【環境省】【R8年度】運輸部門等の脱炭素化に向けた先進的システム社会実装促進事業(うち農業機械の電動化促進事業)
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
農業機械電動化への直接支援
農業分野におけるCO2排出削減の切り口として、農業機械の電動化を直接支援する点が本事業の核心です。トラクター、田植え機、コンバインなど内燃機関を持つ農業機械の電動化・EV転換を対象とし、実証から社会実装まで幅広いフェーズをカバーします。農業機械メーカーの技術開発支援から、農業者への導入補助まで、バリューチェーン全体を視野に入れた設計となっています。
環境省直轄の国家プロジェクト
本補助事業は環境省が直接執行する国家級プロジェクトです。脱炭素化という国家目標に直結した事業であるため、採択後の事業継続性や信頼性が高く、外部からの評価・認知においても有利に働きます。カーボンニュートラル2050の達成に向けた中核施策として位置づけられており、政策的優先度が極めて高い補助金です。
全業種・全国対応の柔軟な設計
対象業種は農業を中心に製造業、情報通信業、サービス業など全産業にまたがっており、農業機械の電動化に関連する幅広い事業者が申請資格を持ちます。対象エリアも全都道府県をカバーし、地域を問わず活用できます。農業機械の開発・製造・販売・リース・実証に関わる多様な事業者がコンソーシアムを組んで応募することも可能です。
先進的システムの社会実装に特化
本事業の正式名称に「先進的システム社会実装促進事業」とある通り、すでに一定の技術的成熟度に達した先進的なシステムを、実際の農業現場に普及・定着させることを主目的としています。基礎研究段階ではなく、実証・実装フェーズの事業が対象となるため、具体的な成果が見えやすく、採択審査においても事業の実現可能性が重視されます。
ポイント
対象者・申請資格
農業機械関連事業者
農業機械の製造・販売・リース・整備を行う企業が主要対象です。特に電動農業機械の開発・製造を手がけるメーカーや、既存農業機械の電動化改造に取り組む事業者が高い適合性を持ちます。
農業法人・農業者
電動農業機械を実際に導入・運用する農業法人や農業者も対象に含まれます。大規模農場や施設農業において電動機械を導入し、CO2削減効果の実証データを収集・提供できる事業者が適しています。
農協・農業団体
農業協同組合や農業関連団体が取りまとめ役(幹事)として参加し、構成農業者への機械普及・実証を行う形式も想定されます。地域の農業機械電動化をリードする役割を担える団体が対象です。
研究機関・大学
農業機械の電動化に関する技術開発・実証を行う研究機関や大学もコンソーシアムのメンバーとして参加資格を持ちます。技術的知見の提供と実証データ分析を担う役割が期待されます。
注意事項
本事業は令和8年度(R8年度)の公募であり、現時点では公募終了(closed)ステータスです。次回公募の際は、公募要領(01_公募要領r.pdf)を必ず確認し、最新の申請要件・対象範囲を把握してください。申請書類が30MBを超える場合はjGrantsでの受付ができない場合があるため、事前に環境省担当部署(TOKUKAI@env.go.jp)へ連絡が必要です。
ポイント
あなたは対象?かんたん診断
8問の質問に答えるだけで、この補助金の対象かどうかを簡易診断できます。
申請ガイド
Step 1: 公募要領の精読と事業計画の方向性確認
まず環境省が公開する公募要領(01_公募要領r.pdf)を入手・精読します。補助対象経費の範囲、採択件数の見込み、審査基準(評価ポイント)を把握することが最優先事項です。特に「先進的システム」の定義と「社会実装」の要件を正確に理解し、自社の取り組みが適合するかを確認します。
Step 2: コンソーシアムの組成・役割分担の明確化
本事業はコンソーシアム(複数主体の連携)形式が想定される場合が多いため、農業機械メーカー・農業者・研究機関等の連携先を早期に確定します。幹事機関(代表申請者)を決定し、各メンバーの役割・費用負担・成果目標を明文化した協定書を締結します。
Step 3: 事業計画書の作成
電動化の目標(CO2削減量、電動機械導入台数等)、実施スケジュール、費用計画を詳細に記載した事業計画書を作成します。定量的なKPIの設定と、その達成に向けた具体的なアクションプランが採択の鍵となります。過去の実績データ(試験導入結果等)があれば積極的に盛り込みます。
Step 4: jGrantsでの電子申請
jGrantsシステムを使用してオンライン申請を行います。事前にGビズIDプライム(法人代表者用)の取得が必須です。申請ファイルが30MBを超える場合は事前に環境省担当課(TOKUKAI@env.go.jp)へ連絡してください。申請締め切りは余裕を持って設定し、システム障害等のリスクに備えます。
Step 5: 採択後の交付申請・事業実施・報告
採択通知を受けた後、交付申請書を提出して正式に補助金確定を得ます。事業実施中は進捗報告義務があり、期末には実績報告書・経費精算書を提出します。CO2削減効果の測定・記録を継続的に行い、定量的な成果を証明できる体制を構築してください。
ポイント
審査と成功のコツ
定量的なCO2削減目標の設定
先進性と実証実績のバランス
地域農業への波及効果の明示
環境省との継続的なコミュニケーション
ポイント
対象経費
対象となる経費
機械・設備費(4件)
- 電動農業機械本体(トラクター、田植機、コンバイン等)
- 充電設備・電力管理システム
- バッテリーパック・電動化改造キット
- 計測・モニタリング機器
委託・外注費(3件)
- 電動化システムの設計・開発委託
- 実証試験・データ分析委託
- 研究機関への技術開発委託
人件費(2件)
- 本事業専任スタッフの人件費
- 技術開発担当者の人件費(上限あり)
その他経費(3件)
- 事業推進に必要な消耗品費
- 会議・打合せ費(交通費含む)
- 報告書作成費・印刷費
対象外の経費
対象外の経費一覧(7件)
- 土地・建物の取得・賃借費用
- 汎用性の高い車両(農業機械以外)
- 補助事業開始前に発注・契約した経費
- 消費税(仕入税額控除できる場合)
- 飲食費・接待費
- 補助事業と直接関係のない間接経費
- 他の補助金と重複する経費
よくある質問
Q農業を営んでいない農業機械メーカーでも申請できますか?
