【にいがた産業創造機構】令和2年度イノベーション推進事業
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
イノベーション・新事業展開に特化した助成
単なる設備投資や既存事業の拡大ではなく、「新事業展開」や「有望な産業分野への進出」という革新的な取り組みが対象です。新潟県の産業高度化・新産業創出という政策目的に合致した計画が評価されます。
交付決定日から1年間の助成対象期間
助成対象期間は交付決定日から1年間と明確に設定されており、その期間内に実施する試作・開発・市場調査等の費用が対象となります。1年間の事業スケジュールを具体的に設計した計画書が求められます。
にいがた産業創造機構(NICO)が運営する地域密着型支援
NICOは新潟県の産業支援機関として、採択後も経営相談・販路開拓・資金調達支援等の伴走支援を行います。単なる助成金受給にとどまらず、NICOのネットワーク・支援機能を活用した事業化加速が可能です。
競争的選抜制度による質の高い採択
申請期間が1カ月程度と短く、選抜型の制度です。採択される事業計画は高い成長性・革新性を持つものに絞られるため、採択実績そのものが事業の信頼性証明となり、その後の資金調達・販路開拓にもプラスに働きます。
ポイント
対象者・申請資格
企業要件
- 新潟県内に主たる事業所を有する中小企業・ベンチャー企業であること
- 新潟県経済を担う成長可能性のある事業を営んでいること、または新たに展開しようとしていること
事業要件
- 新事業展開や有望な産業分野への進出に向けた革新的な事業計画であること
- 「大きく成長する可能性」を示せる市場規模・成長性のある事業であること
- 実現可能性のある具体的な事業計画があること
対象事業の例
- 新製品・新技術の開発・試作
- 新市場への参入に向けた市場調査・実証実験
- 異業種への事業展開
- IoT・AI・ものづくり技術を活用した革新的サービスの開発
除外要件
- 既存事業の単なる拡大・維持が目的の事業
- 公序良俗に反する事業
- 事業化の見込みが具体的でない研究・調査
ポイント
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申請ガイド
ステップ1:事業アイデアの構想と市場調査
新事業のアイデアを具体化し、ターゲット市場の規模・競合状況・自社の競争優位性を調査します。
ステップ2:NICOへの事前相談
にいがた産業創造機構(025-246-0051)のビジネスプランナーに事業計画の方向性を相談し、採択要件への適合性・計画書の改善点についてアドバイスを受けます。
ステップ3:事業計画書の作成
新事業の概要・市場規模・競合分析・収益計画・実施スケジュール(1年間)・助成対象経費の内訳を記載した事業計画書を作成します。
ステップ4:申請書類の準備
申請書・事業計画書・会社概要・財務諸表等の申請書類一式を準備します。
ステップ5:申請書の提出
申請期間(2020年5月13日〜6月15日)内にNICOへ申請書類を提出します。
ステップ6:審査・採択通知
書類審査・プレゼンテーション審査等を経て採択結果が通知されます。
ステップ7:事業実施・実績報告
採択・交付決定後に事業を実施し、1年間の助成対象期間終了後に実績報告書を提出して助成金を受領します。
ポイント
審査と成功のコツ
「大きく成長する可能性」の数値的裏付け
イノベーション性と実現可能性のバランス
1年間の事業スケジュールの具体性
NICOのビジネスプランナーとの連携
ポイント
対象経費
対象となる経費
試作・開発費(3件)
- 新製品・新サービスの試作費
- 試作品の材料費・部品費
- 外注試作費
調査・研究費(4件)
- 市場調査費
- 競合調査・分析費
- 技術調査費
- 実証実験費
設備・機器費(2件)
- 開発専用機器・設備の購入費(助成対象期間内に使用するもの)
- 測定器・試験装置の購入費
委託費(3件)
- 専門家への技術開発委託費
- 市場調査委託費
- デザイン・UI開発委託費
その他事業化関連費(3件)
- 特許・知財関連費用
- 展示会・商談会出展費(新事業のテスト目的)
- 事業化に向けた専門家コンサルティング費
対象外の経費
対象外の経費一覧(7件)
- 既存事業の運転資金・仕入費
- 人件費(役員・従業員の給与)
- 土地・建物の取得費
- 交際費・接待費
- 消費税(課税事業者の場合)
- 助成対象期間(交付決定から1年間)外の経費
- NICOが不適切と判断した経費
よくある質問
Q「新事業展開」の定義を教えてください。既存事業の改良でも対象になりますか?
NICOが求める「新事業展開」は、既存事業の延長線上にない新たな市場・顧客・技術・ビジネスモデルへの挑戦を指します。既存製品の小改良や既存顧客向けの追加サービスは「新事業」として認められない場合があります。一方、既存技術を全く新しい用途・市場に応用する場合は「新事業」として評価されます。自社の計画がどのカテゴリに該当するかは、事前にNICOのビジネスプランナー(025-246-0051)に相談することを推奨します。
Q助成対象期間(1年間)内に事業化(売上)まで達成しなければなりませんか?
