募集終了全国対象
非常に難しい
準備期間の目安: 約90

【環境省】【R7補正】ゼロエミッション船等の建造促進事業

基本情報

補助金額
10000000.0億円
0円10000000.0億円
募集期間
2025-11-28 〜 2025-12-15
対象地域日本全国
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業 / 農業、林業 / 鉱業、採石業、砂利採取業 / 運輸業、郵便業 / 卸売業、小売業 / 金融業、保険業 / 不動産業、物品賃貸業 / 学術研究、専門・技術サービス業 / 宿泊業、飲食サービス業 / 生活関連サービス業、娯楽業 / 教育、学習支援業 / 医療、福祉
使途新たな事業を行いたい / 販路拡大・海外展開をしたい / イベント・事業運営支援がほしい / 事業を引き継ぎたい / 研究開発・実証事業を行いたい / 人材育成を行いたい / 資金繰りを改善したい / 雇用・職場環境を改善したい / 災害(自然災害、感染症等)支援がほしい / 安全・防災対策支援がほしい / まちづくり・地域振興支援がほしい / 設備整備・IT導入をしたい / エコ・SDGs活動支援がほしい / 教育・子育て・少子化支援がほしい / スポーツ・文化支援がほしい

この補助金のまとめ

環境省が令和7年度補正予算で実施する「ゼロエミッション船等の建造促進事業」は、国際海運・内航海運分野における温室効果ガス(GHG)排出削減を加速させるための補助事業です。LNG燃料船、水素燃料船、アンモニア燃料船、電気推進船など、従来の化石燃料に依存しないゼロエミッション技術を搭載した船舶の建造費用を補助します。海運業界は世界の貿易物流を支える基幹産業ですが、同時に大量のGHGを排出する産業でもあります。国際海事機関(IMO)が2050年頃のGHG排出ネットゼロを目標とする中、日本としても業界全体の脱炭素化を官民一体で推進する必要があります。本事業はそうした政策的背景のもと、高額な初期投資が障壁となりやすいゼロエミッション船舶の建造を資金面から後押しし、海運企業が脱炭素化へ踏み出せるよう設計された大型補助金です。船舶建造コストは数十億円規模に及ぶ場合もあるため、補助上限は記載なしとなっており、大規模プロジェクトにも対応しています。全国の内航・外航海運事業者が幅広く申請対象となります。

この補助金の特徴

1

対象船種の幅広さ

本事業ではLNG燃料船・水素燃料船・アンモニア燃料船・電気推進船・メタノール燃料船など、多様なゼロエミッション技術を採用した船舶が補助対象となります。一つの技術に限定されず、各事業者が自社の航路・運航形態に合った最適な脱炭素技術を選択できる柔軟性が特徴です。現在普及している技術から将来を見据えた先進技術まで、幅広い選択肢が認められています。

2

国際海運・内航海運の双方をカバー

本補助金は外航(国際)海運と内航(国内)海運の両方を対象としています。外航海運では国際的なGHG規制への対応、内航海運では国内の脱炭素物流実現という、それぞれ異なる課題に対応できる設計です。企業規模や航路規模を問わず、海運事業に携わる多様な事業者が利用できます。

3

大規模投資に対応する補助水準

船舶の建造費用は一般的に数億〜数十億円規模に達します。本事業では補助上限額が特段設けられておらず(大規模案件対応)、プロジェクト規模に応じた補助が受けられる可能性があります。民間事業者が単独では踏み切りにくい大規模な設備投資を国が後押しする仕組みです。

4

環境省主導による政策的裏付け

実施機関が環境省であることから、カーボンニュートラル政策との整合性が高く、今後の関連施策との連携も期待できます。グリーントランスフォーメーション(GX)推進の一環として位置づけられており、採択されることで企業のESG・サステナビリティ評価向上にも寄与します。

5

令和7年度補正予算による追加財源

本事業は令和7年度補正予算で手当てされており、当初予算とは別枠の財源が充てられています。補正予算事業は比較的タイトなスケジュールで公募・採択が行われることが多く、申請準備を迅速に進めることが重要です。

ポイント

対象燃料種が多様でLNG・水素・アンモニア・電気推進など選択肢が広く、内航・外航問わず申請可能です。補助上限の設定がなく大規模建造プロジェクトにも対応しており、環境省主導のGX政策と連動した高い政策的優先度が強みです。

対象者・申請資格

申請者の法人属性

  • 海運事業法に基づく内航海運事業者
  • 船舶法等に基づく外航海運事業者
  • 船舶建造を行う造船事業者(事業者と連携しての申請を含む)
  • 上記に準ずる法人格を有する団体

