募集終了全国対象
やや難しい
準備期間の目安: 約30

令和7年度_交通システムの省CO2 化に向けた設備整備事業(鉄道事業等におけるネットワーク型低炭素化促進事業)

基本情報

補助金額
金額未定
補助率: 公募要領を参照
募集期間
2025-05-26 〜 2025-06-27
対象地域日本全国
対象業種公務(他に分類されるものを除く) / 運輸業、郵便業 / 不動産業、物品賃貸業
使途安全・防災対策支援がほしい / まちづくり・地域振興支援がほしい / 設備整備・IT導入をしたい / エコ・SDGs活動支援がほしい

この補助金のまとめ

本補助金は、環境省の「地域の公共交通×脱炭素化移行促進事業」の一環として、一般社団法人地域循環共生社会連携協会が公募する設備整備支援制度です。鉄軌道分野における省CO2化を目的として、車両の省エネ化設備の導入や、回生電力の有効活用に向けた設備整備を補助します。 対象事業は3種類あり、①軽量化等により40%以上のCO2削減が見込まれる車両の新造(車両新造)、②省エネ設備導入により40%以上のCO2削減が見込まれる車両の改修(車両省エネ)、③回生電力の有効活用に資する設備整備(回生電力)です。 応募できるのは、鉄道事業法第3条の許可を持つ事業者、軌道法第3条の特許を持つ事業者、およびこれらの事業者にリース等で設備提供を行う事業者ですが、JR6社および大手民鉄は対象外となります。補助事業期間は車両新造が原則3年度以内、その他は原則2年度以内です。令和7年度事業は交付決定日から令和8年2月28日までに完了が必要です。

この補助金の特徴

1

3種類の対象事業区分

本補助金では、鉄軌道の省CO2化に向けた3つの事業区分が設けられています。「車両新造」は軽量化等の技術により40%以上のCO2削減効果が見込まれる新型車両の製造が対象です。「車両省エネ」は既存車両への省エネ設備導入により同様の削減効果を実現する改修工事が対象となります。「回生電力」は鉄道車両が減速時に発生させる回生電力を有効活用するための地上設備等の整備が対象です。それぞれ事業期間や経費内訳の要件が異なるため、自社の取り組みに合った区分を選択することが重要です。

2

CO2削減40%以上という明確な要件

本補助金を申請するにあたり、車両新造・車両省エネの両区分では「40%以上のCO2削減効果」が必須要件となっています。この数値は従来車両・設備との比較で算出される必要があります。削減効果の根拠を明確に示す技術資料や計算書の準備が申請の鍵となります。回生電力活用の区分においても、エネルギー起源CO2の排出量が確実に削減される事業計画が求められます。

3

JR6社・大手民鉄を除く中小・地域鉄道事業者向け

東日本・東海・西日本・北海道・四国・九州の各旅客鉄道株式会社およびいわゆる大手民鉄は対象外となっており、本補助金は地域鉄道事業者や中小規模の鉄軌道事業者を支援する制度です。地方の公共交通を担う事業者が脱炭素化投資を進める際の重要な財源となり得ます。リース事業者も対象に含まれることから、設備調達の柔軟性も確保されています。

4

複数年度申請への対応

車両新造は原則3年度以内、車両省エネ・回生電力は原則2年度以内の事業期間が認められており、大規模な設備投資にも対応できます。ただし複数年度申請の場合、応募時に年度ごとの経費内訳書と実施計画書の提出が必要で、交付申請も年度ごとに行う必要があります。令和7年度分は交付決定日から令和8年2月28日までの完了が条件です。

ポイント

本補助金の最大の特徴は、鉄軌道事業者に特化した省CO2化支援であり、JR大手を除く地域・中小鉄道事業者が対象です。車両新造・車両省エネ・回生電力の3区分があり、40%以上のCO2削減効果の立証が採択の核心要件となります。複数年度対応も可能なため、中長期の設備更新計画と組み合わせた戦略的な申請が有効です。

対象者・申請資格

法的資格要件

  • 鉄道事業法(昭和61年法律第92号)第3条に基づく鉄道事業許可を有する事業者
  • 軌道法(大正10年法律第76号)第3条に基づく事業の特許を有する事業者
  • 上記事業者に対して導入設備等をリース等により提供する事業者

対象外事業者(明示的な除外規定)

