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準備期間の目安: 約45

【北海道】令和3年度_中小企業等海外出願・侵害対策支援事業費補助金(中小企業等外国出願支援事業)

基本情報

補助金額
300万円
補助率: 1/2
0円300万円
募集期間
2021-05-07 〜 2021-06-09
対象地域北海道
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業 / 農業、林業 / 鉱業、採石業、砂利採取業 / 運輸業、郵便業 / 卸売業、小売業 / 金融業、保険業 / 不動産業、物品賃貸業 / 学術研究、専門・技術サービス業 / 宿泊業、飲食サービス業 / 生活関連サービス業、娯楽業 / 教育、学習支援業 / 医療、福祉
使途新たな事業を行いたい / 販路拡大・海外展開をしたい / イベント・事業運営支援がほしい / 事業を引き継ぎたい / 研究開発・実証事業を行いたい / 人材育成を行いたい / 資金繰りを改善したい / 雇用・職場環境を改善したい / 災害(自然災害、感染症等)支援がほしい / 安全・防災対策支援がほしい / まちづくり・地域振興支援がほしい / 設備整備・IT導入をしたい / エコ・SDGs活動支援がほしい / 教育・子育て・少子化支援がほしい / スポーツ・文化支援がほしい

この補助金のまとめ

北海道が実施する「中小企業等海外出願・侵害対策支援事業費補助金」は、北海道内の中小企業(みなし大企業除く)を対象に、外国への知的財産権出願費用の1/2(上限300万円/企業)を補助する制度です。特許150万円、実用新案・意匠・商標各60万円、冒認対策商標30万円の案件別上限が設定されており、対象経費は外国特許庁出願手数料・国内代理人費用・現地代理人費用・翻訳費用です。申請は2021年度で終了していますが、本制度は国(特許庁)と都道府県の連携事業として毎年継続的に実施されており、次年度の公募情報を確認することが重要です。北海道は食品・農業・観光・製造業など多様な産業が集積しており、地域ブランドや技術特許を海外展開する際の知財保護ニーズが高まっています。コンサルタント視点では、北海道ブランドの食品・農産品の輸出拡大を目指す企業にとって、商標・冒認対策商標の出願が特に重要であり、本補助金を活用した知財戦略の構築を優先的に検討すべきです。

この補助金の特徴

1

補助率1/2・1企業最大300万円の明快な補助設計

出願費用の半額、最大300万円を補助します。特許(150万円)・商標(60万円)等を組み合わせて上限300万円まで申請でき、北海道産品の輸出戦略に沿った知財ポートフォリオを低コストで整備できます。複数の権利種別・複数国への同時申請も可能です。

2

北海道ブランドの海外保護に直結する制度

北海道は「北海道産」ブランドが国内外で高い認知度を持ち、食品・農産物の海外輸出が増加しています。本補助金を活用して商標権・地理的表示等を海外で保護することは、海外バイヤーとの取引交渉での信頼性向上やブランド模倣品への対抗手段として直接的な価値を持ちます。

3

冒認対策商標で北海道ブランドを守る

中国や東南アジアでは、有名な地域ブランドの商標が第三者に先取り登録される「冒認商標」問題が深刻です。北海道食品・農産品の輸出企業にとって、冒認対策商標(上限30万円)の出願は緊急性の高い知財課題です。本補助金を活用して早期に対策を講じることをお勧めします。

4

国・道の連携による毎年継続の安定制度

本補助金は特許庁(国)と北海道の連携事業として毎年継続して実施されています。年度ごとに公募されるため、今年度の申請を逃しても次年度以降に申請できる安定的な制度です。今から準備(国内出願・弁理士連携・事業計画作成)を進めることで次年度の確実な申請につなげられます。

ポイント

北海道での本補助金の最大活用法は「食品・農産品の海外展開に伴う商標・冒認対策商標の出願」です。北海道ブランドの価値保護という観点から、特許だけでなく商標・意匠の海外保護が競争優位の維持に直結します。弁理士と「北海道ブランド保護のための知財地図」を作成し、優先順位をつけた出願計画を策定してください。

対象者・申請資格

基本要件

  • 中小企業基本法に定める中小企業の規模要件を満たすこと
  • みなし大企業(大企業が実質的に支配する中小企業)に該当しないこと
  • 北海道内に本社または主要事業所を置くこと

