令和2年度滋賀県中小企業新技術開発プロジェクト補助金(2次募集)
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
補助対象の幅広さ
調査研究・研究開発・試作開発の3段階すべてが対象。アイデア段階から試作品完成まで、開発フェーズに応じた費用を補助します。
多業種対応
製造業・情報通信業・建設業・医療福祉・農林業など15業種以上が対象。滋賀県内の幅広い産業分野で活用可能です。
高付加価値化を直接支援
既存製品の機能向上や差別化だけでなく、全く新しい技術領域への進出も支援対象。新産業創造に向けた挑戦的な開発を後押しします。
滋賀県産業との親和性
琵琶湖環境保全技術、電子部品・精密機械、環境配慮型素材など、県内産業の強みを活かした開発テーマとの相性が良好です。
2次募集での再挑戦機会
1次募集で申請できなかった事業者も2次募集で応募可能。より多くの企業に技術開発支援の門戸が開かれています。
ポイント
対象者・申請資格
企業規模・所在地
- 滋賀県内に主たる事業所を有する中小企業者であること
- 中小企業基本法に定める中小企業者の規模要件を満たすこと
- 個人事業主・法人いずれも対象(業種により規模基準が異なる)
開発内容
- 新製品または新技術の開発に関する事業であること
- 調査研究・研究開発・試作開発のいずれかに該当すること
- 既存製品の単純な改良や量産化は対象外
申請者要件
- 県税の滞納がないこと
- 過去に同補助金で採択された場合、適切に実施・完了していること
- 暴力団等反社会的勢力との関係がないこと
対象業種
製造業/情報通信業/建設業/電気ガス水道業/運輸業/金融業/不動産業/学術研究・専門技術サービス業/宿泊・飲食サービス業/生活関連サービス業/教育・学習支援業/医療・福祉/漁業/農林業/鉱業
ポイント
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申請ガイド
ステップ1:募集要領の入手と確認
滋賀県商工観光労働部モノづくり振興課(TEL:077-528-3794)または県公式サイトから募集要領・申請書類一式を入手。補助対象経費の範囲や審査基準を熟読します。
ステップ2:開発計画の策定
開発する新製品・新技術の概要、技術的新規性、市場性・事業化見通しを整理します。特に「既存技術との差異」と「滋賀県産業への貢献」を明確にすることが重要です。
ステップ3:申請書類の作成
事業計画書(開発概要・目標・スケジュール・収支計画)、会社概要、決算書等の必要書類を準備します。数値根拠を含む説得力ある計画書作成が採択率向上につながります。
ステップ4:申請書の提出
2020年8月19日(水)の締切までに、滋賀県モノづくり振興課へ郵送または持参で提出。提出前にチェックリストで書類の不足がないか確認します。
ステップ5:審査・採択通知
書類審査・ヒアリング審査を経て採択結果が通知されます。ヒアリングに備え、開発内容を口頭で簡潔に説明できる準備をしておきましょう。
ポイント
審査と成功のコツ
技術的新規性の明確な説明
滋賀県産業への貢献を強調
実現可能な開発計画
事業化・収益化の見通し
補助対象経費の適切な設定
ポイント
対象経費
対象となる経費
研究開発費(人件費)(3件)
- 研究担当者の人件費(直接従事分)
- 研究補助員の賃金
- 研究プロジェクト専任スタッフの給与
設備・機器費(4件)
- 試験・測定機器の購入費
- 試作品製作用設備の購入費
- 研究用ソフトウェアのライセンス費
- 研究専用パソコン・周辺機器
材料・消耗品費(3件)
- 試作品製作用原材料費
- 実験・試験用消耗品費
- 試作品部品・部材の購入費
外注・委託費(3件)
- 試験・分析の外部委託費
- 試作品製作の外部委託費
- 技術的課題に関する専門家への委託費
知的財産関連費(3件)
- 特許出願手数料
- 特許調査費用
- 技術的専門書・文献の購入費
旅費・交通費(3件)
- 技術調査・展示会視察の交通費
- 共同研究先への出張旅費
- 技術セミナー参加のための旅費
対象外の経費
対象外の経費一覧(8件)
- 既存製品の単純改良・マイナーチェンジに要する費用
- 量産化・製造ライン整備のための設備投資
- 販売促進・マーケティング活動費用
- 不動産取得費・建物建設費
- 汎用性の高い事務用機器(研究専用でないもの)
- 補助事業期間外に発生した経費
- 他の補助金・助成金との重複補助となる経費
- 消費税(課税事業者の場合)
よくある質問
Q滋賀県外に本社がある企業でも申請できますか?
