募集終了
普通
準備期間の目安: 約30

【岩手県】令和4年度_中小企業等海外出願・侵害対策支援事業費補助金(中小企業等外国出願支援事業)(2回目)

基本情報

補助金額
300万円
補助率: 1/2
0円300万円
募集期間
2022-08-26 〜 2022-10-07
対象地域岩手県
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業 / 農業、林業 / 鉱業、採石業、砂利採取業 / 運輸業、郵便業 / 卸売業、小売業 / 金融業、保険業 / 不動産業、物品賃貸業 / 学術研究、専門・技術サービス業 / 宿泊業、飲食サービス業 / 生活関連サービス業、娯楽業 / 教育、学習支援業 / 医療、福祉
使途新たな事業を行いたい / 販路拡大・海外展開をしたい / イベント・事業運営支援がほしい / 事業を引き継ぎたい / 研究開発・実証事業を行いたい / 人材育成を行いたい / 資金繰りを改善したい / 雇用・職場環境を改善したい / 災害(自然災害、感染症等)支援がほしい / 安全・防災対策支援がほしい / まちづくり・地域振興支援がほしい / 設備整備・IT導入をしたい / エコ・SDGs活動支援がほしい / 教育・子育て・少子化支援がほしい / スポーツ・文化支援がほしい

この補助金のまとめ

本補助金は、岩手県内の中小企業が海外市場への知的財産保護を戦略的に進めるための外国出願支援制度です。国内で出願済みの特許・実用新案・意匠・商標について、同一内容を海外特許庁へ出願する際の費用を1/2補助します。1企業あたり最大300万円、案件別では特許150万円・実用新案等60万円が上限です。ジェトロと公益財団法人いわて産業振興センターが共同運営する本事業は、中小企業の海外展開において最も見落とされがちな「知財の国際保護」を経済的にサポートする点が最大の価値です。海外進出を検討しているが知財コストがネックになっている企業にとって、出願手数料・代理人費用・翻訳費用の半額が助成されることで、国際出願のハードルを大幅に下げることができます。特に冒認対策商標(第三者による不正出願への対抗措置)にも対応しており、既に海外で模倣被害に遭っている企業にも活用の道が開かれています。

この補助金の特徴

1

補助率1/2で海外出願コストを半減

海外特許庁への出願にかかる費用の半額が補助されます。特許出願は1案件150万円、実用新案・意匠・商標は各60万円が上限で、1企業あたり合計300万円まで活用可能です。複数案件の同時出願にも対応しているため、主要市場への一括出願戦略を立てやすい設計になっています。

2

出願手数料・代理人費用・翻訳費の3費目をカバー

助成対象は①外国特許庁への出願手数料、②国内代理人・現地代理人費用、③翻訳費用の3つです。海外出願で最もコストがかかる翻訳と代理人費用が含まれているため、実質的な出願費用の大部分をカバーできます。

3

冒認対策商標にも対応

第三者による不正な商標出願(冒認出願)への対抗措置として、冒認対策商標の出願費用も補助対象です。上限30万円と通常商標より低めですが、模倣品・ブランド侵害リスクへの防衛策として活用価値が高い制度です。

4

ジェトロ連携による信頼性の高い支援体制

ジェトロ(日本貿易振興機構)と地域実施機関(いわて産業振興センター)の連携事業であり、海外知財に関する専門的なアドバイスも期待できます。採択後のフォローアップ調査もあり、出願後の知財活用まで継続的な支援が受けられます。

ポイント

本補助金の最大の強みは、海外出願にかかる3大コスト(出願料・代理人費・翻訳費)を包括的にカバーしている点です。特に冒認対策商標への対応は、既に海外で知財リスクに直面している企業にとって即効性のある支援となります。

対象者・申請資格

企業規模要件

  • 中小企業支援法第2条第1項第1号〜第3号に該当する中小企業者であること
  • 個人事業者(法人格なし)も対象に含まれる
  • 中小企業者で構成されるグループ(構成員の2/3以上が中小企業者)も申請可能
  • 地域団体商標の場合は事業協同組合・商工会・商工会議所・NPO法人も対象

