募集終了全国対象
やや難しい
準備期間の目安: 約21

【大分県医療ロボット・機器産業協議会】新型コロナウイルス感染症対応医工連携医療関連機器等研究開発推進事業費補助金

基本情報

補助金額
金額未定
募集期間
2020-09-06 〜 2020-10-09
対象地域日本全国
対象業種製造業 / 情報通信業
使途新たな事業を行いたい / 販路拡大・海外展開をしたい / イベント・事業運営支援がほしい / 事業を引き継ぎたい / 研究開発・実証事業を行いたい / 人材育成を行いたい / 資金繰りを改善したい / 雇用・職場環境を改善したい / 災害(自然災害、感染症等)支援がほしい / 安全・防災対策支援がほしい / まちづくり・地域振興支援がほしい / 設備整備・IT導入をしたい / エコ・SDGs活動支援がほしい / 教育・子育て・少子化支援がほしい / スポーツ・文化支援がほしい

この補助金のまとめ

大分県医療ロボット・機器産業協議会の会員企業を対象に、新型コロナウイルス感染症対策に資する医療機器・ソフトウェアの研究開発を支援する補助金です。補助率は2/3以内、上限400万円と中小企業にとって手厚い支援内容となっています。単独の製造業・IT企業ではなく、大学や医療機関との「医工連携」が必須要件である点が最大の特徴です。コロナ禍の「新たな日常」に対応した製品開発に取り組む企業にとって、開発資金の約67%を確保できる実質的な支援となります。採択予定は4件程度と競争率が高いため、差別化された技術提案と医療機関との強固な連携体制の構築が採択の鍵を握ります。申請期間は2020年9月6日〜10月9日と短期間のため、迅速な準備が求められます。

この補助金の特徴

1

医工連携が前提の研究開発支援

大学・医療機関等との連携が申請要件として設定されており、単独での申請は不可です。製造業とIT・情報通信業が連携するケースも想定されており、既存の医療機関ネットワークを活用できる企業が有利です。医療現場のニーズを直接把握した開発が可能となるため、実用化・製品化への近道にもなります。

2

高い補助率と明確な上限設定

補助率2/3以内、上限400万円という設定は、中小企業の研究開発投資としては非常に手厚い水準です。自己負担は総開発費の約1/3で済むため、リスクを抑えながら新製品・新技術の開発に着手できます。採択件数が4件程度と限定されていますが、1件あたりの支援額が大きい点が魅力です。

3

コロナ対策と「新たな日常」の2軸の開発テーマ

支援対象は「感染症対策に貢献する医療機器」と「地域未来構想20の新たな日常に対応する医療機器・ソフトウェア」の2軸です。感染防止に直結する製品だけでなく、遠隔診療・デジタルヘルス関連の開発も対象に含まれるため、情報通信業も積極的に活用できます。

4

対象経費の広範な設定

プラント・機械装置費から人件費・旅費・委託費まで、研究開発に必要な主要経費のほぼ全てを計上できます。外注加工・分析費も対象のため、自社にない分析設備が必要な場合でも外部委託コストを補助対象として申請可能です。

5

大分県医療ロボット・機器産業協議会の会員限定

本補助金は協議会の会員企業のみが対象です。非会員の場合は入会手続きが先決となりますが、協議会への入会により医療機関・大学との連携チャンネルも広がるため、長期的な事業展開においてもメリットがあります。

ポイント

この補助金の核心は「医工連携」という要件にあります。製造業・IT企業単独では申請できないため、申請前に大学や病院との連携体制を公式に確立しておくことが最優先事項です。協議会のネットワークを最大限活用し、パートナー探しから始めることをお勧めします。採択4件という狭き門を突破するには、技術の独自性と社会的インパクトの両面から強い提案書を作ることが重要です。

対象者・申請資格

企業要件

  • 大分県医療ロボット・機器産業協議会の会員であること
  • 中小企業であること(資本金・従業員数の中小企業基本法の定義に該当)
  • 製造業または情報通信業に該当する業種であること

連携要件

  • 大学、医療機関等と連携した研究開発であること
  • 連携先との共同研究契約または協定書等の締結が必要
  • 医療機関のニーズに基づく開発テーマであることが望ましい

開発テーマ要件

  • 新型コロナウイルス感染症対策に貢献する医療関連機器またはソフトウェアの開発
  • 「地域未来構想20」に例示された「新たな日常」に対応する医療関連機器またはソフトウェアの開発
  • 研究・開発・試作のいずれかの段階であること

