募集終了全国対象
簡単
準備期間の目安: 約14

令和5年度補正予算案クリーンエネルギー自動車導入促進補助金

基本情報

補助金額
1291.0億円
0円1291.0億円
募集期間
2023-11-15 〜 2023-12-06
対象地域日本全国
対象業種分類不能の産業
使途設備整備・IT導入をしたい

この補助金のまとめ

本補助金は、経済産業省が推進するクリーンエネルギー自動車(CEV)の普及促進を目的とした大型補助事業です。電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド自動車(PHEV)、燃料電池自動車(FCV)、クリーンディーゼル自動車の購入費用に対して補助金が交付されます。事業全体予算は約1,291億円と非常に大規模であり、個人・法人を問わず幅広い申請者が対象となります。脱炭素社会の実現に向けた国家戦略の一環として位置づけられており、車両の種類やグレードによって補助額が異なります。コンサルタントの視点から見ると、企業の社用車入替やフリート導入のタイミングに合わせて活用することで、初期投資を大幅に抑えつつ、企業のESG・SDGs対応としてもアピールできる点が大きなメリットです。予算消化が早いため、申請のタイミングが極めて重要となります。

この補助金の特徴

1

補助対象車両の幅広さ

電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド自動車(PHEV)、燃料電池自動車(FCV)、クリーンディーゼル自動車(CDV)と、多様なクリーンエネルギー車両が対象です。乗用車だけでなく、軽自動車やトラック・バスなどの商用車も補助対象に含まれるため、事業形態に応じた最適な車両選択が可能です。メーカーや車種ごとに補助額が公表されているため、事前に投資計画を立てやすい設計となっています。

2

充電・充填インフラ補助との連動

車両購入の補助に加えて、充電設備(普通充電器・急速充電器)や水素ステーションなどのインフラ整備に対する補助も関連事業として展開されています。車両導入とインフラ整備を一体的に計画することで、運用面での課題を解消しながら導入を進めることができます。

3

個人・法人を問わない申請対象

本補助金は個人の自家用車購入から、法人・地方公共団体のフリート導入まで幅広く対応しています。リース契約による導入も補助対象となるため、資金調達の柔軟性が高い点が特徴です。特に中小企業にとっては、リースを活用することで初期費用を抑えつつ補助金のメリットを享受できます。

4

脱炭素政策との整合性

2050年カーボンニュートラル宣言に基づく国家戦略の一環として位置づけられており、グリーン成長戦略における自動車分野の中核的な支援策です。この補助金を活用した車両導入は、企業のScope 1排出量削減に直接貢献し、CDP・SBTなどの環境イニシアティブへの対応としても有効です。

ポイント

本補助金は単なる車両購入補助にとどまらず、インフラ整備との連動性や脱炭素経営への貢献という戦略的価値を持っています。特に法人申請者は、フリート全体の電動化ロードマップと紐づけて計画的に活用することで、コスト削減と環境対応の両立が図れます。予算規模が大きい反面、人気車種は早期に予算上限に達する傾向があるため、早期申請が鍵です。

対象者・申請資格

申請者の要件

  • 個人(自家用車として購入する場合)
  • 法人(株式会社、合同会社、NPO法人等)
  • 地方公共団体(都道府県、市区町村)
  • リース事業者(リース契約により車両を導入する場合)
  • その他団体(組合、一般社団法人等)

対象車両の要件

  • 新車であること(中古車は対象外)
  • 一般社団法人次世代自動車振興センターが公表する補助対象車両一覧に掲載されていること
  • 自家用として使用すること(レンタカー等は条件あり)
  • 初度登録(届出)から1年以内に申請すること

保有期間の要件

  • 補助金交付後、原則として4年間(処分制限期間)は保有・使用を継続すること
  • 処分制限期間内に売却・廃車する場合は補助金の返還が必要
  • リース契約の場合は、リース期間が処分制限期間以上であること

ポイント

法人・個人を問わず幅広い申請者が対象ですが、「新車限定」「補助対象車両リストへの掲載」「4年間の保有義務」という3つの基本条件は必ず確認が必要です。特に処分制限期間内の売却は補助金返還リスクがあるため、事業計画上の車両入替サイクルとの整合性を事前に検証してください。

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申請ガイド

1

ステップ1:対象車両の確認

次世代自動車振興センター(NeV)のウェブサイトで、購入予定の車両が補助対象リストに掲載されているか確認します。車種・グレードごとに補助額が異なるため、複数車種を比較検討することをお勧めします。

