募集終了全国対象
やや難しい
準備期間の目安: 約60

【大分県医療ロボット・機器産業協議会】医工連携医療関連機器等研究開発推進事業費補助金

基本情報

補助金額
金額未定
募集期間
2020-03-31 〜 2020-05-01
対象地域日本全国
対象業種製造業 / 情報通信業
使途新たな事業を行いたい / 販路拡大・海外展開をしたい / イベント・事業運営支援がほしい / 事業を引き継ぎたい / 研究開発・実証事業を行いたい / 人材育成を行いたい / 資金繰りを改善したい / 雇用・職場環境を改善したい / 災害(自然災害、感染症等)支援がほしい / 安全・防災対策支援がほしい / まちづくり・地域振興支援がほしい / 設備整備・IT導入をしたい / エコ・SDGs活動支援がほしい / 教育・子育て・少子化支援がほしい / スポーツ・文化支援がほしい

この補助金のまとめ

大分県医療ロボット・機器産業協議会が実施する医工連携医療関連機器等研究開発推進事業費補助金は、東九州メディカルバレー構想の一環として、医療・介護・福祉・看護の4分野における新たな医療関連機器やソフトウェアの研究開発を支援する制度です。補助上限額は400万円、補助率は対象経費の2/3以内で、大学等の研究機関や医療機関と連携した県内中小企業が対象となります。プラント・機械装置費、原材料費、外注加工・分析費、人件費などの研究開発経費が助成対象です。医工連携による実用化を見据えた開発計画が求められ、地域の医療課題解決と産業振興の両立を目指す意欲的な事業者にとって、研究開発の初期段階における資金面のハードルを大きく下げる有力な補助金です。

この補助金の特徴

1

補助率2/3・上限400万円の手厚い支援

本補助金は対象経費の2/3を補助し、上限400万円まで支援を受けられます。医療機器の研究開発は一般的に高額な投資が必要ですが、本制度を活用すれば最大600万円規模の開発プロジェクトを自己負担200万円程度で実施可能です。中小企業にとって研究開発の初期投資リスクを大幅に軽減できる点が最大の魅力です。

2

医療・介護・福祉・看護の4分野をカバー

対象分野は医療機器に限らず、介護・福祉・看護分野の機器やソフトウェアも含まれます。高齢化が進む日本において需要が拡大する4分野すべてが対象となるため、幅広い製品アイデアで応募が可能です。ニッチな介護用具やリハビリ支援ソフトウェアなど、従来の医療機器補助金では対象外となりがちな開発テーマにも活用できます。

3

東九州メディカルバレー構想との連携

本事業は大分県と宮崎県にまたがる東九州メディカルバレー構想に基づいており、地域の医療産業クラスター形成を目指しています。協議会のネットワークを通じて大学や医療機関とのマッチング支援も期待でき、単なる資金援助にとどまらない産学官連携の枠組みが整っています。

4

幅広い対象経費で柔軟な予算設計

プラント・機械装置費、原材料費、外注加工・分析費、人件費、旅費、謝金、事務庁費、委託費と、研究開発に必要な主要経費をほぼ網羅しています。外部委託や専門家への謝金も対象となるため、自社にない技術を外部リソースで補いながら開発を進められる柔軟性があります。

ポイント

補助率2/3・上限400万円で医療・介護・福祉・看護の4分野の研究開発を支援。東九州メディカルバレー構想に基づく産学官連携の枠組みがあり、幅広い経費区分で柔軟な予算設計が可能です。

対象者・申請資格

企業要件

  • 大分県医療ロボット・機器産業協議会の会員企業であること
  • 大分県内に事業所を有する中小企業であること
  • 法人格を有し、適切な事業運営能力があること

連携要件

  • 大学等の研究機関と連携していること
  • 医療機関等との共同研究体制が構築されていること
  • 医工連携による開発体制が明確であること

事業要件

  • 医療・介護・福祉・看護の4分野いずれかに該当する機器またはソフトウェアの研究開発であること
  • 新たな製品・技術の開発を目的とした事業であること
  • 事業期間内に成果が見込める実現可能な計画であること