原則として、滋賀県内に主たる事業所(本社または主要な開発拠点)を有する中小企業者が対象です。本社が県外でも、滋賀県内に実質的な開発拠点・工場等を有していれば対象となる場合がありますが、詳細はモノづくり振興課(077-528-3794)に事前確認することを強くお勧めします。申請前の段階から相談に応じてもらえるため、要件の確認漏れを防ぐためにも早期連絡が重要です。
Q調査研究段階でも申請できますか?製品化の見通しがまだ不確かでも問題ありませんか?
調査研究は補助対象に明記されており、製品化の見通しが完全に確立していない初期段階でも申請可能です。ただし、審査では「なぜその調査研究が必要か」「調査結果を次のどのような開発につなげるか」という将来的な事業化への道筋が評価されます。現時点での不確実性は認められますが、仮説と検証アプローチを明確に記述し、開発の方向性を説得力を持って説明することが採択のポイントです。
Q補助率と補助上限額はどのくらいですか?
具体的な補助率・補助上限額は募集年度・条件により異なります。一般的に滋賀県の同様の補助金では補助率1/2以内、補助上限額数百万円程度の設定が多いですが、令和2年度の正確な金額については、滋賀県モノづくり振興課から入手できる募集要領で必ず確認してください。TEL:077-528-3794にてお気軽にお問い合わせいただけます。
Q大学や研究機関との共同研究の場合も対象になりますか?
中小企業者が主体となって実施する共同研究・産学連携プロジェクトは、一般的に補助対象として認められます。むしろ大学・公設試験研究機関との連携は技術開発の信頼性・専門性を高める要素として評価される場合があります。ただし、補助金の受給主体は中小企業者である必要があり、大学等への外注・委託費として経費を計上する形が一般的です。共同研究の形態については事前に担当課へご確認ください。
Qものづくり補助金と同時申請・重複受給は可能ですか?
同一の開発事業・同一経費に対して複数の補助金を重複受給することは原則禁止されています。ただし、開発フェーズや対象経費が異なる場合は、複数の補助金を時期をずらして活用することが可能です。例えば、本補助金で研究開発段階の経費を補助してもらい、その後のものづくり補助金で設備投資・量産化を支援してもらうという組み合わせは有効な戦略です。具体的な組み合わせについては各補助金担当窓口にご相談ください。
Q申請書類の作成で特に注意すべき点はどこですか?
最も重要なのは「技術的新規性の説明」です。既存技術・競合製品との比較を具体的に示し、何が革新的なのかを審査員が理解できるように記述することが採択率を大きく左右します。次に「事業化の見通し」として、開発成功後の市場投入計画・売上予測を数値で示すことが重要です。また「補助対象経費の妥当性」として、各経費の必要性と金額の根拠を明確にすることも審査で確認されます。書類作成前に担当課へ相談し、審査のポイントを直接確認することを推奨します。
Q過去に採択された実績がなくても申請できますか?また採択後の報告義務はありますか?