地理的要件

  • 岩手県内に主たる事業所を有すること
  • グループ申請の場合もグループ構成員が岩手県内に拠点を持つこと

知財要件

  • 国内で既に出願済みの特許・実用新案・意匠・商標と同一内容を海外出願すること
  • 外国特許庁への出願業務を依頼する国内弁理士等の協力が得られること
  • 自ら現地代理人に直接依頼する場合は同等の書類提出が必要

コンプライアンス要件

  • 暴力団関係企業でないこと
  • 違法・不正行為を行った企業でないこと
  • 事業実施後のフォローアップ調査・査定状況報告書への協力が可能であること

ポイント

申請のカギは「国内出願済みの知財があること」と「国内弁理士の協力体制」の2点です。まだ国内出願をしていない技術・ブランドについては、先に国内出願を完了させてから本補助金に臨む必要があります。

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申請ガイド

1

ステップ1:国内出願の確認と海外出願戦略の策定

海外出願したい特許・実用新案・意匠・商標について、国内出願が完了していることを確認します。出願先の国・地域、出願種別(PCT出願、直接出願等)を弁理士と相談し、戦略を固めましょう。

2

ステップ2:国内弁理士(選任代理人)の確保

外国出願業務を依頼する国内弁理士を選定し、協力体制を整えます。見積書の取得や出願スケジュールの調整もこの段階で行います。

3

ステップ3:jGrantsでの電子申請

jGrants(電子申請システム)上で申請情報を入力します。ただし、jGrants上の入力だけでは申請受付とならない点に要注意です。

4

ステップ4:交付申請書と添付書類の郵送提出

交付申請書および添付書類を、いわて産業振興センターへ郵送で提出します。併せて交付申請書(Word版)をメールでも送付する必要があります。締切厳守(16:00必着)です。

5

ステップ5:採択後の出願実施と実績報告

採択通知を受けたら、計画に沿って海外出願を実施します。出願完了後は実績報告書を提出し、フォローアップ調査にも協力します。

ポイント

最重要の注意点は「jGrants入力+郵送+メール」の三重提出が必要なことです。電子申請だけでは受理されません。弁理士との連携を早期に始め、見積書等の書類準備に十分な時間を確保してください。

審査と成功のコツ

弁理士との早期連携が成否を分ける
本補助金では国内弁理士の協力が必須要件です。採択率を上げるためにも、海外出願の実績が豊富な弁理士を早めに選定し、出願戦略・費用見積・スケジュールを詰めておきましょう。弁理士の選定が遅れると申請書類の質に直結します。
出願先国の優先順位を明確にする
1企業300万円の上限がある以上、全ての国に出願することは困難です。事業戦略上最も重要な市場(主要取引先がある国、模倣品リスクが高い国等)から優先順位をつけ、限られた予算で最大効果を狙いましょう。
冒認リスクの有無を事前チェック
海外で自社ブランドが第三者に商標登録されていないかを事前に調査しましょう。冒認出願が見つかった場合は、通常の商標出願に加えて冒認対策商標としての出願も検討できます。
申請書類の整合性を徹底確認
jGrants入力内容と郵送書類の内容に齟齬がないよう、提出前に弁理士とダブルチェックしてください。特に費用見積額と申請額の整合性は審査で重視されるポイントです。

ポイント

採択の鍵は「海外知財戦略の明確さ」と「弁理士との綿密な連携」です。単なるコスト削減目的ではなく、海外展開における知財保護の必要性を具体的に示せる申請が高評価を得やすい傾向にあります。

対象経費

対象となる経費

外国特許庁出願手数料(5件)
  • 外国特許庁への特許出願手数料
  • 外国特許庁への実用新案出願手数料
  • 外国特許庁への意匠出願手数料
  • 外国特許庁への商標出願手数料
  • 冒認対策商標の出願手数料
代理人費用(3件)
  • 国内弁理士(選任代理人)への報酬・手数料
  • 現地代理人への報酬・手数料
  • 出願手続きに伴う事務手数料
翻訳費用(3件)
  • 出願書類の翻訳費用(明細書・クレーム等)
  • 現地語への翻訳に伴う技術翻訳費
  • 出願に必要な関連書類の翻訳費

