、ロシアによる侵攻で深刻な打撃を受けたウクライナの早期復興を支援するため、経済産業省が令和6年度補正予算により措置した大型補助金制度です。本邦企業がウクライナおよび中東欧諸国等の周辺国においてインフラ再建・エネルギー供給・産業復興に貢献する事業を実施する際の費用を定額で補助します。

補助事業の2つのタイプ

FS事業(フィジビリティスタディ)

現地での事業可能性を調査・検証するための事業です。市場調査、技術適合性確認、現地規制調査、パートナー発掘等が対象となります。上限6,000万円の定額補助が適用されます。

実証事業

実際にインフラ整備・設備設置・システム導入等を行う実証・実装事業です。大規模な現地展開を伴う事業が対象で、上限40億円の定額補助が適用されます。補助総額の上限は260億円です。

対象となる業種・分野

  • 建設業:道路・橋梁・建築物・住宅復興等のインフラ再建
  • 製造業:製造設備復旧、機械・装置・部品の供給
  • 電気・ガス業:電力インフラ再建、再生可能エネルギー導入、ガス供給設備整備
  • 情報通信業:通信インフラ整備、デジタル行政、DXソリューション
  • 農林業:スマート農業、農業機械供給、食料生産体制再建
  • 鉱業:資源開発支援、鉱山設備復旧
  • 運輸業:鉄道・港湾・物流インフラ復旧
  • 卸売・小売業:流通インフラ整備、サプライチェーン再建
  • 医療・福祉:医療施設再建、医療機器・設備供給

補助対象となる主な経費

  • 現地調査費(市場調査・技術適合性調査等)
  • 人件費(事業直接従事者・現地駐在員)
  • 旅費・交通費(現地視察・調査渡航費)
  • 機械装置・設備費(実証事業向け設備)
  • 外部委託費(現地調査・翻訳・専門家費用)
  • 諸経費(許認可取得費・保険料等)

申請の流れ

  1. 公募要領の確認:経済産業省または実施機関の公式サイトで公募情報を取得
  2. 事業計画の策定:ウクライナ復興への貢献と日本技術の優位性を明確化
  3. 現地パートナーとの調整:MOU締結等により実施体制を確立
  4. 申請書類の準備・提出:事業計画書・経費明細・協定書等を揃えて申請
  5. 審査・採択:書面審査・ヒアリングを経て採択決定
  6. 交付申請・事業開始:補助金交付決定後に事業着手

採択のポイント

採択審査では以下の観点が重視されると考えられます。

  • ウクライナ復興計画との整合性と現地ニーズへの対応
  • 日本の技術・製品の優位性と差別化要素
  • 現地パートナーとの連携体制の具体性
  • 事業の実現可能性と持続可能性
  • 日本政府のウクライナ支援方針との整合

注意事項

  • 補助金交付決定前の着手は補助対象外となります
  • 同一経費への二重補助は禁止されています
  • 事業完了後は実績報告書の提出が必要です
  • 本補助金は令和6年度補正予算による時限的制度です

関連書類・リンク