過去の採択実績がなくても申請は可能で、初回申請者も審査は同条件です。むしろ過去の実績よりも申請内容の技術的新規性と事業性が重視されます。採択後の報告義務については、補助事業完了後に実績報告書(開発内容・経費実績・成果等)の提出が必要です。また補助金の性格上、一定期間内に成果の公表や事業化への取り組みが求められる場合があります。報告義務の詳細は交付決定時に説明されます。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
本補助金は研究開発段階を支援するため、開発後の事業化フェーズを支援する他の補助金・助成金との組み合わせが効果的です。 【開発後の事業化支援との組み合わせ】 ものづくり補助金(経済産業省)は設備投資を伴う試作・量産化フェーズをカバーするため、本補助金で基礎開発を行った後にものづくり補助金で量産体制を整備するという2段階活用が可能です。 【滋賀県内支援策との組み合わせ】 滋賀県産業支援プラザが提供する専門家派遣・技術支援サービスや、公益財団法人滋賀県産業支援プラザの経営革新支援と組み合わせることで、技術開発から事業計画策定まで一貫したサポートが受けられます。 【国補助金との役割分担】 NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)やJST(科学技術振興機構)の研究開発助成は大型案件向けですが、本補助金で実績を積んだ後に大型国家プロジェクトへの参画を目指すステップアップ戦略も有効です。 【注意事項】 同一開発事業に対する複数補助金の重複受給は原則禁止です。補助対象経費の費目が重複しないよう、各補助金の対象範囲を確認した上で組み合わせを設計してください。
詳細説明
補助金の概要と背景
令和2年度滋賀県中小企業新技術開発プロジェクト補助金(2次募集)は、滋賀県内の中小企業が持つ技術力・創造力を活かした新製品・新技術の開発を支援する県独自の助成制度です。製品の高付加価値化、新分野への進出、新産業の創造等を目指す挑戦的な開発プロジェクトを県が財政的に支援します。
滋賀県は琵琶湖を抱える環境先進地域として、環境技術・省エネ技術の開発を強みとするほか、湖南・湖東地域には電子部品・精密機械・化学品メーカーが集積し、東近江地域には多様な中小製造業が根付いています。これら地域産業の競争力をさらに高めるため、本補助金は技術革新の初期段階から継続的な支援を提供します。
補助対象事業の詳細
本補助金では以下の3種類の開発活動が対象となります:
- 調査研究:新製品・新技術の実現可能性を検討するための文献調査、市場調査、基礎実験など
- 研究開発:新技術の原理検証、要素技術の開発、実験・試験による技術確認など
- 試作開発:研究開発の成果を基にした試作品の製作・評価・改良など
開発の技術的新規性が重要な審査ポイントとなるため、既存技術との差異を明確に示す必要があります。
滋賀県産業との親和性
本補助金は特定業種を優遇するものではありませんが、以下のような滋賀県の産業特性を持つ企業にとって特に活用価値が高いと考えられます:
- 環境・省エネ技術:琵琶湖の水質保全技術、排水処理技術、省エネ製造プロセスの開発
- 電子部品・精密機械:湖南・湖東地域に集積する電子部品メーカーによる次世代デバイス開発
- 食品・農業技術:近江牛・近江米など地域農産物の高付加価値化技術、スマート農業機器の開発
- 医療・福祉機器:高齢化対応製品、リハビリ支援機器、介護ロボットなどの開発
- IoT・AI応用:中小製造業向けの生産管理システム、品質検査AIなどのデジタル化技術
申請から採択までのプロセス
本補助金の申請から採択までのプロセスは以下の通りです:
- 応募受付期間:2020年7月17日(金)〜2020年8月19日(水)
- 書類審査:提出書類に基づく事務局による審査
- ヒアリング審査:審査委員会によるプレゼンテーション審査(一部申請者)
- 採択通知:審査結果の通知(採択・不採択)
- 交付申請・決定:採択後に交付申請書を提出し、補助金の交付決定を受ける
- 事業実施・報告:補助事業期間内に開発を実施し、完了後に実績報告書を提出
申請書類の準備ポイント
採択率を高めるための申請書類作成のポイントを解説します:
- 技術的新規性の説明:競合製品・既存技術との比較表を用い、何が新しいのかを視覚的に説明する
- 開発体制の明示:社内の研究開発担当者の専門性、保有設備、外部連携機関(大学・研究機関等)を明記する
- 事業化計画の具体性:開発成功後の製品化スケジュール、ターゲット市場、売上見込みを数値で示す
- 経費の妥当性:各補助対象経費の必要性・金額の根拠を明確に記述する
- 地域貢献の可視化:地域雇用への効果、滋賀県産業への波及効果を具体的に記載する
問い合わせ先
本補助金に関するご相談・お問い合わせは下記へご連絡ください:
- 担当窓口:滋賀県商工観光労働部モノづくり振興課
- 電話番号:077-528-3794
- 受付時間:平日9:00〜17:00(土日祝日・年末年始を除く)
申請内容の相談や書類の事前確認についても対応していますので、締切直前ではなく余裕を持って早めにご相談ください。