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普通
準備期間の目安: 約45

【岐阜県】令和5年度_中小企業等海外出願・侵害対策支援事業費補助金(中小企業等外国出願支援事業)

基本情報

補助金額
300万円
補助率: 1/2
0円300万円
募集期間
2023-05-12 〜 2023-06-30
対象地域岐阜県
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業 / 農業、林業 / 鉱業、採石業、砂利採取業 / 運輸業、郵便業 / 卸売業、小売業 / 金融業、保険業 / 不動産業、物品賃貸業 / 学術研究、専門・技術サービス業 / 宿泊業、飲食サービス業 / 生活関連サービス業、娯楽業 / 教育、学習支援業 / 医療、福祉
使途新たな事業を行いたい / 販路拡大・海外展開をしたい / イベント・事業運営支援がほしい / 事業を引き継ぎたい / 研究開発・実証事業を行いたい / 人材育成を行いたい / 資金繰りを改善したい / 雇用・職場環境を改善したい / まちづくり・地域振興支援がほしい / エコ・SDGs活動支援がほしい / スポーツ・文化支援がほしい

この補助金のまとめ

岐阜県が実施する中小企業等海外出願支援事業は、外国への事業展開を計画している中小企業者等が外国で特許・実用新案・意匠・商標の出願を行う際に、その費用の半額(補助率1/2)を助成する制度です。補助上限は特許が1件あたり150万円、実用新案・意匠・商標が各60万円、冒認対策商標が30万円で、1企業あたりの上限は300万円です。岐阜県は刃物(関市)、陶磁器(多治見市・土岐市)、繊維(大垣市周辺)など世界的に評価の高い地場産業を有しており、これらの技術やブランドを海外で適切に保護することが事業拡大の鍵となります。本補助金を活用することで、海外出願にかかる高額な費用負担を軽減し、中小企業の知的財産戦略を後押しします。

この補助金の特徴

1

補助率1/2・最大300万円の手厚い支援

外国出願にかかる費用の半額を補助。特許は1件150万円、実用新案・意匠・商標は各60万円が上限で、複数件の出願を組み合わせて最大300万円まで活用できます。初めての海外出願でも費用面のハードルを大幅に下げられる制度です。

2

特許から商標まで幅広い知財をカバー

特許権だけでなく、実用新案権・意匠権・商標権の出願も対象。製品の技術だけでなくデザインやブランド名まで包括的に海外で保護でき、模倣品対策としても有効です。冒認出願(第三者による先取り出願)への対策商標も補助対象に含まれています。

3

岐阜県の地場産業の海外展開を強力支援

関の刃物、美濃焼、飛騨家具など岐阜県が誇る伝統産業・地場産業の海外市場開拓を重点的に支援。県の産業振興施策と連動しており、海外での知的財産保護を通じてブランド価値の向上と販路拡大を同時に実現できます。

4

外国出願の各種費用を幅広く補助

出願料・代理人費用・翻訳費用など、外国出願に必要な一連の費用が補助対象。複数国への同時出願やPCT国際出願の国内移行費用にも対応しており、グローバルな知財戦略を柔軟に設計できます。

ポイント

外国出願費用の半額(最大300万円)を補助。特許・実用新案・意匠・商標すべてに対応し、冒認対策商標も対象。岐阜県の刃物・陶磁器等の地場産業の海外知財保護を重点支援します。

対象者・申請資格

企業規模

  • 中小企業基本法に定める中小企業者であること・中小企業等経営強化法に定める中小企業者等も対象・個人事業主も申請可能

所在地要件

  • 岐阜県内に主たる事業所を有すること・岐阜県内で事業活動を行っていること

事業計画要件

  • 外国への事業展開計画を有していること・出願先国での事業化の見込みがあること・知的財産を活用した海外戦略が明確であること

出願要件

  • 日本国特許庁に先行して基礎出願を行っていること(または同時出願)・対象となる知的財産権は特許・実用新案・意匠・商標・冒認対策商標のいずれか・補助事業期間内に外国出願を完了できること

その他

  • 同一内容で国(INPIT)の外国出願支援事業の採択を受けていないこと・税金の滞納がないこと・暴力団等の反社会的勢力に該当しないこと

ポイント

岐阜県内に事業所を持つ中小企業者等が対象。外国への事業展開計画があり、日本国内で基礎出願済みであることが前提条件です。国の同種事業との重複受給はできません。

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申請ガイド

1

ステップ1:事前準備と知財戦略の整理

まず自社の知的財産を棚卸しし、どの権利(特許・意匠・商標等)をどの国に出願するか戦略を策定します。日本国特許庁への基礎出願がまだの場合は先に国内出願を済ませましょう。岐阜県知的所有権センターや発明協会岐阜県支部への事前相談も有効です。

2

ステップ2:申請書類の作成

補助金交付申請書、事業計画書、外国出願計画書、見積書等の必要書類を作成します。事業計画書では出願先国での事業展開の具体的計画と、知的財産権取得の必要性を明確に記載することが重要です。