  • 東日本旅客鉄道株式会社
  • 東海旅客鉄道株式会社
  • 西日本旅客鉄道株式会社
  • 北海道旅客鉄道株式会社
  • 四国旅客鉄道株式会社
  • 九州旅客鉄道株式会社
  • 大手民鉄各社

事業要件

  • 車両新造区分:軽量化等の措置により40%以上のCO2削減効果が見込まれること
  • 車両省エネ区分:省エネ設備導入により40%以上のCO2削減効果が見込まれること
  • 回生電力区分:回生電力の有効活用に資する設備整備であること
  • いずれの区分もエネルギー起源CO2の排出量が確実に削減されることが必要

ポイント

鉄道事業法または軌道法に基づく事業者(またはそれらへのリース提供者)が対象で、JR6社と大手民鉄は明確に除外されています。地域の中小鉄道・軌道事業者が主なターゲットです。CO2削減40%以上の要件は車両系2区分に必須で、技術的根拠の準備が応募資格確認と同時に必要です。

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申請ガイド

1

ステップ1:公募要領の入手・精読

一般社団法人地域循環共生社会連携協会の公式サイト(https://rcespa.jp/offering/r07_tetsudou_koubo_01)から公募要領を入手します。補助率・補助上限額・様式等の詳細は公募要領に記載されているため、必ず最新版を確認してください。不明点は早期に問い合わせ窓口(koutsu07@rcespa.jp)へ質問することを推奨します。

2

ステップ2:事業区分の選定と技術要件の確認

自社が申請する区分(車両新造・車両省エネ・回生電力)を特定し、CO2削減効果の算定根拠を整理します。車両新造・車両省エネは40%以上の削減効果の技術的裏付けが必須です。省エネ効果の計算方法や比較基準について、事前に事務局へ確認することを推奨します。

3

ステップ3:申請書類の準備

経費内訳書・実施計画書・CO2削減効果算定資料等を準備します。複数年度申請の場合は年度ごとの経費内訳書と実施計画書が必要です。公募要領所定の様式に従い、漏れなく記入します。

4

ステップ4:申請書の提出

令和7年度の公募受付期間(2025年5月26日〜6月27日)内に所定の方法で提出します。提出方法の詳細は公募要領を確認してください。

5

ステップ5:審査・交付決定後の手続き

交付決定後、年度ごとの交付申請手続きを行います。令和7年度分は令和8年2月28日までの事業完了が必要です。事業完了後は実績報告書等を提出し、補助金の請求手続きを行います。

ポイント

本補助金は公募期間が約1ヶ月(令和7年5月26日〜6月27日)と短いため、技術資料と経費計画の早期準備が必須です。補助上限額・補助率は公募要領参照のため、申請前に要領を精読し、必要に応じ事務局へ事前相談することが採択率向上につながります。

審査と成功のコツ

観点1:CO2削減効果の定量的・技術的根拠の充実
採択の最重要ポイントは40%以上のCO2削減効果の技術的裏付けです。既存車両・設備との詳細な比較データ、削減量の計算根拠、採用技術の信頼性・実績を丁寧に記載することが求められます。机上計算だけでなく、同種技術の導入事例や実証データがあると説得力が増します。
観点2:事業の実現可能性と体制の明確化
補助事業期間内(車両新造は3年度以内、他は2年度以内)に確実に完了できる実施体制と工程表を具体的に示すことが重要です。製造メーカー・施工業者との連携状況、資金調達の目途、担当者体制など、事業遂行能力を客観的に示す情報を盛り込みます。
観点3:地域公共交通への貢献度の明示
本補助金は地域の公共交通の脱炭素化促進を目的としており、申請事業が地域の環境改善・公共交通維持にどう貢献するかを具体的に記述することが評価につながります。沿線地域の環境負荷削減効果や、持続可能な公共交通網の維持への寄与を定量・定性両面で示すことを推奨します。
観点4:費用対効果の説得力
補助金額に対するCO2削減効果の費用対効果を明確に示すことが重要です。補助事業終了後の継続的な削減効果(耐用年数期間の累積削減量等)も含めると、長期的な環境貢献度が伝わりやすくなります。

