募集終了
普通
準備期間の目安: 約45

【鳥取県3回目】令和4年度_中小企業等海外出願・侵害対策支援事業費補助金(中小企業等外国出願支援事業)

基本情報

補助金額
300万円
補助率: 1/2
0円300万円
募集期間
2022-09-12 〜 2022-10-31
対象地域鳥取県
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業 / 農業、林業 / 鉱業、採石業、砂利採取業 / 運輸業、郵便業 / 卸売業、小売業 / 金融業、保険業 / 不動産業、物品賃貸業 / 学術研究、専門・技術サービス業 / 宿泊業、飲食サービス業 / 生活関連サービス業、娯楽業 / 教育、学習支援業 / 医療、福祉
使途新たな事業を行いたい / 販路拡大・海外展開をしたい / イベント・事業運営支援がほしい / 事業を引き継ぎたい / 研究開発・実証事業を行いたい / 人材育成を行いたい / 資金繰りを改善したい / 雇用・職場環境を改善したい / 災害(自然災害、感染症等)支援がほしい / 安全・防災対策支援がほしい / まちづくり・地域振興支援がほしい / 設備整備・IT導入をしたい / エコ・SDGs活動支援がほしい / 教育・子育て・少子化支援がほしい / スポーツ・文化支援がほしい

この補助金のまとめ

鳥取県が実施する中小企業等外国出願支援事業は、海外市場への事業展開を計画する中小企業の知的財産戦略を後押しする補助金制度です。外国特許庁への出願にかかる費用の半額(1/2)を助成し、1企業あたり最大300万円、1案件あたり特許150万円・実用新案/意匠/商標各60万円・冒認対策商標30万円を上限としています。対象経費は出願手数料、国内外の代理人費用、翻訳費用と明確に限定されており、使途が分かりやすい点が特徴です。海外進出を検討している段階から、すでに海外展開を進めている企業まで幅広く活用でき、知的財産権の海外保護というグローバル戦略の基盤づくりに直結する支援制度といえます。鳥取県内の中小企業者はもちろん、中小企業者で構成されるグループも対象となるため、共同出願による活用も視野に入れることができます。

この補助金の特徴

1

補助率1/2で外国出願コストを大幅削減

外国出願にかかる費用の半額を補助する制度で、出願手数料・代理人費用・翻訳費用が対象です。海外出願は1件あたり数十万円から百万円以上のコストがかかるため、この補助金を活用することで資金面のハードルを大きく下げることができます。

2

1企業あたり最大300万円の手厚い支援

1企業あたりの上限額は300万円と設定されており、複数案件の出願にも対応可能です。特許は1案件150万円、実用新案・意匠・商標はそれぞれ60万円、冒認対策商標は30万円と、出願種別ごとに上限が明確化されています。

3

冒認対策商標にも対応

海外での模倣品・冒認出願への対策として商標出願を行う場合も補助対象となります。近年増加している海外での知的財産侵害への防衛的な出願にも活用でき、既存ブランドの保護に有効です。

4

グループ申請が可能

中小企業者単独だけでなく、構成員の2/3以上が中小企業者であるグループでの申請も認められています。同業種の企業が連携して共同出願する際にも活用できる柔軟な制度設計です。

ポイント

本制度は外国出願コストの半額を最大300万円まで補助するもので、特許から商標まで幅広い知的財産権をカバーしています。冒認対策にも対応しており、海外展開における知財リスク管理にも活用できる点が実務上の大きなメリットです。

対象者・申請資格

企業規模要件

  • 中小企業者であること(みなし大企業は除外)
  • 中小企業者で構成されるグループの場合、構成員の2/3以上が中小企業者であること

事業計画要件

  • 外国への事業展開等を計画していること
  • 戦略的な外国出願の意図があること

出願要件

  • 外国特許庁への出願であること
  • 対象は特許、実用新案、意匠、商標(冒認対策商標含む)

地域要件

  • 鳥取県の地域実施機関を通じた申請であること

ポイント

申請の最大のポイントは中小企業者要件を満たすことと、具体的な海外事業展開計画を持っていることです。みなし大企業は除外されるため、大企業の子会社等は注意が必要です。グループ申請の場合は構成比率にも留意しましょう。

