テレワーク促進助成金
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
幅広い経費が対象
機器購入(PC・タブレット・周辺機器)から、ソフトウェア購入、VPN構築等の委託費、クラウドサービスのライセンス費用まで、テレワーク環境整備に必要な経費をほぼ網羅しています。「何を買えばいいかわからない」という企業でも、IT導入支援業者と組み合わせた提案が可能です。
上限250万円の高額補助
中小企業が一度のテレワーク導入で実施する環境整備としては十分な上限額です。複数拠点・全社員分の機器整備や、セキュリティ対策まで含めた本格的な環境構築が1回の申請で賄えます。
常時雇用2〜999人が対象
小規模な2人企業から中堅の999人規模まで幅広く対象とする設計で、一般的な「中小企業」定義より広い範囲をカバーしています。スタートアップ・ベンチャーから伝統的な中小製造業まで、多様な業種・規模の企業が活用できます。
東京都の信頼ある運営機関
東京しごと財団(東京都が出資する公益財団法人)が運営する公的助成金で、採択実績・支援ノウハウが豊富です。申請相談窓口も整備されており、初めての助成金申請でも安心して取り組めます。
ポイント
対象者・申請資格
企業規模の要件
- 都内に主たる事業所(本社・主要拠点)を有すること
- 常時雇用する労働者が2人以上999人以下
- 法人・個人事業主のいずれも可
業種・事業内容の要件
- 業種制限は基本的になし(幅広い業種が対象)
- 公序良俗に反する事業を行っていないこと
- 過去に同助成金で不正受給等の問題がないこと
対象外となる主な事業者
- 国・地方公共団体および関連する行政機関
- 常時雇用労働者が1人以下の個人事業主(一人親方等)
- 風俗営業等に係る事業を行う者
- 過去に東京都または東京しごと財団の助成金で不正受給した者
ポイント
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申請ガイド
ステップ1:事前準備(申請の1〜2か月前)
テレワーク実施計画を策定します。「誰が・何日・どこで・どうテレワークするか」を具体的に計画し、必要な機器・サービスを選定。IT支援業者から見積書を取得します。交付決定前の発注は絶対にNG。
ステップ2:申請書類の作成・提出
所定の申請様式に従い、交付申請書・テレワーク実施計画書を作成。決算書・登記簿謄本・見積書・カタログ等を添付して、東京しごと財団の窓口(または電子申請)に提出します。
ステップ3:審査・交付決定(申請後1〜2か月)
財団による書類審査が行われます。審査期間中は問い合わせに対応できるよう担当者を明確にしておきましょう。交付決定通知書を受け取ってから初めて発注・購入が可能になります。
ステップ4:事業実施(交付決定後〜事業完了期限)
交付決定通知書の日付以降に機器を発注・購入・支払いを行います。導入後は設置状況の写真を撮影し記録しておきます。
ステップ5:実績報告(事業完了後30日以内)
実績報告書・テレワーク実施状況報告書・請求書・領収書・振込明細・写真等を提出します。実施した対象経費と実績を書類で証明します。
ステップ6:助成金の受給(実績報告審査後)
財団が実績報告を審査し、適正と認められた経費に対して助成金が振り込まれます。申請から受給まで通常4〜6か月程度かかります。
ポイント
審査と成功のコツ
テレワーク実施計画を具体的に描く
経費の組み合わせで助成額を最大化
申請相談窓口を積極的に活用
証拠書類を漏れなく準備
ポイント
対象経費
対象となる経費
消耗品費(機器購入)(5件)
- テレワーク専用ノートパソコン・デスクトップPC
- タブレット端末
- Webカメラ・ヘッドセット・マイク
- 外付けモニター・キーボード・マウス
- Wi-Fiルーター・無線LAN機器
購入費(ソフトウェア)(3件)
- 業務ソフトウェアのパッケージ購入費
- グループウェア・コラボレーションツールの導入費
- セキュリティソフトのライセンス購入費
委託費(システム構築・導入支援)(4件)
- VPN構築・設定の外部委託費
- リモートデスクトップ環境の構築委託費
- セキュリティポリシー策定・設定委託費
- テレワーク導入コンサルティング費
賃借料(リース・レンタル)(3件)
- テレワーク用パソコン・タブレットのリース料
- サーバー・ネットワーク機器のリース料
- モバイルルーターのレンタル料
使用料(クラウド・ライセンス)(4件)
- Web会議ツールのライセンス費用(Zoom・Teams・Meet等)
- クラウドストレージの利用料(Box・Dropbox等)
- チャット・プロジェクト管理ツールのビジネスプラン費用
- クラウド型グループウェアの月額利用料
対象外の経費
対象外の経費一覧(8件)
- 交付決定前に発注・購入・支払いが完了した経費
- 個人の自宅インターネット回線費用(プロバイダ月額料金)
- スマートフォン本体の購入費(業務専用として認められない場合)
- 汎用的な事務用品(筆記用具・コピー用紙・デスク等)
- 土地・建物の取得費・賃貸料・改修費
- 親会社・関連会社・代表者個人への委託費
- 社員の給与・残業代・人件費
- 既存システムの保守・メンテナンス・更新費用(新規導入でないもの)
よくある質問
Qテレワーク導入が初めてでも申請できますか?
