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準備期間の目安: 約21

【兵庫県:新産業創造研究機構】(2次募集:期間延長)令和5年度_中小企業等海外出願・侵害対策支援事業費補助金(中小企業等外国出願支援事業)

基本情報

補助金額
300万円
補助率: 1/2
0円300万円
募集期間
2023-07-31 〜 2023-09-01
対象地域兵庫県
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業 / 農業、林業 / 鉱業、採石業、砂利採取業 / 運輸業、郵便業 / 卸売業、小売業 / 金融業、保険業 / 不動産業、物品賃貸業 / 学術研究、専門・技術サービス業 / 宿泊業、飲食サービス業 / 生活関連サービス業、娯楽業 / 教育、学習支援業 / 医療、福祉
使途新たな事業を行いたい / 販路拡大・海外展開をしたい / イベント・事業運営支援がほしい / 事業を引き継ぎたい / 研究開発・実証事業を行いたい / 人材育成を行いたい / 資金繰りを改善したい / 雇用・職場環境を改善したい / 災害(自然災害、感染症等)支援がほしい / 安全・防災対策支援がほしい / まちづくり・地域振興支援がほしい / 設備整備・IT導入をしたい / エコ・SDGs活動支援がほしい / 教育・子育て・少子化支援がほしい / スポーツ・文化支援がほしい

この補助金のまとめ

本補助金は、兵庫県の新産業創造研究機構(NIRO)が窓口となり、中小企業の戦略的な外国出願を支援する制度です。特許・実用新案・意匠・商標の外国出願にかかる費用の1/2(上限300万円)を助成します。案件あたりの上限は特許150万円、実用新案・意匠・商標60万円、冒認対策商標30万円と設定されています。2次募集で期間が延長されており、初回募集で申請が間に合わなかった事業者にとって貴重な追加チャンスです。神戸港を擁する兵庫県は貿易・海外展開に強みを持つ地域であり、播磨の鉄鋼・化学メーカー、ケミカルシューズ産業、真珠加工業など、知財保護が事業戦略に直結する業種が集積しています。海外市場への進出を計画する県内中小企業にとって、知的財産権の確保は模倣品対策・ブランド保護の生命線であり、本補助金を活用した戦略的な外国出願は極めて重要です。

この補助金の特徴

1

出願種別ごとの明確な上限設定

特許は1案件150万円、実用新案・意匠・商標は60万円、冒認対策商標は30万円と、出願種別ごとに上限額が明確に設定されています。複数案件・複数種別の組み合わせで総額300万円まで活用可能なため、知財ポートフォリオ全体を計画的に構築できます。

2

2次募集・期間延長による追加チャンス

本公募は2次募集であり、さらに期間延長が実施されています。1次募集で準備が間に合わなかった企業や、新たに海外展開を決断した企業にとって、改めて申請できる好機です。予算残額次第では競争率が下がっている可能性もあり、採択の確度が高まるチャンスといえます。

3

幅広い対象経費カバー

外国特許庁への出願手数料だけでなく、国内・現地代理人費用、翻訳費用も対象です。特に多言語翻訳が必要な特許出願では翻訳費用が高額になりがちであり、これらを包括的に補助対象としている点は実務的に非常に助かります。

4

NIRO(新産業創造研究機構)の支援体制

窓口となるNIROは兵庫県の産業支援の中核機関であり、知財相談や海外展開支援の実績が豊富です。申請手続きだけでなく、出願戦略そのもののアドバイスを受けられる点も大きなメリットです。

ポイント

コンサルタントの視点では、2次募集の期間延長は「予算消化が進んでいない」シグナルの可能性があります。つまり、1次募集より採択ハードルが下がっている可能性が高く、今こそ申請すべきタイミングです。特に兵庫県の主力産業である鉄鋼・化学・食品分野で海外展開を検討中の企業は、この機会を逃さないことを強くお勧めします。

対象者・申請資格

企業規模要件

  • 中小企業基本法に定める中小企業であること
  • 中小企業者を構成員に含むグループ・組合も対象
  • 個人事業主も申請可能

事業計画要件

  • 外国への事業展開等の計画を有していること
  • 既に海外展開している企業の追加出願も対象
  • 出願予定国・地域が明確であること

出願要件

  • 日本国特許庁に先行出願済み、または国際出願済みであること(優先権の基礎出願)
  • PCT国際出願の国内移行も対象
  • 冒認対策商標は先行出願不要の場合あり