出願要件

  • 日本国特許庁(JPO)への国内出願が完了していること
  • 国内出願を基礎として外国出願を予定していること
  • 外国で権利取得後の事業展開計画があること

対象権利種別

  • 特許権・実用新案権・意匠権・商標権・冒認対策商標

ポイント

みなし大企業非該当の確認が最初の重要ステップです。親会社・関連会社の資本関係を整理し、中小企業庁が公表する中小企業・小規模企業者の定義と照合してください。また「国内出願済み」が出願要件の基礎となるため、まだ国内出願していない技術・ブランドについては先行して国内出願することが優先事項です。

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申請ガイド

1

STEP1: 中小企業要件・みなし大企業非該当の確認

自社の資本金・従業員数・株主構成を確認し、中小企業基本法の要件を満たすことを確認します。

2

STEP2: 国内出願の完了確認と弁理士連携

日本国特許庁への出願が完了していることを確認し、弁理士と外国出願計画・費用見積もりを策定します。

3

STEP3: 事業展開計画の作成

外国での権利取得後の活用計画(輸出・現地販売・ライセンス・海外バイヤー対応等)を具体的に作成します。特に北海道産品の輸出戦略や海外取引の具体的な見通しを記載することが評価につながります。

4

STEP4: 申請書類の作成・提出

北海道の公募要領に従い申請書類を整備し、申請期間内(通常5〜6月)に北海道経済部の担当窓口に提出します。

5

STEP5: 交付決定後に出願・精算

交付決定通知を受けてから弁理士への正式発注・費用支払いを行い、実績報告書で精算します。

ポイント

北海道での申請で注意すべきは「事業展開計画の地域性と具体性」です。「なぜ北海道の事業者として海外知財保護が必要か」という観点から、輸出実績・海外バイヤーとの関係・輸出先での競合状況などを具体的に記載することで採択評価が高まります。食品・農産品輸出の場合は商圏の具体的な情報(輸出先国・取引先等)を盛り込んでください。

審査と成功のコツ

北海道産品輸出の知財リスクを整理する
本補助金申請前に、自社の製品・ブランド・技術について「海外展開した場合の知財リスク」を弁理士と棚卸しすることをお勧めします。冒認リスクの高い国(中国・韓国・東南アジア等)から優先的に対策することが費用対効果の高い知財戦略です。
PCT出願で複数国への効率的な特許取得
技術特許の海外展開には、PCT(特許協力条約)出願が有効です。1回の出願手続きで複数国への出願を確保できるため、補助金との組み合わせで費用対効果が最大化します。北海道の食品技術・農業技術の特許保護には特に有効です。
北海道の支援機関を積極活用する
北海道には公益財団法人北海道中小企業総合支援センターや北海道知的財産総合支援センター(北海道よろず支援拠点)など、知財・海外展開支援の専門機関が存在します。補助金申請の事前相談先として活用し、弁理士紹介・費用見積もり支援等のサービスを積極的に利用してください。

ポイント

北海道での採択成功の鍵は「北海道産品・技術の海外展開という文脈での知財保護の必要性」を明確に説明することです。地域ブランド保護・輸出促進という文脈で補助金の必要性を訴求することが、審査員の共感を得やすいアプローチです。弁理士との連携強化と、道の支援機関への事前相談を積極的に行ってください。

対象経費

対象となる経費

外国特許庁出願手数料(3件)
  • 各国特許庁への出願手数料
  • PCT国際出願手数料
  • 各国移行手数料
国内代理人費用(2件)
  • 国内弁理士への外国出願委任費用
  • PCT出願の国内代理人費用
現地代理人費用(2件)
  • 出願先国の現地弁護士・弁理士への委任費用
  • 現地代理人による手続き補助費用
翻訳費用(3件)
  • 特許明細書・クレームの外国語翻訳費用
  • 意匠・商標出願書類の翻訳費用
  • PCT出願に伴う翻訳費用

対象外の経費

対象外の経費一覧(6件)
  • 補助金交付決定前に発注・契約・支払いした経費
  • みなし大企業として判定された場合の全費用
  • 外国出願を伴わない国内出願のみの費用
  • 特許権・商標権等の維持年金・更新費用
  • 知財調査・コンサルティング費用(出願に直接関係しないもの)
  • 訴訟・無効審判等の争訟費用

よくある質問

Q北海道外にも事業所がある場合でも申請できますか?
A

本社または主要事業所が北海道内にあれば申請できる可能性があります。ただし「北海道内の中小企業」の定義については公募要領を確認し、必要に応じて北海道経済部の担当窓口に事前確認することをお勧めします。