はい、申請可能です。むしろこの助成金はテレワーク環境が整っていない企業の新規導入を後押しするために設けられています。ただし申請時点でテレワーク実施計画を策定している必要があります。「何人の社員が・週何日・どの業務でテレワークするか」を具体的に計画してから申請することが採択の近道です。
Qすでに購入済みのパソコンは助成対象になりますか?
なりません。助成金の大原則として、交付決定前に発注・購入・支払いが完了した経費は対象外です。見積書の取得は問題ありませんが、実際の発注・契約・購入は必ず交付決定通知書を受け取った後に行ってください。この点を見落として失敗する企業が最も多いため、十分ご注意ください。
QZoomやSlackなどの月額クラウドサービスは対象になりますか?
はい、クラウドサービスや業務ソフトウェアのライセンス・使用料は対象経費(使用料)に含まれます。ただし助成対象期間内の費用のみが対象となるため、期間をまたぐサブスクリプションは按分計算が必要な場合があります。申請時に助成対象期間を確認した上で費用を計上してください。
QVPN構築をIT企業に外注した場合の費用は対象ですか?
はい、VPN構築・セキュリティ設定・システム導入支援等の外部委託費(委託費)は対象経費です。ただし委託先との契約書・請求書・領収書の整備が必要です。また親会社・関連会社・代表者個人への委託は対象外となる場合があるため注意が必要です。
Q個人事業主でも申請できますか?
常時雇用する労働者が2人以上であれば個人事業主も申請可能です。ただし一人親方(雇用する従業員がいない方)は対象外です。パート・アルバイトの扱いは雇用保険の加入状況によって変わるため、事前に雇用保険被保険者数を確認しておくことをお勧めします。
Q助成金の受給まで何か月かかりますか?
申請から交付決定まで1〜2か月、交付決定後に機器購入・導入・実績報告を経て、助成金振込まで合計4〜6か月程度かかるのが一般的です。資金繰りの計画に立替払い期間を見込んでおくことが必要です。助成金はあくまで後払いのため、一時的な自己負担が発生します。
QIT導入補助金と同時に申請することはできますか?