地域要件

  • 大分県内に拠点(本社または事業所)を有することが望ましい
  • 全国からの申請も受け付けているが、大分県との連携が前提

ポイント

最も厳しい要件は「協議会会員であること」と「医工連携の実績・体制があること」の2点です。現時点で協議会に未加入の場合は入会から着手が必要です。また医療機関との連携は口頭合意では不十分で、書面による連携確認が求められる可能性が高い。申請期間が約1ヶ月と短いため、これらの準備を事前に完了させておくことが採択への近道です。

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申請ガイド

1

ステップ1: 協議会入会確認・加入手続き

大分県医療ロボット・機器産業協議会への入会状況を確認し、未加入の場合は速やかに入会申請を行います。入会審査に数週間かかる場合があるため、最初に対応すべき事項です。

2

ステップ2: 医療機関・大学との連携先確定

大学や病院との連携先を選定し、共同研究の合意を取り付けます。連携機関から「連携確認書」や「共同研究契約書」等の書面を入手することが重要です。協議会事務局に相談すると連携先の紹介を受けられる場合があります。

3

ステップ3: 開発テーマの設定と事業計画書作成

コロナ対策または「新たな日常」のどちらのテーマに該当するかを明確にし、開発内容・スケジュール・期待効果を具体的に記載した事業計画書を作成します。医療現場の課題を明確に示すことが採択審査のポイントとなります。

4

ステップ4: 経費計画の作成

補助対象経費(プラント・機械装置費、原材料費、外注加工費等)を積算し、補助金申請額と自己負担額を整理します。補助率2/3以内・上限400万円の範囲内で収まるよう計画します。

5

ステップ5: 申請書類の提出(2020年10月9日まで)

作成した申請書類一式を協議会事務局に提出します。締め切り直前は窓口が混雑する可能性があるため、余裕をもって提出することを推奨します。

ポイント

申請期間が9月6日から10月9日の約1ヶ月間と非常に短い点に注意が必要です。特に「医工連携の書面化」と「協議会入会確認」は時間がかかるため、公募開始前から準備を進めることが理想的です。事業計画書では「なぜこの製品が医療現場で必要とされるか」を医師・看護師等の現場の声を引用しながら具体的に説明すると説得力が増します。

審査と成功のコツ

医療現場のニーズを数値で示す
審査員が最も重視するのは「社会的必要性」です。連携医療機関から「この機器があれば感染リスクが何%低減できる」「患者1日あたり何分の作業を削減できる」などの具体的な数値・エビデンスを盛り込むことで、採択確率が大きく向上します。
競合製品との差別化を明確に
既存の医療機器・ソフトウェアと何が違うのかを明確に示してください。特許出願中の技術・独自アルゴリズム・大分県内の医療機関に特化した機能など、他社が容易に模倣できない差別化要素を前面に出すことが重要です。
開発フェーズのロードマップを明確に
補助金終了後の事業化計画まで見据えたロードマップを示すことで、「この支援が無駄にならない」という安心感を審査員に与えます。試作→臨床試験→薬事承認→販売という具体的な工程表があると評価が高まります。
連携機関の信頼性を前面に
連携する大学・医療機関の実績・専門性を明記し、共同研究の具体的な役割分担を示します。著名な大学病院や専門医との連携であれば、それ自体が技術の信頼性の証明となります。
予算の根拠を詳細に記載
「なぜこの金額が必要か」を機器の見積書・工数計算書・分析委託費の相見積もりなどで裏付けます。根拠のない予算計上は審査で減点される可能性があるため、全ての経費に客観的な根拠を添付してください。

ポイント

採択率を上げる最大のポイントは「医療現場の声に基づく開発であること」を審査員に伝えることです。書面上の連携だけでなく、医師や医療スタッフとの定期的なミーティングを実施し、その記録を添付資料として提出することも有効です。また4件という採択枠を考慮すると、独自性の高さと実現可能性の高さを両立させた提案が勝負を分けます。

対象経費

対象となる経費

プラント・機械装置費(4件)
  • 試作機製造用の機械・設備の購入費
  • 測定・検査機器の購入費
  • 医療機器プロトタイプ製造設備
  • クリーンルーム等の施設整備費(一部)
原材料費(4件)
  • 試作品製造に使用する材料費
  • 電子部品・センサー等の購入費
  • 医療用素材・部品の調達費
  • 消耗品費(研究開発用)
外注加工・分析費(4件)
  • 外部機関への試験・分析委託費
  • 部品加工の外注費
  • 性能評価・認証試験の委託費
  • 臨床的評価の外部委託費
人件費(3件)
  • 研究開発に従事する自社従業員の給与・賞与
  • 研究補助者・技術者の人件費
  • プロジェクト管理担当者の人件費(従事時間按分)
旅費(3件)
  • 連携大学・医療機関への出張費
  • 学会・展示会への参加旅費
  • 専門家・アドバイザーへの訪問費
謝金・報償費(3件)
  • 外部専門家・アドバイザーへの謝金
  • 医師・看護師等への協力謝礼金
  • ユーザーテスト参加者への謝礼
委託費(3件)
  • 大学・研究機関への研究委託費
  • ソフトウェア開発の一部外部委託費
  • 臨床データ収集の委託費
事務庁費・手数料(4件)
  • 申請・報告書作成に係る事務費
  • 特許出願手数料
  • 認証・登録に係る手数料
  • プロジェクト管理用ソフトウェアの利用料