3

ステップ3:申請書の提出

岐阜県商工労働部の所管課(産業技術課等)に申請書類一式を提出します。公募期間は例年春頃に設定されるため、県の公募情報を早めに確認しましょう。

4

ステップ4:審査・採択

書類審査および必要に応じてヒアリング審査が行われます。事業の実現可能性・海外展開の具体性・知財戦略の妥当性等が評価されます。

5

ステップ5:交付決定・事業実施

採択後に交付決定通知を受領してから外国出願の手続きを進めます。交付決定前に着手した経費は補助対象外となるため注意が必要です。

6

ステップ6:実績報告・補助金受領

事業完了後に実績報告書を提出し、確定検査を経て補助金が交付されます。出願関連の領収書・請求書等の証拠書類は確実に保管してください。

ポイント

公募期間内に申請書類一式を岐阜県に提出。交付決定後に外国出願を実施し、完了後に実績報告を行います。基礎出願が前提条件のため、国内出願を先に済ませておく必要があります。

審査と成功のコツ

出願先国の選定を戦略的に行う
単に主要国に出願するのではなく、自社製品の販売先・製造拠点・模倣品リスクの高い国を優先的に選定しましょう。市場調査データや海外取引先の情報を活用し、投資対効果の高い国から段階的に出願するのが効果的です。
弁理士・知財専門家との連携を早期に開始する
外国出願は各国の法制度や手続きが異なるため、海外出願実績の豊富な弁理士に早い段階で相談することが採択率向上の鍵です。見積書の精度や事業計画の説得力にも直結します。
事業計画書で海外展開の具体性を示す
「なぜその国に出願するのか」「出願後にどう事業化するのか」を数値目標とともに具体的に記載します。既存の海外取引実績や展示会出展計画があれば積極的にアピールしましょう。
国の支援事業との使い分けを検討する
INPIT(工業所有権情報・研修館)の外国出願支援事業と本補助金は併用不可ですが、年度や出願内容によって有利な方を選択できます。両方の要件を比較し、自社に最適な支援を選びましょう。
冒認出願リスクへの対策を計画に盛り込む
海外での商標冒認出願は岐阜県の伝統産業で特にリスクが高い問題です。冒認対策商標の出願も補助対象なので、ブランド保護の観点から防衛的な出願計画も検討に値します。

ポイント

出願先国の戦略的選定と、弁理士との早期連携が採択の鍵。事業計画書では海外展開の具体性と知財保護の必要性を明確に示し、国の類似事業との比較検討も行いましょう。

対象経費

対象となる経費

外国特許庁への出願料(3件)
  • 各国特許庁への出願手数料
  • PCT国際出願の国内移行手数料
  • 優先権主張に関する手数料
国内代理人費用(3件)
  • 国内弁理士の出願手続き代理費用
  • 出願書類の作成費用
  • 中間処理対応費用
現地代理人費用(3件)
  • 外国弁理士・弁護士の代理費用
  • 現地での出願手続き費用
  • 現地での中間処理対応費用
翻訳費用(3件)
  • 出願書類の翻訳料
  • 明細書・請求の範囲の翻訳料
  • 現地代理人との通信文書の翻訳料
出願関連調査費用(3件)
  • 先行技術調査費用
  • 出願先国での商標調査費用
  • 類似意匠・類似商標の調査費用
冒認対策費用(3件)
  • 冒認対策商標の出願費用
  • 異議申立・無効審判にかかる費用
  • 冒認出願に対する防衛出願費用

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 日本国特許庁への国内出願にかかる費用
  • 補助事業期間外に発生した出願関連費用
  • 交付決定前に着手・支払いした経費
  • 出願後の権利維持・年金費用
  • 訴訟・係争にかかる弁護士費用(冒認対策を除く)
  • 海外渡航費・宿泊費・交通費
  • 自社社員の人件費・間接経費
  • 消費税および地方消費税

よくある質問

Q個人事業主でも申請できますか?
A

はい、岐阜県内に主たる事業所を有する個人事業主も申請可能です。中小企業基本法に定める中小企業者の要件を満たしていれば対象となります。

Q複数の国に同時に出願する場合、それぞれ補助を受けられますか?
A

はい、複数国への出願も補助対象です。ただし、1企業あたりの補助上限額は全体で300万円となっており、その範囲内で複数国・複数権利の出願費用を補助申請できます。

QPCT国際出願も補助対象になりますか?
A

PCT国際出願そのものの費用は対象外ですが、PCT出願後の各国への国内移行(国内段階移行)にかかる費用は補助対象となる場合があります。詳細は岐阜県の担当課にご確認ください。

Q国(INPIT)の外国出願支援事業と併用できますか?
A

同一の出願案件について、国の中小企業等外国出願支援事業と本補助金を重複して受給することはできません。ただし、異なる出願案件であればそれぞれ別の支援を活用することは可能です。

