募集終了
普通
準備期間の目安: 約60

令和7年度 第2回 事業承継支援助成金

基本情報

補助金額
200万円
補助率: 助成対象と認められる経費の2/3以内/小規模企業者がAタイプ、Bタイプ、Dタイプのうち「企業価値や事業価値の算定」に取り組む経費は10/10以内
0円200万円
募集期間
2025-10-10 〜 2025-12-19
対象地域東京都
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業 / 農業、林業 / 鉱業、採石業、砂利採取業 / 運輸業、郵便業 / 卸売業、小売業 / 金融業、保険業 / 不動産業、物品賃貸業 / 学術研究、専門・技術サービス業 / 宿泊業、飲食サービス業 / 生活関連サービス業、娯楽業 / 教育、学習支援業 / 医療、福祉
使途事業を引き継ぎたい

この補助金のまとめ

東京都中小企業振興公社が実施する「事業承継支援助成金」は、都内中小企業の円滑な事業承継・経営改善を後押しするための助成制度です。最大200万円、助成率2/3以内(小規模企業者の企業価値算定は10/10)という手厚い支援が特徴で、外部専門家への委託費用を幅広くカバーします。本助成金の最大のポイントは、公社や商工会議所等の支援機関による事前支援を受けていることが申請の前提条件である点です。つまり、単独での申請はできず、まず支援機関の相談・診断を経た上で、具体的な承継・改善の取組に必要な専門家費用を助成する仕組みになっています。Aタイプ(後継者未定)、Bタイプ(後継者決定)、Cタイプ(M&A等の第三者承継)、Dタイプ(経営改善)の4類型があり、事業承継のステージに応じた支援を受けられます。東京都内で事業承継を検討している中小企業にとって、専門家活用のコストハードルを大幅に下げる有力な制度です。

この補助金の特徴

1

4タイプの類型で事業承継のあらゆるフェーズに対応

本助成金はAタイプ(後継者未定)、Bタイプ(後継者決定)、Cタイプ(企業継続支援・M&A等)、Dタイプ(譲受支援)の4類型を設けており、後継者探しの段階から、M&Aによる第三者承継、さらには事業を引き継ぐ側の支援まで、事業承継プロセス全体をカバーしています。自社の状況に合ったタイプを選択することで、最適な支援を受けることができます。

2

小規模企業者には企業価値算定が全額助成

通常の助成率は対象経費の2/3以内ですが、小規模企業者がA・B・Dタイプで「企業価値や事業価値の算定」に取り組む場合は助成率10/10(全額)が適用されます。事業承継において企業価値の適正な算定は極めて重要であり、この全額助成は小規模企業者にとって非常に大きなメリットです。専門家への依頼費用を気にせず、適正な企業価値算定に取り組めます。

3

複数の支援機関と連携した手厚い支援体制

東京都中小企業振興公社の「事業承継・再生支援事業」をはじめ、東京商工会議所の「地域持続化支援事業」、信用金庫協会・信用組合協会の「事業承継促進事業」、東京信用保証協会の「専門家派遣事業」など、多数の支援機関と連携しています。事前支援で課題を整理した上で助成金を活用するため、効果的な事業承継につながりやすい構造です。

4

外部専門家への委託経費を幅広くカバー

税理士、公認会計士、弁護士、中小企業診断士などの専門家への委託費用が助成対象となります。事業承継計画の策定、企業価値評価、デューデリジェンス、法務・税務面の整理など、承継プロセスで必要となる専門的な支援を経済的負担を抑えて受けることができます。

ポイント

4タイプの類型で承継のあらゆる段階に対応し、小規模企業者の企業価値算定は全額助成。複数の支援機関との連携により、事前相談から専門家活用まで一貫した支援を受けられる点が最大の強みです。

対象者・申請資格

企業要件

  • 東京都内に主たる事業所を有する中小企業者であること
  • 中小企業基本法に定める中小企業者に該当すること
  • 法人の場合は登記簿上の本店所在地が都内であること

事前支援要件(A・Bタイプ)

  • 令和6年10月1日から申請日の前日までに、以下いずれかの支援を受けていること
  • 公社の「事業承継・再生支援事業」(個別相談、短期支援、TOKYO版創業・承継マッチング支援事業)
  • 東京商工会議所等の「地域持続化支援事業(拠点事業)」
  • 東京都信用金庫協会等の「地域金融機関による事業承継促進事業」
  • 東京信用保証協会の「専門家派遣事業」
  • 東京都中小企業団体中央会の「団体向け事業承継促進支援事業」等
  • 公社以外の支援の場合は、別途公社による現地診断(訪問ヒアリング)を実施できること