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 補助事業と直接関係のない一般管理費・固定費
  • 不動産の取得費・建物の建設費(施設整備費は原則対象外)
  • 既存製品の改良・メンテナンス費用(新規研究開発以外の費用)
  • 交際費・接待費・慶弔費
  • 他の補助金・助成金で既に補助を受けた経費(重複申請)
  • 補助事業期間外に発生した経費
  • 代表者・役員への人件費(中小企業の役員報酬は原則対象外)

よくある質問

Q大分県外の企業でも申請できますか?
A

本補助金は大分県医療ロボット・機器産業協議会の会員企業が対象であり、全国からの申請も受け付けています。ただし、補助金の性質上、大分県内の大学・医療機関との連携が前提となる場合がほとんどです。大分県外の企業が申請する場合は、大分県内の医療機関・大学との連携体制を確立することが採択の条件となります。まず協議会への入会手続きを行い、事務局に相談することをお勧めします。

Q協議会に入会するにはどうすればよいですか?
A

大分県医療ロボット・機器産業協議会への入会は、協議会の事務局(大分県庁または産業振興機関)に問い合わせることで手続きを進めることができます。入会審査に一定の時間がかかる場合があるため、申請期間(10月9日)に間に合うよう、なるべく早い段階で問い合わせることを強く推奨します。入会審査の基準や必要書類については事務局にご確認ください。

Qソフトウェア開発のみでも申請できますか?
A

対象業種に「情報通信業」が含まれており、医療関連のソフトウェア・アプリケーションの開発も申請対象です。遠隔診療プラットフォーム、院内感染防止のためのITシステム、患者モニタリングアプリ等のソフトウェア開発プロジェクトも対象となります。ただし「医療関連機器」の開発という位置付けであるため、医療現場での実用性を明確に示すことと、医療機関との連携が不可欠です。

Q補助金の支払いはいつ受けられますか?
A

補助金は原則として事業完了後の精算払いとなります。事業完了後に実績報告書を提出し、審査を経て精算払いの通知が届く形となります。事業実施中は自社資金で立て替えが必要となるため、資金繰り計画を事前に策定しておくことが重要です。資金繰りが懸念される場合は、金融機関の短期融資やセーフティネット保証等の活用も検討してください。

Q採択後に開発内容を変更することはできますか?
A

補助金交付決定後に事業内容・経費の大幅な変更を行う場合は、事前に協議会事務局に相談し、変更申請の手続きが必要となります。軽微な変更は認められる場合もありますが、開発テーマや連携先の変更など本質的な変更は原則として認められません。採択された内容に基づき粛々と事業を実施することが求められます。

Q人件費はどのように計算・申請しますか?
A

人件費は研究開発プロジェクトに実際に従事した従業員の給与等を、従事時間按分で計上します。具体的には、月次の従事時間記録(タイムシート)を整備し、総労働時間に対する研究開発従事時間の割合を計算して人件費を按分します。役員報酬は原則として対象外となりますのでご注意ください。人件費の計算方法については事前に事務局に確認することをお勧めします。

Q既存製品の改良は補助対象になりますか?
A

本補助金は新型コロナウイルス感染症対策への「新たな」取り組みを支援するものであるため、既存製品の単純な改良や維持管理費用は原則として対象外です。ただし、既存の技術基盤を活用しながら新たな機能・用途を追加する場合は、その新規開発部分については補助対象となる可能性があります。申請前に事務局に開発内容を相談し、補助対象として認められるかを確認することをお勧めします。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は大分県医療ロボット・機器産業協議会が運営する地域密着型の補助金であるため、国の補助金や他の地方自治体の補助金との併用については個別の確認が必要です。一般的な原則として、同一の経費に対して複数の補助金を重複して申請することは禁止されており、他の補助金から支援を受けた経費は本補助金の対象経費から除外する必要があります。 活用可能な組み合わせとして検討できるものとしては、まず経済産業省の「ものづくり補助金」があります。ものづくり補助金は設備投資が中心となるため、本補助金で研究開発費を、ものづくり補助金で製造設備投資を賄うという使い分けが理論上可能です。ただし同一プロジェクトとみなされる場合は不可となるため、事業の切り分けを明確にする必要があります。 また、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)や日本医療研究開発機構(AMED)の研究開発助成金との組み合わせを検討する場合も、対象経費の重複がないかを慎重に確認してください。AMEDの「医療機器等における先進的研究開発・製品化等支援事業」は大型の支援が得られますが、採択の競争率が高く申請負担も大きいため、本補助金と同時並行での申請は慎重に判断してください。 併用申請を行う場合は必ず各補助金の事務局に事前相談の上、書面による確認を取ることを強く推奨します。