対象船舶の要件

  • LNG燃料を主燃料とする船舶
  • 水素燃料を主燃料とする船舶
  • アンモニア燃料を主燃料とする船舶
  • 電気推進(蓄電池等)を採用した船舶
  • メタノール等その他のゼロエミッション代替燃料を使用する船舶

事業計画の要件

  • 建造後の運航計画が明確であること
  • GHG削減効果が定量的に示せること
  • 事業の継続性・実施体制が確認できること

除外となりやすいケース

  • 補助金の交付決定前に着手した建造工事
  • 既存船舶の改修のみを目的とする場合(新造が要件の場合)
  • 補助対象外の燃料・推進技術のみを採用した船舶

ポイント

内航・外航を問わず海運事業者が対象で、LNG・水素・アンモニア・電気推進など環境省が認めるゼロエミッション技術を採用した新造船が条件の中心です。交付決定前着工は必ず避け、定量的なGHG削減効果を事前に整理しておくことが審査通過の鍵です。

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申請ガイド

1

Step 1:公募要領の入手と精読

環境省の公式ウェブサイト(env.go.jp)または補助金ポータル(jGrants)で公募要領・交付申請様式を入手します。補正予算事業は公募期間が短い場合があるため、公募開始直後に必ず資料を確認してください。問い合わせ先は環境省地球環境局地球温暖化対策課特別会計執行係(TOKUKAI@env.go.jp)です。

2

Step 2:事業計画書の作成

補助対象船舶の仕様・建造コスト・GHG削減効果(t-CO2換算)・運航計画を盛り込んだ事業計画書を作成します。設計図・見積書・造船所との契約予定書なども添付資料として必要になることが多いため、早期に造船事業者と連携して準備を進めてください。

3

Step 3:jGrantsでの電子申請

申請はjGrantsポータル(jgrants-portal.go.jp)から電子申請します。添付ファイルの合計が30MBを超える場合は事前に環境省担当係へ連絡が必要です。GビズIDプライムアカウントが必要なため、未取得の場合は取得手続きを先行させてください(取得まで数週間かかる場合あり)。

4

Step 4:審査・採択

書類審査および必要に応じてヒアリング審査が行われます。補助上限なしの大型案件では、費用対効果(CO2削減量あたりのコスト)や事業の実現可能性が重点的に評価されます。

5

Step 5:交付決定・着工

交付決定通知を受けた後に建造工事に着手します。交付決定前の着工は補助対象外となるため、スケジュール管理を徹底してください。

6

Step 6:実績報告・補助金受領

建造完了後、実績報告書と証拠書類(支払い証明等)を提出し、確定検査を経て補助金が交付されます。

ポイント

申請はjGrantsの電子申請が必須で、GビズIDプライムが事前に必要です。添付ファイルが30MB超の場合は環境省への事前連絡が必要な点に注意してください。補正予算事業は公募期間が短いため、要領公開直後から準備を開始し、交付決定前の着工を絶対に避けることが最重要です。

審査と成功のコツ

GHG削減効果の定量化
審査では補助金1円あたりのCO2削減量(費用対効果)が重要な評価軸となります。建造する船舶が従来の重油燃料船と比較してどれだけGHGを削減できるか、ライフサイクル全体でのCO2換算値を明確に算出してください。第三者機関による試算や既存データの引用も有効です。
実現可能性の高い事業計画
建造スケジュール・資金調達計画・運航開始後の収支見通しを具体的かつ現実的に記載することが採択率を高めます。造船所との覚書や発注意向確認書など、計画の確度を示す書類を積極的に添付しましょう。
技術的な優位性・先進性の訴求
採用するゼロエミッション技術の技術的優位性や、国内初・業界初といった先進性をアピールすることで審査評価が高まります。実証実績やパイロット事業との連携があればなお有利です。
連携体制の構築
造船事業者・燃料供給事業者・港湾運営者など関係者との連携協定を事前に締結し、申請書に明記することで事業の実施確度を示せます。コンソーシアム型での申請も検討価値があります。
過去の類似採択事例の研究
環境省や国土交通省の類似補助事業(グリーンイノベーション基金事業等)の採択事例を研究し、採択された事業計画の構成・記述スタイルを参考にすることで、審査員に伝わりやすい申請書が作成できます。

ポイント

審査の核心はCO2削減効果の定量化と事業実現可能性です。造船所・燃料サプライヤーとの連携体制を書面で示し、ライフサイクルGHG削減量を第三者データで裏付けることが採択への最短ルートです。技術の先進性や業界初要素があれば積極的に盛り込んでください。