同一の経費を複数の補助金・助成金で申請することは禁止されています。ただし異なる経費(例:本助成金でPC購入、IT導入補助金でソフト導入)であれば並行申請が可能な場合があります。申請前に両窓口に確認し、経費の区分けを明確にした計画を立てることを推奨します。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
【IT導入補助金(経済産業省)との関係】 IT導入補助金はソフトウェア・クラウドサービス導入が主な対象で、本助成金と一部対象経費が重複します。同一経費への重複申請は禁止されていますが、異なる経費(例:本助成金でハード購入、IT導入補助金でソフト導入)であれば並行申請できる場合があります。事前に両窓口に確認が必要です。 【厚生労働省「テレワーク促進助成金」との関係】 厚生労働省にも類似名称の助成金が存在しますが、対象経費・要件が異なります。都の制度と国の制度は基本的に別制度として扱われますが、同一経費への二重申請は不可です。複数制度を活用する場合は経費を明確に区分けする計画が必要です。 【小規模事業者持続化補助金・ものづくり補助金との関係】 これらは設備投資全般を対象とする補助金で、テレワーク機器も対象経費に含まれることがあります。ただし同一経費への複数補助は禁止されているため、本助成金と別補助金で対象経費を分けて申請することが基本戦略です。 【組み合わせ活用の基本原則】 複数の補助金・助成金を組み合わせる場合は「経費の二重計上」を絶対に避け、申請ごとに対象経費を明確に区分することが重要です。専門家(中小企業診断士・行政書士)に相談しながら戦略的に活用することを推奨します。
詳細説明
テレワーク促進助成金とは
東京しごと財団が実施する本助成金は、「新しい日常」の働き方であるテレワークの定着・促進を目的に、都内中堅・中小企業のテレワーク環境整備費用を最大250万円補助する制度です。申請期間は2021年5月〜2022年2月(終了済み)ですが、制度設計・経費要件・手続き手順は今後の同種制度を理解する上でも重要な参考情報です。
対象となる企業
- 東京都内に主たる事業所を有する法人または個人事業主
- 常時雇用する労働者が2人以上999人以下
- 業種制限なし(風俗営業等を除く)
「常時雇用」の定義は雇用保険の加入状況で判断されることが多く、パート・アルバイトでも雇用保険に加入していれば含まれる場合があります。申請前に雇用保険被保険者数を確認しておきましょう。
対象経費の詳細
本助成金では以下の5カテゴリの経費が対象となります:
- 消耗品費:テレワーク用PC・タブレット・Webカメラ・ヘッドセット・Wi-Fi機器等の購入費
- 購入費:業務ソフトウェア・グループウェア・セキュリティソフトのパッケージ購入費
- 委託費:VPN構築・リモートデスクトップ環境設定・セキュリティ設計等の外部委託費
- 賃借料:テレワーク機器・サーバーのリース・レンタル費用
- 使用料:Zoom・Teams・クラウドストレージ・チャットツール等のライセンス・月額費用
助成金の仕組み
助成上限額は250万円。助成率は企業規模や要件によって異なりますが、対象経費の50〜75%が補助されます。複数の経費カテゴリを組み合わせることで助成額を最大化することが可能です。
申請の流れ
- ①事前準備:テレワーク実施計画の策定、対象経費の見積書取得(発注はまだNG)
- ②申請書類提出:申請様式・計画書・決算書・見積書等をまとめて提出
- ③審査・交付決定:財団による審査(1〜2か月)後、交付決定通知書を受領
- ④事業実施:交付決定通知書の日付以降に発注・購入・支払いを実施
- ⑤実績報告:事業完了後30日以内に実績報告書・領収書等を提出
- ⑥助成金受給:実績報告の審査完了後に助成金が振り込まれる
よくある失敗パターンと対策
- 交付決定前に発注してしまう:最も多い失敗。交付決定通知書受領後に初めて発注可能。
- 実績報告書類の不備:領収書の名義違い・振込記録不備・写真不足。購入段階から書類を整理する。
- 計画書の抽象性:「テレワークを推進する」では不十分。具体的な人数・日数・実施方法を記載する。
専門家への相談を推奨
申請書類の作成は複雑なため、社会保険労務士・中小企業診断士・行政書士などの専門家に依頼することで採択率が大幅に向上します。特に初めての補助金申請では、専門家費用(助成対象外)を含めてもトータルでメリットが大きいケースがほとんどです。
関連書類・リンク
令和3年12月17日改定_テレワーク促進助成金募集要項(電子申請の手引き).zip
公募要領
令和3年12月17日改定_テレワーク促進助成金支給要綱・支給要領.zip
交付規程
様式第1号-2_事業計画書兼支給申請書・記入例(30人以上999人以下).zip
申請様式
様式第1号-1_事業計画書兼支給申請書・記入例(2人以上30人未満).zip
申請様式
様式第2号_誓約書・記入例.zip
申請様式
様式第4号_変更届出書.zip
申請様式
様式第5号_中止届出書.zip
申請様式
様式第6号_支給申請撤回届出書.zip
申請様式
様式第7-1号-1_実績報告書・記入例(2人以上30人未満).zip
申請様式
様式第7-1号-2_実績報告書・記入例(30人以上999人以下).zip
申請様式
様式第7-2号_テレワーク実施状況(稼働実績)報告書・記入例.zip
申請様式
テレワーク環境構築図の作成例.zip
申請様式
助成対象外経費となる機器等の例.zip
申請様式
よくあるお問い合わせ(FAQ).zip
申請様式