ポイント

採択の核心は「CO2削減40%以上の技術的証明」と「実現可能な事業計画」の両立です。地域鉄道としての公共性・地域貢献度を前面に出しつつ、費用対効果の高さを定量的に示す申請書が高評価を得やすい傾向にあります。事前相談を積極活用し、審査観点を把握したうえで書類を作成することを強く推奨します。

対象経費

対象となる経費

車両新造関連経費(3件)
  • 軽量化技術を用いた新型鉄道車両の製造費
  • 省エネ駆動システム(インバータ等)の車両搭載費
  • 車両設計・試験費(公募要領の規定に従う)
車両省エネ改修関連経費(4件)
  • 既存車両への省エネ設備導入工事費
  • 回生ブレーキシステムの改良・改修費
  • 車両制御装置の更新費
  • 省エネ効果測定・検証費(公募要領規定による)
回生電力活用設備関連経費(3件)
  • 変電所における回生電力貯蔵設備(蓄電池等)の整備費
  • 回生電力融通システム(電力融通制御装置等)の設置費
  • 回生インバータ・パワーコンディショナー等の設備費
付帯工事・関連工事費(3件)
  • 設備設置に伴う土木・建築工事費
  • 電気設備工事費
  • 通信・制御配線工事費
事業管理関連費(3件)
  • 事業計画策定費(公募要領に基づく範囲)
  • 効果測定・モニタリング費
  • 報告書作成費

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • JR6社(東日本・東海・西日本・北海道・四国・九州旅客鉄道)が実施する事業に係る経費
  • 大手民鉄が実施する事業に係る経費
  • CO2削減効果が40%未満の車両新造・省エネ改修に係る経費
  • 補助事業期間(令和7年度分は令和8年2月28日)を超えて発生する経費
  • 他の国庫補助金と同一経費に充当される費用
  • 補助事業に直接関係のない一般管理費・間接費(公募要領の規定範囲を超えるもの)
  • 既存設備の通常の維持管理・修繕費
  • 土地取得費・建物購入費

よくある質問

Q本補助金の対象となる鉄道事業者はどの範囲ですか?
A

鉄道事業法第3条の許可を持つ事業者、軌道法第3条の特許を持つ事業者、またはこれらの事業者に設備をリース提供する事業者が対象です。ただし、JR6社(東日本・東海・西日本・北海道・四国・九州)および大手民鉄は対象外となります。地域の中小鉄道・軌道事業者が主なターゲットです。

QCO2削減40%以上の要件はどのように計算すればよいですか?
A

車両新造・車両省エネ区分では、従来の車両・設備と比較して40%以上のCO2削減効果が見込まれることが必要です。具体的な計算方法は公募要領で確認し、不明な点は事前に事務局(koutsu07@rcespa.jp)へ照会することを推奨します。

Q補助率・補助上限額はいくらですか?
A

補助率および補助上限額は「公募要領を参照」とされており、公式サイトの公募要領に記載されています。申請前に必ず最新の公募要領(https://rcespa.jp/offering/r07_tetsudou_koubo_01)を確認してください。

Q複数年度にわたる事業計画は申請できますか?
A

可能です。車両新造は原則3年度以内、車両省エネ・回生電力は原則2年度以内の複数年度申請が認められています。ただし、応募時に年度ごとの経費内訳書と実施計画書の提出が必要で、交付申請も年度ごとに行う必要があります。

Q令和7年度の事業完了期限はいつですか?
A

令和7年度の補助事業については、交付決定の日から令和8年2月28日までに完了する必要があります。交付決定後は速やかに事業着手し、工程管理を徹底することが重要です。

Q設備をリース提供する事業者も申請できますか?
A

はい、対象です。鉄道事業法の許可事業者または軌道法の特許事業者に対して、導入する設備等をリース等により提供する事業者も応募資格を有します。ただし、リース先がJR6社や大手民鉄のみである場合は対象外となる可能性があるため、事前確認が必要です。

Q回生電力区分ではCO2削減40%の要件はありますか?
A

回生電力区分には車両系の区分のような「40%以上」という明示的な数値要件はありませんが、エネルギー起源CO2の排出量が確実に削減されることが事業要件として求められています。削減効果の定量的な根拠を示す計画書の作成が採択のポイントとなります。