2

ステップ2:車両の購入・登録

対象車両をディーラーから購入し、初度登録(届出)を行います。登録日が申請期間内であることが重要です。リース契約の場合は、リース事業者と補助金の取り扱いについて事前に協議してください。

3

ステップ3:申請書類の準備

車検証の写し、注文書(契約書)の写し、本人確認書類、振込先口座情報などの必要書類を準備します。法人の場合は、登記簿謄本や印鑑証明書が追加で必要となる場合があります。

4

ステップ4:オンライン申請

次世代自動車振興センターの補助金申請システムから、必要事項を入力し書類をアップロードして申請します。記入漏れや添付漏れがないよう、チェックリストを活用して確認してください。

5

ステップ5:審査・交付

申請書類の審査を経て、交付決定通知が届きます。審査には通常1〜2ヶ月程度かかります。交付決定後、指定口座に補助金が振り込まれます。

ポイント

申請の最大のポイントは「車両登録後の申請」という点です。一般的な補助金と異なり、本補助金は車両購入・登録後に申請する「事後申請方式」を採用しています。つまり、先に車両を購入する必要があるため、予算残額の確認を怠ると補助金を受けられないリスクがあります。NeVのサイトで予算執行状況を随時チェックしましょう。

審査と成功のコツ

予算残額のモニタリング
本補助金は予算がなくなり次第終了となるため、次世代自動車振興センターのウェブサイトで予算執行状況を定期的に確認することが極めて重要です。人気車種(特にEV)は予算消化が早い傾向があり、年度後半には受付終了となるケースもあります。導入計画が決まったら、できるだけ早期に車両を発注・登録し申請することをお勧めします。
車種選定の最適化
補助額は車種・グレードごとに異なり、航続距離や車両価格によって費用対効果が大きく変わります。単純な補助額の大きさだけでなく、実際の使用シーン(通勤距離、営業範囲、積載要件等)を考慮した上で、総保有コスト(TCO)ベースで最適な車種を選定してください。
インフラ整備との同時計画
EV・PHEVを導入する場合、充電環境の整備が運用成功の鍵を握ります。自社敷地内への充電器設置(別途補助制度あり)や、近隣の公共充電スポットの確認を車両導入前に行いましょう。充電インフラが不十分なまま導入すると、車両の稼働率低下につながります。
処分制限期間の管理
補助金交付後4年間は車両の処分が制限されます。事業計画上の車両入替サイクルや、リース期間との整合性を事前に確認してください。やむを得ず処分する場合は、事前にNeVへの届出と承認が必要です。無届での処分は補助金全額返還となるため、社内の車両管理体制を整備しておくことが重要です。
複数台導入時の戦略
法人で複数台をまとめて導入する場合、一括申請が可能です。フリート全体の電動化計画を策定し、段階的な導入スケジュールを立てることで、毎年度の補助金を最大限活用できます。初年度は少数台で運用ノウハウを蓄積し、2年目以降に本格展開するアプローチが効果的です。

ポイント

成功の最重要ポイントは「スピード」と「計画性」の両立です。予算制約のある補助金であるため、早期申請が有利ですが、一方で充電インフラや社内運用体制の整備なしに導入を急ぐと、結果的にEVの稼働率が下がり投資効果が薄れます。車両選定・インフラ整備・運用計画の3点を事前に固めた上で、迅速に申請することが最善策です。

対象経費

対象となる経費

電気自動車(EV)(3件)
  • バッテリー式電気自動車(BEV)の車両購入費
  • 軽EVの車両購入費
  • 小型・普通EVの車両購入費
プラグインハイブリッド自動車(PHEV)(2件)
  • PHEV乗用車の車両購入費
  • PHEV軽自動車の車両購入費
燃料電池自動車(FCV)(2件)
  • 水素燃料電池自動車の車両購入費
  • FCV商用車の車両購入費
クリーンディーゼル自動車(CDV)(2件)
  • クリーンディーゼル乗用車の車両購入費
  • 排ガス基準適合ディーゼル車の車両購入費
充電・充填インフラ(関連事業)(3件)
  • 普通充電器の設置費用
  • 急速充電器の設置費用
  • 充電設備の工事費用

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 中古車・登録済み未使用車の購入費用
  • 車両本体価格以外のオプション・付属品費用(カーナビ、ETC等)
  • 自動車税・重量税・自賠責保険料等の法定費用
  • 車両の改造・カスタマイズに要する費用
  • レンタカー・カーシェアリング専用車両としての導入費用(条件付き)
  • 補助対象車両リストに掲載されていない車種の購入費用
  • 処分制限期間内に売却・譲渡を予定している車両の購入費用