あなたは対象?かんたん診断

8問の質問に答えるだけで、この補助金の対象かどうかを簡易診断できます。

申請ガイド

1

ステップ1:出願計画の策定

海外のどの国・地域に、どの知的財産権(特許・実用新案・意匠・商標)を出願するか計画を立てます。国内出願をベースに、海外展開先の市場調査と知財戦略を検討しましょう。

2

ステップ2:代理人の選定と見積取得

国内代理人(特許事務所等)および現地代理人を選定し、出願手数料・代理人費用・翻訳費用の見積もりを取得します。複数の事務所から見積もりを取ることで、適正な費用を把握できます。

3

ステップ3:交付申請書類の準備と提出

鳥取県の地域実施機関に対して交付申請を行います。事業計画書、見積書、中小企業者であることの証明書類等を揃えて提出します。

4

ステップ4:採択後の出願実施

採択通知を受けた後、計画に基づいて外国出願を実施します。出願に関する支出は証拠書類をすべて保管しておきましょう。

5

ステップ5:実績報告と補助金受領

出願完了後、実績報告書を提出し、確定検査を経て補助金が交付されます。

ポイント

申請にあたっては事前に出願計画を明確にし、代理人からの見積もりを正確に取得することが重要です。採択後の経費管理も厳格に行い、証拠書類を漏れなく保管することで、スムーズな補助金受領につなげましょう。

審査と成功のコツ

知財戦略との整合性を明確にする
単なる出願ではなく、自社の海外事業展開計画と知的財産戦略がどう結びつくかを明確にすることが重要です。事業計画書では、なぜその国・地域に出願するのか、どのような事業展開を見据えているのかを具体的に記載しましょう。
優先出願国を戦略的に選定する
予算の上限を踏まえ、最も事業上のインパクトが大きい国・地域から優先的に出願計画を立てましょう。模倣品リスクの高い地域への防衛出願も含め、費用対効果を検討します。
代理人選定は実績重視で
海外出願の成否は代理人の質に大きく左右されます。対象国での出願実績が豊富な特許事務所を選定し、出願前に十分な打ち合わせを行いましょう。
冒認出願リスクへの先手対応
海外で自社ブランドが冒認出願されるリスクがある場合、本補助金を活用して先手を打つことが有効です。特に中国等では冒認出願が頻発しており、早期の商標登録が事業保護の鍵となります。

ポイント

採択率を高めるには、海外事業展開と知財戦略の一貫性を示すことが最も重要です。出願先の選定理由を明確にし、信頼できる代理人と連携することで、補助金の効果を最大化できます。

対象経費

対象となる経費

出願手数料(3件)
  • 外国特許庁への出願料
  • 審査請求料
  • 出願に付随する庁費用
国内代理人費用(3件)
  • 国内特許事務所の手数料
  • 出願書類作成費用
  • 中間処理対応費用
現地代理人費用(3件)
  • 現地特許事務所の手数料
  • 現地での出願手続き費用
  • 現地法制度対応費用
翻訳費用(3件)
  • 出願書類の翻訳料
  • 明細書・請求項の翻訳費
  • 図面説明文の翻訳費

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 国内特許庁への出願費用
  • 出願後の権利維持費用(年金等)
  • 訴訟・係争にかかる費用
  • 渡航費・交通費
  • 知財コンサルティング費用
  • 市場調査・先行技術調査費用
  • 社内人件費

よくある質問

Q個人事業主でも申請できますか?
A

中小企業者の定義に該当する個人事業主であれば申請可能です。中小企業基本法に定める中小企業者の要件(業種ごとの資本金・従業員数の基準)を満たしている必要があります。ただし、みなし大企業に該当する場合は対象外となります。具体的な該当可否については、鳥取県の地域実施機関にお問い合わせください。

Qすでに出願済みの案件は対象になりますか?
A

原則として、交付決定前に着手した経費は補助対象外です。補助金の申請・採択後に出願手続きを行う案件が対象となります。出願のタイミングについては、パリ条約の優先権期間との兼ね合いもあるため、早めに申請計画を立てることをお勧めします。

QPCT出願は対象になりますか?
A

PCT国際出願(国際段階)の費用は原則として対象外です。本補助金は各国の特許庁への直接出願(国内段階移行を含む)にかかる費用が対象となります。PCT出願後の各国移行費用については対象となる場合がありますので、事前に確認することをお勧めします。