地域要件

  • 兵庫県内に事業所を有する中小企業が優先
  • NIROが窓口のため、兵庫県との接点が求められる

ポイント

実務上の注意点として、「日本での先行出願」が前提条件となる点を見落とす企業が多いです。海外出願を思い立ってからでは遅く、まず国内出願を済ませておく必要があります。播磨エリアの製造業など、技術力はあるが知財戦略が後手に回りがちな企業は、本補助金の活用を見据えて早期に国内出願を進めておくことが重要です。

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申請ガイド

1

ステップ1:出願計画の策定

まず、どの国・地域に、どの知財(特許・商標等)を出願するかの計画を策定します。自社の海外展開戦略と照らし合わせ、優先順位を決定してください。この段階でNIROの知財相談窓口に相談することを推奨します。

2

ステップ2:国内先行出願の確認

対象となる知的財産が日本国特許庁に出願済みであることを確認します。未出願の場合は先に国内出願を完了させる必要があります。PCT国際出願を利用する場合はその受理番号を準備してください。

3

ステップ3:申請書類の準備

NIROの指定する申請書類一式を準備します。事業計画書、出願予定の知財明細、見積書(代理人費用・翻訳費用等)、先行出願の証明書類などが必要です。2次募集(期間延長)のため、最新の募集要項をNIROから入手してください。

4

ステップ4:NIROへの申請提出

準備した書類をNIROに提出します。不備がないよう事前にNIROの担当者と内容を確認しておくとスムーズです。

5

ステップ5:採択後の出願実行と実績報告

採択通知を受けたら、計画に沿って外国出願を実行します。出願完了後、実績報告書と経費の証拠書類を提出し、補助金の交付を受けます。

ポイント

2次募集・期間延長であることから、予算残額が限られている可能性があります。申請は早い者勝ちの要素があるため、書類が整い次第すぐに提出することをお勧めします。NIROは相談対応が丁寧な機関ですので、不明点は遠慮なく事前相談してください。特に初めての外国出願の場合、代理人選定から翻訳手配まで、NIROのネットワークを活用できます。

審査と成功のコツ

出願国の戦略的選定
全ての国に出願する必要はありません。自社製品の主要輸出先、模倣品リスクの高い国、将来の重要市場に絞って出願計画を立てましょう。神戸港からの輸出実績がある国・地域を優先するのも合理的な判断です。
知財ポートフォリオの最適化
特許・商標・意匠を組み合わせて、多層的な知財保護を構築しましょう。例えば播磨の鉄鋼技術なら製法特許+ブランド商標、淡路島の瓦なら意匠権+商標権といった組み合わせが効果的です。
冒認対策の積極活用
中国等で自社ブランドが無断で商標登録される「冒認出願」は深刻な問題です。上限30万円の冒認対策商標枠を活用し、先手を打って防衛出願を行いましょう。特に丹波篠山の食品ブランドや兵庫の真珠加工ブランドは要注意です。
見積もりの精緻化
補助率1/2を最大限活用するには、対象経費を漏れなく見積もりに含めることが重要です。現地代理人費用や翻訳費用は変動しやすいため、複数社から見積もりを取得し、妥当な金額を計上してください。
出願スケジュールの管理
優先権主張期間(特許は12ヶ月、商標は6ヶ月)を意識したスケジュール管理が必須です。補助金の交付決定前に出願してしまうと対象外になる場合があるため、NIROと緊密に連絡を取りながら進めましょう。

ポイント

兵庫県の中小企業は技術力が高い一方、知財戦略が遅れがちな傾向があります。本補助金は単なるコスト削減ではなく、海外市場での競争力を知財で裏付ける戦略投資です。特にケミカルシューズや真珠加工など、兵庫固有の産業は海外でのブランド保護が事業存続に直結します。2次募集の今こそ、知財戦略を本格的にスタートさせる好機です。

対象経費

対象となる経費

外国特許庁出願手数料(4件)
  • 各国特許庁への出願料
  • 審査請求料
  • 特許登録料
  • 優先権主張料
国内代理人費用(3件)
  • 弁理士への出願手続き報酬
  • 中間処理対応費用
  • 意見書・補正書作成費用
現地代理人費用(3件)
  • 外国弁理士・弁護士への代理費用
  • 現地での出願手続き報酬
  • 現地での中間処理対応費用
翻訳費用(3件)
  • 出願書類の外国語翻訳費
  • 明細書・クレームの翻訳費
  • 拒絶理由通知等の和訳費用
PCT関連費用(3件)
  • 国際出願手数料
  • 国際予備審査手数料
  • 各国移行手数料