よくある質問

Q個人でも申請できますか?
A

はい、個人でも申請可能です。自家用として新車のEV・PHEV・FCV・CDVを購入し、初度登録を行った方であれば、個人・法人を問わず申請できます。ただし、対象車両はNeVが公表する補助対象車両一覧に掲載されている車種に限られますので、購入前に必ず確認してください。また、自動車販売業者やレンタカー事業者が事業用として購入する場合は、別途条件が設けられている場合があります。

Qリース契約でも補助金を受けられますか?
A

はい、リース契約による車両導入も補助対象です。この場合、原則としてリース事業者が申請者となり、補助金相当額をリース料から減額する形で利用者に還元されます。リース期間は処分制限期間(4年間)以上であることが条件となります。リース契約を検討する場合は、リース会社に補助金の取り扱いについて事前に確認し、リース料への反映方法を書面で確認しておくことをお勧めします。

Q予算がなくなると申請できなくなりますか?
A

はい、本補助金は予算がなくなり次第、受付終了となります。約1,291億円の事業予算が設定されていますが、EV人気の高まりにより予算消化ペースが加速する傾向にあります。NeVのウェブサイトで予算執行状況が公開されていますので、定期的に確認してください。特に年度後半は予算残額が少なくなるため、導入を検討している場合は早めの購入・申請をお勧めします。

Q補助金を受けた車両を売却したい場合はどうすればよいですか?
A

補助金交付後4年間は処分制限期間となっており、この期間内に車両を売却・譲渡・廃車する場合は、事前にNeVへの届出と承認が必要です。承認を得た上で処分する場合、残存期間に応じた補助金の一部返還が求められます。無届での処分は補助金全額返還に加え、加算金が課される可能性があります。やむを得ない事情(事故による全損等)がある場合は、速やかにNeVに相談してください。4年経過後は自由に処分できます。

Q地方自治体の補助金と併用できますか?
A

はい、多くの場合、国のCEV補助金と地方自治体独自のEV・PHEV購入補助金は併用可能です。例えば、東京都のZEV補助金や、各市区町村の補助金と組み合わせることで、実質的な自己負担額を大幅に軽減できます。ただし、一部の自治体では国の補助金との併用に制限を設けている場合もあるため、各自治体の交付要綱を確認するか、担当窓口に問い合わせてください。併用を前提とした資金計画を立てる際は、各補助金の申請スケジュールも考慮しましょう。

Q中古のEVは補助対象になりますか?
A

いいえ、本補助金の対象は新車のみであり、中古車は対象外です。登録済み未使用車(いわゆる新古車)も、初度登録が既に行われているため、原則として対象外となります。中古EVの購入を検討している場合は、一部の地方自治体が中古EV購入に対する独自の補助制度を設けていることがありますので、お住まいの自治体の制度を確認してみてください。なお、ディーラーの試乗車など特殊なケースについては、個別にNeVに確認されることをお勧めします。

Q申請から補助金が振り込まれるまでどのくらいかかりますか?
A

申請書類に不備がない場合、通常1〜2ヶ月程度で審査が完了し、交付決定通知が届きます。その後、指定口座への振込は交付決定から数週間以内に行われるのが一般的です。ただし、申請が集中する時期(年度初めや人気車種の発売直後など)は審査に時間がかかる場合があります。書類の不備や記入漏れがあると差し戻しとなり、さらに時間がかかりますので、申請前にチェックリストで必要書類を確認し、正確に記入・添付することが重要です。

Q充電器の設置費用もこの補助金で賄えますか?
A

本補助金は車両購入費に対する補助であり、充電器の設置費用は直接の対象外です。ただし、経済産業省では別途「クリーンエネルギー自動車の普及促進に向けた充電・充てんインフラ等導入促進補助金」を実施しており、普通充電器・急速充電器の設置費用に対する補助を受けることができます。車両導入と充電インフラ整備を同時に計画し、それぞれの補助金を活用することで、総合的な導入コストを最適化できます。充電インフラ補助金の詳細はNeVまたは補助金事務局のウェブサイトでご確認ください。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