事前支援要件(Cタイプ)

  • 令和6年度に公社が行う「企業継続支援」を受けていること

事前支援要件(Dタイプ)

  • 令和7年10月1日から12月12日までの間に公社が行う現地診断を実施できること

ポイント

東京都内の中小企業者で、申請タイプに応じた支援機関の事前支援を受けていることが必須条件です。公社以外の支援を受けている場合は、別途公社の現地診断も必要となる点に注意してください。

あなたは対象?かんたん診断

10問の質問に答えるだけで、この補助金の対象かどうかを簡易診断できます。

申請ガイド

1

ステップ1:支援機関への相談

まず、東京都中小企業振興公社や東京商工会議所等の支援機関に相談し、事業承継に関する個別相談や短期支援等を受けます。この事前支援が申請の前提条件となるため、助成金申請を見据えて早めに相談を開始することが重要です。

2

ステップ2:申請タイプの決定

自社の事業承継の状況に応じて、Aタイプ(後継者未定)、Bタイプ(後継者決定)、Cタイプ(企業継続支援)、Dタイプ(譲受支援)のいずれかを選択します。支援機関の担当者と相談しながら最適なタイプを決めましょう。

3

ステップ3:申請書類の準備

募集要項に記載された申請書類一式を準備します。事業承継計画、外部専門家への委託内容・見積書、支援機関の支援を受けたことを証する書類などが必要です。

4

ステップ4:申請書の提出

募集期間内(令和7年10月10日~12月19日)に公社へ申請書類を提出します。郵送または持参での提出が一般的です。

5

ステップ5:審査・交付決定

書類審査・面接審査等を経て、交付決定が行われます。交付決定後に委託事業を開始し、完了後に実績報告書を提出して助成金を受け取ります。

ポイント

まず支援機関の事前相談を受けることが大前提です。申請タイプの選択から書類準備、提出まで計画的に進めましょう。交付決定前の着手は助成対象外となるため、スケジュール管理が重要です。

審査と成功のコツ

支援機関との関係構築を早期に開始する
本助成金は事前支援が申請の前提条件です。申請期間直前ではなく、余裕をもって支援機関に相談を始めましょう。公社の個別相談や短期支援を受ける中で、自社の課題が明確になり、助成金で取り組むべき内容も具体化します。支援機関の担当者は審査のポイントも把握しているため、早期からの連携が採択率向上につながります。
外部専門家の選定と委託内容を明確にする
助成金は外部専門家への委託費用が対象です。税理士、弁護士、M&Aアドバイザーなど、自社の承継課題に最適な専門家を選定し、委託内容・成果物・スケジュールを明確にした計画を立てましょう。「なぜその専門家が必要か」「委託によりどのような成果が期待できるか」を具体的に説明できることが重要です。
企業価値算定の活用を検討する
特に小規模企業者の場合、A・B・Dタイプの企業価値算定は10/10助成(全額)という破格の条件です。事業承継では適正な企業価値の把握が交渉の基盤となるため、この制度を積極的に活用しましょう。算定結果は後継者との交渉やM&Aの条件設定にも直結する重要な資料となります。
事業承継計画の具体性と実現可能性を高める
審査では、事業承継計画の具体性と実現可能性が重視されます。「いつまでに」「誰が」「何を」承継するのか、外部専門家の支援によってどのような課題が解決されるのかを明確に記載しましょう。支援機関でのヒアリング結果を踏まえた整合性のある計画が高評価につながります。

ポイント

早期の支援機関相談、適切な専門家選定、企業価値算定の全額助成活用、そして具体的で実現可能な承継計画の策定が採択のカギです。支援機関との連携を軸に準備を進めましょう。

対象経費

対象となる経費

事業承継計画策定費(2件)
  • 事業承継計画の策定に係る専門家への委託費
  • 承継スキームの検討・策定に係るコンサルティング費用
企業価値・事業価値算定費(3件)
  • 公認会計士・税理士等による企業価値評価費用
  • 事業価値算定に係るデューデリジェンス費用
  • 株式評価・事業譲渡価額の算定費用
法務・税務関連費(3件)
  • 弁護士による法務デューデリジェンス費用
  • 税理士による税務デューデリジェンス費用
  • 事業承継に伴う契約書作成・法務手続き費用
M&A関連費(3件)
  • M&Aアドバイザーへの仲介・助言費用
  • マッチング支援に係る費用
  • 買収監査(デューデリジェンス)費用
経営改善関連費(2件)
  • 経営改善計画の策定に係る専門家費用
  • 経営診断・分析に係るコンサルティング費用