詳細説明

補助金の概要と背景

本補助金は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大という未曽有の社会課題を受け、大分県が医療機器産業の振興と感染症対策の両立を目指して設けた支援制度です。大分県医療ロボット・機器産業協議会を通じた「医工連携」をスキームの中心に据えており、製造業・情報通信業の技術力と医療現場のニーズを橋渡しすることで、実用性の高い医療機器・ソフトウェアの開発を加速させることが目的です。

「地域未来構想20」は政府が示した地域産業の20分野の成長戦略であり、医療・ヘルスケア分野における「新たな日常」として遠隔医療・デジタルヘルス・感染防止技術等が例示されています。本補助金はこの国家的方針とも合致しており、将来的な市場拡大が見込まれる分野への先行投資を後押しします。

申請要件の詳細

  • 協議会会員であること:大分県医療ロボット・機器産業協議会への入会が前提条件です。非会員の場合は入会手続きから開始が必要です。
  • 中小企業であること:中小企業基本法の定義に基づく中小企業(製造業:資本金3億円以下または従業員300人以下、情報通信業:資本金3億円以下または従業員300人以下)が対象です。
  • 医工連携体制の構築:大学、病院、クリニック等の医療機関との連携が必須です。連携先の選定・合意形成・書面化を事前に完了させておく必要があります。
  • 開発テーマの適合:コロナ対策に寄与する医療機器・ソフトウェアの開発、または「新たな日常」に対応する医療関連製品の開発が対象です。

補助対象経費の範囲

本補助金では以下の経費が補助対象となります。研究開発プロジェクトに必要な経費の大部分をカバーできる点が特徴です。

  • プラント・機械装置費:試作機製造用の設備、測定機器等
  • 原材料費:試作品の製造に使用する材料・部品
  • 外注加工・分析費:外部機関への分析・試験委託費
  • 人件費:研究開発に従事する従業員の給与(従事時間按分)
  • 旅費:連携先への出張費、学会参加費等
  • 謝金・報償費:専門家への謝金、協力者への報償
  • 手数料:特許出願費用、認証取得費用等
  • 事務庁費:プロジェクト管理に係る事務費用
  • 委託費:大学・研究機関への研究委託費

審査のポイントと採択傾向

採択予定は4件程度と少ないため、審査委員に強い印象を与える提案書の作成が不可欠です。採択傾向として以下の観点が重視されると考えられます。

  • 課題の明確性:「なぜこの製品が今必要か」をコロナ禍の医療現場の具体的なデータで示せるか
  • 技術の独自性:既存製品にない機能・性能・コスト優位性があるか
  • 連携の実質性:医療機関との連携が名目上でなく、実際の共同研究として機能しているか
  • 事業化への道筋:補助事業終了後の製品化・販売計画が具体的に描かれているか
  • 費用対効果:申請金額に対して期待される開発成果が妥当であるか

大分県医療ロボット・機器産業協議会について

大分県医療ロボット・機器産業協議会は、大分県における医療機器産業の振興を目的として設立された産学官連携組織です。県内の製造業・IT企業・大学・医療機関等が会員として参加しており、医工連携プロジェクトのマッチングや技術支援、販路開拓支援等を行っています。本補助金はこの協議会の活動の一環として位置づけられており、採択後も協議会のサポートを受けながら研究開発を進めることができます。

申請から採択・事業実施までの流れ

  • 公募開始:2020年9月6日(日)
  • 申請締切:2020年10月9日(金)
  • 審査・採択通知:申請締切後数週間以内に通知(協議会より)
  • 交付決定:採択通知後、補助金交付決定が下り事業開始が可能に
  • 事業実施:交付決定後から指定期間内に研究開発を実施
  • 完了報告:事業完了後に実績報告書を提出し、精算払いを受ける

注意事項

補助金は原則として事業完了後の精算払いとなるため、事業実施中の資金繰りには注意が必要です。特に設備投資額が大きい場合は、金融機関等からの一時的な資金調達を検討してください。また、補助事業期間中は定期的な進捗報告が求められる場合があるため、適切な記録管理を行うことが重要です。不正受給防止の観点から、補助対象経費の証拠書類(領収書・契約書等)は事業終了後も一定期間保管する義務があります。

関連書類・リンク