財務要件

  • 自己負担分(1/3以上)の資金調達が可能であること
  • 過去の補助金等で不正受給や未精算がないこと

ポイント

大分県医療ロボット・機器産業協議会の会員企業で、大学や医療機関と連携した県内中小企業が対象です。まず協議会への入会が前提条件となるため、未入会の場合は早めに手続きを進めましょう。

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申請ガイド

1

ステップ1:協議会への入会確認

まず大分県医療ロボット・機器産業協議会の会員であることを確認します。未入会の場合は入会手続きを行い、会員資格を取得してください。協議会事務局に連絡すれば入会要件や手続きの詳細を案内してもらえます。

2

ステップ2:連携先の確保とテーマ設定

大学等の研究機関や医療機関との連携体制を構築します。開発テーマが医療・介護・福祉・看護のいずれかの分野に該当し、臨床現場のニーズに基づいた実用的な開発計画であることを確認しましょう。連携先との役割分担や知的財産の取扱いも事前に協議が必要です。

3

ステップ3:事業計画書の作成

補助対象経費の積算を行い、開発スケジュール、期待される成果、実用化までのロードマップを含む事業計画書を作成します。補助率2/3・上限400万円の範囲で、現実的かつ効果的な予算配分を検討してください。

4

ステップ4:申請書類の提出

協議会事務局が指定する様式に従い、事業計画書、経費明細、連携先との契約書(または覚書)、会社概要等の必要書類を揃えて提出します。記載漏れや添付書類の不足がないよう、提出前にチェックリストで確認しましょう。

5

ステップ5:審査・採択後の事業実施

書類審査やプレゼンテーション審査を経て採択が決定されます。採択後は計画に沿って事業を実施し、経費の支出は補助対象期間内に行います。完了後は実績報告書を提出し、確定検査を経て補助金が交付されます。

ポイント

協議会入会→連携先確保→事業計画書作成→申請→採択後実施の流れです。特に連携先(大学・医療機関)の確保と具体的な開発計画の策定に時間がかかるため、公募開始前から準備を進めることが重要です。

審査と成功のコツ

医工連携の実効性を示す
形式的な連携ではなく、臨床現場の具体的な課題やニーズを起点とした開発計画であることを明確にしましょう。連携先の医療従事者からのヒアリング結果や、現場での実証実験の計画を盛り込むことで、実用化への道筋が説得力を持ちます。
市場性と事業化の見通しを明確に
研究開発で終わらず、事業化・製品化までのロードマップを具体的に示すことが重要です。想定する市場規模、競合製品との差別化ポイント、薬事承認の要否と取得計画、販路開拓の方針など、ビジネスとしての成立可能性を審査員に納得させましょう。
東九州メディカルバレー構想への貢献
本補助金は地域産業振興の側面も持っています。開発した製品が地域の医療課題解決にどう貢献するか、大分県の医療産業クラスター形成にどのような波及効果をもたらすかを具体的に記述することで、事業の社会的意義をアピールできます。
経費の妥当性と効率的な予算配分
上限400万円の中で最大限の成果を出すため、各経費項目の必要性と金額の根拠を明確にしましょう。見積書の添付や市場価格との比較など、経費の妥当性を客観的に示す資料を準備することが採択率向上に直結します。
実現可能性の高い開発スケジュール
事業期間内に確実に成果を出せる現実的なスケジュールを提示しましょう。マイルストーンを設定し、各段階での達成目標を明確にすることで、計画の実現可能性を審査員にアピールできます。

ポイント

医工連携の実効性、市場性・事業化見通し、地域貢献、経費の妥当性、実現可能なスケジュールの5点が採択のカギです。特に臨床現場のニーズに根差した開発ストーリーの構築が最重要です。