Q問い合わせ先はどこですか?
A

一般社団法人地域循環共生社会連携協会 事業部(担当:花田・中島)へ、メール(koutsu07@rcespa.jp)でお問い合わせください。公募要領の詳細や技術要件の解釈など、不明点は早期に確認することをお勧めします。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は環境省のCO2排出抑制対策事業費等補助金を原資とする事業であるため、同一事業・同一経費への他の国庫補助金との重複受給は原則として認められません。併用の可否については公募要領および担当窓口への確認が必須です。 一般的に、鉄道事業者が活用できる関連制度としては、国土交通省の鉄道・運輸機構による鉄道整備基金や地域公共交通活性化・再生法に基づく補助制度があります。これらは対象事業や補助対象経費が異なる場合があるため、本補助金と同一経費に充てなければ併用できる可能性があります。 また、地方自治体が独自に設ける公共交通維持・脱炭素化支援補助金と組み合わせることで、自己負担分を圧縮できる場合があります。ただし、補助残(補助対象外経費または補助率で賄われない部分)への充当が条件となる場合が一般的です。 なお、鉄道事業者向けのグリーン投資減税・特別償却制度(租税特別措置)は補助金と同一経費に適用する場合に経理処理上の注意が必要ですが、制度上は併用が可能な場合があります。詳細は税理士・顧問会計士への確認を推奨します。具体的な他制度との併用については、応募前に協会事務局および各制度担当省庁へ確認することが重要です。

詳細説明

補助金の概要

本補助金は、環境省の令和7年度「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(地域の公共交通×脱炭素化移行促進事業)」の交付決定を受け、一般社団法人地域循環共生社会連携協会が公募する設備整備支援制度です。鉄軌道分野における省CO2化を目的として、車両の省エネ化と回生電力の有効活用という2つのアプローチで事業者の設備投資を支援します。

地域の公共交通は生活インフラとして欠かせない存在ですが、鉄道・軌道事業者は大規模な設備投資を伴う脱炭素化への転換が求められています。本補助金はこうした事業者の初期投資負担を軽減し、鉄道システム全体のCO2排出量削減を促進することを目的としています。

対象事業区分

1. 車両の省エネ化に資する設備導入促進事業

①車両新造【車両新造】

軽量化等の技術的措置により、従来車両と比較して40%以上のCO2削減効果が見込まれる新型車両を新造する事業が対象です。補助事業期間は原則として3年度以内です。

②車両省エネ改修【車両省エネ】

既存車両への省エネ設備の導入により、従来と比較して40%以上のCO2削減効果が見込まれる車両の改修事業が対象です。補助事業期間は原則として2年度以内です。

2. 回生電力の有効活用に資する設備整備事業【回生電力】

鉄道車両が減速時に発生させる回生電力を有効活用するための設備(地上設備等)の整備を行う事業が対象です。補助事業期間は原則として2年度以内です。

応募資格

以下のいずれかに該当する事業者が対象となります。

  • 鉄道事業法(昭和61年法律第92号)第3条に基づく許可を有する事業者
  • 軌道法(大正10年法律第76号)第3条に基づく事業の特許を有する事業者
  • 上記a・bの事業者に対し、導入する設備等をリース等により提供する事業者

対象外事業者:東日本旅客鉄道株式会社、東海旅客鉄道株式会社、西日本旅客鉄道株式会社、北海道旅客鉄道株式会社、四国旅客鉄道株式会社、九州旅客鉄道株式会社、大手民鉄各社は対象外となります。

補助内容

項目 内容
補助上限額 公募要領を参照
補助率 公募要領を参照
事業期間(車両新造) 原則3年度以内
事業期間(車両省エネ・回生電力) 原則2年度以内
令和7年度完了期限 交付決定日〜令和8年2月28日

公募・申請期間

  • 公募開始:2025年5月26日
  • 公募締切:2025年6月27日

公募期間が約1ヶ月と短いため、早期の準備着手が重要です。

複数年度申請について

複数年度にわたる事業計画での申請が可能ですが、以下の点に注意が必要です。

  • 応募時に年度ごとの事業経費を明確に区分した経費内訳書の提出が必要
  • 年度ごとの実施計画書の提出が必要
  • 補助金の交付申請は年度ごとに行う必要がある

問い合わせ先

一般社団法人地域循環共生社会連携協会 事業部
担当:花田、中島
メール:koutsu07@rcespa.jp

参考URL:https://rcespa.jp/offering/r07_tetsudou_koubo_01

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