Q複数の国に同時に出願する場合の上限額はどうなりますか?
A

1企業あたりの上限は300万円です。複数の国への出願であっても、この総額上限の範囲内で補助を受けることができます。また、1案件あたりの上限(特許150万円、実用新案・意匠・商標各60万円)も適用されるため、出願種別と出願先国の組み合わせを考慮した計画が必要です。

Qグループで申請する場合の手続きはどうなりますか?
A

中小企業者で構成されるグループ(構成員の2/3以上が中小企業者)として申請する場合、代表企業を定めて一括して申請します。グループ全体での上限額は300万円となり、構成企業間での配分は申請時に決定します。グループの構成や役割分担を明確にした書類が必要です。

Qジェトロの外国出願支援事業との違いは何ですか?
A

本事業はジェトロと地域実施機関(鳥取県)が連携して実施する事業で、基本的な制度内容は同じです。1企業あたりの上限300万円はジェトロと地域実施機関での採択額の合計となるため、両方から採択される場合は合算で上限を超えないよう注意が必要です。申請窓口は鳥取県の地域実施機関となります。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金はジェトロ(日本貿易振興機構)と地域実施機関が連携して運営する事業の一環であり、1企業あたりの上限300万円はジェトロと地域実施機関での採択額の合計となります。そのため、ジェトロの外国出願支援事業と本事業を同時に活用する場合は、合算で上限を超えないよう注意が必要です。 他の知的財産関連補助金との併用については、同一の出願案件に対して他の公的補助金と二重に受給することはできません。ただし、異なる出願案件であれば、別の補助金制度を活用することは可能です。例えば、特許出願は本補助金で、海外での模倣品対策は中小企業庁の「海外侵害対策支援事業」を活用するといった使い分けが有効です。 海外展開全般に関しては、中小企業の海外展開を支援する他の補助金(海外販路開拓支援、海外ビジネス戦略推進支援等)との組み合わせにより、知財保護と販路開拓を一体的に推進する戦略が効果的です。

詳細説明

制度の背景と目的

グローバル化の進展に伴い、中小企業にとっても海外市場での知的財産権の確保は事業戦略上欠かせない要素となっています。しかし、外国出願には高額な費用がかかるため、資金力に限りのある中小企業にとっては大きな障壁です。本事業は鳥取県内の中小企業等の戦略的な外国出願を促進するため、出願費用の半額を助成するものです。

補助内容の詳細

補助率は対象経費の1/2で、企業あたりの上限は300万円です。出願種別ごとの1案件あたりの上限額は以下の通りです。

  • 特許:150万円
  • 実用新案:60万円
  • 意匠:60万円
  • 商標:60万円
  • 冒認対策商標:30万円

対象経費

助成対象となる経費は明確に3つに限定されています。

  • 外国特許庁への出願手数料:各国の特許庁に支払う出願料や審査請求料
  • 国内代理人・現地代理人費用:特許事務所等への手数料
  • 翻訳費用:出願書類の翻訳にかかる費用

応募資格の要件

申請者は交付申請時に以下の要件を満たす必要があります。

  • 中小企業者、または中小企業者で構成されるグループ(構成員の2/3以上が中小企業者)であること
  • みなし大企業(大企業が実質的に支配している中小企業)は対象外
  • 外国への事業展開等を計画していること

海外知財戦略のポイント

本補助金を最大限に活用するためには、以下の点を押さえた戦略的な出願計画が重要です。

  • 出願先国の選定:事業展開先の市場規模、模倣品リスク、知財保護制度の整備状況を総合的に判断
  • 出願時期の最適化:パリ条約の優先権期間(特許・実用新案12ヶ月、意匠・商標6ヶ月)を意識した計画
  • PCT出願の活用:複数国への出願を検討する場合、PCT(特許協力条約)ルートの活用も視野に入れる

冒認出願対策の重要性

近年、海外(特にアジア圏)での冒認出願が増加しています。自社ブランドや技術が無断で出願されるリスクに対し、本補助金の冒認対策商標枠を活用して先手を打つ防衛出願が可能です。冒認出願への事後対応は訴訟費用等で多大なコストがかかるため、予防的な出願が費用対効果の面でも有利です。