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 日本国特許庁への国内出願費用
  • 補助金交付決定前に支出した経費
  • 知財コンサルティング費用・顧問料
  • 自社社員の人件費・旅費
  • 外国での権利維持・年金費用
  • 訴訟・係争に関する費用
  • 事務用品・通信費等の間接経費

よくある質問

Q個人事業主でも申請できますか?
A

はい、個人事業主も申請可能です。中小企業基本法に定める中小企業者であれば対象となります。兵庫県内で事業を営み、外国への事業展開計画を有していることが条件です。ただし、出願する知的財産が事業に直結するものであることを事業計画書で明確に示す必要があります。NIROの窓口で事前に相談されることをお勧めします。

Q複数の国に同時に出願する場合、それぞれ別案件として申請するのですか?
A

基本的に、1つの知的財産権(例:ある特許)を複数国に出願する場合は1案件として扱います。例えば、ある特許を米国・中国・欧州に出願する場合、それらをまとめて1つの特許案件(上限150万円)として申請します。異なる知的財産権(例:特許Aと商標B)はそれぞれ別案件となり、案件ごとの上限額が適用されます。全案件の合計で300万円が上限です。

QPCT国際出願も対象になりますか?
A

PCT国際出願に関連する費用も対象となります。具体的には、PCT出願後の各国への国内移行にかかる費用(各国特許庁への手数料、現地代理人費用、翻訳費用等)が補助対象です。ただし、PCT国際出願の出願段階の費用が対象となるかはNIROに確認が必要です。いずれにしても、日本国特許庁への先行出願(基礎出願)が前提となります。

Q2次募集の期間延長とのことですが、いつまで申請できますか?
A

2次募集の期間が延長されていますが、具体的な締切日はNIROの最新の募集要項でご確認ください。重要な点として、予算がなくなり次第終了となる可能性があります。申請を検討されている場合は、できるだけ早くNIROに連絡し、最新の受付状況と締切を確認してください。書類準備に時間がかかる場合でも、まず事前相談を行うことで枠を確保できる場合があります。

Q既に海外で販売している製品の商標出願も対象ですか?
A

はい、既に海外展開している製品・サービスの知的財産出願も対象です。むしろ、既に事業実績がある場合は海外展開計画の具体性を示しやすく、採択に有利に働く可能性があります。特に模倣品被害を受けている場合や、新たな市場に進出する場合の追加出願は、事業上の必要性が明確なため、積極的に申請すべきです。

Q翻訳を自社内で行った場合も翻訳費用として計上できますか?
A

原則として、補助対象となる翻訳費用は外部の翻訳業者や翻訳者に委託した場合の費用です。自社社員が翻訳を行った場合の人件費は、一般的に対象外となります。外国出願の翻訳は専門性が高く、特許明細書の翻訳ミスは権利範囲に直接影響するため、専門の特許翻訳業者への委託を強くお勧めします。NIROに翻訳業者の紹介を依頼することも可能です。

Q兵庫県外に本社がある場合でも申請できますか?
A

本事業はNIROが兵庫県の地域実施機関として運営しているため、基本的には兵庫県内に事業所を有する中小企業が対象です。本社が県外でも兵庫県内に支店・工場等がある場合は相談の余地があります。ただし、他の都道府県にも同様の地域実施機関がありますので、本社所在地の機関に申請する方がスムーズな場合もあります。まずはNIROに問い合わせてみてください。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は特許庁の「中小企業等海外出願・侵害対策支援事業」の地域実施機関であるNIROを通じた制度です。同一案件について、他の国・自治体の外国出願支援補助金との重複受給はできません。ただし、異なる出願案件であれば、例えばJETROの「外国出願費用の助成(中小企業等外国出願支援事業)」を別の出願案件で利用することは可能です。 兵庫県の他の中小企業支援制度との併用については、同一経費に対する二重補助は不可ですが、例えば海外展開に関する調査費用をひょうご産業活性化センターの別の補助金で賄い、出願費用を本補助金で申請するといった、経費区分を分けた活用は検討の余地があります。 また、知的財産に関連する他の支援として、INPIT(工業所有権情報・研修館)の知財総合支援窓口での無料相談や、特許庁の早期審査制度(海外出願関連)なども併せて活用することで、知財戦略全体のコスト最適化が図れます。