対象経費

対象となる経費

プラント・機械装置費(3件)
  • 研究開発に必要な機械装置の購入費
  • 試作品製作に必要な設備の導入費
  • 既存設備の改造費
原材料費(3件)
  • 試作品の製作に必要な原材料の購入費
  • 実験・試験用の消耗品費
  • サンプル作成に必要な部品・材料費
外注加工・分析費(3件)
  • 外部機関への加工委託費
  • 専門機関での分析・試験費
  • 性能評価・安全性試験の外注費
人件費(2件)
  • 研究開発に直接従事する従業員の人件費
  • 研究補助員の雇用費
旅費(3件)
  • 連携先との打合せに要する旅費
  • 学会・展示会への参加旅費
  • 実証実験のための出張旅費
謝金(3件)
  • 外部専門家への技術指導謝金
  • 医療従事者へのアドバイザリー謝金
  • 講演会・研修会の講師謝金
事務庁費(3件)
  • 研究開発に関する資料の印刷費
  • 通信費・郵送費
  • 消耗品費
委託費(3件)
  • 外部研究機関への研究委託費
  • 専門企業へのソフトウェア開発委託費
  • デザイン・設計の外部委託費

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 土地・建物の取得費や賃借料
  • 汎用性のある事務機器(パソコン・プリンター等)の購入費
  • 補助事業期間外に発生した経費
  • 間接経費や一般管理費
  • 飲食・接待に関する費用
  • 他の補助金で助成を受けている経費
  • 自社内取引や関連会社との不適切な取引に係る経費
  • 補助対象事業に直接関係のない経費

よくある質問

Q大分県外の企業でも申請できますか?
A

本補助金の対象は大分県医療ロボット・機器産業協議会の会員企業であり、基本的に大分県内に事業所を有する中小企業が対象です。ただし、協議会の会員要件を満たし入会が認められれば申請の可能性があります。県外企業の場合は、まず協議会事務局に会員資格の要件を確認することをお勧めします。大分県内に事業所の設置を検討している企業は、県の企業誘致施策と合わせて相談すると良いでしょう。

Qソフトウェア単体の開発でも申請できますか?
A

はい、本補助金は医療関連機器だけでなくソフトウェアの研究開発も対象としています。例えば、診断支援AI、電子カルテ連携システム、介護記録管理アプリ、リハビリ支援ソフトウェアなど、医療・介護・福祉・看護の4分野に関連するソフトウェアであれば対象となり得ます。ただし、大学や医療機関との連携体制が必要である点は同様ですので、臨床現場のニーズに基づいた開発計画を策定してください。

Q補助金の交付はいつ行われますか?
A

一般的に、本補助金は事業完了後の精算払いとなります。事業実施期間中に発生した経費を支払い、事業完了後に実績報告書を提出して確定検査を受けた後に補助金が交付されます。そのため、事業期間中は自己資金での立替が必要です。資金繰りに不安がある場合は、つなぎ融資の活用や、事業計画の段階で金融機関に相談しておくことをお勧めします。

Q過去に不採択だった場合、再申請は可能ですか?
A

一般的に再申請は可能です。不採択の場合は、審査でのフィードバックを踏まえて事業計画を改善し、次回の公募に再度申請することができます。特に、連携体制の強化、市場調査の充実、経費積算の精緻化などの改善点を反映させることで採択率が向上します。協議会事務局に相談すれば、改善すべきポイントについてアドバイスを得られる場合もあります。

Q医療機器の薬事承認(認証)取得費用は補助対象になりますか?
A

本補助金は研究開発段階の経費を対象としており、薬事承認・認証の申請手数料そのものは一般的に補助対象外です。ただし、薬事承認に必要な性能評価試験や安全性試験の費用は、外注加工・分析費として補助対象となる可能性があります。薬事戦略は開発初期から考慮すべき重要事項ですので、PMDAへの事前相談費用や規制対応のコンサルティング費用の取扱いについては、申請前に協議会事務局に確認してください。

Q他の補助金と併用できますか?
A

同一の経費項目に対して他の補助金と二重に受給することはできません。ただし、異なる経費項目や異なる事業フェーズであれば、他の補助金との併用が可能な場合があります。例えば、本補助金で研究開発段階の経費を賄い、ものづくり補助金で量産化設備の導入費用を賄うといった使い分けが考えられます。併用を検討する場合は、経費の切り分けを明確にし、事前に各補助金の事務局に確認することをお勧めします。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は大分県独自の制度ですが、国の研究開発支援施策と組み合わせることで開発プロジェクト全体の資金計画を強化できます。ただし、同一経費への二重補助は認められないため、経費の切り分けが重要です。 例えば、ものづくり補助金(中小企業庁)は設備投資に強みがあるため、量産化段階の設備導入に活用し、本補助金は研究開発の初期段階(試作・実験)に充てるという時系列での使い分けが有効です。また、小規模事業者持続化補助金を販路開拓フェーズで活用すれば、開発から市場投入までを一貫して支援を受けられます。 大分県内企業であれば、県の他の産業振興施策や大分県産業創造機構の支援メニューとの併用も検討しましょう。特にJETROの海外展開支援は、医療機器の海外市場進出を見据える場合に相性が良い組み合わせです。 また、AMED(日本医療研究開発機構)の医工連携関連事業は本補助金と趣旨が近いですが、フェーズや規模が異なるため、段階的にステップアップする形での活用が可能です。まず本補助金で基礎的な研究開発を行い、成果を基にAMEDの大型事業に挑戦するというキャリアパスが描けます。