対象経費

対象となる経費

船舶建造費

ゼロエミッション船舶の新造に直接要する設計・建造・艤装費用

代替燃料システム導入費

LNG・水素・アンモニア・電気推進等の燃料供給・貯蔵システムの導入費用

排出制御設備費

GHG排出量を低減・モニタリングするための設備費用

安全設備・認証取得費

新燃料に対応した安全対策設備および船級協会等の認証取得費用

試運転・性能検証費

建造完了後の試運転および性能・排出削減効果の検証にかかる費用

事業管理費

補助事業の実施管理に直接必要な費用(公募要領で認められる範囲内)

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 交付決定前着工分の費用
  • 既存船舶の通常維持修繕費
  • 土地取得費・造船所設備投資
  • 消費税
  • 汎用機器・備品
  • 交際費・接待費
  • 他の補助金と重複する経費

よくある質問

Qどのような種類の船舶が補助対象になりますか?
A

LNG燃料船・水素燃料船・アンモニア燃料船・電気推進船・メタノール燃料船など、ゼロエミッションまたは低エミッション技術を採用した船舶が対象です。採用する技術は一種類に限定されず、航路・運航形態に合わせた選択が可能です。詳細は公募要領をご確認ください。

Q内航海運事業者と外航海運事業者の両方が申請できますか?
A

はい、内航(国内)海運・外航(国際)海運のいずれの事業者も申請対象です。全国の事業者が対象となり、地域による制限はありません。

Q補助金の上限額はいくらですか?
A

本事業は補助上限額が特段設けられておらず、大規模プロジェクトにも対応する設計です。実際の補助金額は事業規模・内容・審査結果によって決まります。補助率については最新の公募要領で確認してください。

Q申請前に建造工事を始めてしまった場合はどうなりますか?
A

補助金の交付決定前に着工した建造工事の費用は補助対象外となります。必ず交付決定通知を受け取った後に着工してください。これは補助金事業全体に共通する重要なルールです。

QjGrantsで申請する際に注意することはありますか?
A

添付ファイルの合計が30MBを超えるとjGrantsで受付できない場合があります。その際は事前に環境省地球環境局地球温暖化対策課特別会計執行係(TOKUKAI@env.go.jp)へご連絡ください。また、申請にはGビズIDプライムアカウントが必要です。

Q中小企業でも申請できますか?
A

企業規模の制限は公募要領で確認が必要ですが、本事業は大規模な船舶建造プロジェクトを対象としており、実質的には一定規模以上の投資体力を持つ事業者が中心となります。中小企業の場合は造船事業者や金融機関と連携した申請スキームを検討することをお勧めします。

Q他の補助金と併用できますか?
A

同一の補助対象経費に対して他の国庫補助金と重複して受給することはできません。ただし、対象経費を明確に区分した上で、別の補助金制度やグリーンローン等の融資制度と組み合わせることは可能です。組み合わせを検討する場合は各制度の担当機関に事前確認することをお勧めします。

Q現在(2026年3月時点)申請は受け付けていますか?
A

現在のステータスは「closed(公募終了)」となっています。次回公募の予定については環境省の公式ウェブサイトまたは環境省地球温暖化対策課(TOKUKAI@env.go.jp)にお問い合わせください。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

ゼロエミッション船等の建造促進事業と組み合わせることで相乗効果が期待できる補助金・支援制度をご紹介します。 まず、国土交通省が実施する「内航船省エネルギー格付け制度」との連携が有効です。本格付け制度で高評価を得た船舶計画を本補助金に活用することで、審査における技術的優位性の証明として機能します。 次に、グリーンイノベーション基金事業(NEDO)との役割分担も検討に値します。研究開発段階の先進技術はNEDO事業でカバーし、実用化・商用建造段階で本環境省補助金を活用するというシナリオです。ただし同一経費への重複申請は不可のため、費用区分を明確に分ける必要があります。 燃料インフラ側では、経済産業省の水素・アンモニア等サプライチェーン構築支援事業と組み合わせることで、船舶建造(環境省)と燃料供給インフラ整備(経産省)を一体的に進める体制を構築できます。 さらに、中小企業・中堅企業向けには日本政策投資銀行(DBJ)や商工中金が提供するグリーンローン・サステナビリティリンクローンを活用することで、自己負担分の資金調達コストを抑えることが可能です。ESG評価の向上にもつながるため、金融機関との事前相談を並行して進めることをお勧めします。 なお、いずれの組み合わせにおいても補助対象経費の重複計上は厳禁です。各補助金・融資制度の適用範囲を明確に区分した資金計画書を作成し、申請書に反映させてください。