Q交付決定前に弁理士に依頼した費用は補助対象になりますか?
A

いいえ、交付決定日より前に発生した経費は補助対象外です。弁理士への正式な依頼や出願手続きの着手は、必ず交付決定通知を受領してから行ってください。

Q商標の冒認出願対策とは何ですか?
A

冒認出願とは、本来の権利者でない第三者が先に商標を出願・登録してしまうことです。特に中国等では日本の有名ブランドが無断で商標登録される事例が多発しています。本補助金では、こうした冒認出願に対抗するための防衛的な商標出願(1件30万円上限)も補助対象としています。

Q補助金の申請時期はいつですか?
A

公募期間は年度によって異なりますが、例年春頃(4〜6月頃)に募集が行われます。予算に限りがあるため、岐阜県の公式ウェブサイトや産業技術課からの案内を早めに確認し、余裕を持って準備を進めることをお勧めします。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は岐阜県独自の外国出願支援制度ですが、知的財産の取得から活用まで一貫した支援を受けるために、他の補助金との組み合わせが効果的です。まず、海外展開の前段階として「岐阜県中小企業総合人材確保センター」の知財人材育成支援を活用し、社内の知財管理体制を整備できます。海外販路開拓には「岐阜県海外ビジネス展開支援事業」や「JETROの海外展開支援」と組み合わせることで、知財保護と販路開拓を同時に進められます。また、製品開発段階では「ものづくり補助金」や「岐阜県新製品・新技術開発補助金」を活用し、開発した技術の海外特許取得に本補助金を充てるという流れが理想的です。なお、国(INPIT)の「中小企業等外国出願支援事業」とは同一案件での併用はできませんが、異なる出願案件であれば年度を分けて両方を活用することも可能です。小規模事業者持続化補助金の海外展開枠との併用も検討に値します。

詳細説明

岐阜県 中小企業等海外出願支援事業の概要

本事業は、岐阜県内の中小企業者等が保有する優れた技術やブランドを海外市場で適切に保護するため、外国への特許・実用新案・意匠・商標の出願費用を助成する制度です。岐阜県は関市の刃物、多治見市・土岐市の美濃焼、大垣市周辺の繊維産業、飛騨地域の家具など、世界的に高い評価を受ける地場産業を多数有しています。これらの産業がグローバル市場で競争力を維持・強化するためには、知的財産権による技術やブランドの保護が不可欠です。

補助内容の詳細

補助率は対象経費の1/2以内で、1企業あたりの補助上限額は300万円です。出願する権利の種類によって1件あたりの上限額が異なります。

権利の種類1件あたり上限額
特許150万円
実用新案60万円
意匠60万円
商標60万円
冒認対策商標30万円

対象となる企業

岐阜県内に主たる事業所を有する中小企業者等が対象です。中小企業基本法に定める中小企業者のほか、中小企業等経営強化法に基づく中小企業者等(組合・NPO法人等を含む)も申請できます。個人事業主も対象となります。外国への事業展開等を計画しており、それに伴い外国出願を予定していることが前提条件です。

対象経費

外国出願に直接必要な以下の経費が補助対象となります。

  • 出願料:外国特許庁に支払う出願手数料、PCT国際出願の国内移行手数料等
  • 代理人費用:国内弁理士および現地代理人(外国弁理士・弁護士)への報酬
  • 翻訳費用:出願書類の翻訳にかかる費用
  • 調査費用:先行技術調査、商標調査等の費用

ただし、日本国内での出願費用、出願後の権利維持費用(年金)、渡航費、人件費等は対象外です。

申請から交付までの流れ

  1. 事前相談:岐阜県の担当課や知的財産の専門機関に相談し、出願計画を整理します
  2. 申請書類の準備:交付申請書、事業計画書、見積書等を作成します
  3. 公募期間中に申請:所定の期間内に必要書類を提出します
  4. 審査・採択:事業の実現可能性や知財戦略の妥当性が審査されます
  5. 交付決定:採択後に交付決定通知を受領します(この時点から経費の計上が可能)
  6. 事業実施:外国出願の手続きを進めます
  7. 実績報告:事業完了後に実績報告書と証拠書類を提出します
  8. 補助金交付:確定検査を経て補助金が支払われます

活用のポイント

本補助金を最大限活用するためには、以下の点を意識してください。

  • 早期の計画策定:公募期間は限られているため、年度初めから出願計画を準備しておくことが重要です
  • 専門家の活用:海外出願に精通した弁理士のサポートを受けることで、申請書類の質と出願の成功率が向上します
  • 複数権利の組み合わせ:特許と商標を同時に出願するなど、技術とブランドの両面から知的財産を保護する戦略が効果的です
  • 模倣品対策の視点:特に中国・東南アジア市場では冒認出願のリスクが高く、防衛的な商標出願も補助対象となります

岐阜県の地場産業と海外知財保護

岐阜県の主要な地場産業は海外市場での需要が高い一方、模倣品被害のリスクも抱えています。関市の刃物産業は「SEKI」ブランドとして世界的に知られ、商標保護の重要性が極めて高い分野です。美濃焼の陶磁器産業ではデザイン(意匠権)の保護が、繊維産業では製造技術(特許権)の保護がそれぞれ重要になります。本補助金はこうした岐阜県特有の産業構造を踏まえた支援制度であり、地場産業の海外展開を知財面から強力にバックアップします。

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