Q北海道の農産物・食品の商標を中国に出願する場合はいくら補助されますか?
A

商標の案件上限は1件60万円(冒認対策商標は30万円)です。中国への商標出願費用(特許庁手数料+現地代理人費用+翻訳費用)の1/2が補助されます。中国商標の場合、類似の商標がないか事前調査(商標サーチ)も重要であり、その費用が補助対象になるかどうかも事前に確認してください。

Q今年度の申請期間は終了していますが、来年度はいつ公募されますか?
A

本補助金は例年5〜6月頃に公募されます(令和3年度は5月7日〜6月9日)。北海道経済部中小企業課または北海道の補助金情報ポータル、あるいは特許庁の中小企業知財支援施策ページを定期的に確認することをお勧めします。来年度公募に向けた今からの準備(国内出願・弁理士連携・事業計画作成)を始めておくことが重要です。

Q同一の知的財産権について、複数年度に分けて補助を受けられますか?
A

同一の権利(同一出願)への重複申請は対象外です。ただし、異なる年度に異なる権利種別・異なる出願先国への出願費用について申請する場合は、対象となる可能性があります。具体的なケースについては北海道の担当窓口に確認してください。

Q弁理士費用の領収書がない場合はどうすればよいですか?
A

実績報告時には、原則として支払いを証明する書類(請求書・領収書・振込明細等)が必要です。弁理士事務所から正式な領収書または請求書を取得し、支払い記録(通帳のコピー・振込確認書等)を保管してください。領収書の形式については事前に担当窓口に確認することをお勧めします。

Q補助金は分割で受け取れますか?
A

一般的に補助金は実績精算の後払いで、一括支払いが基本です。出願費用を先に自社で立て替えて支払い、実績報告後に補助金が振り込まれます。資金繰りの観点から、立替資金の確保が必要です。日本政策金融公庫等の融資制度との組み合わせも検討してください。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は外国出願費用の補助であり、雇用・設備投資・販路開拓等の他分野の補助金との併用は基本的に可能です。ただし同一の出願費用に対して他の補助金と重複して受給することは認められません。北海道内では、北海道中小企業総合支援センターや各市町村の産業振興補助金が別途設けられている場合があり、対象経費が重複しない範囲での組み合わせ活用を検討してください。また、北海道の農産品・食品輸出支援については、農林水産省の農林水産物・食品輸出促進対策補助金との組み合わせも検討価値があります(対象経費が異なる場合)。JETROの輸出支援サービス・展示会出展支援等は本補助金と性格が異なるため、組み合わせ活用が可能です。具体的な併用可否については、北海道経済部の担当窓口に確認してください。

詳細説明

制度の概要

北海道「中小企業等海外出願・侵害対策支援事業費補助金」は、北海道内の中小企業が保有する技術・ブランドを海外で知的財産権として保護するための外国出願費用を補助する制度です。補助率1/2、1企業当たり上限300万円という標準的な支援水準であり、国(特許庁)と北海道が連携して毎年実施しています。

補助対象の権利種別と案件上限

  • 特許: 1案件あたり上限150万円
  • 実用新案・意匠・商標: 各1案件あたり上限60万円
  • 冒認対策商標: 1案件あたり上限30万円

北海道の産業特性と知財保護ニーズ

北海道は農業・漁業・食品加工・観光など多様な産業を有し、「北海道産」ブランドは国内外で高い認知度を誇ります。海外輸出の拡大に伴い、商標権・冒認対策商標の海外保護ニーズが急速に高まっています。特に中国・香港・台湾・東南アジア向けの食品輸出においては、商標の冒認登録リスクが高く、早期の知財対策が不可欠です。

対象経費

  • 外国特許庁出願手数料
  • 国内代理人費用
  • 現地代理人費用
  • 翻訳費用

支援機関の活用

北海道内には知財・海外展開支援の専門機関が複数あります。北海道知的財産総合支援センター(北海道よろず支援拠点)では、弁理士による無料相談・補助金申請支援が受けられます。申請前に専門家に相談することで、出願戦略の精度と採択率を高めることができます。

次年度申請に向けた準備事項

  • 国内特許・商標の出願状況の棚卸し
  • 弁理士との連携・出願先国の選定
  • 海外輸出・事業展開計画の文書化
  • 費用見積もりの事前取得