クリーンエネルギー自動車導入促進補助金は、国の他の車両購入補助金との併用は原則として認められていません。ただし、地方自治体が独自に実施するEV・PHEV購入補助金との併用は可能な場合が多く、国と自治体の補助金を組み合わせることで、実質的な負担額を大幅に軽減できます。例えば、東京都の「ZEV補助金」や各市区町村の独自補助と併用すれば、車種によっては車両価格の半額近くを補助でカバーできるケースもあります。 また、充電インフラの整備については、「充電インフラ補助金」(経済産業省)や「クリーンエネルギー自動車の普及促進に向けた充電・充てんインフラ等導入促進補助金」との併用が想定されており、車両と充電器をセットで導入する計画が推奨されます。 一方、同一車両に対して「ものづくり補助金」や「事業再構築補助金」など他の経済産業省系補助金を重複して受けることは原則不可です。ただし、車両購入費と設備投資費が明確に区分できる場合は、それぞれ別の経費項目として申請できる可能性があります。 補助金の併用を検討する際は、各補助金の交付要綱における「他の補助金との関係」の条項を必ず確認し、不明点は事務局に問い合わせることをお勧めします。

詳細説明

クリーンエネルギー自動車導入促進補助金の概要

本補助金は、経済産業省 製造産業局 自動車課が所管する、クリーンエネルギー自動車(CEV)の普及促進を目的とした補助事業です。令和5年度補正予算として約1,291億円が計上されており、電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド自動車(PHEV)、燃料電池自動車(FCV)、クリーンディーゼル自動車(CDV)の新車購入に対して補助金が交付されます。

補助金の背景と政策目的

日本政府は2050年カーボンニュートラルの実現を宣言しており、運輸部門のCO2排出量削減は重要課題です。自動車分野では、2035年までに新車販売における電動車比率100%を目指す方針が示されています。本補助金は、この目標達成に向けた需要喚起策として位置づけられ、消費者・事業者の初期投資負担を軽減することで、CEVの市場普及を加速させることを目的としています。

補助対象車両と補助額

補助対象となる車両は、一般社団法人次世代自動車振興センター(NeV)が公表する補助対象車両一覧に掲載されている新車に限られます。補助額は車種・グレードごとに個別に設定されており、概ね以下の水準です。

  • 電気自動車(EV):上限65万円(軽EVは上限45万円)。条件を満たす場合は上限85万円に引き上げ
  • プラグインハイブリッド自動車(PHEV):上限45万円。条件を満たす場合は上限55万円に引き上げ
  • 燃料電池自動車(FCV):上限230万円
  • クリーンディーゼル自動車(CDV):一部車種が対象(補助額は個別設定)

※上記は一般的な目安であり、実際の補助額は車種・グレード・条件によって異なります。最新の補助額一覧はNeVのウェブサイトで確認してください。

申請から交付までの流れ

本補助金は事後申請方式を採用しています。つまり、車両を購入・登録した後に補助金を申請する仕組みです。一般的な補助金のように事前に交付決定を受ける必要がないため、手続き自体はシンプルですが、予算がなくなり次第受付終了となる点に注意が必要です。

  • 車両購入・初度登録:ディーラーで車両を購入し、運輸支局で初度登録を行います
  • 申請書類の準備:車検証、注文書、本人確認書類等を準備します
  • オンライン申請:NeVの申請システムから必要事項を入力し、書類をアップロードします
  • 審査・交付決定:書類審査を経て、通常1〜2ヶ月で交付決定・振込が行われます

活用のポイント

本補助金を最大限に活用するためのポイントは以下の通りです。

  • 早期申請:予算には上限があり、人気車種は早期に予算が消化されます。導入を決めたら速やかに発注・登録・申請を進めてください
  • 自治体補助との併用:多くの都道府県・市区町村が独自のEV購入補助を実施しています。国の補助金と併用することで、実質負担を大幅に軽減できます
  • インフラ整備の同時検討:EV導入の効果を最大化するには、充電環境の整備が不可欠です。充電インフラ補助金の活用も併せて検討しましょう
  • TCO(総保有コスト)での比較:EVはガソリン車に比べて燃料費・メンテナンス費が低いため、補助金を含めたTCOで比較すると、多くのケースでEVが有利になります

注意事項

補助金の交付を受けた車両には4年間の処分制限が課されます。この期間内に車両を売却・廃車する場合は、事前にNeVへの届出と承認が必要であり、補助金の一部または全額の返還を求められる場合があります。また、虚偽の申請や不正受給が発覚した場合は、補助金の返還に加えて加算金が課されることがあります。

申請に関する詳細や最新情報は、次世代自動車振興センター(NeV)のウェブサイトまたはコールセンターにてご確認ください。

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