詳細説明

ゼロエミッション船等の建造促進事業とは

環境省が令和7年度補正予算で実施する本事業は、国際海運・内航海運分野における温室効果ガス(GHG)排出削減を目的とした大型補助事業です。LNG燃料船・水素燃料船・アンモニア燃料船・電気推進船など、化石燃料への依存を抜本的に削減するゼロエミッション技術を搭載した船舶の建造を国が資金面から支援します。

国際海事機関(IMO)は2023年に改訂されたGHG戦略において、2050年頃の国際海運からのGHG排出ネットゼロを目標として掲げています。日本の海運業界もこの国際目標に対応するため、官民一体での脱炭素化が急務となっています。本事業はそうした政策的背景のもと、高額な初期投資が導入障壁となっているゼロエミッション船舶の普及を加速させるために設計されました。

補助対象となる主な船舶・技術

  • LNG燃料船:液化天然ガスを主燃料とする船舶。現状最も実用化が進んでいるゼロエミッション移行技術。
  • 水素燃料船:水素を燃料とする燃料電池船または水素エンジン船。GHG排出量を大幅に削減できる次世代技術。
  • アンモニア燃料船:アンモニアを主燃料とする船舶。燃焼時にCO2を排出しないクリーン燃料として注目されています。
  • 電気推進船:蓄電池・外部電源を活用した電気推進システムを搭載した船舶。短距離フェリーや港湾作業船で実績が増加中。
  • メタノール燃料船:メタノール(グリーンメタノール)を燃料とする船舶。国際海運での採用が加速しています。

申請対象者

本事業は主に以下の事業者を対象としています。

  • 海運事業法に基づく内航海運事業者
  • 外航海運に携わる海運事業者
  • 船舶建造を実施する造船事業者(海運事業者との連携申請)
  • 上記に準ずる法人格を有する団体・コンソーシアム

全国の事業者が対象となり、地域制限はありません。中小・中堅・大企業のいずれも申請可能ですが、補助上限なしの大型補助事業であるため、大規模な投資計画を持つ事業者が主な対象となります。

補助金額・補助率

本事業は補助上限額が特段設けられておらず(大規模案件対応型)、個々のプロジェクトの規模・内容に応じて補助金額が決定されます。補助率については公募要領で詳細が示されますので、必ず最新の公募資料をご確認ください。船舶建造は数億〜数十億円規模の投資となることから、補助金額も相応の規模になることが想定されます。

審査における重要な評価ポイント

本補助事業の採択審査では、主に以下の観点から事業計画が評価されます。

  1. GHG削減効果の大きさ:従来船舶と比較したCO2排出削減量(t-CO2/年)の定量的な試算が求められます。補助金1億円あたりの削減効果(費用対効果)も重要な比較指標となります。
  2. 技術の実現可能性:採用する脱炭素技術の成熟度・信頼性が問われます。既に実証実績のある技術を採用する場合は、その実績データを積極的に示してください。
  3. 事業の継続性:建造後の運航計画・収支見通し・燃料調達計画が現実的であることが評価されます。燃料供給事業者との覚書等があれば添付してください。
  4. 先進性・波及効果:国内初の技術採用や、業界標準化に向けた波及効果が見込まれる案件は優位に評価される傾向があります。
  5. 実施体制の確かさ:申請事業者・造船事業者・燃料事業者の連携体制が明確で、それぞれの役割と責任が文書化されていることが重要です。

申請手続きの流れ

申請はjGrantsポータル(jgrants-portal.go.jp)を通じた電子申請で行います。申請にはGビズIDプライムアカウントが必要です。未取得の場合は取得手続きに数週間かかるため、早急に手続きを開始してください。

問い合わせ先は環境省地球環境局地球温暖化対策課特別会計執行係(メール:TOKUKAI@env.go.jp)です。添付ファイルの合計が30MBを超える場合は、jGrantsでの受付ができない可能性があるため、申請前に同係へご連絡ください。

注意事項

  • 補助金の交付決定前に建造工事を開始した場合は、その費用が補助対象外となります。
  • 他の国庫補助金等と同一経費が重複することはできません。
  • 補正予算事業のため、公募期間が短期間となる場合があります。公募開始を注視し、迅速に申請準備を進めてください。
  • 本事業のステータスは現在「closed(公募終了)」となっています。次回公募の開始については環境省の公式サイトをご確認ください。

お問い合わせ

環境省地球環境局地球温暖化対策課特別会計執行係
メールアドレス:TOKUKAI@env.go.jp
※ファイルが30MBを超える場合は事前にご連絡ください。

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