詳細説明

兵庫県 中小企業等海外出願支援事業の概要

本事業は、特許庁の「中小企業等海外出願・侵害対策支援事業費補助金」を活用し、兵庫県の新産業創造研究機構(NIRO)が地域実施機関として運営する外国出願支援制度です。兵庫県内の中小企業が保有する優れた技術やブランドを海外市場で適切に保護するため、外国特許庁への出願にかかる費用の半額(補助率1/2、上限300万円)を助成します。

本公募は2次募集であり、さらに募集期間が延長されています。1次募集で申請が間に合わなかった企業や、新たに海外展開の計画が具体化した企業にとって、改めてチャレンジできる貴重な機会です。

補助金額の詳細

全体の上限は300万円ですが、出願案件ごとに以下の上限が設定されています。

  • 特許出願:1案件あたり上限150万円
  • 実用新案・意匠・商標出願:1案件あたり上限60万円
  • 冒認対策商標:1案件あたり上限30万円

複数の案件を組み合わせて申請可能なため、例えば「特許1件(150万円)+商標2件(120万円)=合計270万円」といった戦略的な活用が可能です。

兵庫県の産業特性と知財保護の重要性

兵庫県は日本有数の産業集積地であり、知的財産保護が事業戦略に直結する業種が数多く存在します。

  • 播磨エリアの鉄鋼・化学産業:世界トップクラスの素材技術を持つ企業が集積しており、製法特許や組成特許の海外出願は競争力維持に不可欠です。
  • 神戸のケミカルシューズ産業:長田区を中心とした靴産業は海外展開が活発で、デザイン意匠やブランド商標の保護がますます重要になっています。
  • 真珠加工業:兵庫県は日本の真珠加工の一大拠点であり、高品質ブランドの海外での模倣品対策が喫緊の課題です。
  • 丹波篠山の食品産業:丹波黒豆や丹波栗など、地域ブランド食品の海外輸出が増加しており、商標による地理的ブランド保護が重要です。
  • 淡路島の瓦産業:日本三大瓦の一つ「淡路瓦」は、アジア市場での需要拡大に伴い、意匠・商標の国際出願ニーズが高まっています。

対象となる経費

本補助金で対象となる経費は、外国出願に直接必要な以下の費用です。

  • 外国特許庁への出願手数料:各国の特許庁に支払う出願料、審査請求料等
  • 国内代理人費用:日本の弁理士への出願手続き報酬
  • 現地代理人費用:出願先国の弁理士・弁護士への代理費用
  • 翻訳費用:出願書類の外国語翻訳にかかる費用

特に翻訳費用は、特許明細書の多言語翻訳で数十万円に達することもあり、本補助金の活用メリットが大きい費目です。

申請のポイント

採択の可能性を高めるためのポイントをまとめます。

  • 海外展開計画の具体性:「どの国に」「どの製品・サービスで」「いつまでに」展開するのかを明確にした事業計画が求められます。単なる防衛出願よりも、具体的な事業展開に紐づいた出願計画が評価されます。
  • 知財戦略との整合性:自社の知財ポートフォリオ全体の中で、本出願がどのような位置づけにあるかを説明できると説得力が増します。
  • 出願国の妥当性:主要な輸出先や、模倣品リスクが高い国・地域を選定し、その根拠を示すことが重要です。

2次募集(期間延長)の活用戦略

2次募集で期間が延長されているということは、まだ予算に余裕がある可能性を示唆しています。ただし、予算がなくなり次第終了となるため、早期の申請が有利です。

NIROの担当者に事前相談し、書類の不備を最小限にした上で速やかに提出することが採択への近道です。NIROは兵庫県の産業支援機関として豊富なネットワークを持っており、弁理士の紹介や出願戦略のアドバイスも受けられます。

冒認出願対策の重要性

近年、中国をはじめとする新興国で、日本企業のブランドや製品名が無断で商標登録される「冒認出願」が深刻な問題となっています。兵庫県の特産品ブランド(丹波篠山の農産物、播磨の工業製品、神戸ビーフ関連等)は特にターゲットになりやすいため、本補助金の冒認対策商標枠(上限30万円)を活用した防衛出願を強く推奨します。

知的財産は一度失うと取り戻すのに多大なコストと時間がかかります。本補助金を活用して、海外市場での事業基盤をしっかりと築いてください。

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