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 国内特許庁への出願にかかる費用
  • 出願後の審査請求費用・中間処理費用
  • 特許権・商標権の維持・更新にかかる年金費用
  • 海外出張旅費・渡航費用
  • 出願戦略策定のためのコンサルティング費用(出願業務以外)
  • 国内出願にかかる弁理士費用
  • 出願とは無関係の知財調査費用
  • 補助事業期間外に発生した費用

よくある質問

Q個人事業主でも申請できますか?
A

はい、申請可能です。本補助金の対象は中小企業支援法に定義される中小企業者であり、法人格を有しない個人事業者も含まれます。ただし、岩手県内に主たる事業所を有していること、国内で出願済みの知的財産があること、国内弁理士の協力が得られることが条件です。個人事業主の場合は、確定申告書等で事業規模を証明する書類が必要になる場合がありますので、事前にいわて産業振興センターへ確認することをお勧めします。

QPCT国際出願(特許協力条約に基づく出願)も対象になりますか?
A

PCT国際出願も対象となる可能性がありますが、最終的には各国の特許庁への国内移行手続きが必要です。本補助金は「外国特許庁への出願」にかかる費用を対象としているため、PCTの国際段階の費用と各国移行段階の費用のどちらが対象となるかは、具体的な出願計画に基づいて事前にいわて産業振興センターまたはジェトロに確認してください。弁理士と相談の上、直接出願とPCT出願のどちらが費用対効果が高いかも含めて検討するのが得策です。

Q複数の国に同時に出願する場合、それぞれ別案件として申請できますか?
A

はい、出願先の国・地域ごとに別案件として申請することが可能です。例えば、同一の特許を米国と中国に出願する場合、それぞれ1案件として扱われ、各案件の上限額(特許なら150万円)が適用されます。ただし、1企業あたりの合計上限は300万円(ジェトロと地域実施機関の採択額合計)ですので、出願先の優先順位を明確にした上で計画を立ててください。

Q冒認対策商標とは何ですか?通常の商標出願とどう違いますか?
A

冒認対策商標とは、海外で第三者が無断で自社のブランド名やロゴを商標登録してしまう「冒認出願」に対抗するための商標出願です。通常の商標出願が海外展開に伴う積極的なブランド保護であるのに対し、冒認対策商標は既に発生している不正出願への防衛的な対応です。補助上限額は通常商標の60万円に対して30万円と低めですが、冒認被害の早期対応は事業上極めて重要です。海外で自社ブランドが不正に使用されている場合は、まず弁理士に相談し、冒認の実態を調査した上で本制度の活用を検討してください。

Q申請から採択までどのくらいの期間がかかりますか?
A

本補助金の審査期間は公式には明示されていませんが、一般的にジェトロの外国出願支援事業では申請締切後1〜2ヶ月程度で採択結果が通知されるケースが多いです。申請締切が10月7日であることを考慮すると、11月〜12月頃に採択結果が届く見込みです。採択後は速やかに出願手続きを開始する必要があるため、弁理士との事前準備を万全にしておくことが重要です。

QjGrants以外に郵送とメールも必要なのはなぜですか?
A

本補助金はjGrants(電子申請システム)を利用していますが、jGrants上の入力だけでは正式な申請受付とはなりません。交付申請書および添付書類を郵送で提出し、さらに交付申請書のWord版をメールで送付する必要があります。これはジェトロ・地域実施機関による書類審査の運用上の理由です。三重提出を忘れると申請が無効になるため、チェックリストを作成して漏れなく対応してください。郵送は締切日16:00必着ですので、余裕をもって発送しましょう。