対象外の経費

対象外の経費一覧(9件)
  • 交付決定日より前に着手した取組に係る経費
  • 自社の役員・従業員に対する人件費や報酬
  • 専門家の交通費・宿泊費・飲食費等の間接経費
  • 他の助成金・補助金で助成を受けた(受ける予定の)経費
  • 消費税および地方消費税
  • 振込手数料等の金融機関手数料
  • 汎用性のあるソフトウェア・機器の購入費
  • 不動産の取得・賃借に係る経費
  • 助成事業に直接関係のない経費

よくある質問

Q事業承継支援助成金を申請するには、事前にどのような支援を受ける必要がありますか?
A

申請タイプによって必要な事前支援が異なります。A・Bタイプの場合は、令和6年10月1日から申請日前日までに、東京都中小企業振興公社の「事業承継・再生支援事業」(個別相談・短期支援・TOKYO版創業承継マッチング)、東京商工会議所等の「地域持続化支援事業」、信用金庫・組合協会の「事業承継促進事業」、東京信用保証協会の「専門家派遣事業」、東京都中小企業団体中央会の支援事業のいずれかを受けている必要があります。Cタイプは令和6年度の公社「企業継続支援」、Dタイプは所定期間内の公社現地診断が条件です。公社以外の支援を受けている場合は、別途公社の現地診断も必要です。

Q小規模企業者が企業価値算定で全額助成を受けられるのは本当ですか?
A

本当です。小規模企業者(製造業等は従業員20人以下、商業・サービス業は5人以下)がA・B・Dタイプで「企業価値や事業価値の算定」に取り組む場合、助成率は10/10(全額)が適用されます。通常の助成率2/3と比べて非常に有利な条件です。事業承継における企業価値の適正評価は、後継者との交渉やM&A条件の設定において極めて重要な要素であり、この全額助成を活用することで、費用を気にせず専門家による正確な企業価値算定を行うことができます。ただし、助成限度額200万円の範囲内である点にはご注意ください。

QA~Dの4タイプのうち、どのタイプを選べばよいですか?
A

事業承継の進捗状況に応じて選択してください。後継者がまだ決まっていない場合はAタイプ(後継者未定)、親族内承継や従業員承継で後継者が決定している場合はBタイプ(後継者決定)を選びます。M&Aなど第三者への事業売却を検討しており、公社の企業継続支援を受けている場合はCタイプ(企業継続支援)が該当します。事業を買い取る側(譲受側)の場合はDタイプ(譲受支援)です。どのタイプが適切か判断に迷う場合は、まず支援機関に相談することをお勧めします。相談の中で自社の状況を整理し、最適なタイプを担当者と一緒に決めることができます。

Q申請期間が終了していますが、次回の募集はありますか?
A

本助成金(令和7年度第2回)の募集期間は2025年10月10日~12月19日で既に終了しています。東京都中小企業振興公社は例年、年度内に複数回の募集を行っています。次回の募集時期は公社の公式サイトで発表されますので、定期的に確認することをお勧めします。また、募集開始前から支援機関の事前支援を受けておくことで、次回募集時にスムーズに申請できます。公社の事業承継・再生支援事業への相談は随時受け付けていますので、次回募集を見据えて早めの行動を心がけましょう。