詳細説明

事業の背景と目的

大分県は宮崎県とともに「東九州メディカルバレー構想」を推進しており、医療機器産業の集積を通じた地域経済の活性化を目指しています。本補助金は、この構想の実現に向けて、県内中小企業による医療関連機器・ソフトウェアの研究開発を資金面から支援する制度です。

医療・介護・福祉・看護の4分野における現場課題を技術で解決する「医工連携」のアプローチを重視しており、大学や研究機関、医療機関との連携による実用性の高い開発が求められます。

補助金の概要

  • 補助率:対象経費の2/3以内
  • 補助上限額:400万円
  • 対象分野:医療、介護、福祉、看護の4分野
  • 対象者:大分県医療ロボット・機器産業協議会の会員である県内中小企業

対象となる研究開発

本補助金では、以下のような研究開発プロジェクトが対象となります。

  • 新たな医療機器の開発(診断機器、治療機器、モニタリング機器等)
  • 介護・リハビリテーション支援機器の開発
  • 医療・介護分野向けソフトウェア・アプリケーションの開発
  • 既存医療機器の高機能化・改良に関する研究開発
  • 医療ロボットや自動化システムの開発

申請の前提条件

申請にあたっては、以下の条件を満たす必要があります。

  • 協議会会員であること:大分県医療ロボット・機器産業協議会に入会済みであることが必須です。未入会の場合は事前に入会手続きを完了させてください。
  • 医工連携体制の構築:大学等の研究機関や医療機関との連携が求められます。連携先との役割分担を明確にし、共同研究契約や覚書を締結しておくことが望ましいです。
  • 県内中小企業であること:大分県内に事業所を有する中小企業基本法に定める中小企業者であることが必要です。

対象経費の詳細

補助対象となる経費は多岐にわたり、研究開発の各段階で必要となる費用をカバーしています。

  • プラント・機械装置費:研究開発に直接必要な機械装置の購入・設置費用
  • 原材料費:試作品製作に必要な原材料、部品、消耗品の購入費用
  • 外注加工・分析費:自社で対応できない加工や分析を外部に委託する費用
  • 人件費:研究開発に直接従事する人員の人件費
  • 旅費:連携先との打合せや実証実験のための出張費用
  • 謝金:外部専門家や医療従事者への謝金
  • 事務庁費:研究開発に付随する事務的経費
  • 委託費:外部機関への研究委託費用

東九州メディカルバレー構想との関係

東九州メディカルバレー構想は、大分県と宮崎県が連携して推進する医療機器産業の振興策です。血液や血管に関する医療機器分野を中心に、研究開発から製造・販売まで一貫した産業クラスターの形成を目指しています。

本補助金はこの構想を具体化する施策の一つであり、採択された事業者は協議会のネットワークを活用した産学官連携のメリットを享受できます。開発した製品の事業化に向けた支援や、他の会員企業との連携機会も期待できます。

申請時のポイント

採択率を高めるためには、以下の点に注意して申請書類を作成しましょう。

  • 臨床ニーズの明確化:医療現場の具体的な課題を起点とした開発計画を示す
  • 実用化への道筋:薬事承認の要否を含め、製品化までのロードマップを明示する
  • 連携体制の充実:各連携先の専門性と役割分担を具体的に記述する
  • 経費の妥当性:各経費項目の必要性と金額根拠を明確にする
  • 地域貢献:大分県の医療産業振興への波及効果を示す

関連書類・リンク