Qグループで申請する場合の条件は何ですか?
A

中小企業者で構成されるグループでの申請も可能です。条件は、グループ構成員のうち中小企業者が3分の2以上を占め、中小企業者の利益となる事業を営んでいることです。グループ申請の場合、1企業あたりではなくグループ全体で300万円の上限が適用される点に注意してください。代表企業がとりまとめて申請を行い、グループ内の各社の出願計画を一括して提出する形が一般的です。各構成員の中小企業要件を証明する書類も必要です。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金はジェトロと地域実施機関(いわて産業振興センター)の連携事業であり、1企業あたりの上限300万円はジェトロと地域実施機関で採択した補助金の合計額である点に注意が必要です。同一の海外出願案件について、他の国・自治体の補助金と二重に助成を受けることは原則としてできません。 ただし、異なる出願案件であれば、他の知財関連補助金との併用が可能な場合があります。例えば、特許出願は本補助金を活用し、別の技術に関する海外展開費用は「ものづくり補助金」のグローバル展開型を活用するといった戦略的な組み合わせが考えられます。 岩手県内の中小企業であれば、いわて産業振興センターが実施する他の支援事業(海外販路開拓支援、技術開発支援等)と組み合わせることで、知財保護から販路開拓まで一貫した海外展開支援を受けられる可能性があります。併用を検討する際は、必ず事前にいわて産業振興センターの担当者に確認してください。

詳細説明

補助金の概要と背景

「中小企業等海外出願・侵害対策支援事業費補助金」は、岩手県内の中小企業が保有する知的財産を海外で保護するための支援制度です。グローバル化が進む中、中小企業の技術やブランドが海外で模倣・侵害されるリスクは年々高まっています。本補助金は、そうしたリスクに対して経済的な障壁を下げ、中小企業の戦略的な海外知財保護を後押しすることを目的としています。

補助内容の詳細

補助率は1/2で、以下の上限額が設定されています。

  • 1企業あたり:300万円以内(ジェトロと地域実施機関の採択額合計)
  • 特許出願:1案件あたり150万円
  • 実用新案・意匠・商標:各1案件あたり60万円
  • 冒認対策商標:1案件あたり30万円

対象となる経費は、外国特許庁への出願手数料、国内・現地代理人費用、翻訳費用の3つです。海外出願にかかる主要コストを広くカバーしている点が特徴です。

対象となる出願種別

本補助金で支援される出願種別は以下の通りです。

  • 特許出願:製品の技術・製造方法等の保護に最適。上限150万円と最も手厚い支援。
  • 実用新案出願:物品の形状・構造等の考案を保護。特許より手続きが簡易。
  • 意匠出願:製品のデザインを保護。模倣品対策に効果的。
  • 商標出願:ブランド名・ロゴの保護。海外展開の基盤となる出願。
  • 冒認対策商標:第三者による不正出願への対抗措置。上限30万円。

申請の流れと注意点

申請にあたっては、jGrants(電子申請システム)での入力に加え、交付申請書と添付書類の郵送提出が必須です。jGrants上の入力だけでは申請受付となりませんので、必ず紙の書類も期限内に郵送してください。さらに、交付申請書のWord版をメールで送付する必要もあります。

提出先は公益財団法人いわて産業振興センター産学連携室です。締切は16:00必着となっているため、郵送の場合は余裕を持った発送が重要です。

申請資格の要点

  • 岩手県内に主たる事業所を有する中小企業者であること
  • 個人事業者も申請可能(法人格不要)
  • 中小企業者で構成されるグループ(2/3以上が中小企業者)も対象
  • 国内弁理士(選任代理人)の協力が得られること
  • 事業実施後のフォローアップ調査に協力できること

活用のポイント

本補助金を最大限活用するためには、出願先国の優先順位付けが極めて重要です。300万円の上限内で最大効果を得るには、以下の観点で出願先を選定しましょう。

  • 主要取引先・販売先がある国:ビジネス上の直接的なリスクが高い
  • 模倣品リスクが高い国:特に中国・東南アジアでのブランド保護
  • 将来の展開計画がある国:先行的な知財確保による参入障壁構築

また、弁理士との連携は早期に開始することをお勧めします。出願戦略の策定から見積書の作成、申請書類の準備まで、弁理士の専門知識が不可欠です。

採択後の義務

採択された場合、計画に沿った海外出願の実施と実績報告が求められます。さらに、フォローアップ調査および査定状況報告書への協力が義務付けられています。これは、補助金の効果測定と今後の制度改善に活用されるものです。出願の進捗状況や権利化の結果について、一定期間報告を続ける必要がある点を予め認識しておきましょう。