Q国の「事業承継・引継ぎ補助金」との違いは何ですか?
A

主な違いは3点です。第一に、本助成金は東京都の制度で都内中小企業が対象ですが、国の補助金は全国の中小企業が対象です。第二に、本助成金は「承継プロセスにおける外部専門家への委託費用」が中心ですが、国の補助金は承継後の「設備投資・販路開拓・事業転換」等の経費も広くカバーします。第三に、本助成金は支援機関の事前支援が必須条件ですが、国の補助金にはそのような条件はありません。両制度は対象経費が異なるため、本助成金で承継前の専門家費用を、国の補助金で承継後の事業展開費用を賄うという使い分けが可能です。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本助成金は東京都中小企業振興公社が実施する独自の助成制度であり、国や他の自治体の補助金との併用については一定の制約があります。同一の取組・経費に対して、他の公的助成金・補助金と二重に受給することはできません。ただし、事業承継に関連する異なる経費項目であれば、他の制度と組み合わせることが考えられます。 例えば、国の「事業承継・引継ぎ補助金」は、事業承継後の設備投資や販路開拓等の経費を支援する制度であり、本助成金とは対象経費が異なるため、理論上は両方の活用が可能です。本助成金で承継前の専門家費用をカバーし、承継後の事業展開には国の補助金を活用するという棲み分けができます。 東京都の「事業承継・再生支援事業」による無料の個別相談・短期支援は、本助成金の前提条件でもあるため、必ずセットで活用しましょう。また、東京都中小企業振興公社の他の助成金(創業助成金、販路開拓助成金等)とは、対象事業が明確に異なれば併用できる場合がありますが、事前に公社へ確認することを推奨します。

詳細説明

事業承継支援助成金とは

「令和7年度 第2回 事業承継支援助成金」は、公益財団法人東京都中小企業振興公社が実施する、都内中小企業の事業承継・経営改善を支援するための助成制度です。公社の「事業承継・再生支援事業」や東京商工会議所等の支援を受けた中小企業が、外部専門家に委託して行う取組の経費を最大200万円まで助成します。

4つの申請タイプ

本助成金は、事業承継の進捗状況に応じて4つのタイプが設けられています。

  • Aタイプ(後継者未定):後継者がまだ決まっていない段階で、事業承継に向けた準備(企業価値算定、承継計画策定等)に取り組む企業向け
  • Bタイプ(後継者決定):後継者が決定しており、具体的な承継手続き(株式移転、経営権移行等)を進める企業向け
  • Cタイプ(企業継続支援):公社の「企業継続支援」を受けた企業がM&A等による第三者承継を進める場合
  • Dタイプ(譲受支援):事業を引き継ぐ側(譲受側)の企業が、譲受に向けた準備を行う場合

助成金額と助成率

助成限度額は200万円、助成率は対象経費の2/3以内です。ただし、小規模企業者がA・B・Dタイプで「企業価値や事業価値の算定」に取り組む場合は、助成率10/10(全額)が適用される特例があります。

この全額助成の特例は、資金力に限りのある小規模企業者が適正な企業価値を把握できるよう配慮されたものであり、非常に有利な条件です。

対象となる経費

助成対象となるのは、外部専門家等への委託経費です。具体的には以下のような費用が想定されます。

  • 事業承継計画の策定に係るコンサルティング費用
  • 企業価値・事業価値の算定(デューデリジェンス)費用
  • 法務・税務に関する専門家への相談・委託費用
  • M&Aアドバイザーへの助言・仲介費用
  • 経営改善計画の策定に係る専門家費用

申請の前提条件:支援機関の事前支援

本助成金の大きな特徴として、申請前に支援機関による事前支援を受けていることが必須条件です。対象となる支援機関は以下の通りです。

  • 東京都中小企業振興公社「事業承継・再生支援事業」(個別相談、短期支援、TOKYO版創業・承継マッチング支援事業)
  • 東京商工会議所等「地域持続化支援事業(拠点事業)」
  • 東京都信用金庫協会等「地域金融機関による事業承継促進事業」
  • 東京信用保証協会「専門家派遣事業」
  • 東京都中小企業団体中央会「団体向け事業承継促進支援事業」等

公社以外の支援を受けている場合は、別途公社による現地診断(訪問によるヒアリング)を実施できることも条件に加わります。

申請スケジュール

令和7年度第2回の募集期間は2025年10月10日から2025年12月19日までです。事前支援の受講が必要なため、申請を検討する場合は早めに支援機関へ相談することが重要です。

申請の流れ

  • 支援機関への相談・事前支援の受講(A・Bタイプは令和6年10月1日以降)
  • 申請書類の作成・提出(募集期間内に公社へ提出)
  • 審査(書類審査・面接審査等)
  • 交付決定
  • 委託事業の実施(交付決定後に着手)
  • 実績報告書の提出
  • 助成金の支払い

問い合わせ先

(公財)東京都中小企業振興公社 総合支援部 総合支援課
事業承継・再生支援事業事務局
〒101-0025 東京都千代田区神田佐久間町1-9 5階
TEL:03-3251-7885
E-Mail:shoukei@tokyo-kosha.or.jp
URL:https://www.tokyo-kosha.or.jp/support/josei/jigyo/shoukei.html