1年間の助成対象期間内に「事業化(売上達成)」が必須条件かどうかは、公募要領の詳細要件によります。一般的にこの種の助成金では、1年間は試作・開発・市場調査等の「事業化に向けた準備」が対象であり、売上達成までは求められないケースが多いです。詳細はNICO(025-246-0051)に確認することを推奨します。
Q新潟県外の企業が新潟県に進出する場合でも申請できますか?
本事業は新潟県内に主たる事業所を有する企業が対象です。県外企業が新潟県に進出する場合は、原則として新潟県内に事業所を設立した後に申請することが必要です。新潟県への企業誘致・進出支援については別途NICOや新潟県の企業立地支援制度を確認することを推奨します。
Qスタートアップ・創業間もない企業でも申請できますか?
創業間もない企業でも申請できる可能性がありますが、「事業化の実現可能性」を示すために、技術・人材・資金等の自社リソースを明確に示すことが求められます。財務諸表が少ない創業初期の企業は、事業計画の説得力を高めるための準備が特に重要です。NICOのビジネスプランナーへの相談を通じて、採択可能性と計画書の改善方法を確認することを推奨します。
Q助成対象となる経費の例を教えてください。
主な助成対象経費は試作・開発費(試作品の材料費・外注費)、市場調査費(調査委託費・展示会出展費)、専門家コンサルティング費、開発専用機器・設備の購入費(助成対象期間内に使用するもの)等です。人件費・運転資金・交際費・消費税は一般的に対象外です。詳細はNICO(025-246-0051)に確認するか、公募要領を参照してください。
Q申請から採択通知まで、どのくらいの期間がかかりますか?
申請期間終了(6月15日)後、書類審査・プレゼンテーション審査等を経て採択通知が届くまで、一般的に1〜2カ月程度かかるケースが多いです。交付決定後に助成対象期間(1年間)が始まるため、採択通知から交付決定まで追加の時間がかかることも考慮に入れて事業計画を設計することを推奨します。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
にいがた産業創造機構のイノベーション推進事業と国の補助金との併用は、同一経費への重複でなければ可能です。代表的な組み合わせ戦略として、本助成金で初年度の試作・市場調査費を賄い、翌年度に中小企業庁の「ものづくり補助金」(製品開発・設備投資)や「小規模事業者持続化補助金」(販路開拓)を申請するという段階的な活用が有効です。 NICOが運営する他の支援メニュー(販路開拓支援・専門家派遣等)との組み合わせも積極的に活用すべきです。これらはNICOのネットワーク内での支援であるため、助成金受給者は優先的にアクセスできる場合があります。 融資との組み合わせについては、日本政策金融公庫の「新事業活動促進資金」やNICOが連携する地域金融機関の創業・新事業向け融資と組み合わせることで、助成金の補助対象外経費(人件費・運転資金等)を補填する資金調達戦略が現実的です。 新潟県の他の支援制度(新潟県の産業振興補助金等)との重複については、担当窓口(NICO:025-246-0051)に個別確認することを推奨します。
詳細説明
にいがた産業創造機構 イノベーション推進事業とは
本事業は、新潟県の産業支援機関であるにいがた産業創造機構(NICO)が実施する助成制度で、新潟県経済の発展を担う「大きく成長する可能性のある新事業展開」や「有望な産業分野への進出」に向けた事業計画に対して経費を助成します。単なる設備投資や既存事業の拡大ではなく、イノベーションを伴う革新的な事業展開を支援する競争的選抜型の制度です。
本事業が対象とする「イノベーション」とは
NICOが求める「イノベーション」とは、既存事業の延長線上にない新たな価値創造を指します。具体的には以下のような事業が対象です。
- 新製品・新技術の開発:自社の技術・ノウハウを活用した新製品の試作・開発
- 新市場への参入:既存事業とは異なる市場・顧客層へのアプローチ
- 異業種への事業展開:製造業からサービス業への展開等、業種の壁を超えた事業
- 先端技術の事業応用:IoT・AI・バイオテクノロジー等の先端技術を活用した新事業
助成の仕組み
助成対象期間は交付決定日から1年間です。この期間内に実施する試作・開発・市場調査・実証実験・設備導入等の費用が対象となります。補助率・上限額については公募要領の最新情報を確認してください。
採択審査のポイント
審査では「革新性」「成長性」「実現可能性」の三点が評価軸となります。
- 革新性:既存事業との差別化、新たな価値の創出
- 成長性:市場規模・成長率・競合優位性の定量的根拠
- 実現可能性:自社の強み・リソース・1年間の実行計画の具体性
NICOの伴走支援の活用
採択後はNICOのビジネスプランナー・専門家ネットワーク・販路開拓支援・資金調達支援等の伴走サービスを活用できます。助成金受給にとどまらず、NICOのエコシステムを最大限活用することが事業化成功の鍵です。