はい、農業機械の製造・販売・リースに携わる事業者は農業者でなくても申請資格があります。ただし、農業機械の電動化という事業目的に沿った具体的な事業計画が必要です。農業者とのコンソーシアムを組んで申請することで採択可能性が高まります。
Q補助金の上限額はいくらですか?
公式データ上、補助上限は実質的に設定されていない形になっています。ただし、実際の採択額は事業規模・CO2削減効果・費用対効果等に基づいて審査されます。詳細は公募要領の予算配分・採択方針をご確認ください。
Q現在申請できますか?
現時点では本補助金の公募は終了(closed)しています。環境省のウェブサイトや補助金ポータルを定期的に確認し、次回公募の情報を入手することをお勧めします。
Qコンソーシアムを組む必要がありますか?
単独での申請が可能かどうかは公募要領で確認が必要です。ただし、農業機械メーカー・農業者・研究機関等が連携したコンソーシアム形式の方が審査上有利になるケースが多く、事業の社会実装効果を高める観点からもコンソーシアム形成を推奨します。
Q電動化以外の農業機械(ハイブリッド等)は対象になりますか?
本事業の主目的は電動化(EV化)の促進ですが、ハイブリッド等の低炭素化技術が対象になるかは公募要領に依存します。「電動化」という用語の定義と補助対象範囲を公募要領で確認するか、環境省担当課(TOKUKAI@env.go.jp)へ事前相談することをお勧めします。
QGビズIDを持っていません。申請までに取得できますか?
GビズIDプライムの発行には申請から1〜2週間程度かかる場合があります。公募開始と同時に申請準備を始める場合、GビズIDが未取得では間に合わない可能性があるため、平時から取得しておくことを強く推奨します。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
農業機械の電動化という目的に合わせて、複数の補助制度を組み合わせることで資金調達効率を最大化できます。まず農林水産省が所管する「スマート農業技術の開発・実証・普及事業」との組み合わせが有効で、電動化と同時にスマート農業化を進める場合に相互補完的に活用できます。また、経済産業省の「省エネルギー投資促進支援事業費補助金」は充電設備・電力管理システムの導入コストをカバーする可能性があります。地方自治体独自の農業近代化・脱炭素化支援補助金と組み合わせることで、国の補助に上乗せする形で地域の支援も受けられます。ただし、同一経費への重複受給は禁止されているため、費用の按分計画を明確にした上で複数補助金の活用計画を立案することが重要です。税制上は農業機械への投資として「農業経営基盤強化準備金」の積立活用も検討に値します。
詳細説明
事業概要
「農業機械の電動化促進事業」は、環境省が推進する「運輸部門等の脱炭素化に向けた先進的システム社会実装促進事業」の一環として実施される国家補助事業です。2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、農業分野におけるCO2排出量削減を加速するため、内燃機関(エンジン)を動力源とする農業機械の電動化(EV化)を促進することを主目的としています。
背景と政策的意義
農業部門は日本の温室効果ガス排出量の約4%を占めており、そのうち農業機械の燃料消費によるCO2排出が大きな割合を占めています。農業機械の電動化は技術的に可能な段階に達しつつある一方、コスト面・インフラ面での課題から普及が進んでいないのが現状です。本事業はその障壁を補助金支援によって取り除き、先進的な電動農業機械の社会実装を加速することを目指しています。
対象事業・活動
- 電動農業機械(電動トラクター、電動田植機、電動コンバイン等)の実証・導入事業
- 農業機械の電動化・EV転換に向けた技術開発・実証事業
- 充電インフラ・電力管理システムの整備事業
- 電動農業機械の普及・展開に向けた実証・モデル事業
対象者
- 農業機械の製造・販売・リース事業者
- 農業法人・農業者(大規模農場、施設農業事業者等)
- 農業協同組合・農業団体
- 大学・研究機関(コンソーシアムメンバーとして)
- 上記の連携体(コンソーシアム)
補助条件・補助率
補助上限額は実質的に設定されておらず(システム上の最大値を記録)、事業の規模・内容・CO2削減効果に応じた補助が行われます。補助率については公募要領に詳細が記載されており、事業の種別(実証段階・普及段階等)によって異なる場合があります。
申請方法
申請はjGrantsシステムを通じた電子申請が基本となります。申請に際してはGビズIDプライム(法人代表者向け)の事前取得が必須です。申請書類の合計が30MBを超える場合は、jGrantsでの受付ができない場合があるため、事前に環境省担当課(TOKUKAI@env.go.jp)へ連絡してください。
問い合わせ先
環境省 地球環境局 地球温暖化対策課 特別会計執行係
E-Mail: TOKUKAI@env.go.jp
注意事項
- 本補助金は令和8年度(R8年度)公募であり、現在は公募終了(closed)です。
- 次回公募時は最新の公募要領を必ず確認してください。
- jGrantsへの提出ファイルが30MBを超える場合は事前連絡が必要です。
- 交付決定前の経費は原則補助対象外となります。